#オリンピック
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東京2020オリンピック・パラリンピック
柳田将洋が語るバレー全日本男子の現在地。「速いバレー」の完成度は?
オリンピック過去2大会の出場を逃しているバレーボール全日本男子。東京2020オリンピックに向けて、かつて全日本でもエースとして活躍した中垣内祐一監督が就任したチームには、世界でも通用する選手が名を連ねています。そのチームでキャプテンを務めるのが、柳田将洋選手。2013年から全日本に名を連ね、海外でプロとして活躍するキャプテンに、全日本男子バレーボールチームの現在を聞いた。(取材・文=中西美雁)
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東京2020オリンピック・パラリンピック
リオでの悔しさをバネに、合谷和弘のメダルを賭けた東京への思い
2016年のリオオリンピックから正式種目となった7人制ラグビー(セブンズ)。前後半7分という短い時間で行われるが、ピッチの広さは15人制と変わらないため、スピードと豊富な運動量が求められる競技だ。世界ランキング15位の日本は、リオでの開幕戦で優勝候補のニュージーランドを破り、4位入賞という結果を残した。多くのラグビーファンがその結果に歓喜したが、日本代表として出場した合谷和弘選手は、メダルを逃した悔しさでいっぱいだったという。リオオリンピックでの悔しさをバネに、東京オリンピックでのメダル獲得を目指す合谷選手にリオでの経験、セブンズという競技について話を聞いた。(取材・文 島田佳代子、写真 竹中玲央奈)
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東京2020オリンピック・パラリンピック
堀米雄斗にとってスケートボードは“遊び”? 「楽しんで勝つ人がリスペクトされる」醍醐味
東京2020オリンピックで新たに採用される競技の一つ、スケートボードは、ストリートカルチャーから生まれた文字どおり“新しい”タイプの競技だ。そんな新競技でメダルの期待がかかっているのが、20歳になったばかりの堀米雄斗選手。世界のトップスケーターが集うストリートリーグ で3連勝を飾り、日本人として初めて最終戦スーパークラウンに進出した堀米選手に話を聞いた。 (取材・構成=大塚一樹、取材協力=XFLAG)
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東京2020オリンピック・パラリンピック
52年ぶり五輪のホッケー代表のエース、田中健太が海外へ飛び出た想い
2018年、ホッケーの男子日本代表が新たな歴史をつくった。インドネシア・ジャカルタで行われたアジア大会で初めての優勝を果たしたのだ。同年5月、実績を加味した「開催国枠」で、1968年のメキシコ大会以来、52年ぶりのオリンピック出場を得ていたホッケー日本代表だったが、大陸予選を兼ねたアジア大会で優勝したことで、自力出場の実力があることを証明してみせた。 この快挙を機に、新たな挑戦の一歩を踏み出した選手がいる。日本の中心選手として長年エースとして活躍してきた田中健太がその人だ。30歳にして世界に挑み、東京2020オリンピックでの飛躍を誓う田中選手に話を聞いた。
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東京2020オリンピック・パラリンピック
東莉央・晟良、フェンシングで東京五輪を目指す姉妹それぞれの想い
現在、日本フェンシング協会の会長を務め、次々と改革を打ち出す太田雄貴氏が銀メダルをもたらした2008年の北京オリンピック以降、フェンシングは急激に注目を集めるスポーツになった。ロンドン大会ではフルーレ団体で銀メダルを獲得し、国内でも選手強化、育成が進んでいる。 リオデジャネイロ大会ではメダルゼロに終わったが、東京2020大会では男女ともに若手有望株が数多くいる。中でも10代から世界を舞台に結果を残し、注目を集めているのが姉・莉央(りお)、妹・晟良(せら)の東姉妹だ。切磋琢磨しながら東京2020オリンピック出場を目指す20歳と19歳の姉妹に話を聞いた。
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カヌー
「当たり前のレベルが違う」羽根田卓也の語る日本の今と五輪への展望
オリンピックは、多くの人たちがまだ知らぬ競技に触れる機会でもある。2016年のリオデジャネイロオリンピック男子スラローム・カナディアンシングルでアジア初の銅メダルを獲得した羽根田卓也選手の活躍は、日本ではほとんど知られていなかったカヌー競技の知名度を大きく高めた。“イケメン”ぶりもあいまって一躍時の人になった羽根田選手だが、銅メダルという結果は、幼少期から目指した「理想のカヌー」を追求した結果だった。高校卒業後、世界で戦うために羽根田選手が選んだのは、練習方法はおろか練習場所すらなかった日本を飛び出て、海外で武者修行することだった。文字どおり「道なき道」を歩み続ける羽根田選手に、目標の立て方と達成方法について聞いた。
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陸上
実は大快挙!予想を裏切った1600メートルリレーは、東京で奇跡を起こせるのか
陸上の世界リレー大会が5月11、12日、横浜国際総合競技場で開催された。金メダルの期待を背負った男子400メートルリレー日本代表は予選で3走・小池祐貴(住友電工)とアンカー・桐生祥秀(日本生命)とのバトンミスにより失格になった。放送するTBSの関係者も青ざめたことだろう。しかし、悪いニュースばかりではなかった。
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バスケ
千葉ジェッツの自前アリーナは“夢物語”!?試される、戦略的資本提携
男子バスケットボール日本代表が開催国枠で44年ぶりとなるオリンピックへの出場を決めた。得点力のある210センチのニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)の日本国籍取得とともに、多くの関係者が要因の1つとして挙げたのは国内のBリーグの成長だった。
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水泳
競泳日本代表の吉凶を占う。ピーキングからみる2020
2020年東京五輪で活躍が期待される日本の競泳にあって、首脳陣が危機感をあらわにした出来事があった。4月上旬の日本選手権。五輪を占う意味でも注目される世界選手権(7月・韓国)の代表選考会を兼ねた大会で、全体的に物足りない結果に終わったのだ。やきもきしたファンも多いのではないか。ただここで、一つの考え方として、低調な成績がまだ五輪の1年以上前で良かったとも捉えることができる。どの時点で調子をピークに持っていくか。競泳ニッポンをあえて「ピーキング」という観点で見れば、今回の日本選手権は必ずしも悲観すべきものではないのかもしれない。
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ゴルフ
女子ツアーで日本人選手が絶好調の理由は黄金世代の台頭と東京五輪!?
2019年の女子ツアーは、開幕戦の「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」で地元沖縄出身の比嘉真美子が勝利を挙げたのを皮切りに、2戦目の「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」が鈴木愛、3戦目の「Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント」が上田桃子、4戦目の「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」が河本結、5戦目の「ヤマハレディースオープン葛城」が成田美寿々と、日本人選手が開幕5連勝を飾った。
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ゴルフ
タイガー・ウッズの復活による、「ZOZO CHAMPIONSHIP」そして東京五輪への期待
2019年の「マスターズ」は、タイガー・ウッズの劇的な復活優勝で世界中が熱狂した。ウッズは2018年9月の「ツアー選手権」で5年ぶりの勝利を挙げていたとはいえ、メジャー優勝は2008年6月の「全米オープン」以来、10年以上遠ざかっており、本命視されていたわけではなかった。
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サーフィン
五十嵐カノアがサーフィン初の 金メダルを目指す理由
2019年のサーフィンのチャンピオンシップツアーが始まった。12月まで世界中で全11戦が行われ、上位10位までの選手が2020年東京オリンピックの出場選手となる。初めてオリンピックの競技種目となった大会への出場は、誰もが目指すところだろう。だが、そのなかでも誰よりも熱い思いで東京を目指しているのは、チャンピオンシップツアーに参戦する唯一の日本人選手、五十嵐カノアだろう。
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オールスポーツ
“忖度”では世界と戦える組織は生まれない 日本のスポーツ界は人材を活性化せよ!
3月末、団体球技リーグの組織で構成された、一般社団法人日本トップリーグ連携機構の総会が開催。その席で会長の川淵三郎氏がスポーツ界の人材不足を指摘した。「過去の経験者だけを集めればいいというわけではない。ビジネスなどいろんな知識を学んだ優秀な人材を集めなければいけない」。ラグビーワールドカップやオリンピック・パラリンピックなど世界的なビッグイベントが続く日本のスポーツ界。この盛り上がりを未来へつなげていくにはどのような人材が必要なのだろうか? 横浜DeNAベイスターズ初代球団社長でスポーツビジネス改革実践家の池田純氏が自らの持論を語った。
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東京オリンピック・パラリンピック
ブラジルのトップ・パラスイマーはF1レーサー並のスポンサード!?
世界最高峰のパラアスリートたちに迫るIPC & WOWOW パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」はこれまでシーズン3を放送し、世界各国の計24人のパラアスリートを紹介してきた。その番組のチーフプロデューサーを務める太田慎也氏に、世界のパラアスリート事情を聞いた。暮らしぶり、練習環境に違いはあるのか?(取材・平辻哲也)
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サーフィン
五十嵐カノアがサーフィンをレジャーからスポーツに変える!
2020東京オリンピックの最有力メダル候補と言っていいだろう。カリフォルニア生まれ、カリフォルニア育ちの五十嵐カノアは、日本人としてオリンピックに出場する。
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バスケットボール
13年ぶりのワールドカップ出場決定!日本のバスケ界にはNBAも認める1万人のアリーナが必要
2月25日、アジア地区2次予選でカタールを破り、8月に中国で行われるFIBAバスケットボールワールドカップ本戦への出場を決めたバスケットボール日本代表。13年ぶりの出場となるが、前回は自国開催での出場。自力での出場となると実に21年ぶりとなる快挙だ。Bリーグがスタートして3年目。ここから東京オリンピックまでの2年間で日本でバスケットボールの人気がどこまで盛り上がるか? 横浜DeNAベイスターズ初代球団社長であり、スポーツビジネス改革実践家の池田純氏もその動きに注目している。
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パラリンピック
「自分自身を語れますか?」パラアスリートが体現する、人生の指針
「WHO I AM」。このタイトルにパラアスリートの真髄が隠されている。「『超人』と言ってしまうと『我々とは違う世界にいる違う人たち』になってしまう」。そう語るのは、WOWOWのチーフプロデューサー太田慎也氏。当初はパラアスリートを色眼鏡で見ていたというが、価値観はどう変わっていったのか? また「これが自分だ!」というタイトルに秘められた思いとは?
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東京オリンピック
私たちは東京オリンピックをどこまで知っているのか? 組織委員会に訊く大会の“成功”と“価値”とは
いよいよ来年に迫った、東京2020オリンピック・パラリンピック。この世紀の祭典に向け少しずつ盛り上がりを見せてきていることは、おそらく多くの人が感じていることだろう。2020年、世界中から集まったトップアスリートたちが、日本中を熱狂と感動に包んでくれるに違いない。だがホスト国の一員である私たちは、オリンピック・パラリンピックを“ただ楽しむ”だけでいいのだろうか? 私たちはこの大会の土台となる考え方をどれだけ知っているのだろうか? “一過性”の盛り上がりではなく、本当の意味で成功に導くために求められることとはいったい何だろうか? 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会でスポークスパーソンを務める高谷正哲氏に話を聞いた。