感染対策のため取材のルールも異例ずくし。写真はテニス競技(有明テニスの森公園)のミックスゾーンでの様子 (C)共同通信
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異例づくし、徹底管理の五輪取材の裏側。選手の表情と肉声を拾えない葛藤と現実

選手がテレビカメラや記者を前に、勝因を興奮冷めやらぬまま雄弁に語ったり、自らの頭の中を整理するように敗因を述べたりする場が「ミックスゾーン」である。04年アテネオリンピックの競泳男子100メートル平泳ぎで金メダルを獲得した北島康介が感情を全部さらけ出すように「超気持ちいい」と心から発したコメントなど名場面も多い。オリンピックでは、基本的に選手はミックスゾーンを通らなくてはならないとのルールも存在する。その場には歓喜、落胆、怒号、葛藤など様々な感情が入り乱れる。

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