#オリンピック
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スポーツビジネス
池田純氏×小泉文明氏対談・第四回「オリンピック後、日本のスポーツビジネスが目指すべき未来の提示」
横浜DeNAベイスターズ初代球団社長で一般社団法人さいたまスポーツコミッション会長を務める池田純氏とフリマアプリ大手メルカリ会長でサッカーJ1・鹿島アントラーズ社長の小泉文明氏の対談が、昨年12月に東京ビッグサイト青海展示場で開催された「レジャージャパン2019」で実現した。VICTORYではその模様を全4回にわたって紹介する。最終回である第四回は東京五輪、そして大会後の日本のスポーツビジネスの行く先について熱く語った。
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オリンピック
札幌移転狂想曲 ~こうしてオリンピックは札幌に~
2019年もあと数日、年が明ければ2020年。しごく当たり前の話だが、スポーツ界にとっては記念すべき年の幕開けである。しかし、どこか喜べない。その理由はオリンピックの華といわれる“マラソン”が、急転直下、札幌で行われることになったからだ。 マラソンがオリンピックの華?冗談でしょ?という声も若い人を中心に聞こえるかも知れないが、IOCは会場を札幌に変えても最終日の種目から外すのを拒否した。オリンピックの最後はマラソンで締める。マラソンが特別な存在なのは否定しようがない事実なのだ。
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ゴルフ
東京五輪に配慮の女子ツアー、2試合減も渋野効果で賞金総額大幅アップの大会増の大盛況!
日本女子プロゴルフ協会が2020年のツアー日程を発表した。2019年は39試合が開催されたが、2020年は東京五輪に配慮し、2試合減の37試合というラインナップになった。
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アメフト
日大アメフト部タックル騒動 ~有象無象の主導権争いの果てに
今月、日大アメフト部が今シーズンのリーグ戦を圧倒的な強さで全勝し終了した。 特に11月15日に東京地検立川支部から前監督と前コーチが嫌疑不十分で不起訴処分が決定した後の2試合は41-3、48-27と何かに怒りをぶつけるかのように闘志あふれるプレーで圧勝。しかし、全勝ではあるが下位グループ降格をしている日大アメフト部には日本一への道は閉ざされている。 不起訴となった”あの事件”をもとに日大を降格させたのは関東学連。しかし、現在まで日大の名誉を回復する処置は何も行われていない。
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陸上
流行語に選ばれたにも関わらず幻に。MGCとはなんだったのか
今年1年間で最も話題になった言葉を選ぶ年末恒例の「ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート30語の中に、「MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)」が入った。今年3月に第一生命が発表した「子どもが将来なりたいと夢見る職業ランキング」でも「陸上選手」は7位で初のランクイン。再び陸上の人気が高まっていることを印象付ける出来事となった。
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陸上
キプチョゲが「2時間の壁」を崩壊させ、高速化の波は止まらなくなるのか
フルマラソンで人類初の2時間切り達成というニュースが10月12日、世界中を駆け巡り陸上ファンを驚かせた。2時間1分39秒という現世界記録を持つエリウド・キプチョゲ(ケニア)が、記録は非公認とはいえ、1時間59分40秒で走ったのだ。
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陸上
王者が“キング・オブ・アスリート”とよばれる十種競技の本当の凄み
今年の世界陸上で日本陸上競技連盟による〝誤内定〟のゴタゴタ騒動でも話題になった男子十種競技。その渦中の代表選手・右代啓祐(国士舘クラブ)が取り組んでいる十種競技の日本における知名度、人気は高いとは決して言えない。
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東京2020オリンピック・パラリンピック
仏国で得たプロ意識を。ハンド・土井レミイ杏利が描く東京での躍動
開催国枠により1988年のソウル五輪以来32年ぶりの五輪出場を決めたハンドボール男子日本代表。東京五輪まで残り1年を切り、変革を遂げて強化のスピードを加速させている。指揮を執るダグル・シグルドソン監督は現役時代にアイスランド代表として通算215試合に出場し、日本リーグの湧永製薬でもプレー。指揮官としては2015年に世界最優秀監督にも選出された。そんな世界的名将のもとで躍進を狙う中で重要となってくるのが主将の存在だ。その大役を任されたのが、フランス人の父と日本人の母との間に生まれ、日本で生まれ育ち、フランスのトップリーグでプレーを続けてきた土井レミイ杏利だ。波乱万丈の歩みと日本代表にかけるほとばしる情熱を紹介したい。(取材・文=高木遊、写真=竹中玲央奈)
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テニス
実りの秋に、実りの日本テニス。新たなる2020年代での飛躍への布石にできるか!?
実りの秋というけれど、2019年の秋は、日本テニス界にとって大きな収穫のあった実り多きシーズンとなった。
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東京2020オリンピック・パラリンピック
北條巧、トライアスロン転向4年で日本一となったホープが目指す理想像
幼い頃から親しんできたのは競泳だったが、思うように結果が残せずもどかしい日々を送っていた。そんなもどかしい時期にひょんなことからトライアスロンと出会い、わずか4年で日本選手権を制するまでの急成長を遂げた北條巧選手(博慈会、NTT東日本・NTT西日本所属)。そんな男子トライアスロン界期待のホープに、転向の経緯や急成長の要因、東京五輪への思いを聞いた。(取材・構成=高木遊)(写真・撮影=竹中玲央奈)
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オリンピック
オリンピックの裏側を覗いてみた 巨大なスポンサーが生み出す現実
東京オリンピックまで1年をきり、テレビやインターネットで盛んに宣伝されるオリンピックのチケットプレゼント。多いものでは1万2020枚、ほかにも2020枚、1000枚、100枚、50枚とたくさんの企業がプラチナチケットをぶらさげて宣伝を繰り返している。こうしたチケットをつかったプロモーションは、もちろんどんな企業でもできるものではない。ワールドワイドオリンピックパートナーと呼ばれるIOCのスポンサー、そしてゴールドやオフィシャルという呼び名で区分けされる東京大会のスポンサーに限られているのだ。
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体操
体操日本代表、東京五輪メダルへ黄色信号か?内村航平と白井健三は東京オリンピックに出場できるのか
長く世界に君臨したキングと、その後継者として期待されたひねり王子が苦況にあえいでいる。体操でロンドン、リオデジャネイロオリンピック個人総合2連覇の内村航平と、リオオリンピック団体総合金メダルメンバーの白井健三。10月4日にドイツ・シュツットガルトで開幕する世界選手権の5人の代表に、ともにその名はない。春からの代表争いに予想し得ない展開で敗れ去り、世界舞台に上がることすらかなわなかった。日本体操界の2枚看板に何が起きたのか、そして果たして来年の夏、新設された有明体操競技場での東京オリンピックで2人の雄姿は見られるのか。
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東京2020
屋根が作れないから人工雪!? 東京五輪の暑さ対策はこれで大丈夫なのか
9月13日、2020年東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会がカヌーやボート競技が行われる海の森水上競技場の観客席に降雪機で人工雪を降らせ、暑さ対策になるかどうかの実験を行った。解決策としてはいまひとつだったようだが、五輪まで1年をきって今更ながらのこの対応。横浜DeNAベイスターズ初代球団社長であり、スポーツビジネス改革実践家の池田純氏はどのように見ているのだろうか。
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東京2020オリンピック・パラリンピック
日本競泳陣メダルの可能性。世界水泳での結果が東京五輪に及ぼす影響
東京オリンピックを翌年に控えて行われた世界水泳で、瀬戸大也をはじめとする競泳日本代表は大きな成果を残した。その成果は来年のオリンピックでどのような影響を及ぼすのだろうか。シドニーオリンピック以来、多くのメダルを獲得してきた日本競泳陣の未来を考察する。(文=田坂友暁)
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東京2020オリンピック・パラリンピック
ゴールボール女子3大会ぶり金へ、欠端瑛子は回転投げで飛躍を誓う
目隠しをしたまま鈴の入ったボールを相手ゴールに投げ入れ、得点を競うゴールボール。1チーム3人で行われる視覚障がい者のスポーツで、守備側は音を頼りに全身を使ってゴールを守る。この競技において、日本は2012年のロンドンパラリンピックで初の金メダルを獲得した。次のリオパラリンピックでは5位に終わったものの、強豪国として世界に名を馳せている。そして2020年、2大会ぶりの金メダル獲得に向けてキーマンとなるのが、欠端瑛子だ。彼女の武器である回転投げは、世界屈指の技術レベルを誇っている。そんな欠端選手に、ゴールボールとの出会いや過去2大会のエピソード、そして2020年への想いを伺った。(取材・構成=竹中玲央奈)(写真・市川亮)
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東京2020オリンピック・パラリンピック
10ヶ月でアジア新!パラ界の新星、井谷俊介 「1秒の差は縮められる」
2018年1月から本格練習を始め、その年10月の「インドネシア2018アジアパラ競技大会」の男子100m予選でアジア記録を樹立して優勝。短距離界に彗星のごとく現れたパラアスリートが、井谷俊介(24=SMBC日興証券)だ。今年7月の「パラ陸上 関東選手権」では男子200m(義足T64)で23秒80のアジア新をマークして優勝し、2つのアジアタイトルを保持する。東京パラリンピック期待の超新星を、BS朝日「Withチャレンジド・アスリート〜未来を拓くキズナ〜」(第4土曜・午前9時 ※今回の放送は第5土曜)とともに取材した。(取材・構成・平辻 哲也)
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東京2020オリンピック・パラリンピック
上山友裕、リオ・パラアーチェリー入賞の秘訣は「弱さを見せる強さ」
東京パラリンピック競技の一つ、パラアーチェリー。狙いを定めて、矢を放つ。必要なのは平常心と集中力、つまり自分との戦いだ。この競技で金メダルを期待されているのが、上山友裕選手(31歳)。リオパラリンピックでは初出場で5位、去年のアジアパラ競技大会ではミックス戦で銀メダルを獲得し、国内トップ選手として走り続けている。2020年、パラアーチェリー競技本番が開始される8月28日に33歳の誕生日を迎える彼は、1年半後のイメージを「自分が生まれた日に、伝説を生んでいく」と語る。そんな上山選手に、競技に対する価値観や、夢への原動力、2020年への思いをインタビューした。(取材・構成=久下真以子)
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東京2020オリンピック・パラリンピック
新国立競技場の民営化にサッカー協会が乗り出す!? いまさら議論が始まっている「アフター2020問題」
東京五輪・パラリンピックのメインスタジアム、新国立競技場の大会後の民営化について、日本サッカー協会の田嶋幸三会長が運営権取得に関心のある事業者への日本スポーツ振興センター(JSC)の意向調査に応募したことを明らかにした。「本来、建設前に決めておくべきことをなぜいまさら……」と、横浜DeNAベイスターズ初代球団社長であり、スポーツビジネス改革実践家の池田純氏がこの問題について語る。