#鈴木健吾
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陸上
「東京マラソン2021」でキプチョゲの快走が実現したワケ【早野RDインタビュー前編】
今年3月に行われた「東京マラソン2021」は大袈裟ではなく、日本のスポーツ界にとって〝歴史的な1日〟になった。 コロナ禍のなか、男女の世界記録保持者とともに約2万人ものランナーがTOKYOを駆け抜けた。男女で大会記録が誕生すると、東京駅前のフィニッシュには3年ぶりとなる〝感動シーン〟が続いた。 世界的なパンデミックのなか、東京マラソン2021はいかにして〝完遂〟したのか。東京マラソンのレースディレクターである早野忠昭氏(以下、早野RD)に話を伺った。
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陸上
日本陸上界が抱える報奨金の大幅減額問題~選手の活躍と反比例するボーナス
陸上のトラックシーズンが本格化し、花形種目と言える男子100㍍をはじめ、楽しみな季節になってきた。今季のメインイベントは7月に米オレゴン州ユージンで開催される世界選手権。9月に予定されていた杭州アジア大会(中国)が延期になった分、余計に注目が集まりそうだが、大会を前にして残念な知らせが舞い込んだ。日本陸連が世界選手権の成績優秀者に与える報奨金が大幅に減ったのだ。長引く新型コロナウイルス禍の影響を受けた形で競技団体の苦悩が垣間見えるが、選手のボーナスカットは安直な印象も与える。若手には2024年パリ五輪を見据えて有望株が出てきており、報奨金の減額を意に介さないような活躍ぶりが待望される。
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マラソン
コロナ禍での開催に踏み切った東京マラソン2021が日本のスポーツ界を変える
TOKYOに熱気が戻ってきた。3月6日に行われた東京マラソン2021。約2万人のランナーが東京を駆け抜けるシーンに興奮した方も多かったのではないだろうか。
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マラソン
1億円を手にできなくても、日本記録保持の実力が鈴木健吾に未来をもたらす!
今回が最後となったびわ湖毎日マラソンは空前絶後の記録ラッシュで幕を閉じた。その主役となったのが25歳の鈴木健吾(富士通)だ。大迫傑(Nike)が昨年3月の東京マラソンで打ち立てた2時間5分29秒の日本記録を30秒以上も塗り替える2時間4分56秒を叩き出した。