
サッカー
[U20W杯]多様性の複雑さと可能性、多言語からなる『南アフリカ国歌』
いよいよU-20ワールドカップが開幕。日本の初戦は南アフリカだ。ここでは、試合前に行われる「国歌斉唱」を出発点に、その国の背景を俯瞰する。対戦国に対するリスペクトを込めて、しばし耳を傾けてみたい。
江戸川大学教授 元福岡ソフトバンクホークス取締役 2017/05/22 14:43
以前観た映画、インビクタスを思い出しました。当時よりはだいぶ、改善されたと思いますが、アパルトヘイトとその後に続く貧困と怨恨の連鎖による悲劇が、まだまだ続く南アフリカ。スポーツの、人々の心を結びつけるチカラへの期待は大きいのだと思います。
もっと読む(株)TSUBASA代表取締役 2017/05/21 11:58
5種類の言語が使用されている国家と、その国家を子どもの頃から全員が歌えるように教育されている国民。国旗に込められた意味も含めて、差別からの解放を目指す南アフリカという国の、明確な意志を感じることができる。「差別」に対する感度の低い我々日本人にとっても、差別に対して考える機会となる、とても良い視点の記事。
もっと読むライター/コラムニスト 2017/05/22 08:44
5種類の言語で歌われていたとは知りませんでした。そして「戦いも争いも追い払いたまえ」という、なんと素晴らしい歌詞。今、世界は「グローバル化」というスローガンとともに何でもかんでも同じであること、同じになることが求められていますが、南アフリカの国歌は「同じにするのではなく、違いをそのまま受け入れて尊重することの大切さ」を教えてくれているような気がします。
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