
野球
菊池雄星に「人生最後の試合になってもいい」と言わしめた甲子園の清と濁
8月3日、西武ライオンズの菊池雄星は日本人左腕史上最速となる158キロの一球を投じた。「腕が壊れても最後までマウンドにいたかった」。高校時代の菊池はそう話したというが、彼がキャリアを棒にするような負傷をしていたら、この新記録は生まれていなかった。菊池がそのキャリアをささげてもいいと口にした甲子園という舞台。その光と闇を、野球ライターの氏原英明氏が綴る。
漫画家・コラムニスト 2017/08/07 10:56
高校球児にとって甲子園は、それまでの人生の最高潮。「ここで壊れてもいい」という気持ちにリミットはかけられない。大人がかけてあげないといけない。
もっと読むスタンフォード大学フットボールコーチ 2017/08/08 12:53
自分の将来がありながら、『この試合が最後になってもいい!』と言うのが、高校生。それを止めるのが指導者。今年の夏の甲子園出場校のうち、花巻東高校の指導者のように、プレイヤーの将来を考えられる指導者が何人いるだろう。。。?
もっと読む2017/08/05 08:27
夏の甲子園全試合取材観戦をすうようになって今年で15年目を迎えます。前半は「清」でしか見ていなかったと思います。感動ばかり伝えていましたが、年を経るごとに「濁」を感じるようになりました。でも、批判ばかりしてた当初から、そこに未来はないと感じましたので、ここ数年はどうしたらよくなるかばかり考えています。この記事は読者にもうひとつの見方というものを提示できたらと思い執筆しました。「誰よりも高校野球に詳しい」という自負はありませんが、真面目に取材実績は重ねてきたと思うので、昨今の高校野球批判原稿にありがちな、取材現場にはいってないけど、PVのために甲子園を批判しようという記事にはなっていないと思います。ご意見のほど、よろしくお願いします。
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