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池田純コラム:指導者に対する明瞭な評価制度を。球界に求められる「普通の」人事 

5年間務めた横浜DeNAベイスターズ球団社長の職を辞し、「定職」から離れた立場で様々なスポーツに関わっている池田純氏。ベイスターズの社長職にある頃から、池田氏の胸にあったのはスポーツの将来に対する危機感でした。「スポーツビジネスの教科書」第十回のテーマは、「指導者に対する明瞭な評価制度を」です。

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コメント(2)

  • 3
    森本美行

    fangate(株) 代表取締役/一般社団法人日本スポーツマンシップ協会理事 2017/11/22 00:00

    今野球の仕事に関わっているが、野球界の方々と指導者ライセンスの話をすると、日本サッカーのライセンス制度に対してかなりのリスペクトを感じる。ただ、制度設計と取り組んだ時期に関しては素晴らしいと思うが、それが世界の強豪国、育成及び普及に成功した国々のシステムと比較すると十分ではないと思う。ドイツのブンデスリーガでは30代の監督が6人もいる。彼らは、トップトップのプレーヤー経験が無くてもその理論とコミュニケーション能力で他を圧倒する”ラップトップ監督”と呼ばれている。テクノロジーを駆使する、若い監督を育てる仕組みは現在のライセンス制度には見当たらない。選手を育てるのは指導者だ。指導者がもっと変わる、もっと成長することによって選手も、そのチームも一緒に成長するはずだ。野球、サッカー、その他の競技の専門技術はさておき、マネジメント、分析能力という分野を絞って共通した指導者養成コースが出来ても良いと思う。

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  • 1
    田中智也

    2017/10/28 21:06

    明確な指導理論、また実践向きなコーチなのか育成向きなコーチなのかそういうところできちんとしたデータが欲しいですね。指導者がある程度候補が出たなら就職面接みたいなものを持ち込むのも面白いかもしれませんね。コーチ人事に競争原理持ち込めばより良い野球界になるような気がします。

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