#NPB
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野球
投手?野手?熟練スカウトの想像を超えた大谷翔平の二刀流
大谷翔平はWBCで投打に渡る活躍を見せて優勝に導き、大会MVPにも選出された。今や世界一と言える選手になったが、これほどまでになることを誰が予想したことだろう。高校時代を知るプロスカウトたちの見立てを大幅に上回った大谷翔平の成長ストーリーを振り返る。
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野球
WBCはW杯になれない⁈ ビジネス的側面から見た課題と可能性
2月17日付の米紙ロサンゼルスタイムズ(電子版)にセンセーショナルな見出しが躍った。 「WBCは、決してW杯にはなれない」ー。 宮崎市内での強化合宿からテレビ、新聞などが大々的に報じている第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。大谷翔平投手(エンゼルス)やダルビッシュ有投手(パドレス)の参戦で盛り上がりを見せる日本とは対照的に、優勝候補の筆頭である米国の有力紙がそう言い切るのだから“温度差”はかなり大きい。
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野球
重要なのは第2先発。もし自分が監督だったら‥五十嵐亮太が“投のキーマン”にあげた意外な名前
開幕までおよそ1カ月となった第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。現役時代は投手として日米球界で23年間にわたってプレーし、引退後は解説者、コメンテーターとしてさまざまな媒体で活躍する五十嵐亮太氏に、前回の野手陣に続いて侍ジャパンの投手起用について「監督目線」で語ってもらった。
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プロ野球
ハード面の充実で2年目の新庄監督が目指す日本一 〜ビッグボスを卒業したその先
今季のプロ野球はオリックスの日本一で幕を閉じ、ストーブリーグに突入した。来シーズンに目を移すと、見どころの一つが新球場で開幕を迎える北海道日本ハムファイターズの戦いぶり。2季目に入る新庄剛志監督が優勝を狙うと公言している。ただ今秋、新球場に規則上のミスが発覚し、一騒動起きた。驚くべき基準地価の変化に見られるように、地域活性化の目玉といえる施設。期待は大きいだけに、余計にチームの躍進が待望される。
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プロ野球
不撓不屈のベイスターズ 9月反撃を確信させる“デスターシャ騒動”と“戦力的伸びしろ”
横浜DeNAベイスターズがセ・リーグ2位でシーズン最終版となる9月を迎えた。7月4日時点で最大17.5あった首位・東京ヤクルトスワローズとのゲーム差を4まで縮めて迎えた8月26日からのスワローズとの直接対決では痛恨の3連戦3連敗を喫したが、三浦大輔監督は「まだゲームセットじゃない。心を一つにもう一回、反撃できるようにやる」と言葉に力を込めた。果たして、再反撃、そして逆転Vを後押しする“上がり目”が今のDeNAにあるのか。ポジティブなファクターとして「団結力」と「復帰戦力」の存在が挙げられる。
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プロ野球
球春到来も静かな沖縄キャンプ。ホテルに缶詰の野球選手と、選手の来ない夜の街
年末年始の帰省ラッシュや旅行者の増加などの影響もあり1月初めに起きた新型コロナウイルス感染症の感染拡大のため、1月9日から「まん延防止等重点措置」が適用されていた沖縄県。2月20日の期限をもって解除され一時期の感染状況からすると落ち着きは見せてきているも、以前であれば観光産業などで盛り上がっていた国際通りをはじめ、夜の街の賑わいは無いに等しい状況が続いた。
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プロ野球
コロナ下で迎えた2年目のプロ野球キャンプ。球団、ファン、メディアに求められる“厳戒態勢”と、球界が有観客での実施にこだわる理由
プロ野球のキャンプが宮崎、沖縄両県で2月1日に一斉に始まった。昨年に続いて新型コロナウイルス感染が拡大する中で、2年ぶりに観客を入れての実施となったが、選手や首脳陣に感染者が相次ぐなど厳しい状況を強いられている。各球団はどのように対応して、この苦境を乗り切ろうとしているのか。そして、日本野球機構(NPB)が目指す観客上限なしでの3月25日開幕は実現するのか。コロナ下のプロ野球キャンプにおけるチーム、ファン、メディアの“厳戒態勢”をリポートする。
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野球
ヤクルト愛か、優勝か。歴史を作った最強助っ人・バレンティンの不本意な最後
「本日は日本のファンの皆さんに、日本球界からは引退することを伝えたいと思います」。東京ヤクルトスワローズと福岡ソフトバンクホークスで計11年間プレーし、NPBの歴代外国人選手では4位の通算301本塁打を放ったウラディミール・バレンティン(37歳)が自身のツイッターでそう呟いたのは、日本時間で1月23日の早朝のことだった。
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野球
中田選手の移籍に関して、ジャイアンツファンが思うこと
北海道日本ハムファイターズの中田翔内野手が、ジャイアンツへ無償トレードされた一件は、8月20日の移籍発表から時間が経った今なお、多くの議論を呼んでいる。 ほとんどの野球ファンにとって、まさかと耳を疑う電撃移籍だった。8月4日にチームメートに対する暴行問題を起こして自宅謹慎処分となった中田選手。その詳細はおおやけにされていないが、試合前のベンチ裏で同僚選手に暴力行為を行ったとされている。
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野球
横浜DeNA初代球団社長・池田純とホリエモンが語るスポーツによる地方創生ー。そして新球団創設とプロ野球16球団構想のかかわり
プロ野球・横浜DeNAベイスターズ初代球団社長で男子プロバスケットボールB3さいたまブロンコスのオーナーを務める池田純氏(45)が、プロ野球独立リーグ・九州アジアリーグ参入を目指す福岡北九州フェニックスを設立した実業家・堀江貴文氏(48)と音声配信サービス「ZATSUDAN」で対談した。「横浜未来都市経営研究所」という都市経営の在り方を考える組織を立ち上げた池田氏は、堀江氏の著書「東京改造計画」の“兄弟本”ともいえる新著出版を計画していることを明かすなど、スポーツやエンターテインメントを活かした10年後の街づくりを構想していることを吐露。さらに、話題は堀江氏による新球団創設の裏側、その先にある“16球団構想”とのかかわりにも及んだ。
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野球
なぜプロ野球選手は不倫がバレても、ほぼほぼスルーされるのか
不倫は洋の東西を問わず、結構バレるもので、それなりの話題になる。それをきっかけにイメージがガタ落ちし、タレント生命の危機に立たされる芸能人も少なくない。コンプライアンス遵守が求められる昨今、息苦しさを感じないこともないが、スマホ全盛の現代は、一億総監視社会の様相。とかく有名人には窮屈な世の中だ。
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野球
高3時の“ザウス”以来のスキーに熱狂、コーチングへの興味…五十嵐亮太は第二の人生をどう生きるか
プロ野球生活は23年を数え、日米通算906登板を果たした末に、昨季41歳でユニフォームを脱いだ鉄腕・五十嵐亮太。プロ野球選手の“平均寿命”は9年、引退時の平均年齢は29歳と言われる厳しい世界において、五十嵐は馬車馬のごとく“よく働いた”。しかし、長い長いストイックな日々に終止符を打った今、彼は決して燃え尽き症候群に陥っているわけではない。第二の人生を、五十嵐亮太はどう生きるのか――。その問いに自問自答しながら、好奇心の赴くままに、かつての“やんちゃな”五十嵐らしく明るく、新たな一歩を踏み出し始めた。
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野球
メジャー経験を経て強くなった男、五十嵐亮太
2000年代初頭には当時日本球界最速の158kmを記録し、日米通算906もの試合において、リリーフ一筋で腕を振り続けた剛腕にして鉄腕、五十嵐亮太。剛速球がトレードマークの男は、その自身のアイデンティティを23年の現役生活で誇示し続けた。それは、飽くなき向上心と好奇心、そして進化と変化に対する渇望の産物だ。アメリカで残した成績の成否によってではない。メジャーリーガーとしての“経験”が、五十嵐亮太をさらに強くした。そんな、五十嵐亮太の野球人生とこれからに迫る。
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野球
15年ぶりのジャイアンツ帰還! 桑田コーチに期待したいこと
ジャイアンツの一軍投手チーフコーチ補佐に、桑田真澄さんの就任が発表された。 自身が恩師と仰ぐ故・藤田元司氏が背負った73を背負うことになり、「藤田さんに恥じないように、指導者としてもエースになれるようにやっていきたい」と語った。 待ちに待ったレジェンドOBの初入閣に、歓喜のG党はもちろん、ジャイアンツOBやプロ野球関係者から期待の声が次々と上がり、一時ネットはお祭り状態に。
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野球
最後の近鉄投手・近藤一樹がトライアウトを決断。球界再編、戦力外、タイトル獲得を経た野球人生。「近鉄としての『血』は流れてる」
今年も多くのプロ野球選手が球団から戦力外通告を受け、今月2日付で自由契約選手として公示された。2018年にはセットアッパーとして東京ヤクルトスワローズの2位躍進に大きく貢献し、セ・リーグの最優秀中継ぎ投手賞に輝いた近藤一樹も、その1人である。
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野球
DeNA・ラミレス監督の退任に寄せて ~初代球団社長・池田純氏が語る誕生秘話と今後への期待
プロ野球・横浜DeNAベイスターズのアレックス・ラミレス監督が2020年シーズン限りで退任し、来季新監督として三浦大輔氏の就任が決まった。チームを3度のクライマックスシリーズ(CS)進出に導き、「8番・投手」やレギュラー経験のない佐野を不動の4番として起用するなど、常識にとらわれない采配で話題もさらったラミレス前監督を2015年末に招聘したのが、DeNA初代球団社長で現在は男子バスケットボールリーグ3部(B3)・さいたまブロンコスのオーナーを務める池田純氏だ。これまで監督経験のなかったラミレス氏にチームを託した理由や今後への期待を「監督・ラミレス」の“生みの親”に聞いた。
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野球
引退する選手たちの希望。石川は日本球界だけの最後の200勝投手になるのか
「200勝を見せてもらいたい。見たい。もう、ただこれだけですね」。 10月15日に行われた東京ヤクルトスワローズ、五十嵐亮太の引退会見。自身とは同学年に当たるチームメイトの石川雅規へのメッセージを求められると、五十嵐はそう切り出した。
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野球
いまこそスポーツ界は変革のとき!? コロナ禍で明暗を分けた「東京ドーム」と「Netflix」
コロナ禍がスポーツビジネスに与えた影響が明らかになってきた。9月10日に東京ドームが2021年1月期の連結最終損益が180億円の赤字になりそうだと発表。10年ぶりとなる赤字は、その深刻さをあらわしている。横浜DeNAベイスターズ初代球団社長であり、現在一般社団法人さいたまスポーツコミッション会長、男子バスケットボールB3リーグ・さいたまブロンコスのオーナーを務める池田純氏は、この東京ドームの赤字を在宅型のNetflixの大躍進と比較、コロナ後のスポーツ界について語った。