応援してくださる方に、何か少しでも貢献したい
Q:今回の企画を始めた理由はなんですか?
小松:この自粛期間が3ヶ月ぐらい続いて、その中でやっぱりいろんなことを考えて。これからどうなっていくんだろうっていう不安があったり。今年、Jリーグが再開されるのかとか。そういう部分があって、サッカー選手として何かできないかなと。僕らプレーヤーとしてはピッチで表現することが一番なんですが、それがやりたくてもやれない状況だったので。個人的にも何かできることはないのかなっていうふうにはいろいろ考えて。応援してくださるサポーター、ファンの方がいるので、その人たちに対してこういう状況でどのように接していけるのかなというふうに思っていました。いろんな選手が、YouTubeを始めたり、インスタライブをいっぱいやったりしているのを、見ていましたし。そんな中でPasYouで、ビデオメッセージだったり、インタビューだったりっていう話をもらって。僕としては、応援してくださる方に、何か少しでも違う形で返していくためにも、こちらからお願いしたいと思ったので、始めようと。
Q:言語化できる能力が高いのはどういう経験によるところがあるんですかね?
個人的には父と話す時間が長かったり、っていうのが大きいのかなと。父との関係が親子ってよりも、会社の上司と部下みたいな感じなので。もちろん他愛もない会話もしますけど、サッカーの話がメイン。そういう意味では、他の人の関係性とは違うなと思います。
常に今のことだけじゃなくて先を見る
Q:小松選手が自身の考えや背景を発信していきたいと思う理由はなんでしょう?
小松:今結構いろんな選手がnoteとか、Twitterに載せたり、いろんなところで自分の話をするじゃないですか。そういうのを見ていて、こまめに自分で更新とかっていうのは難しそうだなと。SNSの使い方があんまり上手じゃないので。そこで、こういったインタビュー形式で、やっていけるのはありがたいなと思いました。
小さい子たちだったり、応援してくれる人たちだったりが、僕の話を聞いて、「頑張ろう」とかって思ってくれる人がいるのであれば、発信していきたいとは思いますね。
僕自身も、小さい頃からテレビで見てきたプロサッカー選手の言葉だったり、行動だったり、いろんなことがすごい大きな影響を与えているなと思いますし。
例えば、小さい子供がいて、お母さんがこうしなさいって言ったのと、僕らがこうした方がいいよって言ったのでは、変わってくると思うんですよね。やっぱり子供からしたら、カテゴリー関係なく、その人はもうプロサッカー選手で。僕らが与える影響力っていうのは、すごく大きなものだと思っているので、ピッチで表現するのがもちろん一番にありますけど、僕らの役目がそのほかにもあると思っています。
Q:そう考えるようになったきっかけとかってあったりしますか?
小さい頃から父に、「常に今のことだけじゃなくて先を見ろ」というふうに言われて育ったので、自然とそう考えたりします。父とはコミュニケーションを今でもこまめにとっていて。プレー面も多少言われることありますけど、どちらかと言えばメンタル的な部分で話をしています。僕の今があるのは本当に父のおかげですね。
Q:先のことっていうと、サッカーを引退した後についても考えられているんですかね?
もちろんサッカーで、何億円何十億円って稼げるのが理想ですし、僕ももちろんそこを目指してやっていますけど。今のことしか考えないで、そのときの感情だけでずっとやっていると、何も考えないで1年、2年、10年、20年と終わってしまうので。そうならないように、サッカーが終わったとしても、サッカー以外のことでも上を目指していけるような人になれるように、常にいろんなことを考えていたいですよね。
PasYouでビデオメッセージをリクエストしよう!
憧れの選手から『あなただけ』に向けた完全オリジナルメッセージが届きます。ファンの方のリクエストをもとに、1つずつビデオレターを撮影いたします。(一本およそ60秒程度です。)特に、下記のようなリクエストが集まっております。
『毎日頑張る子どもにメッセージを贈りたい!』
『友人の誕生日にメッセージを贈ってあげたい!』
『大事な試合に向けて、自分のことを鼓舞してほしい!』
小松選手にリクエスト