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テニスに関する記事を一覧できるページです。VICTORY [ビクトリー]では、国内や海外のテニスの最新ニュースや旬な話題も取り上げていきます。
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錦織 変わらず27位 世界ランク
男子テニスの2月5日付ATP世界ランキングが発表され、下部大会のRBCテニスチャンピオンシップス・ オブ・ダラス(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATPチャレンジャー)で復帰後初優勝を飾った錦織圭は、前回から100ポイント加算されたが、変わらず27位となった。 錦織は、右手首のけがからの復帰第2戦目となったRBCテニスチャンピオンシップス・ オブ・ダラスに第1シードで出場。決勝では、M・マクドナルド(アメリカ)をストレートで下し、2010年11月のノックスビル・チャレンジャー(アメリカ/ノックスビル、室内ハード、ATPチャレンジャー)以来 約7年ぶり6度目の下部大会優勝を飾った。 決勝戦後には自身の公式アプリに動画を投稿し「まだまだ課題点はありますが、いいスタートをきれたと思います」とコメントしていた。 今後は12日からのニューヨーク・オープン(アメリカ/ニューヨーク、室内ハード、ATP250)、26日開幕のアビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)に出場する予定。 その他の上位30選手も順位に変動はなかった。 2月5日付の男子ATP世界ランキングは以下の通り。 ※[]内は前回のランキングからの変動数、()内は前回のポイント ■1位[ - ]…R・ナダル(スペイン) 9,760ポイント(9,760ポイント) ■2位[ - ]…R・フェデラー(スイス) 9,605ポイント(9,605ポイント) ■3位[ - ]…M・チリッチ(クロアチア) 4,960ポイント(4,960ポイント) ■4位[ - ]…G・ディミトロフ(ブルガリア) 4,630ポイント(4,630ポイント) ■5位[ - ]…A・ズベレフ(ドイツ) 4,610ポイント(4,610ポイント) ■6位[ - ]…D・ティーム(オーストリア) 4,060ポイント(4,060ポイント) ■7位[ - ]…D・ゴファン(ベルギー) 3,460ポイント(3,460ポイント) ■8位[ - ]…J・ソック(アメリカ) 2,880ポイント(2,880ポイント) ■9位[ - ]…J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン) 2,815ポイント(2,815ポイント) ■10位[ - ]…P・カレノ=ブスタ(スペイン) 2,705ポイント(2,705ポイント) ■11位[ - ]…K・アンダーソン(南アフリカ) 2,620ポイント(2,620ポイント) ■12位[ - ]…S・クエリー(アメリカ) 2,490ポイント(2,490ポイント) ■13位[ - ]…N・ジョコビッチ(セルビア) 2,470ポイント(2,470ポイント) ■14位[ - ]…N・キリオス(オーストラリア) 2,395ポイント(2,395ポイント) ■15位[ - ]…S・ワウリンカ(スイス) 2,385ポイント(2,385ポイント) ■16位[ - ]…T・ベルディヒ(チェコ共和国) 2,320ポイント(2,320ポイント) ■17位[ - ]…L・プイユ(フランス) 2,235ポイント(2,235ポイント) ■18位[ - ]…J・イズナー(アメリカ) 2,230ポイント(2,230ポイント) ■19位[ - ]…JW・ツォンガ(フランス) 2,050ポイント(2,050ポイント) ■20位[ - ]…A・マレー(英国) 1,960ポイント(1,960ポイント) ■21位[ - ]…A・ラモス=ヴィノラス(スペイン) 1,925ポイント(1,925ポイント) ■22位[ - ]…F・フォニーニ(イタリア) 1,850ポイント(1,850ポイント) ■23位[ - ]…R・バウティスタ=アグ(スペイン) 1,845ポイント(1,845ポイント) ■24位[ - ]…D・シュワルツマン(アルゼンチン) 1,810ポイント(1,810ポイント) ■25位[ - ]…A・マナリノ(フランス) 1,670ポイント(1,705ポイント) ■26位[ - ]…K・エドモンド(英国) 1,667ポイント(1,667ポイント) ■27位[ - ]…錦織圭 1,655ポイント(1,555ポイント) ■28位[ - ]…G・ミュラー(ルクセンブルグ) 1,535ポイント(1,535ポイント) ■29位[ - ]…チョン・ヒョン(韓国) 1,472ポイント(1,472ポイント) ■30位[ - ]…D・ズムル(ボスニア) 1,471ポイント(1,471ポイント)
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錦織V「いいスタートきれた」
男子テニスで下部大会のRBCテニスチャンピオンシップス・ オブ・ダラス(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATPチャレンジャー)は3日、シングルス決勝が行われ、復帰後初優勝を飾った第1シードの錦織圭が自身の公式アプリに動画を投稿し「まだまだ課題点はありますが、いいスタートをきれたと思います」と手応えを得ていた。 続けて「応援ありがとうございました。優勝することができました。まずはチャレンジャーですが、いい試合ができ、内容も徐々に良くなってきています。これからも頑張ります」と完全復活へ向けて意気込んだ。 決勝戦、錦織は世界ランク158位のM・マクドナルド(アメリカ)にわずか1ゲームしか与えずに第1セットを先取。第2セットの第9ゲームでは2本のマッチポイントを逃したが、続く第10ゲームをサービスキープし、6-1, 6-4のストレートで2010年11月のノックスビル・チャレンジャー(アメリカ/ノックスビル、室内ハード、ATPチャレンジャー)以来 約7年ぶりの下部大会優勝を飾った。試合時間は1時間19分。 世界ランク27位の錦織は、昨年8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)開幕前に右手首を負傷し、以降の全大会を欠場。今年1月のニューポート・ビーチ・チャレンジャー(アメリカ/ニューポートビーチ、ハード、ATPチャレンジャー)で約5カ月ぶりの公式戦に臨んだが、初戦敗退を喫していた。 復帰第2戦となった今大会は、1回戦で前週敗れていたD・ノビコフ(アメリカ)にストレート勝ちでリベンジ。2回戦でM・バッヒンガー(ドイツ)、準々決勝でD・コプファー(ドイツ)に苦戦しながらも勝利、準決勝ではユング・ジェイソン(台湾)を破った。 今後は、12日開幕のニューヨーク・オープン(アメリカ/ニューヨーク、室内ハード、ATP250)、26日からのアビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)に出場する予定。
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錦織 苦戦もダラスCH4強
男子テニスで下部大会のRBCテニスチャンピオンシップス・ オブ・ダラス(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATPチャレンジャー)は1日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの錦織圭が世界ランク295位のD・コプファー(ドイツ)を7-6 (7-3), 6-3のストレートで下し、ベスト4進出を果たした。 この試合、4本のダブルフォルトを犯すなど、自身のサービスゲームで苦戦した錦織だったが、両者1ブレークずつで迎えたタイブレークをものにし、第1セットを先取する。 続く第2セット、錦織はミスが増えてきたコプファーから第2・4ゲームでブレークに成功。その後、2度のブレークを返されたが、第8ゲームで再びコプファーのサービスゲームを破り、1時間30分を超える激しい打ち合いを制した。 準決勝では、世界ランク234位のユング・ジェイソン(台湾)と対戦する。ジェイソンは準々決勝で、同204位のM・ケマノビッチ(セルビア)をストレートで下しての勝ち上がり。 右手首のけがからの復帰第2戦目となった今大会は、1回戦で前週のニューポートビーチ・チャレンジャー(アメリカ/ニューポートビーチ、ハード、ATPチャレンジャー)で敗れていたD・ノビコフ(アメリカ)にストレート勝ち。2回戦では世界ランク162位のM・バッヒンガー(ドイツ)を逆転で下して8強入りを決めていた。 その他の日本勢では伊藤竜馬も出場していたが、1回戦でM・マクドナルド(アメリカ)にストレートで敗れた。
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錦織「コートで楽しめた」
男子テニスの下部大会RBCテニスチャンピオンシップス・ オブ・ダラス(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATPチャレンジャー)でベスト8進出を果たした第1シードの錦織圭は1日、自身のツイッターを更新し「いくつかリズムを掴むことができて、コートで楽しめた。これは自信をつけるためにとても良いこと」と投稿した。 この日、錦織は世界ランク162位のM・バッヒンガー(ドイツ)と対戦。第1セットを落としたが、第2セット以降はバッヒンガーに1度もブレークを許さず、4-6, 6-4, 6-4の逆転で勝利した。 2時間2分の接戦を制した錦織は「昨晩はとてもタフな試合だった。第2セットからかなりいいプレーができ、終盤のゲームはほぼ完ぺきだった。このように試合を終えることができて嬉しい」と試合を振り返った。 準々決勝では、今回が初対戦となるラッキールーザーのD・コプファー(ドイツ)と対戦する。この試合は、日本時間2日の10時(現地1日の19時)以降に開始予定。 世界ランク27位の錦織は準々決勝に勝利した場合、準決勝で世界ランク234位のユング・ジェイソン(台湾)と顔を合わせる。
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錦織と練習「素晴らしい手本」
男子テニスで世界ランク234位のユング・ジェイソン(台湾)は31日、自身のインスタグラムに世界ランク27位の錦織圭と共に写っている写真を公開し「今日は圭と素晴らしい練習ができた」と投稿した。 続けて、ジェイソンは「僕たちは同じ年だが、僕はいつも圭のプロとしての精神を尊敬してきた。このような素晴らしい手本になってくれて、特にアジアのテニス界の発展に貢献してくれたことに感謝したい」と綴っている。 28歳のジェイソンは、未だツアーでの勝利はないが、昨年は張家港チャレンジャー(中国/張家港、ハード、ATPチャレンジャー)でタイトルを獲得し、その他チャレンジャー2大会で4強入りを果たした。世界ランキングの自己最高は2016年10月に記録した143位。 錦織は、現在開催中のRBCテニスチャンピオンシップス・ オブ・ダラス(アメリカ/ダラス、ハード、ATPチャレンジャー)1回戦で復帰後初勝利。世界ランク162位のM・バッヒンガー(ドイツ)との2回戦は31日のセンターコート第5試合に組まれ、日本時間2月1日の10時(現地31日の19時)以降に開始予定となっている。
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永久追放 試合中に差別発言
全米大学体育協会のNCAA ディビジョンⅠ(1部リーグ)に所属するアパラチア州立大学は29日、テニス部のスペンサー・ブラウンを永久追放することを発表した。 事の発端は28日に行われたアパラチア州立大学とノースカロライナA&T州立大学の試合で、スペンサー・ブラウンが差別発言をしたとして、対戦相手でノースカロライナA&T州立大学のジョン・ウィルソン3世がツイッターで告発した。 ジョン・ウィルソン3世は他の差別発言もあったとした上で、スペンサー・ブラウンに「俺は最低でも自分の父親を知ってる」と言われ、相手コーチからも差別的な皮肉をかぶせられたと明かした。 アパラチア州立大学は声明で、スペンサー・ブラウンをチームから即刻で永久追放すると発表、今回の事態を「軽蔑的で攻撃的」と批判した。ノースカロライナA&T州立大学とジョン・ウィルソン3世ら選手たちには謝罪するために連絡を取ったという。 差別発言を許さなかったジョン・ウィルソン3世は「みんな助けてくれてありがとう。これは僕が黒人のテニス選手としてずっと戦ってきたことだ」と締めくくった。
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テニスがフィジカル重視になった理由とは? USTAコーチ・大地智に訊く(前編)
テニスに限らず幼少期は様々なスポーツを行なって、効率的な体の動き、競技の向き不向きが、好き嫌いを見極めることが大事だと思う。面白かったのは、テニスが上手くなるためにはテニスの練習をするのが一番良いが、そうするとバランスが必ずしも保たれない状態になってしまうと言う点。1ポイント奪うためには瞬発系の動きが重要だが、長時間戦い抜くためには持久力も必要というアンビバレンツなマネジメントが求められる。競技レベルが上がると選手の能力を多面的に上げていく必要があるので指導者はジェネラリストとスペシャリストのグループワークで対応していくのが望ましいのかもしれない。 -
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フェデラー20度目快挙の影で……ATPツアーに迫る「重大な危機」
テニスの全豪オープン、男子シングルス決勝はロジャー・フェデラー(スイス)の2連覇、歴代最多タイの6度目の優勝で幕を閉じました。グランドスラム歴代最多優勝数を更新する20勝目を挙げたフェデラーへの祝福の声が止まないテニス界ですが、昨シーズンから顕著になっているある重大な問題が積み残されたままだと言います。商業的には成功を収めているATPツアーに迫る危機とは?(文:大塚一樹)
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涙フェデラー「最高の気分」
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は14日目の28日、男子シングルス決勝が行われ、第2シードのR・フェデラー(スイス)が2連覇達成と歴代最多タイの6度目の優勝を果たした。また、男子では四大大会歴代最多優勝数を更新する20勝目となった。 この日、わずか2ゲームしか失わずに第1セットを先取する好スタートを切ったフェデラーだったが、第2セット以降は猛攻を仕掛けるM・チリッチ(クロアチア)におされ、勝負の行方はファイナルセットに。 迎えたファイナルセット、第1ゲームでいきなりピンチに直面したフェデラーだったがこれを切り抜け、第2ゲームでブレークに成功。粘るチリッチを振り切ったフェデラーが6-2, 6-7 (5-7), 6-3, 3-6, 6-1で勝利した。試合時間は3時間3分。 表彰式でのスピーチでフェデラーは「とても幸せ。最高の気分。何とか勝てて良かった」と喜びを語った。 惜しくも2014年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に続く四大大会2勝目とはならなかったチリッチへは「マリン(チリッチ)、本当にありがとう。素晴らしい大会だったと思う。今後も活躍を祈っている」と賛辞をおくった。 昨年の全豪オープンで膝のけがから復帰したフェデラーは、決勝でR・ナダル(スペイン)との激闘を制してタイトルを獲得。今大会は1セットも落とすことなく決勝に勝ち上がり、最後は3時間を超える激闘を制して2年連続の優勝を飾った。 最後にフェデラーは「この大会は今日で終わりだけど、本当にこの特別な夜を演出してくれた皆さんにお礼を言いたい。観客のみんなも一生懸命応援してくれた。そしてチームのみんな本当にありがとう」とコメントし、涙を流して優勝トロフィーを掲げた。
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上地結衣 全豪OP複2年ぶりV
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は26日、車いすの女子ダブルス決勝が行われ、第1シードのM・ブイス(オランダ)/ 上地結衣組が第2シードのD・デ=グロート(オランダ)/ A・ファン=クート(オランダ)組を6-0, 6-4のストレートで下し、優勝を飾った。上地にとって全豪オープンダブルスでのタイトル獲得は2年ぶり4度目。 この試合、ブイス/ 上地組は1ゲームも与えずに第1セットを先取。第2セットは互いに譲らぬ接戦となったが、ブイス/ 上地組が第10ゲームで3度のブレークに成功してストレートで勝利した 上地は、過去の全豪オープンダブルスで2014年から2016年にかけて3連覇を達成。昨年も決勝進出を果たしたが、J・グリフォン(オランダ)/ ファン=クート組にストレートで敗れて準優勝に終わった。 また、今大会のシングルスにも第1シードで出場。2連覇を狙う上地は決勝で第2シードのデ=グロートと顔を合わせる。
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「花の94年組」を女子世界複トップ50入り。才能磨いた育成プランとは
1月15日に発表されたWTA女子ダブルスランキングでは、穂積絵莉が38位、二宮真琴が39位、加藤未唯が40位、日比野菜緒が51位となっている。彼女たちはいずれも94年生まれであり、「花の94年組」と称される。彼女たちは、なぜ才能を磨き上げることができ、世界で戦うことができているのか。(文:内田暁)
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日比野菜緒 全豪複も初戦敗退
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は3日目の17日、女子ダブルス1回戦が行われ、日比野菜緒/ D・ユラク(クロアチア)組はJ・ムーア(オーストラリア)/ E・ペレス(オーストラリア)組に4-6, 4-6のストレートで敗れ、初戦で姿を消した。 この試合、3度のブレークを許した日比野/ ユラク組は、1時間10分でストレート負けを喫した。 日比野は今大会のシングルスにも出場するも、1回戦で世界ランク52位のD・ヴェキッチ(クロアチア)に5-7, 3-6のストレートで敗れ、大会初の初戦突破とはならなかった。 その他の日本勢では、大坂なおみが3年連続の初戦突破を果たしたが、奈良くるみと江口実沙は初戦敗退。ダブルスには穂積絵莉/ 加藤未唯組、L・キチェノック(ウクライナ)/ 二宮真琴組、青山修子/ ヤン・ザオシュン(中国)組が出場する。
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西岡 四大大会初の3回戦ならず
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は3日目の17日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク168位の西岡良仁は元世界ランク18位のA・セッピ(イタリア)に1-6, 3-6, 4-6のストレートで敗れ、四大大会初の3回戦進出とはならなかった。 第1セット、第4ゲームで先にブレークを許した西岡はミスが先行して第6ゲームで再びブレークされ、このセットを落とす。 第2セット、徐々に調子をあげた西岡は安定したストロークでセッピに食らいついたが、強力なフォアハンドに苦戦して第7・9セットでブレークされ、セットカウント0-2の崖っぷちに立たされる。 第3セット、フォアハンドウィナーを決めるなど互角のラリー戦を繰り広げた西岡だったが、第10ゲームでブレークを許してしまい、ストレートで敗れた。 昨年4月に左脚の前十字靭帯断裂で手術を受けた西岡は、今年1月のプレイフォード・テニス国際(オーストラリア/プレイフォード 、ハード、ATPチャレンジャー)で復帰。今大会の1回戦では、第27シードのP・コールシュライバー(ドイツ)をフルセットで破って2年連続の初戦突破を果たしていた。 一方、勝利した世界ランク76位のセッピは3回戦で、同41位の杉田祐一と同89位のI・カルロビッチ(クロアチア)の勝者と対戦する。 その他の日本勢では、杉田が第8シードのJ・ソック(アメリカ)を破る金星をあげ、全豪オープン初の初戦突破。世界ランク96位のダニエル太郎は同59位のJ・ベネトー(フランス)に逆転で敗れた。
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復活ジョコ 2回戦はモンフィス
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は2日目の16日、男子シングルス1回戦が行われ、第14シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が約6か月ぶりの公式戦で白星を飾った。試合後の会見では「また戦えることが最高だよ」と喜びを語った。 昨年の7月から右肘の負傷で公式戦の舞台に立っていなかった元王者のジョコビッチは、この日世界ランク63位のD・ヤング(アメリカ)を6-1, 6-2, 6-4のストレートで退けた。 「どんなスタートになるのかは分からなかった。この数週間、かなりの時間をコートの練習に費やし、試合形式の練習を何セットもこなした。練習では、とてもいい感じでボールが打てていた。練習とグランドスラムの公式戦は全然違う。なぜなら、実戦は緊張があるから。でも、そんな状況の経験をたくさんしてきたから、集中を維持して正しいスタートを切るために、その経験を活かした」 全豪オープンで6度タイトルを獲得しているジョコビッチは「色んな感情があった。3週間ほど前までは全豪オープンで戦えるか分からなかった。緊張したし、この数週間の練習のように、いいプレーを続けられるか疑問だった。それでも、試合をコントロールできたと思う。試合中、何度か思うようにいかなかった時もあったけど、心は乱れなかった。そうさせなかったし、安定したプレーができた」と手応えを得ていた。 ジョコビッチは肘のけががきっかけで、2018年からサービス・モーションに変化を加えた。 「セカンド・サービスは、とても良かった。それには満足している。ファースト・サービスは良かったり悪かったり。いずれにせよ、嬉しく感じている。サービスのモーションに少しの変化をつけたことに慣れたり、うまくいくようにするには多少の時間が必要。理想的とは言えないけど、いい感触だった」 1時間51分で初戦を突破したジョコビッチは、2回戦でG・モンフィス(フランス)と対戦する。 元世界ランク6位のモンフィスは、今年のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、ATP250)でノーシードから優勝している。
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ベルダスコ 番狂わせで2回戦へ
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は2日目の16日、男子シングルス1回戦が行われ、元世界ランク7位のF・ベルダスコ(スペイン)が第20シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)とのスペイン勢対決を6-1, 7-5, 7-5のストレートで制し、2年ぶりの初戦突破を果たした。 この日、ベルダスコは前哨戦のASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)で優勝したバウティスタ=アグから主導権を握り、2時間7分で番狂わせを演じた。 敗れたバウティスタ=アグ 2回戦では、M・マーテラー(ドイツ)と対戦する。マーテラーは1回戦でC・M・ステベ(ドイツ)をストレートで破っての勝ち上がり。 34歳のベルダスコは2009年の全豪オープンでベスト4へ進出している。前週のシドニー国際(オーストラリア/シドニー、ハード、ATP250)では1回戦でA・デ ミナー(オーストラリア)にストレートで敗れた。 前日の1回戦では日本勢で杉田祐一が第8シードのJ・ソック(アメリカ)を破る金星をあげ、大会初勝利をあげた。西岡良仁は第27シードのP・コールシュライバー(ドイツ)とのフルセットマッチを制し、2年連続の初戦突破を果たした。
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西岡「嬉しかった」 全豪2回戦へ
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は初日の15日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク168位の西岡良仁が第27シードのP・コールシュライバー(ドイツ)を6-3, 2-6, 6-0, 1-6, 6-2のフルセットで破り、復帰後の公式戦で初勝利をあげた。試合後の会見では「コートに立てることが嬉しかったです」と喜びを語った。 けがを乗り越えた22歳の西岡は「負けず嫌いが僕のテニスの大きいものを占めていると思います。負けたくないという気持ちが強いので、今日のような接戦をとりきれることが多い」と持ち前の粘り強さで、キャリア通算8勝を誇る元世界ランク16位のコールシュライバーを2時間39分で撃破。2年連続の2回戦進出を決めた。 「どれくらいできるんだろうというのはありました。1番良かった時のイメージが残っていました。あの(2017年の)経験をしていたのは大きかったです。今日の最初は探り探りでしたが、思った以上にリターンが良かったです。風が強かったので、安全なテニスをしようと思っていました」 2017年、西岡は3月に世界ランク58位を記録するも、4月に左脚の前十字靭帯断裂により手術を受ける不運に見舞われる。しかし、休養期間をポジティブに受け止め、リハビリに専念する中で日本テニス界を盛り上げるための活動を自ら行った。 そして、今年1月のプレイフォード・テニス国際(オーストラリア/プレイフォード 、ハード、ATPチャレンジャー)で復帰。エキシビジョンのクーヨン・クラシック(オーストラリア/クーヨン、ハード)では2勝をあげた。 四大大会初の3回戦進出へ向け、西岡は2回戦で元世界ランク18位のA・セッピ(イタリア)と対戦する。 「動きに関しては8・9割戻っていると思います。ショットのコントロールは6・7割。特にフォアハンドがまだ戻っていないので、リカバリーしたいです」 同日の1回戦では世界ランク41位の杉田祐一が第8シードのJ・ソック(アメリカ)を破る金星をあげ、大会初の2回戦進出。ダニエル太郎は16日の1回戦でJ・ベネトー(フランス)と顔を合わせる。
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西岡 全豪OP2年連続初戦突破
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は初日の15日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク168位の西岡良仁が第27シードのP・コールシュライバー(ドイツ)を6-3, 2-6, 6-0, 1-6, 6-2のフルセットで下し、2年連続の初戦突破を果たした。 この日の第1セット、第1ゲームでいきなりブレークに成功した西岡は、得意のストロークで試合を優位に進め、第9ゲームで再びブレークしてこのセットを先取する。 ミスが増えて第2セットを落としたが、第3セットはコールシュライバーに1ゲームも与えない試合を展開し、勝利まであと1セットに迫る。 続く第4セットを落として迎えたファイナルセット、ロングラリーを制した西岡が第1ゲームでいきなりブレークに成功。その後も両者譲らぬ攻防が続いたが、西岡がリードを守り切って激闘を制した。 2回戦では、世界ランク76位のA・セッピ(イタリア)とワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のC・ムテ(フランス)の勝者と対戦する。 22歳の西岡は、全豪オープンに3年連続で本戦ストレートイン。昨年は大会初の初戦突破を果たしたが、2回戦でR・バウティスタ=アグ(スペイン)にストレートで敗れた。 昨年4月に左脚の前十字靭帯断裂で手術を受けた西岡は、今年1月のプレイフォード・テニス国際(オーストラリア/プレイフォード 、ハード、ATPチャレンジャー)で復帰。エキシビジョンのクーヨン・クラシック(オーストラリア/クーヨン、ハード)では2勝をマークした。 その他の日本勢では、杉田祐一が第8シードのJ・ソック(アメリカ)、ダニエル太郎はJ・ベネトー(フランス)と初戦で顔を合わせる。
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昨年の全仏女王が初戦突破
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は初日の15日、女子シングルス1回戦が行われ、第7シードのJ・オスタペンコ(ラトビア)が元世界ランク4位のF・スキアボーネ(イタリア)を6-1, 6-4のストレートで下し、2年連続の初戦突破を果たした。 この日の序盤はミスが目立ったオスタペンコだったが、持ち前の力強いストロークでスキアボーネから試合の主導権を奪い、わずか1ゲームしか与えずに第1セットを先取する。 第2セット、オスタペンコは第4ゲームで先にブレークを許したが、第7ゲームでブレークバックに成功。その後も互角の展開となったが、粘るスキアボーネを振り切って初戦をものにした。 2回戦では、世界ランク84位のデュアン・インイン(中国)と対戦する。デュアンは1回戦で、同110位のM・デュケ=マリーノ(コロンビア)を6-0, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。 20歳のオスタペンコは、昨年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でノーシードから四大大会初優勝を飾り、韓国オープン(韓国/ソウル、ハード、WTAインターナショナル)でツアー2勝目をあげた。 今季は、深センオープン(中国/深セン、ハード、インターナショナル)とシドニー国際(オーストラリア/シドニー、ハード、プレミア)の2大会連続で初戦敗退する波乱に見舞われていた。 今大会は上位シードが順当に勝ち進んだ場合、3回戦で第32シードのA・コンタベイト(エストニア)、4回戦で第10シードのC・バンデウェイ(アメリカ)か第24シードのD・チブルコワ(スロバキア)と対戦する組み合わせとなっている。
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