#女子プロゴルフ
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ゴルフ
国内メジャーの裏側にあの世界的名コース ~ゴルファー育成支えるスタッフの情熱
ゴルフ界には「コースが選手を育てる」との格言がある。その意味で5月上旬のワールド・サロンパス・カップは記憶に残る大会となった。〝国内メジャー〟と称される四大大会の今季初戦は、茨城県つくばみらい市の茨城ゴルフ俱楽部西コースで実施され、吉田優利が通算1オーバーで優勝した。難しいコース設定に風も相まって、72ホールを終えてアンダーパーの選手はいなかった。レベルの高いセッティングになった背景には、世界最高峰のメジャー大会とコースの存在があった。一昔前、海外のトーナメントに比べて日本のコースは易しいから日本選手の実力が上がりにくいとの説も飛び交っていたほどだ。しかし、ゴルファーたちが国境を超えて戦う現代において、今大会のような世界基準の舞台は地力向上に寄与し、ファンを大いに魅了することが証明された。
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ゴルフ
天才少女と呼ばれた金田久美子が2勝目までに11年もの月日を要したワケ
アマチュア時代から天才少女と呼ばれ、“キンクミ”の愛称で親しまれてきた金田久美子が「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」で11年189日ぶりのツアー2勝目を挙げた。初優勝時は21歳だった金田が2勝目を手にしたのは33歳。1988年のツアー施行後の最長ブランク優勝記録を更新した。
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ゴルフ
若手台頭が止まらない女子ゴルフと、今一つ盛り上がらない男子ゴルフ
日本における男子ツアーと女子ツアーの人気格差が加速している。女子ツアーは3月の開幕戦の「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」から7月の「ニッポンハムレディスクラシック」まで19連戦があり、1週間の休みをはさんで「大東建託・いい部屋ネットレディス」から11月の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」まで19連戦。合計38試合がラインナップされている。
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ゴルフ
渋野日向子の復活優勝は海外遠征中も欠かさず続けたフィジカルトレーニングの成果
渋野日向子が10月の「スタンレーレディスゴルフトーナメント」で1年11カ月ぶりの勝利を挙げ、その3週間後の「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」で今季2勝目を手にした。2019年に国内大会で4勝、海外メジャー大会で1勝と大躍進を果たしたものの、その後は勝利から遠ざかっていたが、この2勝で完全復活と遂げたと言ってもいいだろう。復活までにどんな道のりを歩んできたのか、あらためて振り返ってみよう。
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ゴルフ
1200万円より嬉しい報奨!?五輪銀メダリストの稲見萌寧に付与された5年シードのメリットとは
東京オリンピックで日本勢は過去最多となる58個のメダルを獲得した。メダリストには日本オリンピック委員会(JOC)から報奨金が支給される。金額は金メダルが500万円、銀メダルが200万円、銅メダルが100万円だ。団体競技は1人ずつ報奨金が支給されるので、今大会の総額は4億円を超えることになった。
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ゴルフ
全米女子オープン 笹生優花と畑岡奈紗のプレーオフが地上波で見られなかったワケ
笹生優花と畑岡奈紗のプレーオフ決着となった2021年の「全米女子オープン」。プレーオフ3ホール目で笹生がバーディを奪い、史上最年少優勝という歴史的快挙を達成した。日本のゴルフファンにとっては夢のような試合展開だったが、地上波放送がなかったのでリアルタイムで視聴できなかった人も多かったようだ。
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ゴルフ
なぜZOZOは、男子選手でも“黄金世代”でもなく上田桃子と契約したのか?
ファッション通販サイトのZOZOTOWNを運営する株式会社ZOZOが2021年3月30日に女子プロゴルファーの上田桃子と所属契約を締結した。同社がプロアスリートと所属契約を結ぶのは今回が初めてだという。
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ゴルフ
ママになって帰ってきたミシェル・ウィー ~多様性を支える「Moms on Tour」
4月11日に終了した「ゴルフの祭典」マスターズ・トーナメントで松山英樹が日本男子初のメジャー制覇という快挙を成し遂げた。そのちょっと前になるが、海外の女子ゴルフ界でも注目される出来事があった。かつて〝天才少女〟として話題を振りまいたミシェル・ウィー(米国)。10代前半から180㌢を超える長身を生かし、300㍎以上の強烈なドライバーショットを武器に活躍し、米女子プロツアー(LPGAツアー)で優勝争いをしたり、日米の男子ツアーに挑戦したりして一世を風靡した。このほど、人生の次なるステージに進み、再び脚光を浴びた。昨年6月に第1子を出産し、3月下旬のツアーで競技に復活したのだ。幼少の頃から世間の耳目を集め続けて「燃え尽き症候群」に陥る選手もいるが、引退覚悟から翻意してカムバック。その下支えにはLPGAツアーの施策があった。日本でもクローズアップされている女性活躍社会の点でもインパクトを与える現象といえる。
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ゴルフ
女子プロゴルファーのオフトレ合宿が国内に集中。開幕戦は誰が有利になる?
昨年の女子ゴルフツアーは新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕戦から第15戦目まで約3カ月半にわたって開催中止となり、大混乱のシーズンとなったが、今年は感染症対策に関するガイドラインに基づいて3月第1週の「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」から無事に開幕を迎えることができそうな見通しになっている。
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eスポーツ
ゲームメーカー、大会運営、選手、キャスター。それぞれの目線で語る2020年のeスポーツの振り返りと2021年の展望(後編)
2020年に起こったコロナ禍は、eスポーツシーンにも多大なる影響をもたらした。そして2021年もコロナ禍が収束する気配はみえていない。そこで、eスポーツタイトルをリリースするゲームメーカー、eスポーツ大会を開催する運営会社、eスポーツに参加するeスポーツ選手、eスポーツの素晴らしさを伝えるeスポーツキャスターの4人に、2020年のeスポーツの振り返りと2021年のeスポーツの展望について語ってもらった。後編では、今後の展望についてなど、それぞれの立場からの考えを聞いた。
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ゴルフ
横峯さくらは間もなく出産、アン ソンジュは産休。女子プロゴルファーの出産後のキャリア形成は?
日本女子プロゴルフ協会は1月18日、ツアー28勝のアン ソンジュに産休制度が適用されたことをファンに報告した。これにより、出産日から起算して36カ月が経過するまでの間を限度として産休が認められ、ツアーに復帰できるようになった。アンは昨年12月に所属事務所を通じて妊娠5カ月であること、お腹の赤ちゃんが双子であることを発表していた。出産予定日は2021年5月中旬で、ツアー復帰は2022年シーズンの開幕戦を予定している。
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ゴルフ
プロゴルファーに大きな不祥事が少ない理由。育ちの良さが影響か
偏見大将ですね -
ゴルフ
トーナメント本戦前に行われる「プロアマ大会」って何?切っても切れないトーナメントとプロアマの関係
2020年の国内ゴルフツアーは新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が相次いだが、女子ツアーは一部の試合を除いて無観客開催で行われるようになり、男子ツアーも10月に入ってようやく今季国内第2戦の「日本オープンゴルフ選手権競技」が開催された。ただ、この試合も一般非公開での開催となり、本選前のプロアマ大会も中止となった。
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ゴルフ
女子ツアーの無観客開催が続くと女子プロゴルファーにアイドル性を求めるファンはどうなる?
女子ゴルフツアーは8月第5週から9月第3週まで大事な4連戦を迎える。「ニトリレディスゴルフトーナメント」(8月27日~8月30日、北海道・小樽カントリー倶楽部)、「ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント」(9月4日~9月6日、岐阜県・GOLF5カントリーみずなみコース)、「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」(9月10日~9月13日、岡山県・JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部)、「デサントレディース東海クラシック」(9月18日~9月20日、愛知県・新南愛知カントリークラブ美浜コース)がいずれも無観客開催で準備を進めている。無事に開催できれば10月以降のスケジュールの見通しが一気に開けるので、何が何でも成功させたいところだ。
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ゴルフ
無観客開催を発表した「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」のテレビ放送予定を見て感じる一抹の不安
新型コロナウイルス感染症拡大への懸念から中止が相次いでいた2020年の女子ゴルフツアーだが、「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」(8月14日~8月16日、長野県・軽井沢72ゴルフ北コース)が無観客での開催に向けて準備を進めていることを発表した。無事に開催されれば「アース・モンダミンカップ」(6月25日~6月28日、千葉県・カメリアヒルズカントリークラブ)に続く2戦目が実現することになる。
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ゴルフ
PGAツアーは再開も、日本ツアー再開の見通しが立たない原因は。スポンサーありきの収益構造と放映ビジネス。
PGAツアー(米国男子ゴルフツアー)は「ザ・プレーヤーズ選手権」(3月12日~3月15日、フロリダ州TPCソーグラス)開催期間中の3月12日に大会中止を決定し、それ以降ツアーを中断していたが、「チャールズ・シュワブチャレンジ」(6月11日~6月14日、テキサス州コロニアルカントリークラブ)からツアーを再開した。
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ゴルフ
新型コロナで、TVからインターネット配信へと変わる“新しい中継様式”。女子ゴルフツアーがいよいよ開幕。
2020年の女子ゴルフツアーは新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕戦から16試合連続で大会中止が続いていたが、ついに今季初戦を迎えることができそうだ。第17戦の「アース・モンダミンカップ」(6月25日~6月28日、千葉県・カメリアヒルズカントリークラブ)は6月3日、無観客での大会開催に向けて準備を進めていると発表した。
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ゴルフ
女子ゴルフトーナメントをできるだけ早く開催したいスポンサーの事情とは?協会とスポンサーの思惑と希望
女子ゴルフツアーは5月8日に第15戦の「宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」(6月11日~6月14日、兵庫県・六甲国際ゴルフ倶楽部)と第18戦の「資生堂アネッサレディスオープン」(7月2日~7月5日、神奈川県・戸塚カントリー倶楽部)の開催中止を決定。その後、5月12日に第16戦の「ニチレイレディス」(6月19日~6月21日、千葉県・袖ヶ浦カンツリークラブ新袖コース)の開催中止、5月13日に第19戦の「ニッポンハムレディスクラシック」(7月9日~7月12日、北海道・桂ゴルフ倶楽部)の開催中止を発表した。しかし、第17戦の「アース・モンダミンカップ」(6月25日~6月28日、千葉県・カメリアヒルズカントリークラブ)は今のところ開催中止の発表はされていない(5月20日時点)。日本女子プロゴルフ協会が選手に出した通達によると、大会開催の可否が場合によっては順番通りにならないこともあると明記されているようだが、第1戦から第15戦までは順番通りの発表だった。これは何を意味しているのだろうか?
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