
ゴルフ
国内メジャーの裏側にあの世界的名コース ~ゴルファー育成支えるスタッフの情熱
ゴルフ界には「コースが選手を育てる」との格言がある。その意味で5月上旬のワールド・サロンパス・カップは記憶に残る大会となった。〝国内メジャー〟と称される四大大会の今季初戦は、茨城県つくばみらい市の茨城ゴルフ俱楽部西コースで実施され、吉田優利が通算1オーバーで優勝した。難しいコース設定に風も相まって、72ホールを終えてアンダーパーの選手はいなかった。レベルの高いセッティングになった背景には、世界最高峰のメジャー大会とコースの存在があった。一昔前、海外のトーナメントに比べて日本のコースは易しいから日本選手の実力が上がりにくいとの説も飛び交っていたほどだ。しかし、ゴルファーたちが国境を超えて戦う現代において、今大会のような世界基準の舞台は地力向上に寄与し、ファンを大いに魅了することが証明された。
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