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グラブを持つ手の使い方で球速が一気に上がるメカニズム

2016年のパ・リーグ最多勝投手である、ソフトバンク・和田毅投手の高校時代の最速スピードは129キロだった。ところが早稲田大1年の夏、フォーム改良によってわずか1カ月半の間に球速が13キロもアップ。最速142キロのボールが投げられるようになった。18年前に起こった驚異の飛躍について和田投手は、「スピードアップに一番貢献してくれたフォーム改良点はグラブをはめた右手の使い方。きっとそれまでは142キロ出るはずのパワーをどこかに逃がしていた」と振り返る。まさに、野球人生をも一変させてしまう可能性を秘めたメカニズム。今回は「非投球腕の使い方」について考察してみたい。

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コメント(3)

  • 94
    中野崇

    株式会社JARTA international 代表取締役/スポーツトレーナー 2017/03/15 00:00

    この問題は非常に難しいところです。
    グローブ側の腕をどのように動かすかの「意識づけ」によって、全身の運動が変わること(実際に支点が生まれるわけではない)が、この現象の正体だと考えます。

    どちらの指導方法が正しいかどうかという二元論ではなく、どのような「意識づけ」がどのような「運動を誘導しやすいのか」を徹底して分析・カテゴライズして弁証法的な視点から指導体系を作らなければ、この問題は永遠に解決しませんし、同じ類いの問題は生まれ続けると思います。

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  • 3
    飯田覚士

    『飯田覚士ボクシング塾 ボックスファイ』会長 プロボクシング第9代WBA世界スーパーフライ級王者 2017/05/27 17:01

    途中、ボクシングのパンチの打ち方が例に出ていましたが…。(笑)
    単純に「軸が横にぶれず、ロスなく投げる投げ方の言葉選び」ですよね。
    自分の身体感覚を敏感に感じ、フォームの違いでパフォーマンスがどう変わるかを試行錯誤し“自分で考える”人にはどっちでもいい話ですね。「へぇ、あなたはそういう言い方をするんだ~」で終わり。(笑)
    指導者が本当にいい投げ方をわかっているなら、選手が出来ていなければ言葉を変えて(伝え方を変えて)導けるはず。
    教えっぱなしの指導者と、言われっぱなしの選手が見えます。

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  • 1
    TM鈴木

    2017/06/01 11:44

    いつも楽しく拝読させていただいております。

    とても面白い考え方で、野球の動きに興味を持つ身としては大変参考になる思考法だと思いました。

    そして同じようにテニスのサーブ(ストロークもある意味同じ)、バレーボールのスパイク等も相通ずるものがあると思います。

    動きを観る側からすれば投球時に非投球腕側のグラブを引こうが、グラブを前において支点を作ろうがどちらでも構わないというのが率直な感想です。

    仮に“支点”というものが存在するのだとすれば、それは脊柱であって非投球腕ではないでしょう。
    なぜなら投球時の捻れや角度は脊柱の立体的な傾きや捻れを基本とするからです。

    ただ選手や指導者等の技術畑側だと回転の中心軸を明確にするためのはっきりした指標として非投球腕に視点を向けた方が体感しやすいことも十分に理解できます。

    願わくば体の中心軸・点は脊柱とのイメージで身体を動かせる選手が出てくるといいかなと思います。

    だって(投球)動作中にそのイメージを描けないようならなんのために一生懸命体幹トレーニングやコアトレやっているの?と言いたくなってしまいたくなりますもの(・_・;)

    体の使い方・動かし方を実践に繋げるためにはそれらの仕組みを理解しながら動かさない限りは難しいでしょう。
    せっかくの貴重なトレーニングなのですから、肉体にも脳にも汗をかけるアプローチを実践してほしいものですね。

    TM鈴木
    http://gold-m0821.com

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