こんにちは!愛知県出身・東京在住の名古屋グランパスサポーター、大下ありかです。
 
普段は関東アウェイの試合を中心に観戦していますが、年に何度かは遠征もします。毎年、年間のスケジュールが出ると同時に、今年はどこに行こうかと計画するのがとても楽しみです。普段とは違うスタジアムの雰囲気を楽しみ、ホームチームに負けないように全力で応援するのは遠征の醍醐味ではありますが、その土地のグルメを嗜んだり、観光地を訪れたりすることで、旅がより一層充実したものとなるかと思います!

今回は、山口県山口市の維新百年記念公園陸上競技場で行われた、レノファ山口FC vs 名古屋グランパスの試合に合わせて、福岡・山口を旅してきました。その様子をレポートさせていただきます♡

|維新百年記念公園陸上競技場

(C)大下ありか

今回の一番の目的地。入り口でJユニ女子会のあみちゃんと合流して、記念撮影しました♪現地でサポーター友達と会えるのも、楽しみのひとつです! 綺麗に整備されたスタジアムは開放感があり、バックには山が見え、とても気持ちがよかったです。この日は10月なのに気温が30度近くまで上がり、とても暑い日でした。強烈な日差しに負けずに応援して、見事勝利!私の推しの選手もゴールを決め、嬉しい一日となりました。

(C)大下ありか

観戦に欠かせないのがスタジアムグルメ。グルメガーデンで、サザエのつぼ焼きやふぐのから揚げを見つけて、思わずGETしちゃいました♪ 人気の日本酒「獺祭」のお店も出ていて、クオリティの高さにビックリ! こんなに豪華で美味しいものがスタジアムで味わえるなんて最高ですね♡

|博多料亭 稚加榮

(C)大下ありか

実は、山口に向かう前に飛行機で福岡入りして、試合前日は福岡の街も楽しんで来ました。博多といえば、明太子。ということで、明太子で有名な「稚加榮」の料亭「博多料亭 稚加榮」にお邪魔してきました。店内はとても風情があり、広々としたカウンター席の前には大きな生簀が広がり、その規模は圧巻です!

(C)大下ありか

今回は、1日500食限定で大人気の和定食を目当てに行ったのですが、残念ながら飛行機の遅れで間に合わず、代わりに会席料理をいただきました。一つひとつのお料理が丁寧に美しく作られていて、素材の味が活かされており、とても美味しくいただきました。

|稚加榮本舗

(C)大下ありか

美味しいお料理をいただいた後は、お隣にある「稚加榮本舗」へ。こちらでは、明太子などの商品を購入することができます。

(C)大下ありか

何と、いわしめんたいこ、さんまめんたいこの試食もできました!新鮮ないわしやさんまに明太子が丸ごと挟み込まれていて、絶品です♡ 贈答品にしても、喜ばれること間違いなし。イチオシの商品です!

|国産小麦パン工房 フルフル松崎本店

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次に訪れたのは、福岡の名店のパン屋さん「国産小麦パン工房 フルフル松崎本店」。全て国産小麦を主原料とし、できるだけ添加物をおさえた自家製のパンは、身体にも優しそうですね。

(C)大下ありか

名物は、何と言っても明太フランス。ここでもやはり明太子です。本店では、多い日には何と1日に1,200本も焼き上げるそう!店内にはイートインスペースもあり、その場で焼き立てをいただくことができちゃいます♪

|とりかわ 粋恭 薬院店

(C)大下ありか

夜は、やきとり店「とりかわ 粋恭 薬院店」へ。最初に、3日がかりで何度も焼いて皮特有の臭みや余分な油を落とした、看板メニューのとりかわをオーダー。

(C)大下ありか

このお店、とりかわだけではないんです!レアに焼いた新鮮なササミを辛めのワサビ醤油でいただく、ササミシギ焼き(手前)やシャキシャキの食感と塩味が特長の焼き山芋(左奥)も絶品でした♡

(C)大下ありか

〆には、鶏の出汁スープをいただきました。こちらはサービスです。素材の味が染み出ていて、心が落ち着きます。

|元祖瓦そばたかせ 川棚本館

(C)大下ありか

試合当日からは山口で過ごしました。スタジアムの帰りに「元祖瓦そばたかせ 川棚本館」へ立ち寄り。川棚温泉にある、山口名物・瓦そば発祥のお店です。山口県以外では、瓦の上にそばを乗せて食べることなんてなかなかないですよね?!私も、山口県出身の夫と知り合うまでは見たことがありませんでした。山口県では、スーパーで瓦そばの材料が売っていて、家庭でも作って食べるぐらい一般的なのだとか。

(C)大下ありか

北海道産のそば粉を使用した麺には、京都の高級宇治抹茶を練り込んでいて、かつおと昆布をたっぷり使ったつゆは、少し甘めの上品で奥ゆきのある味わいです。薬味には、香りと甘味が日本一とも言われる下関安岡産ねぎを使用しているそう。
今ではすっかり、見た目もユニークで、瓦の上で程よく焦げ目がついた香ばしいお蕎麦の虜です。

(C)大下ありか

たかせのもう1つの名物がうなめし。まずは、そのままうなめしを堪能してから、薬味をかけて出汁茶づけにしていただきます。愛知出身の私としては、名古屋名物ひつまぶしに似ていて、嬉しくなりました♪

(C)大下ありか

築100年ほどになるという古民家風の建物には趣があり、外には素敵なお庭もありました。

|角島大橋

(C)大下ありか

試合の翌日も山口を探索。近年、下関市で有名な観光スポットとなった「角島大橋」も眺めてきました。山口に来たら、一度は訪れたい場所です。高台から眺めた、コバルトブルーの海と海の上を角島までまっすぐに伸びる橋は言葉で言い表せないほどの絶景! 加工なしでこのクオリティです! この日は、とてもよく晴れていて、海が特に綺麗でした。

(C)大下ありか

少し低い位置から見た景色もまた趣があります。

(C)大下ありか

多くの観光客の方が訪れていました。

|元乃隅稲成神社

(C)大下ありか

角島から車を走らせ、長門市へ。更に狭い山道を進んでいくと、海の近くの崖の上に「元乃隅稲成神社」があります。この神社、何とCNNの「日本の美しい風景31選」に選ばれました! 神社までの山道は渋滞するので、午前中の早い時間に訪れるのがお勧めです。海の青、木々の緑、そして123基あるという真っ赤な鳥居のコントラストが本当に素敵でした♡

(C)大下ありか

お賽銭箱は鳥居の高い位置に設置されています。お賽銭を投げて上手く入れば願いが叶うと言われています。私は、3回挑戦して、無事にお賽銭を入れることができました!

|千畳敷

(C)大下ありか

次に訪れたのは、標高333mの高台に広がる草原の地「千畳敷」です。果てしなく広がる海と空はまさに絶景!雄大な自然を全身で感じることができるこの場所は、キャンプ場としても人気があります。

|リフレッシュパーク豊浦

(C)大下ありか

最終日は、「リフレッシュパーク豊浦」を訪れました。7ヘクタールもの広さがある公園内では、四季折々の花々が楽しめます。
この日は、コスモス祭が開催されていました♪咲いているコスモスの数は、何と100万本だそうです!

(C)大下ありか

園内にはポニーがいて、乗馬体験をすることもできました。

(C)大下ありか

コスモス畑の中で、インスタ映えするような写真を撮れたりもします♡
コスモス大好きなので、テンションが上がりました!

(C)大下ありか

屋台の瀬戸内レモンを使用したアイスレモネード。爽やかでとても美味しかったです♪

|秋芳洞

(C)大下ありか

次に向かったのは、美祢市の「秋吉洞(あきよしどう)」。特別天然記念物に指定されています。かの有名なカルスト台地「秋吉台国定公園」の地下100m、その南麓に開口する日本屈指の大鍾乳洞です。

(C)大下ありか

杉の木立を通り抜けると、秋芳洞の入口があります。全長約9kmある鍾乳洞の中で、観光できるのは約1kmでした。
年間を通して気温は17℃と一定に保たれています。この日も真夏のように暑かったので、洞内では快適に観光できました。

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写真だけでは上手く伝わらないのが残念ですが、想像以上にスケールが大きくて驚きました!
長い歳月をかけて形作られた、自然の産物には本当に神秘的で圧倒されます。中には500年かけてたった2cmしか成長しない鍾乳石もあり、驚きの連続でした。

|秋吉台国定公園

(C)大下ありか

旅の締めくくりは、「秋吉台国定公園」です。広い草原に石灰岩の白い岩肌が露出している光景は、カルスト台地ならでは。

(C)大下ありか

秋吉台は、約3億5,000万年前に、南方の遠く温かい海でサンゴ礁として誕生しました。そのため、秋吉台の石灰岩には、当時海に生息していた生物の化石が多く含まれているそうです。石灰岩は、何千年~何億年もの年月をかけて、海から山へ堆積しながら移動してきただなんて、古代ロマンを感じますね!

|山口宇部空港

(C)大下ありか

最後は「山口宇部空港」より、飛行機に乗って東京に帰ります。小ぢんまりとした空港ですが、ふぐやうに、「獺祭」をはじめとする山口の地酒なども購入することができ、お土産コーナーは充実していました。

これにて、アウェイ山口戦遠征の旅は終了! 今回は、元々3連休だったところに1日お休みを取って3泊4日にしたので、サッカー観戦も含め、様々なところをゆっくり回ることができました。私は、サッカー観戦以外に旅行も大好きなので、毎回遠征する時は、可能であればお休みを1日多くいただき、その土地の観光地やグルメを満喫しています!

遠征をするようになってから日本各地を回るようになり、全国47都道府県制覇まで、あと4県となりました!(笑) これからも、サッカー観戦をしながらその土地の文化に触れ、視野を広げ、新しい価値観を得る旅を続けて行きたいと思っています。

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VictorySportsNews編集部