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日本代表は「スポーツマンシップ」に則っていたか?改めて考えるべきW杯“ボール回し”の是非

FIFAワールドカップ2018、グループステージ最終戦、日本代表が見せた“ボール回し”。結果として決勝トーナメントへの進出を決めたあのプレーには、国内外でさまざまな観点から賛否の声が挙がった。前編では、日本スポーツマンシップ協会の会長 代表理事を務める中村聡宏氏に、「そもそもスポーツマンシップとは何か?」という命題についてお話いただいた。後編となる今回は、ワールドカップでのあの“ボール回し”について、「スポーツマンシップ」の観点から振り返ってもらった。(インタビュー&構成=池田敏明)

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コメント(1)

  • 3
    藤坂ガルシア千鶴

    ライター/コラムニスト 2018/09/13 01:34

    決勝トーナメントに進むための手段だったとしても、「90分の単品」として考えた場合はスポーツマンシップがないと判断される…確かにそうですね。今回の一件については私もこちら(アルゼンチン)で何人かのジャーナリスト仲間から「あんな形で勝ち進んでどう思う?」と聞かれましたが、その度に「しっくり来ないのは確かだけど、過去のW杯の南米地区予選でも対戦国同士互いに仲良く通過するために最終節のゲームの終盤でボール回しをするシーンを何度も見てきているので、日本代表と全く同じ状況に置かれていたら南米諸国のチームも同じことをしたのでは」と答えました。様々な意見があって当然でしょうし、もし今回のケースが日本ではなくアルゼンチンだったら、同じように国内で賛否両論飛び交ったことでしょう。「美しくチャレンジできるようにルールを変えることも検討すべき」というご意見に賛同します。

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