#プロゴルフ
-
ゴルフ
天才少女と呼ばれた金田久美子が2勝目までに11年もの月日を要したワケ
アマチュア時代から天才少女と呼ばれ、“キンクミ”の愛称で親しまれてきた金田久美子が「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」で11年189日ぶりのツアー2勝目を挙げた。初優勝時は21歳だった金田が2勝目を手にしたのは33歳。1988年のツアー施行後の最長ブランク優勝記録を更新した。
-
ゴルフ
マーケット拡大の女子ゴルフ界 ~渋野に見る魅惑的なプロの味わい
女子ゴルフで今シーズンのメジャー全5戦が終了した。最終戦となった8月上旬のAIG全英女子オープンで鮮烈な印象を残したのが渋野日向子だった。大会前は不調が伝えられた中で優勝争いを演じ、最後はわずかに1打及ばなかったものの、男女を通じて日本選手初となるメジャー2勝目の夢が広がった。1744年に創設された屈指の伝統コース、英北部ガレーンのミュアフィールド・リンクスで輝きを放ち、ファンの関心やスポンサーの資金を呼び込むプロフェッショナルとしての立ち振る舞い。世界的にも女子ゴルフ界のマーケットが拡大している由縁が確かに存在した。
-
ゴルフ
最近話題になっている高額賞金ゴルフリーグのリブゴルフって何なの?
6月9日~6月11日にリブゴルフの第1戦が英国ロンドン郊外のセンチュリオンクラブで開催されてから、「リブゴルフって何なの?」という質問を受ける機会がものすごく増えた。正直なところこちらもよく分からないので、「サウジアラビアの政府系ファンドが出資している新しいゴルフリーグが設立されたみたいですね」と曖昧な答えしか返せなかった。
-
ゴルフ
若手台頭が止まらない女子ゴルフと、今一つ盛り上がらない男子ゴルフ
日本における男子ツアーと女子ツアーの人気格差が加速している。女子ツアーは3月の開幕戦の「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」から7月の「ニッポンハムレディスクラシック」まで19連戦があり、1週間の休みをはさんで「大東建託・いい部屋ネットレディス」から11月の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」まで19連戦。合計38試合がラインナップされている。
-
ゴルフ
コロナ禍で盛り上がるゴルフ業界にアパレルブランドが続々参入
アパレルブランドのゴルフ業界参入が加速している。2021年から2022年にかけて以下のブランドがゴルフラインの立ち上げを発表した。
-
ゴルフ
キャロウェイゴルフは相葉雅紀、パーリーゲイツはTWICE 若者のゴルフ人気を取り込みたいゴルフ業界はどう転がるか?
ゴルフブランドのキャロウェイゴルフは2022年春から嵐の相葉雅紀をブランドイメージキャラクターとして起用。3月9日からウェブCMを公開し、プロモーション活動を開始した。ゴルフアパレルブランドのパーリーゲイツも今春から【「LOVED ONE」-大切な人ー】をコレクションテーマに、世界的アーティストTWICE(トゥワイス)を起用したコンセプトムービーとキービジュアルを公開している。
-
ゴルフ
マスターズを意識して1メートルのパットを決めた金谷拓実 ~ガラスのグリーンに挑む鋼の心臓
ゴルフの格言に”パット・イズ・マネー”がある。いくら300ヤードのドライバーショットを放とうが、5センチのパットを外してはいいスコアをつくれない。いわばパットは賞金に直結するほど重要だと言うことを意味している。2022年に向け、この言葉を体現して大きな夢への扉をこじ開けた男子プロゴルファーがいる。金谷拓実、23歳。土壇場のしびれるパットを決めたことで4月のマスターズ・トーナメントの出場権を獲得し、新年のさらなる飛躍を期待させる逸材だ。
-
ゴルフ
コンペの集客に頼るゴルフ場は生き残れない時代がやってくる<2021年間ベスト10>
2021年、VICTORYで反響の大きかった記事ベスト10を発表。スポーツを様々な角度から捉えるハイエンド読者が興味をもったテーマ、第3位はこちら!「コンペの集客に頼るゴルフ場は生き残れない時代がやってくる」(初公開日2021年5月2日 ※情報はすべて掲載時のものです。)
-
ゴルフ
ゴルフに触れるのは、TVから、YouTubeやインスタの時代へ。
筆者が山梨県の河口湖カントリークラブでプレーした際、東コースの8番パー5のティーイングエリアで同伴者2人が「ここが例のホールだね」と話していたので何のことか聞いてみると、タレントのヒロミさんが自身のYouTubeチャンネルのゴルフ対決で毎回使用しているホールとのことだった。
-
ゴルフ
小祝さくらが優勝時に使用した100万円超のパターに問い合わせが殺到するワケ
女子ゴルフツアーで賞金ランキング2位につけている(9月17日時点)小祝さくらのパターが話題を集めている。「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」(8月13~15日、長野県・軽井沢72ゴルフ北コース)で今季4勝目を挙げ、翌週の「CAT Ladies2021」(8月20~22日、神奈川県・大箱根カントリークラブ)で2週連続優勝を飾ったが、この2連勝に新しいパターが貢献した。
-
ゴルフ
1200万円より嬉しい報奨!?五輪銀メダリストの稲見萌寧に付与された5年シードのメリットとは
東京オリンピックで日本勢は過去最多となる58個のメダルを獲得した。メダリストには日本オリンピック委員会(JOC)から報奨金が支給される。金額は金メダルが500万円、銀メダルが200万円、銅メダルが100万円だ。団体競技は1人ずつ報奨金が支給されるので、今大会の総額は4億円を超えることになった。
-
ゴルフ
全米女子オープン 笹生優花と畑岡奈紗のプレーオフが地上波で見られなかったワケ
笹生優花と畑岡奈紗のプレーオフ決着となった2021年の「全米女子オープン」。プレーオフ3ホール目で笹生がバーディを奪い、史上最年少優勝という歴史的快挙を達成した。日本のゴルフファンにとっては夢のような試合展開だったが、地上波放送がなかったのでリアルタイムで視聴できなかった人も多かったようだ。
-
ゴルフ
なぜZOZOは、男子選手でも“黄金世代”でもなく上田桃子と契約したのか?
ファッション通販サイトのZOZOTOWNを運営する株式会社ZOZOが2021年3月30日に女子プロゴルファーの上田桃子と所属契約を締結した。同社がプロアスリートと所属契約を結ぶのは今回が初めてだという。
-
ゴルフ
コンペの集客に頼るゴルフ場は生き残れない時代がやってくる
新型コロナウイルスの流行により、大人数での宴会や飲み会ができる飲食店が軒並み苦戦を強いられている。政府は5人以上での会食を自粛するよう呼びかけており、大手外食チェーンは業態変更でこのピンチを乗り切ろうとしている。以前は3月から4月にかけて頻繁に行われていた歓送迎会も激減した。 そんな状況にも関わらず、3月24日に厚生労働省の職員23人が深夜まで送別会を行っていたことで、メディアや国民から大バッシングを受けた。4月25日から東京、大阪、京都、兵庫の4都府県に3回目の緊急事態宣言が発令されたことで、大人数での会食は完全自粛モードに突入するだろう。
-
ゴルフ
松山英樹の快挙!「マスターズ」はゴルファーにとってどれほど名誉な大会なのか?
松山英樹が「マスターズ」で悲願の4大メジャー大会初制覇を達成した。2011年にアマチュアとして初出場し、通算1アンダー27位タイでローアマチュアを獲得してから10回目の挑戦で、ついに頂点に登り詰めた。
-
ゴルフ
ジャケット、襟付きのマナーは必要か。若者増の中、ゴルフ場のドレスコードはこれからどうなる?
新型コロナウイルスの流行を機に、ゴルフを始める若い人たちが増えている。今まで取り組んでいたレジャーやアクティビティが継続できなくなり、屋外スポーツで3密(密閉・密集・密接)を避けられるゴルフにシフトする動きがあるようだ。ゴルフ練習場でもゴルフ場でも20代~30代の若い人たちを見かける機会が明らかに多くなり、初心者向けゴルフスクールも昨夏から入会者数が伸びているという。
-
ゴルフ
外資の巨額マネーは日本の男子プロゴルフを飲み込むか
新型コロナウイルス禍に見舞われた昨年の終盤、世界の男子プロゴルフ界にビッグニュースが駆け巡った。米PGAツアーと欧州ツアーが戦略的な提携を発表したのだ。最高峰のPGAと、ややもすればライバルと位置づけられていた欧州ツアーという二大巨頭の協力態勢。背景の一つに、潤沢な中東のオイルマネーを絡め、世界のトップ選手を勧誘して実施が画策されている「プレミアゴルフリーグ」(PGL)の存在がある。長い歴史を誇る既存ツアーと新興勢力によるせめぎ合いの様相で、事態の推移が注目される。
-
ゴルフ
プロゴルファーはトーナメントで何位に入れば及第点?
女子トーナメントだけでなく男子トーナメントも無観客で試合が開催されるようになり、少しずつ落ち着きを取り戻してきた国内ゴルフツアー。選手たちにとって、試合に出場して賞金が稼げる機会が増えたことは何よりもうれしいだろう。「日本オープン」と「日本女子オープン」は一般非公開およびプロアマ大会などの中止による収入減と、新型コロナウイルス感染症対策徹底のため諸経費の増大が見込まれたことから、賞金総額が一律25パーセント減額となったものの、「日本オープン」は賞金総額1億5750万円、「日本女子オープン」は賞金総額1億1250万円で開催されたので、メジャートーナメントにふさわしいスケールは維持したと言えるのではないか。