#アスリートファースト
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東京オリンピック・パラリンピック
東京五輪・パラリンピックの功罪 ~レガシーとは何か
新型コロナウイルス禍の中で2021年夏に開催された東京五輪・パラリンピックは、大会期間中も実施の賛否が分かれる特殊な状況だった。コロナ感染拡大や真夏の酷暑、原則無観客での開催…。あれから1年余りが過ぎ、10月半ばには1周年記念イベントが東京・国立競技場で実施される。同時に、五輪・パラの大会組織委員会元理事が絡む大規模な汚職事件が発覚し、東京大会のイメージが損なわれている。アスリートたちの頑張り以外に、東京五輪・パラリンピックの残したレガシー(遺産)は何か。あえてこのタイミングで検証した。
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テニス
錦織と大坂は、人として当たり前の発言をしているだけ。議論すべき真のアスリートファーストとは。
新型コロナウイルス感染症のパンデミックが続き、東京2020オリンピック・パラリンピック(以下オリパラ)の開催可否が、日本国民の間で議論が続く中、SNSが発達している時代にもかかわらず、多くのオリパラ選手は沈黙を守っている。これは、選手としてだけでなく、ひとりの人間として、どう振る舞い、どう発言するのかが問われているのに何もできない。こんな異常とも言えるような世界に一体誰がしてしまったのだろうか――。
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柔道
コロナ禍にあえぐ柔道 今こそ問われる精力善用 自他共栄
感染者19人。この原稿を執筆している時点での全柔連、全日本柔道連盟の新型コロナウイルス感染者の数だ。事務局に勤務する職員約40人の半数にあたり、まさにクラスター、集団感染と言っていい。
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オリンピック
史上初、五輪延期の舞台裏 ~日本が負った責任~
緊急事態宣言がついに出た。この記事を書いている時点で東京の感染者は2000人を超え、体育館やプールなどのスポーツ施設は休業要請の対象となった。すでに世界のスポーツは完全にストップしている状況で、日本の緊急事態宣言など“焼け石に水”感が否めないのが実情だ。
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オリンピック
東京オリンピックを中止にできない理由(後編)
複雑に絡み合うステークホルダーの存在、そしてIOCが倒産しないためにもオリンピックの中止が最悪のシナリオだということは前編でご紹介したとおりだ。IOCは表向き「予定通り行う」というが、出来なければ中止を選ぶかというとそれは絶対にない。であれば何が“プランB”になりうるのか? それを知るためには、まず満点のシナリオを知ることだ。後編はその満点のシナリオからキーワードを導き出し、可能性のあるプランBを検証してみたい。
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オリンピック
札幌移転狂想曲 ~こうしてオリンピックは札幌に~
2019年もあと数日、年が明ければ2020年。しごく当たり前の話だが、スポーツ界にとっては記念すべき年の幕開けである。しかし、どこか喜べない。その理由はオリンピックの華といわれる“マラソン”が、急転直下、札幌で行われることになったからだ。 マラソンがオリンピックの華?冗談でしょ?という声も若い人を中心に聞こえるかも知れないが、IOCは会場を札幌に変えても最終日の種目から外すのを拒否した。オリンピックの最後はマラソンで締める。マラソンが特別な存在なのは否定しようがない事実なのだ。
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格闘技
新日本プロレスを変える大器!? “マッスル・モンスター”北村克哉に注目!
見ているものにとって、プロレスの魅力の源泉は技の切れもさることながら、驚異的なフィジカルにあると思います。久しぶりに、ワクワクして見たくなるレスラーが出て来ました! -
スポBiz
「選手がパフォーマンスを上げて、初めてその選手や団体をサポートしていると言える」松下直樹氏(アシックス)
「2020年の先を見据えた、スポーツの未来を考える」をコンセプトに、スポーツをビジネスとして考え、実行に移せる人材を輩出していく学びの場『Number Sports Business College』(NSBC)。第14回となる講義でゲストに迎えられたのは、株式会社アシックス グローバルスポーツマーケティング統括部長 兼 アシックスジャパン株式会社 取締役の松下直樹氏だ。講義ではアシックスのブランド戦略について語った松下氏が感じる、これからのスポーツビジネスに必要な人材とは?(取材・文:出川啓太 写真:荒川祐史)(取材・文=出川啓太 写真=荒川祐史)
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