#マーケティング
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カルチャー
中田英寿監修のキットカット第2弾が発売へ ビジネスの先にある狙いとは
モノを売るにはデザインとストーリーが大事なんだなと実感する。キットカット梅酒味なら華麗にスルーなものが、旅人が手をかけ、最終の試食でも妥協せず、地域の物語を背負って生まれた商品だと聞くと、なんだかすごくいいものに見える。「別の日本酒案がくるだろうと思っていたら、まさか梅酒案だなんて!」「まさか梅酒とは…」「しかも紀州南高梅を広めたいという深淵な思慮…」という驚きも納得だ。自分の日々の仕事においても参考にしたい。 -
サッカー
アフリカの小国・ルワンダがアーセナルと43億円契約!? スポンサーメリット最大化の秘訣とは
ルワンダからお金を取るくらいなら、むしろ支援してあげればいいのに、と思いました。なぜなら、アフリカの民族紛争の多くが、欧州列強の植民地政策が歴史的背景にあるからです。ルワンダの場合は、イングランドでなく、ベルギーですが、ルワンダ虐殺も、ベルギーの植民地時代に、フツ族とツチ族の民族間の対立を煽り、分断することで、支配力を強めたことに、その元をたどることができます。と記したところで、バルセロナは、ユニセフとのパートナーシップ(年間200万ドルの寄付)の証として、背中にユニセフのロゴを入れていることを思い出しました。4 Comments
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サッカー
盛り上がらないW杯には何が不足している? マーケティング目線で見る“助走”の重要性
事前に盛り上がるかどうかはあまり気にする必要はないと思う。盛り上がる材料が揃えば、盛り上がる。平昌五輪でも、大会前は一部のファンしか気にしていなかったであろうカーリング女子チームが時の人になったように、大会前に盛り上がらなくても大会後に盛り上がれば大きな違いはない。先日の日本代表決定戦もCS放送で生中継され、会場にはたくさんの観客が足を運んでいた。サッカー日本代表も、素晴らしい活躍を見せれば、そこから熱狂が始まる。2010年南アフリカ大会後などはまさにそうだった。 とは言え、その盛り上がりを継続させるには「未来への希望」が欠かせない。未来がよくなりそうだからこそ惹きつけられたりもするものだろう。その点で、現在のサッカー日本代表は厳しい状況にあるとは思う。ほかのスポーツならひとりやふたりは出てきそうな「まだ10代なのにエース級!」というスター候補がいないからだ。 羽生結弦がソチ五輪で金メダルを獲ったのは19歳。体操の全日本選手権で内村航平の連覇を阻んだ谷川翔は19歳。大谷翔平が10勝&10本塁打という二刀流を成し遂げたのは19歳から20歳になる入団2年目のシーズン。競泳の萩野公介や、陸上の桐生祥秀、バレーボールの木村沙織など、10代にして日本のトップに立ち、次の時代を担う存在になった選手はさまざまな競技で出現している。 誰もが納得する圧倒的な成績で未来を背負う10代。 日本代表の不動の中心選手として世界に挑む10代。 サッカーにもそういう選手がほしい。 1998年ワールドカップでは、21歳の中田英寿さんがすでにチームの中心で、18歳の小野伸二さんが出場していたように。 井手口選手、三竿選手あたりのブレイクを期待したい。10 Comments
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野球
ベイスターズに学ぶ「地域密着プロジェクト」の秘訣とは?西武40周年事業も始動
ベースボールキャップの大々的な配布は、伝統的ながら、とても効果的な、地域におけるプロモーションだと思います。ライオンズが、西武が親会社になって、本拠地を所沢に移転した際に、沿線を中心に確か、100万個、配ったのがルーツだったような気がします。その後、ホークスが福岡に移転した際、ダイエーも同じようなプロモーションをしていました。6 Comments
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