
野球
【第二回】ダルビッシュ有のプロ野球改革論「日本から2チームくらいMLBに入れて戦ったら面白い」
日本球界が生んだ最高の投手、ダルビッシュ有。メジャーリーガーとして圧巻のパフォーマンスを披露する傍ら、SNSを活用してしばしば球界に対する問題提起も行ってきた。今回、トークゲストに前DeNA球団社長の池田純氏を迎え、数少ない“主張するアスリート”への独占インタビューが実現。3月に開催されたWBCについて、MLBでの位置づけや改善のための持論を語ってくれた。彼があえてメディアを通じて発したかったオピニオンとはーー。
(株)TSUBASA代表取締役 2017/06/23 15:46
「日本から2チームくらいMLBに入れて戦ったら面白い」というダルビッシュ選手(@faridyu)の提案は、もし実現したとすれば、ビジネス的にも本当に面白いチャレンジになるだろう。
もっと読む一見、実現不可能な夢物語に思う人もいるだろうが、スーパーラグビーに参加しているサンウルブス(日本代表及び準ずる選手たちにより構成されたチーム)のようなケースもあるし、そもそも、MLBにはカナダのチーム(かつては2チーム、現在はブルージェイズのみ)も参加している。MLB側としても、MLBを現在の枠組み以上の広がりを持ったリーグにするために、それこそ、MLBのチャンピオンチームを「真のワールドシリーズ」の勝者とするために、日本のチームだけでなく、野球列強国のチームをMLBに入れることは、十分にメリットのあることだと思う。
まずは、ポストシーズンへの参加枠を実現するだけでも、相当に注目を集めることになるし、NPBの価値も間違いなく上がるはずだ。
プロ野球死亡遊戯 2017/06/26 02:15
メジャーは力の抜きどころがない…。長谷川滋利も自身デビュー戦のインディアンス打線を「日本では4番のフランコ(元ロッテ)7番、ミッチェル8番(元ダイエー)のとんでもない世界」と回想してたな。
もっと読むプロフェッショナル・スポーツ・ブロガー 2017/06/24 01:09
「フィジカルがスゴイ」は、まぁそうなんだろう。ただ、筋肉の量やそこから出るパワーであったりだけがすべてではない。体操や競泳、フィギュアスケートなど日本から世界のトップ選手が出る競技には、ある方向性というのが確かにある。単なる力比べではなく、自分の体重を正確にコントロールして、無駄なく美しく動くということについて、やはり日本には強みがある。その意味では、単なる鉄砲肩比べでは負けたとしても、捕球から送球までの動作をスムーズに行なうことや、ピッチングやバッティングの動作を正確に繰り返すことで、違った強みを出せるはずだ。デカい・速い・強いに圧倒されてしまってはつまらない。イチローに同じことを聞けばきっと違う答えをするだろう。要するに「人それぞれ」だ。
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