#アメフト
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プロ野球
早期の退任表明は吉と出るか?阪神矢野監督が迎えるラストシーズン
激震の余韻がなんとなく残っている。沖縄県宜野座村でキャンプを張る阪神タイガース。キャンプイン前日の1月31日に、矢野燿大監督(53)が今シーズン限りでの退任をミーティングで表明した。球団がこのタイミングでの公表を了承していたことも明らかになり、ファン、OB、評論家の間で論争になっている。これから厳しいキャンプが始まるという節目で、指揮官自らが去就問題を表面化。前例のないことなので、賛否両論…というよりは、批判的な意見が目立つ。物議を醸す決断であったことは間違いない。
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アメフト
日大アメフト部タックル騒動 ~有象無象の主導権争いの果てに
今月、日大アメフト部が今シーズンのリーグ戦を圧倒的な強さで全勝し終了した。 特に11月15日に東京地検立川支部から前監督と前コーチが嫌疑不十分で不起訴処分が決定した後の2試合は41-3、48-27と何かに怒りをぶつけるかのように闘志あふれるプレーで圧勝。しかし、全勝ではあるが下位グループ降格をしている日大アメフト部には日本一への道は閉ざされている。 不起訴となった”あの事件”をもとに日大を降格させたのは関東学連。しかし、現在まで日大の名誉を回復する処置は何も行われていない。
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オールスポーツ
内田前監督無罪放免、山根前会長はタレント化 スポーツ不祥事の幕引きまだ遠く
2018年のスポーツ界は、平昌五輪の昂奮に始まり、卓球、フィギュア、バドミントンなど多くの種目で若い選手の台頭があり、明るい話題が絶えなかった。一方、各競技でパワハラなどの告発が続き、スポーツ界の悪しき体質が世間で議論された年でもあった。 スポーツ界にとって大きな転換期となった2018年をさまざまな問題の取材に取り組んできた作家・スポーツライターの小林信也氏が振り返る。(文・小林信也)
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オールスポーツ
2018年のスポーツ界不祥事まとめ~スポーツ界のクローズドな体質が浮き彫りに
やはり良くも悪くも歴史あるもの急な改革は難しい。本気で改革を進める覚悟のあるリーダーが潰されぬ様に関係者のみならず知恵を絞らなくてはいけない問題。 -
大学スポーツ
大学スポーツは構造改革なるか?『日本版NCAA』に求められる理念とビジョン
記事にあるように個々の大学や個人が部分適応をなしている現状は、良い部分もあるがやはり全体として進歩していくためには長期的な視点を扱え、かつ横断的に各組織を動かせる、つまり全体適応を担えるシステムが必要です。 それぐらい現状は協会や連盟が形骸化していると感じます。5 Comments
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アメフト
悪質タックル問題から何を学ぶべきか? “日大のスキャンダル”で終わらせてはいけない理由
自分の未来がダメになるという恐怖から悪質プレーにいたった選手が生まれたという「パワハラ」の問題を議論しているときに、日大アメフト部員の声明文に対して「日大アメフト部の声明文は肩透かし」「選手も保身を考えて自重した印象」「なんと創造力と行動力がないものか」という筋立てでケチをつけるのは、筆者は「パワハラに屈したヤツが悪い」と言っているも同然だ。 何の証拠もない事前報道の情報を鵜呑みにし、当事者という難しい立場でありながら行動を起こした現役アメフト部員たちを「筆者が勝手に」残念に思い、「それくらいの発想も行動力もないとしたら、何のために部活で自分を磨いているのか」と問い掛ける無理筋な言いよう。何故、大学まで学びを重ね、スポーツで心身を鍛えた若者たちが、一見して理不尽な命令に従わなければならなかったのか、その点を追及してこそのジャーナリズムではないのかと逆に問いかけたい。 あまつさえ今後の部運営にあたっての現実的な解決策のひとつとして、「選手の中からヘッドコーチを選び、選手主体の体制を作る」という絵空事を言い放つというのはいかがなものか。その直前では、日大にはパワハラ体罰指導を受けてきたOBしかいないから「完全に新しい体質を構築できる人材を内部で見つけ、しかも第三者の納得を得るのは相当難しいだろう」と書いているのに、だ。OBだと「パワハラ体罰指導を受けてきたから」ダメで、現役選手ならOKという理屈はまったく意味不明だ。選手は学生であり、学びを求めてそこにいるのだ。「4年生の誰かが現役続行をあきらめ、防具を脱いで監督、コーチになる勇気が最も現実的」なる意見にはまったく賛同できない。選手の人生を他人が勝手に規定する提案をしている時点で、筆者や、筆者が意見を募った人物も、「パワハラ」的な発想になっていることに無自覚なのだろうか? 筆者は日本なり日本の教育なりに不満があって、日大アメフト部の問題にかこつけて、それを非難しようとしているのではないだろうか。以前の記事でも同様であったが、最後は必ず東京五輪批判につなげるまとめ方というのも、まったくもって本稿の論点と関係ないとってつけた話となっており、「自分が非難したいもののために日大アメフト部問題を利用している」という印象が拭えない。 「東京五輪をただのお祭り騒ぎにしてしまえば、また涙と感動によって、パワハラ体質が容認され、勝利至上主義の弊害が放置されかねないから」という最後の文に何故急に五輪の話が出てきたのか、何度読んでも理解できなかったのはコチラの読解力が足りないのだろうか…。それを筆者は、日本の教育を受けてきた弊害と言うのかもしれないが…。2 Comments
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大学スポーツ
悪質タックル事件、“本質的”な問題は解決されるのか? 大学スポーツ界の構造改革の必然性
アメリカのほうが先進的と言うべきか、「似たようなことを先に通過してきているから処理に慣れている」と言うべきか。1プレー目で退場にしなかった審判を含めて、前代未聞のプレーの前ではあっけにとられることもあるだろう。あれほど完全にルールをぶっちぎったプレーが出てくるとは思っていなかったからこそ、こんな大騒ぎになってもいるのだし。 「同僚のドリンクに禁止薬物を入れてドーピングによる資格停止に追い込む」みたいな事件が海外であったときには、今度は逆に日本が「我々はそういったケースが起こらないよう備えていますよ。ドリンクを放置しておくことなど今ではありえません」とか言えばいいような。 ひとつ悪い事件が起きて、ひとつ環境がよくなる。 その繰り返し。4 Comments
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スポーツBiz
NBA・NFLも狙う1000億円市場! リアルとリンクするeスポーツの可能性
e-sports、今後、どのような進化・普及の形態をとるのか、注目したいです。ARの更なる発展でアバターの世界もあるのだろうか?5 Comments
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テニス
テニスがフィジカル重視になった理由とは? USTAコーチ・大地智に訊く(前編)
テニスに限らず幼少期は様々なスポーツを行なって、効率的な体の動き、競技の向き不向きが、好き嫌いを見極めることが大事だと思う。面白かったのは、テニスが上手くなるためにはテニスの練習をするのが一番良いが、そうするとバランスが必ずしも保たれない状態になってしまうと言う点。1ポイント奪うためには瞬発系の動きが重要だが、長時間戦い抜くためには持久力も必要というアンビバレンツなマネジメントが求められる。競技レベルが上がると選手の能力を多面的に上げていく必要があるので指導者はジェネラリストとスペシャリストのグループワークで対応していくのが望ましいのかもしれない。4 Comments
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サッカー
サッカー“しか”やらない子は、どうなるのか? 小俣よしのぶ(後編)
前編にあった「日本の文化」ですが、日本には武道があって、まず型を師匠から習って極めることを美とし、それがそのままスポーツにきている。また色々やるのではなく一つを極めるのが良いと。 本来なら遊びが原点のはずのスポーツが、型を覚える稽古事になっている。 しかし、みんながスポーツについて真剣に考え、日本人が得意な“和洋折衷力”を駆使すれば、日本独自の「スポーツ文化」が形作られる方向へ進んでいくでしょうね。27 Comments
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サッカー
なぜ日本スポーツでは間違ったフィジカル知識が蔓延するのか? 小俣よしのぶ(前編)
「スキャモンの発育曲線」が腑に落ちず、徹底して調べたことがありました。記事を読んで更にスッキリ!他の内容も納得!同感!とうなづきながら読み進みました。 やはり子供のうちにどんな環境でどんな動き(遊びや身の回りのこと)を、どれだけ多く経験するかが大事なんだと再確認することができました。続編が楽しみです!9 Comments
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野球
【第二回】ダルビッシュ有のプロ野球改革論「日本から2チームくらいMLBに入れて戦ったら面白い」
「日本から2チームくらいMLBに入れて戦ったら面白い」というダルビッシュ選手(@faridyu)の提案は、もし実現したとすれば、ビジネス的にも本当に面白いチャレンジになるだろう。 一見、実現不可能な夢物語に思う人もいるだろうが、スーパーラグビーに参加しているサンウルブス(日本代表及び準ずる選手たちにより構成されたチーム)のようなケースもあるし、そもそも、MLBにはカナダのチーム(かつては2チーム、現在はブルージェイズのみ)も参加している。MLB側としても、MLBを現在の枠組み以上の広がりを持ったリーグにするために、それこそ、MLBのチャンピオンチームを「真のワールドシリーズ」の勝者とするために、日本のチームだけでなく、野球列強国のチームをMLBに入れることは、十分にメリットのあることだと思う。 まずは、ポストシーズンへの参加枠を実現するだけでも、相当に注目を集めることになるし、NPBの価値も間違いなく上がるはずだ。16 Comments
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野球
【第一回】ダルビッシュ有のプロ野球改革論「いつか、日本球界に戻りたいなって思っています」
おかしいことをおかしいと言う。そんな当たり前のことが当たり前ではない現在の日本だからこそ、ダルビッシュ選手(@faridyu)の言葉は貴重。 これまで自分が担当させてもらったインタビューの中でも、最も刺激的なインタビューでした。現役選手としての彼にはもちろん、選手を引退してからの彼にも、本当に期待してます。25 Comments
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アメフト
池田純×庄島辰尭(UCLAアメフト部)「学生スポーツはアメリカ人の心に根付いている」《後編》
現場の声、とても面白く拝読しました。UCLAでは、アスリート専用の楽勝科目はあるのでしょうか?アメフト、バスケなどの強豪校のほとんどは、名門州立大学ですが、アスリートが、一般学生がほとんどいない科目を取っていることを、一般学生のOBで指摘する方は少なからずいます。実際、そのことは、しばしば、報道もされています。名門UCLAはどうなんだろう。わたしは、それはそれで、あってもよいことではないかと思っていますが。8 Comments
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サッカー
48歳マルディーニのテニス転向、どこまで本気!? 意外と多いマルチアスリート
パオロ・マルディーニのテニス挑戦、純粋に試合を見てみたい。プロテニスプレーヤー相手に、どれだけやれるのか。もちろん、普通に考えれば、無謀な挑戦なのだが、あの堅実なマルディーニだけに、意外と善戦しそうな気もする、と思うのは期待しすぎか。7 Comments
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アメフト
池田純×庄島辰尭(UCLAアメフト部)「アンダーアーマーの契約金は15年で310億円です」《中編》
NCAAも、UCLAも、日本のはるか先を行っています。7 Comments
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アメフト
池田純×庄島辰尭(UCLAアメフト部)「スカラーシップの85人に入れる選手に」《前編》
現場にいる私にとって、これが如何にすごい事か!皆さんに理解して頂きたい。同時に、両親に、経済的も含め、どれだけの負担がかかっているかも、考えて頂きたい。11 Comments
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スポBiz
“競技で稼げるアスリート”と“企業に人気のアスリート”は同じなのか
アメリカンフットボールの選手が競技のみで稼ぐランキングにこれだけ多いのは、プロへの道の険しさと平均選手寿命との関係はあるかもしれません。下記は、NCAAが発表しているプロへの道のりの数字に、それぞれのプロ選手の平均選手寿命を付け加えてみました。 【プロへの道】 =アメリカンフットボール= 高校選手数:1,093,234 大学プレーする選手:6.5% 大学からプロにドラフトされる選手:1.6% NFL選手寿命:平均3.5年 =バスケットボール(男子)= 高校選手数: 541,054 大学プレーする選手:3.4% 大学からプロにドラフトされる選手:1.2% NBA選手寿命:平均4.8年 =ベースボール= 高校選手数:482,629 大学プレーする選手:6.9% 大学からプロにドラフトされる選手:8.6% MLB選手寿命:平均5.6年 他にも、要因はありますが、いずれにせよ、プロになりますと、物凄い競争を勝ち抜いているのは事実で、その中で結果を出すことへの難しも一方で言えます。 一方で、スポンサー収入で目立ちますのは、テニスやゴルフの選手です。チームスポーツでは、バスケットボール選手がトップです。日本においても、幅広くプロ化も広がる中で、どういったランキングになるかを出してみると、面白いかもしれません。9 Comments
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