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“山の神”はなぜ活躍できないのか? ランナーの成長を阻害する箱根駅伝の山上り至上主義

11人抜きの今井正人(順大)、4年連続区間賞の柏原竜二(東洋大)、圧倒的な区間新記録を打ち立てた神野大地(青学大)。箱根駅伝で目映いばかりの輝きを放った歴代の“山の神”たちですが、社会人、マラソンでの成功を収めているとは言い難い状況です。山の神はなぜ期待されたような活躍ができないのでしょう?

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コメント(6)

  • 139
    フモフモ編集長

    プロフェッショナル・スポーツ・ブロガー 2017/12/30 17:40

    山の神と言われるまでに特殊な価値をまとった選手を、「その後活躍がない」状態に追い込んでいる側の無能こそ問われなければならない。平地で走ると何が偉いのか?そもそも走ると偉いのか?クルマがあるんだからクルマに乗るほうが断然早いんじゃないのか?人間の身体能力比べなど、機械に比べれば子どもの遊びのようなもの。その遊びにどんな価値を見い出すかが大事なのだ。箱根が日本長距離界の頂点であるのに、卒業後の受け皿となるものがないことを恥じねばならない。甲子園が盛り上がっているのにプロ野球がない、そんな状態なのだから。五輪に依存した「マラソン」以外の目標を世間に提示できないから、箱根でまとった価値が正しく発揮されなくなってしまう。山の神がいるのに山を走らせない、それは走らせない側の無能が悪い。

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  • 51
    森本美行

    fangate(株) 代表取締役/一般社団法人日本スポーツマンシップ協会理事 2018/01/02 12:37

    学生スポーツを必ず、トップトップの競技生活に繋げようとするから、どうしてもあの時こんな凄い選手だったのに残念だなあ〜。と言う評価になってしまう。そうした評価、学生時代の輝きを失ってしまい一番苦しんでいるのは間違いなく本人だ。甲子園や箱根駅伝を本人の競技生活のピークにすると言う日本独自のスポーツ文化があってもそれはそれで良いと思う。彼らの達成感、我々に与えた感動の輝きは決して消えるものではないのだから。

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  • 3
    カネシゲ タカシ

    漫画家・コラムニスト 2018/01/01 10:43

    箱根登山鉄道を平地で走らせても良さが出ないのと同じでしょうか。なるほど。

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