#陸上
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大学スポーツ
駒沢大学陸上部監督をめぐるパワハラ問題 その本質を見逃してはならない
またしても大学スポーツ界で問題が勃発。駒沢大学陸上部の大八木弘明監督が金銭問題をめぐって学長らから「辞職勧告」を受けたとして、これをパワハラと告発。大学駅伝最大のイベント、箱根駅伝を前に総合優勝6回、53回連続出場中の名門中の名門が揺れに揺れている。横浜DeNAベイスターズ初代球団社長でスポーツ庁参与の池田純氏は、この問題をどのように見ているのだろうか?
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箱根駅伝
今年の青学は過去最強!?箱根5連覇への鍵は「原監督」離れ
箱根駅伝を4連覇している青山学院大学の勢いが止まらない。今季は10月の出雲駅伝で2年ぶり4度目の優勝を飾ると、11月の全日本大学駅伝も完勝し、原晋監督も「例年以上に自信はある」と語るほどである。しかし現在の2~4年生で1年時から箱根を走った選手は小野田しかいない。結果と自信をもたらしているものとは何なのか?そこには「大学スポーツの原点回帰」とも言える秘密が隠されていた。
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マラソン
東京マラソンを世界6大大会に育て上げた信念とは?テーマは『Make your drama』(NSBCレポート/早野忠昭)
ランナーそれぞれが持っている「ナルシシズム」を満足させることが成功の秘密。個々人に内在するナルシシズムをいかに刺激し、満たすことができるのか? 取材や執筆の際にも役立ちそう。 「日本の体育では、港湾労働とまったく同じことが行われてきた」という発言が印象的。 -
陸上
箱根駅伝、伝統の早稲田はなぜ愛され続けるのか? 受け継がれるスタイルと臙脂の意志
優勝は叶わなかったものの出雲、全日本を上回る3位は天晴! 来年は更なる飛躍を期待したい。1 Comment
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陸上
“山の神”はなぜ活躍できないのか? ランナーの成長を阻害する箱根駅伝の山上り至上主義
山の神と言われるまでに特殊な価値をまとった選手を、「その後活躍がない」状態に追い込んでいる側の無能こそ問われなければならない。平地で走ると何が偉いのか?そもそも走ると偉いのか?クルマがあるんだからクルマに乗るほうが断然早いんじゃないのか?人間の身体能力比べなど、機械に比べれば子どもの遊びのようなもの。その遊びにどんな価値を見い出すかが大事なのだ。箱根が日本長距離界の頂点であるのに、卒業後の受け皿となるものがないことを恥じねばならない。甲子園が盛り上がっているのにプロ野球がない、そんな状態なのだから。五輪に依存した「マラソン」以外の目標を世間に提示できないから、箱根でまとった価値が正しく発揮されなくなってしまう。山の神がいるのに山を走らせない、それは走らせない側の無能が悪い。6 Comments
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陸上
箱根駅伝は日本マラソンにとって本当に“悪”なのか? 考えるべきは別にある
このテーマについては『駅伝マン──日本を走ったイギリス人』という書籍が示唆に富んだ内容で、我々との視点の違いだけでなく深い知性と「体当たり」から得た経験を反映した内容です。2 Comments
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スポBiz
「選手がパフォーマンスを上げて、初めてその選手や団体をサポートしていると言える」松下直樹氏(アシックス)
「2020年の先を見据えた、スポーツの未来を考える」をコンセプトに、スポーツをビジネスとして考え、実行に移せる人材を輩出していく学びの場『Number Sports Business College』(NSBC)。第14回となる講義でゲストに迎えられたのは、株式会社アシックス グローバルスポーツマーケティング統括部長 兼 アシックスジャパン株式会社 取締役の松下直樹氏だ。講義ではアシックスのブランド戦略について語った松下氏が感じる、これからのスポーツビジネスに必要な人材とは?(取材・文:出川啓太 写真:荒川祐史)(取材・文=出川啓太 写真=荒川祐史)
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水泳
塩浦慎理(イトマン東進)が語る、水泳選手のフィジカル。
そのくらい、わたしも食べられますよ。って、まもなく50歳で、デスクワークが主業務の人間がそんな食べてはダメ!腹6分目を肝に銘じています。6 Comments
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オールスポーツ
なぜ日本には“使い勝手の悪い”競技場がつくられるのか? 見直すべき国体の意義
えひめ国体は愛媛県が総合2位で天皇杯を逃したそうで大変驚いています。 国体の長い歴史の中でこの半世紀、開催地が優勝を逃したのは3例のみ。 高知県は当時の知事の方針、昨年の岩手県は震災復興を優先した特殊事情でしたので、今回の愛媛県は知事が優勝を目指すと公言して失敗した初の事例となります。 国体の開催地はエントリーする選手数からして違うのでよほどのことがない限り優勝出来る得点システムです。 大会前、最高責任者である愛媛県知事が天皇杯を目指すと公言していたにもかかわらずどうしてこのような結果になったのか、予算配分、強化に問題はなかったのか、インパール作戦の旧陸軍司令部のように現場に責任を押しつけることのないようきちんと原因を検証して貰いたいです。 愛媛のスポーツ界は国体が終わっても続くのですから。 あと、なぜ開会式で坊っちゃんスタジアムを使わなかったのか、アクセスの悪い開会式場選定による多額のバス調達費用や2005年完成と比較的新しい立派な屋根付きプール(アクアパレット)の水深が足りず8億5千万円の仮設プールを作らざるを得なかった経緯など検証が待たれます。 いつものように「喉元過ぎれば…」で済ませていると何度でも同じ過ちを繰り返すことになります。 ただ私の地元で開催された国体が大きな事故もなく終えたことには胸をなで下ろしています。 今月末開催される第17回全国障害者スポーツ大会・えひめ大会が成功に終わることを祈ってます。12 Comments
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陸上
パラリンピアンへの「力み」を無くしたい。為末大・スペシャルインタビュー後編
パラスポーツに接しさえすれば力みが無くなるのは本当にその通りで私も体験しました。とすると次はどうやって接するか、ということになります。記事にあるように海外では共通の施設、メニュー、コーチで練習している国は少なくありません。ですが、日本では長らくの間パラアスリート達はナショナルトレーニングセンターなどを使用することはできませんでした。これが監督官庁の組改で解禁されたことでトップアスリート同士が接する機会を持てたのです。 ただ一般的には身近にパラアスリートがいたり能動的に大会や試合を見に行く環境があるとはまだ言えませんが、大切なのは大変なのに不幸なことがあったのに頑張っているから応援してあげよう、ではなく、超人的な凄さが分かってアスリートとしてリスペクトできるかどうかということです。そのためには、例えば、全米陸上やテニスのグランドスラムがそうであるように健常者のトップの大会にパラ種目もプログラムされていたり、地上波の人気スポーツ番組で芸能人や健常者アスリートとの対決コーナーなどが増えていくことで露出機会を増やすことも有効でしょう。また、特に2020の開催地である東京都立の学校で体育の一コマをパラスポーツにすることで実際に体験してみることも効果があると思います。 実は、学校でパラスポーツを体験したり学習したりすると、理解が深まり力みが消えるだけではなく児童や生徒の特徴を把握できたり、クラスのコミュニケーションが活発になったり副次的な効果を得られることもあるので(詳細は別の記事やテーマの際にでも)本当に実現して欲しいと思っています。2 Comments
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サッカー
なぜ東京の中心から、サッカースタジアムは消えたのか? 日本のスタジアム史
仕方ないでしょう。都心は、富の集積度が、世界一との評あるほど価値が高く、毎日のように出来る野球と、それに加えて、高付加価値のイベントを組み合わせるくらい、よほど多目的でないと、山手線内は難しいのではないかという気がします。NYCでいえば、ブロンクス、フラッシング、あるいは対岸のNJあたり。となると、味の素スタジアムくらいの立地がギリギリのような気がします。穴場はあるかもしれませんが。行政が、周辺の活性化、価値向上を図るために、経済効果をある種、度外視して、初期投資を飲むのであれば、出来るでしょうが、東京の治安、そんなに悪くないから、正当化するのは、厳しいでえしょう。12 Comments
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五輪
[東京五輪危機]玉木正之の警鐘「口を閉ざした主要メディア」(後編)
政権憎し、森会長憎しを立脚点に難癖をつけているだけに見える。 ●仕事がこなくなったのは実力不足(それぞれのメディアの制約の中で、それを守りつつキラリと光るコメントを出せない本人が悪い) ●「五輪に出資したら批判ができない」という言い草はおかしい。「組織委員会からお金をもらったら批判ができない」と言うならまだわかるが。普通はお金を出している側があーだこーだと言うものだ。 ●新聞が何を書き、何を載せるかは新聞の裁量である。新聞に載せてもらえなくても、ウェブなり雑誌なりで書けばよい。価値がある言説なら広まるだろう。価値がある言説なら新聞も追随するだろう。 ●「ヒトラーでもやらなかった」という難癖のつけかたは上手い。ヒトラーがやっていないことをやったなら、何にでも通じるいい手法だ。 ●政治家をトップに据える発想が古いと現体制をくさし、ロンドン五輪の組織委員会長であるセバスチャン・コーを持ち上げているが、セバスチャン・コーは英国貴族院の議員をつとめる「政治家」だ。セバスチャン・コーはスポーツで秀でた実績を残して政治家になった。森会長はラガーマンとしての実績はないが政治家としては一国の首相にまでなった。何が違うのか?金メダリストがトップでないとダメなのか?この手の手合いはきっと、室伏氏をトップに据えた場合は今度は「院政」と難癖をつけるだろう。 ●若洲ゴルフリンクスでゴルフ競技が実施されないのは狭くてメディアや選手・観客をおさめる十分なスペースが取れないことと、狭くてコースが短いせいで攻略が簡単(金メダルを争う競技場としては不適格)だから。「バスケット競技はさいたまスーパーアリーナじゃなくて、太田市体育館でやりましょう!」と言うようなもの。近けりゃいいというものではない。 ●「川越に東武がホテルを建てるらしい!これは利権問題だ!」と言った2行後に、「川越にはホテルがない!」と言っているが、「ホテルがないから、ホテルを建てたら商売になると思ったんじゃないの?」とツッコメばいいのだろうか。 なるほど、これはテレビも新聞も呼ばないわけだ。4 Comments
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陸上
一番手はサニブラウン? 10秒の壁を破るのは誰だ 日本人100m記録まとめ
あの決勝戦を見る限り、これからサニブラウン1強の時代が訪れそうな予感。2 Comments
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オールスポーツ
「世界の有名アスリート・ランキング」が示す“富”と“名声”の相関関係
本コラムは、市場規模と人口規模の相関関係と置き換えてもいいでしょう。世界のスポーツ市場の市場規模は、ATカーニー調べで、北米(アメリカとカナダ)で41%、欧州(中東とアフリカ含む)で35%、アジア・オセアニアが19%。一方で人口は、北米が5%、EU7%、アフリカ14%、そしてアジアが60%です。つまり、マネーの観点だと、アメリカでの人気スポーツ~野球とアメフト~が上位に来ますが、名声となると、人口がモノを言いますから、人口の多い、アジア、アフリカでの人気スポーツであるサッカー、バスケ、五輪種目ということになるのでしょう。6 Comments
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サッカー
48歳マルディーニのテニス転向、どこまで本気!? 意外と多いマルチアスリート
パオロ・マルディーニのテニス挑戦、純粋に試合を見てみたい。プロテニスプレーヤー相手に、どれだけやれるのか。もちろん、普通に考えれば、無謀な挑戦なのだが、あの堅実なマルディーニだけに、意外と善戦しそうな気もする、と思うのは期待しすぎか。7 Comments
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大学スポーツ
新しい形の文武両道で“生きる力”を育む――関東学院大学の戦略的改革
学生選手と一般学生との融合・連携、運動部+OBと、大学当局との融合、連携は、今風にいえば、ダイバーシティを認め合った上でのインクルージョン。スポーツ庁が提唱する大学スポーツの振興のためのカギとなるでしょう。6 Comments
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陸上
明文化された東京五輪マラソン代表選手選考方針を徹底解説
競泳の一発選考が最終的に納得となるのは派遣されるための標準記録が世界大会の準決勝相当という極めて高いレベルにあり(日本記録を上回るケースもままある)、かつ、日本選手権で2位以内という「記録でも勝負でも強い」選手だけが選考されるから。誰が選ばれても強さは担保されているから納得感がある。このマラソンの仕組みは男子で言えば2時間10分程度のパッとしない記録をつづけた選手が、選考レースの「勝負」に競り勝っただけで代表に選ばれる可能性がある。どれかほかのレース、例えば19年のベルリンマラソンあたりで彗星のごとく現れたノーマークの選手が日本記録を出してしまったら、絶対に揉める。選考に絡んでいない選手も含めて、いつどこで記録を出されても選考レースの価値が損なわれないようでなければ揉めないように仕組みを作る意味がない。選考レースにも男子なら7分台、女子なら22分台など「たとえ優勝してもこの記録より遅ければ選びません」という高いレベルでの縛りを設けるべきだ。記録と勝負、両方が伴っていない選手にはいくらでもケチはつけられるから。2 Comments
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陸上
五輪マラソン代表選考、新方式導入の背景
かなりわかり易くなったと思います。毎回揉めているイメージしかなかったですから。ただ記事にもあるようにそれ以外のレースの注目度が低くなる可能性もあり、選手の認知度を上げる方法も考え応援してもらえる環境作りも必要ですね。4 Comments
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