#トップリーグ
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ラグビー
ワールドカップの熱狂は何処へ ~ 危惧されるラグビー「リーグワン」
年が明け、新リーグ誕生! という割にはいまひとつ盛り上がりに欠けている。ラグビーで前身のトップリーグから刷新された「リーグワン」。従来の企業色を薄め、地域密着や収益向上を志向しながら競技の普及や人気拡大を目指している。華々しい船出を狙ったが、新型コロナウイルス感染再拡大や所属選手の逮捕、さらには新鮮味の乏しさなど運営面の課題も露呈。日本代表の躍進でブームが訪れた2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の熱気は既に遠い昔の感があり、このままでは先行きが心配される。
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ラグビー
“花園”がサッカーの聖地へ~ラグビーのレガシーが消える日
日本中が大いに沸いたラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会から1年がたった。今年に入り、新型コロナウイルス禍で日本代表やトップリーグなど国内ラグビーは大打撃を受けた。W杯のレガシーが受け継がれ、今度こそ日本にラグビーの人気や文化が根付くチャンスだったが不透明な状況を余儀なくされている。それに拍車を掛けるような出来事があった。
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ラグビー
ラグビー界のワールド級選手がなぜトップリーグに。
ニュージーランド代表で活躍するボーデン・バレットがサントリーに加入。他クラブもホットな契約を発表している。なぜ日本ラグビー界には世界的名手が集まるのか。最新情報でひも解く。
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オールスポーツ
コロナ禍であぶりだされる老害~違和感ぬぐえぬ〝リモートマッチ〟
リモートマッチ―。新型コロナウイルスの影響により、サッカーのJリーグをはじめ、観客なしで実施される各スポーツの試合をこのような呼称にすることが6月15日に発表された。英語の「remote」は「遠い」や「遠隔の」を意味し、無観客試合と結びつきにくいなどとしてネットなどでは違和感を訴える声が続出。しっかりと浸透するかどうかについて、早くも懐疑的な見方が出ている。
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ラグビー
外国人枠における選手と協会の異なる主張。時代に合わせた変化が求められる トップリーグ
ラグビートップリーグ(TL)の外国人枠に関するルールが不当だとし、元ニュージーランド代表で日本国籍保持者のロス アイザックらが当該団体の日本ラグビーフットボール協会(日本協会)に規約改正を求める嘆願書を提出。浮かび上がるのは、当時のコミュニケーション不良と時代に合わせた変化の必要性だった。
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ラグビー
新型コロナ騒動収束後も続く?ラグビー練習場に殺到するファンのマナー問題
新型コロナウイルス感染拡大に世間が硬直化するなか、「コンプライアンス教育の徹底」のために3月の公式戦を中止したラグビートップリーグ。もしもこれらの事象が起きていなくても、解決すべき問題点があった。ファンのマナー問題だ。
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ラグビー
日本ラグビー界に「ショックを受けてほしい」。畠山健介が背負うアメリカ での使命
2019年に11年間プレーしたサントリーサンゴリアスを退団し、アメリカ・メジャーリーグ ラグビーのニューイングランド・フリージャックスに移籍した畠山健介。かつて日本代表の 中核を担った“ハタケ”は現在、異国の地で様々な活動を試みている。彼はなぜ慣れ親しんだ日本を離れ、アメリカに活躍の場を移したのか。そして34歳となった今、グラウンド内外でどのような挑戦をしているのか。
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スポーツビジネス
池田純氏×小泉文明氏対談・第三回「ラグビーW杯の盛り上がりを、ブームでなく文化として根付かせるためには」
横浜DeNAベイスターズ初代球団社長で一般社団法人さいたまスポーツコミッション会長を務める池田純氏とフリマアプリ大手メルカリ会長でサッカーJ1・鹿島アントラーズ社長の小泉文明氏の対談が、昨年12月東京ビッグサイト青海展示場で開催された 「レジャージャパン2019」で実現した。VICTORYではその模様を全4回にわたって紹介する。第三回はラグビーワールドカップに関して両者の想いを語った。
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ラグビー
日本でプレーするレジェンド、ダン・カーターから日本ラグビー界が学ぶべき「スタンドオフ育成」と未来
ダン・カーター。ラグビーのニュージーランド代表としてワールドラグビー年間最優秀選手賞は3回受賞、テストマッチ(代表戦)個人通算ポイント数は歴代最多の1598という偉業を成し遂げた37歳だ。昨季から日本の神戸製鋼でプレーする。
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ラグビーW杯
2015年のチャンスを活かせなかったラグビー協会。2019年最大のトレンドとなり、与えられた2度目のチャンスを生かすか、殺すか
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で日本代表が初の8強入りを果たすまでの間、日本国民のラグビーの捉え方は様変わりした。大会前のテストマッチで1ケタ台だった試合の視聴率は本番突入後にうなぎ上り。その年の話題の言葉が表彰される新語・流行語大賞では、ラグビー日本代表のスローガンである「ONE TEAM(ワンチーム)」が2019年の年間大賞に輝くこととなる。
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ラグビーW杯
ワールドカップの大成功を一過性のブームで終わらせてはいけない
日本代表の快進撃もあり、大会前の予想を超えて大いに盛り上がったラグビーワールドカップ。だがもちろん、日本のラグビーがここで終わるわけではない。今年7月、日本ラグビーフットボール協会の清宮克幸副会長は2021年秋にプロリーグを立ち上げる構想を発表したが、具体的な内容はまだ見えていない。横浜DeNAベイスターズ初代球団社長であり、スポーツビジネス改革実践家の池田純氏と、サンウルブズの運営を手掛ける一般社団法人ジャパンエスアールの前会長で現在はアジアラグビー協会の副会長をつとめる上野裕一氏が日本ラグビーの未来を語り合った。
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東京2020オリンピック・パラリンピック
仏国で得たプロ意識を。ハンド・土井レミイ杏利が描く東京での躍動
開催国枠により1988年のソウル五輪以来32年ぶりの五輪出場を決めたハンドボール男子日本代表。東京五輪まで残り1年を切り、変革を遂げて強化のスピードを加速させている。指揮を執るダグル・シグルドソン監督は現役時代にアイスランド代表として通算215試合に出場し、日本リーグの湧永製薬でもプレー。指揮官としては2015年に世界最優秀監督にも選出された。そんな世界的名将のもとで躍進を狙う中で重要となってくるのが主将の存在だ。その大役を任されたのが、フランス人の父と日本人の母との間に生まれ、日本で生まれ育ち、フランスのトップリーグでプレーを続けてきた土井レミイ杏利だ。波乱万丈の歩みと日本代表にかけるほとばしる情熱を紹介したい。(取材・文=高木遊、写真=竹中玲央奈)
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ラグビーW杯
ラグビーW杯の成功で分かったスポーツ×SNSの重要性
日本ラグビー史上初のベスト8で大いに盛り上がっているラグビーW杯。先日の南アフリカ戦では惜しくも敗れたが、多くの人に感動を与えてくれた。南アフリカ戦の平均視聴率は41.6%(瞬間最高視聴率ではスコットランド戦の53.7%が最高)を記録し、いまだかつてないほどラグビーで日本国民が熱狂した。
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ラグビーW杯
"ラグビーが文化として根付いてきた"ロビー・ディーンズが語る日本の今
オールブラックス(ニュージーランド代表)ではアシスタントコーチ、ワラビーズ(オーストラリア代表)では監督として2度のワールドカップを経験、世界最高峰リーグ、スーパーラグビーではクルセイダーズの監督として5度の優勝を誇るロビー・ディーンズ。2014年からトップリーグのパナソニック ワイルドナイツで指揮を執り、これまで2度のリーグ制覇を成し遂げている世界的な名将が、日本ラグビーの「文化」としての現在地、そして日本のスポーツファンに向けてラグビーの持つ魅力を存分に語った。(インタビュー・構成=花田雪、撮影=山下令)
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ラグビーW杯
「トップ10を狙える」名将ロビー・ディーンズから見た日本ラグビー
オールブラックス(ニュージーランド代表)ではアシスタントコーチ、ワラビーズ(オーストラリア代表)では監督として2度のワールドカップを経験、世界最高峰リーグ、スーパーラグビーではクルセイダーズの監督として5度の優勝を誇るロビー・ディーンズ。2014年からトップリーグのパナソニック ワイルドナイツで指揮を執り、これまで2度のリーグ制覇を成し遂げている世界的な名将が、日本ラグビーの現在地、間近に迫ったワールドカップ、さらにはラグビーの持つ「魅力」を存分に語ってくれた。(インタビュー・構成=花田雪、撮影=山下令)
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ラグビーW杯
「経験値の高い選手が揃っている」名将沢木敬介が見るW杯への期待
名将、沢木敬介。2015年のラグビーワールドカップ・イングランド大会では、日本代表のコーチングコーディネーターとして歴史的な「ワールドカップ3勝」に貢献。2016年にはサントリーサンゴリアスの監督となり、国内トップリーグで前年度9位だったクラブを就任初年度から2連覇に導いた。現場の最前線を離れたいま、2019年のワールドカップ日本大会への展望を明かす。日本代表にはイングランドで共に戦った選手も多いなか、「勝てば勢いしかつかない」とハッパをかける。(インタビュー・構成=向風見也、撮影=山下令)
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ラグビーW杯
「チームのためにイエスマンになる必要はない」沢木敬介、名将の流儀
沢木敬介は近年、もっとも結果にコミットしている日本人ラグビー指導者の一人だろう。2015年のラグビーワールドカップ・イングランド大会では、日本代表のコーチングコーディネーターとして歴史的な「ワールドカップ3勝」に貢献。2016年にはサントリーサンゴリアスの監督となり、国内トップリーグで前年度9位だったクラブを就任初年度から2連覇に導いた。選手にタフな訓練を課すだけでなく、上司との議論もいとわない。「そりゃ自分の意見をハイハイって聞いてくれる人の方がいいでしょう、人は。ただ僕は、(上司にも)しっかり意見は伝えるようにはしていました」現場の最前線を離れたいま、2019年のワールドカップ日本大会への展望を明かす。日本代表にはイングランドで共に戦った選手も多いなか、「勝てば勢いしかつかない」とハッパをかける。(インタビュー・構成=向風見也、撮影=山下令)
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ラグビーW杯
エディーに学んだ「ゲームに出られないメンバー」が果たすべき役割
明治大学ラグビー部田中澄憲監督。一昨季は丹羽政彦前監督のもとでヘッドコーチを務め、選手間のコミュニケーション力、判断力、勤勉さを醸成。19季ぶりの決勝進出を果たす。さらに指揮官となった昨年度は、22季ぶり13回目の大学日本一に輝いた。本編では彼が出会ってきた世界的な選手や指導者から学んだ内容について掘り下げていく。 (インタビュー・構成=向風見也、撮影=長尾亜紀)