#村田諒太
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ボクシング
上半期最高のビッグファイトは入場券収入だけで約31億円!!〜今最高に熱いライト級
世界のボクシングファンの視線を集めた中、世界ボクシング協会(WBA)ライト級王者のジャーボンテイ・デービス(米国)が残酷なまでに実力を見せつけた。4月22日、米ネバダ州ラスベガスでの注目の一戦で、ライアン・ガルシア(米国)を7回KOで倒し、無敗のスター対決を制した。チケット収入や視聴ごとに課金されるペイ・パー・ビュー(PPV)の購入数では記録的な数字をたたき出し、いわゆる〝ゼニの取れる〟ファイターであることが改めて証明された。大一番から間もない5月5日には、2年前のひき逃げ事件の判決が言い渡され、予想された刑務所行きを回避。これも追い風になり、強豪ひしめくライト級はナンバーワンの座を巡ってますます熱を帯びてくる。
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格闘技
異例ずくめのボクシング転向デビューを迎える那須川天心
キックボクサー時代に“神童”と呼ばれた那須川天心(24歳=帝拳ジム所属)が8日、東京・有明アリーナでボクシングのプロデビュー戦に臨む。 スーパーバンタム級6回戦で拳を交える相手は、日本バンタム級2位にランクされる与那覇勇気(32=真正)。世界戦2試合を脇に置いて那須川が中央に配置されたポスターが象徴しているように、この日のイベントの最注目選手が24歳のサウスポーであることは間違いない。「自分の可能性を開拓するために新しいことに挑戦する」と話す那須川は、どんなパフォーマンスを見せるのか。
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ボクシング
寺地拳四朗の負けられない一戦に那須川天心のボクシングデビュー戦―今春もボクシングから目が離せない
4月8日、東京・有明アリーナで行われる「Prime Video Presents Live Boxing」。昨年、ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)対村田諒太(帝拳)のミドル級統一戦でボクシングのライブ配信に乗り出したプライム・ビデオのシリーズ第4弾となる。 ネット配信サービスの資金力が可能にする大型興行もわが国でおなじみになってきたが、今回のプライム・ビデオ第4弾も豪華だ。キックボクシングのスター選手、那須川天心(帝拳)のボクシング・デビュー戦が大きな話題となる一方、ボクシングファン垂涎の注目カードがラインナップされている。
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ボクシング
2023年も見逃せない!ボクシング世界戦を目指す注目ボクサー
1月6日、大阪のダブル世界タイトルマッチで幕を開けた2023年の日本ボクシング界。IBF(国際ボクシング連盟)のミニマム級戦では挑戦者・重岡銀次朗(ワタナベ)が王者ダニエル・バジャダレス(メキシコ)と議論を呼ぶ「ノーコンテスト(無効試合)」でタイトルを獲り逃したが、この重岡以外にもこれから世界への大きな飛躍が期待される選手たちをみてみよう。
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ボクシング
ボクシングファンが熱狂した2022年−締めくくりは大みそかの統一戦
2022年の日本のボクシングはすごかった。何と言ってもこれほど統一戦が開催されたことはない。ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)−村田諒太(帝拳)、井上尚弥(大橋)−ノニト・ドネア(フィリピン)、寺地拳四朗(BMB)−京口紘人(ワタナベ)。そして先日、階級のメジャー全団体王座統一戦として挙行された井上−ポール・バトラー(イギリス)は決定的だった。単純にチャンピオン2人分のファイトマネーが必要になることだけでも統一戦には金がかかると分かる。とくにゴロフキン−村田のミドル級は世界的な花形階級で、従来のビジネスモデルでは到底、日本開催は不可能な話だった。それを可能にしたのはネット配信サービス(プライム・ビデオ)の資金力。「20億円興行」と呼ばれたバブル時代のマイク・タイソン戦を上回るイベントを、コロナ時代のいま実現させたのである。放送形態の新しい波が押し寄せたという点でも2022年は記憶されるだろう。そんな画期的な一年はまだ終わっていない——。暮れに井岡一翔(志成)の試合が控えている。
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ボクシング
ゴロフキンが挑む最大の一戦~1億ドルが動く三部作の最後の結末は
海外で「今年最大のボクシングイベント」と称されるビッグマッチが17日(日本時間18日)に米ネバダ州ラスベガスで開催される。リングに上がる片方は、4月にさいたまスーパーアリーナで行われた世界ミドル級2団体王座統一戦で村田諒太(帝拳)にTKO勝ちし、日本でも鮮烈な印象を残したゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)で今回は挑戦者の立場となる。受けて立つ相手は、今年の前半まで全階級を通じた最強ランキング「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」で1位に座っていたスーパーミドル級世界4団体統一王者サウル・アルバレス(メキシコ)。因縁めいた両者の激突は3度目。さまざまな要因からゴロフキン不利の事前予想だが、両者を巡る関心の高さから手にする報酬は桁違い。英語で「trilogy(三部作)」と表現される一戦にふさわしく、その完結編では芸術的瞬間が生まれそうな気配もある。
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ボクシング
井上尚弥が歩む比類なき王者への道~ドネア戦も地上波での放送はない
井上尚弥(大橋)-ノニト・ドネア(フィリピン)のリマッチ(6月7日・さいたまスーパーアリーナ)まで3週間をきった。2年7ヵ月前の第1戦は誰もが興奮する名勝負となったが、今回もファンは二人の偉大なファイターの対決に大きな期待をかけている。試合では、井上が保持するWBA(世界ボクシング協会)のスーパー王座とIBF(国際ボクシング連盟)王座、そしてドネアのWBC(世界ボクシング評議会)王座が争われる。勝者は主要3団体の統一チャンピオンとなるわけだ。
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格闘技
計画的か?偶発的か?ボクシング界最短KO伝
4月9日に行われた世界ミドル級王座統一戦から約1カ月。さいたまスーパーアリーナに詰め寄せた1万5000人の大観衆が熱狂し、“歴史の証人”となったゴロフキンVS村田諒太の激戦は、いまだにSNSだけではなくWebニュースでも発信され続けている。
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ボクシング
日本ボクシング史上最大の興行 ~ゴロフキン観戦記
終わってから2週間以上も経過するのに、関連するニュースが国内外で発信され、交流サイト(SNS)上でもやりとりされている。4月9日に実現したボクシングの世界ミドル級王座統一戦。IBF(国際ボクシング連盟)チャンピオンのゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)とWBA(世界ボクシング協会)スーパー王者の村田諒太(帝拳)が相まみえた一戦は日本ボクシング史上最大規模の興行だった。
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ボクシング
ゴロフキンが日本に遺したもの ~20億円マッチがボクシング界に与えたインパクト
激闘から10日経った今も余韻はさめない―。4月9日に行われた世界ミドル級王座統一戦。IBF王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)とWBAスーパー王者・村田諒太(帝拳)の一戦は、さいたまスーパーアリーナに詰め寄せた1万5000人の大観衆とアマゾンのプライム・ビデオで観戦した数多くの日本のファンが“歴史の証人”となった。
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ボクシング
世界中が注目する村田VSゴロフキン戦に隠れた注目の試合 ~史上最高のアンダーカード
いよいよ明日に迫った、世界中のボクシングファンの注目が日本の埼玉に集まる“歴史的ビッグマッチ“。こう書いても決してオーバーではない。村田諒太(帝拳)対ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)のミドル級世界チャンピオン対決のことである。
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ボクシング
因縁のリマッチ!激闘間違いなしの矢吹正道VS寺地拳四朗
WBC世界ライトフライ級再戦が3月19日、京都市体育館で行われる。矢吹正道(緑)と寺地拳四朗(BMB)のライバルが、初戦と立場を入れ替えて対決する。昨年9月の第1戦は、9度目の防衛戦となる不敗のチャンピオン寺地を向こうに回しチャレンジャー矢吹が堂々としたファイトを展開。激闘の末10ラウンドTKOでタイトルをもぎ取った。試合が2021年の日本ボクシング界の年間最高試合に選ばれたことからも、その中身と結果のインパクトのほどはうかがい知れる。
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ボクシング
空前絶後の2021年12月を迎えるはずだった日本ボクシング界 ~夢のビッグマッチが軒並み延期に
今年の12月は、日本のボクシングファンにとってたまらない1ヵ月となるはずだった。井上尚弥(大橋)、村田諒太(帝拳)、井岡一翔(志成)の順で、日本が世界に誇るチャンピオンが相次いで試合を行い、大晦日までボクシングファンは興奮しっぱなしになるはずが、まさかこんな事になるとは…。
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ボクシング
村田諒太vsゴロフキンが遂に日本で実現-地上波生中継なしの夢のカード
新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が世界的に拡大しつつある状況の中、日本はすべての国を対象に当面の間、新規入国を原則停止すると発表した。 この措置がいつまで続くか不透明ではあるが、日本のボクシングファンにとって年末に夢のカードとも言える試合がある。12月29日に世界ボクシング協会(WBA)ミドル級スーパー王者の村田諒太(帝拳)が挑む2団体王座統一戦だ。
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ソフトボール
フリーランスのアスリートは、スポーツを変えることが出来るのか?
世の中で兼業や副業、フリーランスなど働き方が多岐にわたってきたのと同じく、これまでと異なる形態で活動するアスリートが現れている。 高校時代に日本一を達成し、24歳の現在は特定チームに所属せず、“フリーランス”のソフトボール選手として活動する本庄遥はその1人だ。「女性ビジネスアスリート」という肩書きを名乗り、社会に新たな価値を生み出していこうとしている。
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ボクシング
井上、井岡、村田がコロナ禍で目指す巨額マネー ~ボクシング界で蠢く戦略~
新型コロナウイルス感染拡大を警戒しつつ、主催者たちは試合開始のゴングを鳴らすべく奮闘している。昨年は世界タイトルマッチに出場した日本人チャンピオンが井上尚弥(大橋)と井岡一翔(Ambition)の2人だけ。ほかに、挑戦者としてリングに立った中谷潤人(M.T)が殊勲の世界王座奪取を果たした。世界戦ともなれば当然イベントの規模が大きくなってリスク管理もより慎重にせざるを得ないわけだが、それでもやはり異例の少なさだった。今年はどうか――。一刻も早いコロナの収束を祈りながら、わくわくするようなトップ選手の計画をいくつか紹介しよう。
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ボクシング
巨額が動くボクシング三昧の週末!6試合で104億円の男と11試合で380億円の男がリングに上がる
ボクシングで歴史的に強者たちが群雄割拠し、世界的に人気のある階級の一つが、体重72.5kg以下のミドル級だ。近く、注目が集まる二つのタイトルマッチが米国で開催される。しかも登場するのが、米専門誌「ザ・リング」選定のパウンド・フォー・パウンド(PFP=体重を同一と想定した場合の全階級を通じた最強ランキング)でともに世界トップ10に名を連ねるゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)とサウル・アルバレス(メキシコ)。日本の村田諒太(帝拳)も世界ボクシング協会(WBA)王者に座るエキサイティングなクラスで、長く主役を張ってきた両雄が無敗の相手と闘う。本場米国では巨額のファイトマネーがうごめく華やかな世界で、ビッグな2日間となる。
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ボクシング
期待される村田諒太の今後~ゴロフキンとの対戦は実現するか
11月下旬。HUBLOTブティック銀座で開催されている「HUBLOT 40th Anniversary Exhibitition-革新への挑戦-」を訪問した村田諒太は、5階級制覇50戦無敗いまだ格闘技界にインパクトを与え続けているメイウェザーの前で謎の笑を浮かべていた。