#オリンピック
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地域活性化
2つのスタンダード:行政主導の広島と企業主導の長崎 ~地方都市とスポーツの新たな挑戦
コロナ禍が落ち着きをみせはじめてきたタイミングだからだろうか、スポーツ界が少しずつ動き出している。広島では広島市の中心地にサッカースタジアムを建設する議論が本格化。また長崎では、ジャパネットホールディングスが「長崎スタジアムシティ」構想を発表。地方で盛り上がるスポーツをめぐる動きに、横浜DeNAベイスターズ初代球団社長であり、現在一般社団法人さいたまスポーツコミッション会長、男子バスケットボールB3リーグ・さいたまブロンコスのオーナーを務める池田純氏も注目しているという。
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オールスポーツ
コロナ禍で苦しむプロスポーツのスポンサード。そのひとつのヒント-“地域の時代”の「新しいカタチ」に
パラリンピックの開催まで1年。読売新聞の調査によると、パラ競技団体の多くが選手強化や代表選考に不安を抱えているという。横浜DeNAベイスターズ初代球団社長であり、現在一般社団法人さいたまスポーツコミッション会長、バスケットボール男子B3リーグ・さいたまブロンコスのオーナー兼取締役を務める池田純氏は、パラリンピックも含め、多くのスポーツ団体が直面している大きな不安、スポンサー問題について語った。
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オールスポーツ
スポーツを心から楽しむことができない…。そんな「特別な夏」をどう乗り切るか?
もしコロナ禍がなければ、今ごろは日本中がオリンピックの余韻にひたり、オリンピックで誕生したニューヒーローたちがメディアを賑わしていたことだろう。だが残念ながら、そんな夏はやってこなかった。横浜DeNAベイスターズ初代球団社長であり、現在一般社団法人さいたまスポーツコミッション会長、バスケットボール男子B3リーグ・さいたまブロンコス代表を務める池田純氏もスポーツを心から楽しむことができない日々にやりきれない思いを抱えているという。
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体操
内村も認める逸材 北園丈琉が目指す東京オリンピック
東京五輪まであと1年。新型コロナウイルスの猛威が収まらない状況で、開催自体が不透明なスポーツの祭典だが、新たに加わったこの1年という期間は、それぞれの競技において、さまざまな意味づけももたらす。体操界にとっては「ポスト内村」を巡る争いが過熱する時間になる。肩痛に苦しむ「キング」内村航平が種目別鉄棒に出場種目を絞ったことで、団体総合、個人総合の新エースは誰なのかが注目となる。いま体操関係者がひときわ注目するのが17歳の北園丈琉。「キング」内村航平も北園の体操については、「日本の中心選手になると思う。期待している」と語っている。18年ユース五輪5冠の新鋭は、小学生時代からぶれない「東京五輪で金メダル」の目標へ向け、高校卒業後に社会人の名門、徳洲会入りを決断したばかりだ。
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レスリング
ポスト吉田沙保里の現在地
オリンピックでのレスリングといえば、次々と金メダルをとる笑顔の女子レスリング選手たちが思い出される。なかでもアテネ、北京、ロンドンの三大会で金メダル、4年前のリオデジャネイロで銀メダルを獲得したのを最後に現役引退した吉田沙保里の顔を多くの人が思い浮かべるだろう。女子が五輪の正式種目になったときから活躍を続けた吉田の存在は日本の女子レスリングにとって欠かせないものだったが、どんな選手もいつかは引退のときがくる。吉田が世界一の記録を伸ばし、五輪での活躍を重ねるほど、彼女の後を継ぐもの、「ポスト吉田」が登場するのを期待されるようになっていった。
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オールスポーツ
新型コロナに負けない~公営競技から学ぶマイナースポーツの生き残り策
コロナ禍でも休止をせず無観客で開催していた”スポーツ“がある。それが競馬とボートレースだ。日本の競馬は江戸末期外国人居留地で始まり、当時は治外法権で幕府や明治政府の賭博禁止令の影響を受けずに実施され続け、形を変えながら現在の形に落ち着いている。ちなみに競馬は農林水産省管轄で、競馬が発展することで馬の改良や増殖、その他畜産業の振興に寄与することを目的としている。
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オールスポーツ
日本のサステナビリティを担うユニクロが、日本代表ではなくスウェーデン代表をサポートする理由とは!?
もし、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が起こっていなければ、今頃は、本来なら東京2020オリンピックの開催中だった。だが、東京をはじめ日本国内で、新型コロナウイルス新規感染者数が再び増加し始め、まだまだ予断を許さない状況が続いている。そんな中、株式会社ユニクロ(代表者・柳井正氏)が、2021年開催予定である東京オリンピック・パラリンピックに向けて、スウェーデンのトップアスリート11名(パラトップアスリート3名含む)とレジェンド2名、合計13名で構成される、ユニクロ初のチームブランドアンバサダー「ユニクロ チーム スウェーデン(UNIQLO TEAM SWEDEN)」を結成することを発表した。ユニクロが、選手とチーム単位で契約するのは初めてのことだ。
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オリンピック
そろそろ本気で“TOKYO2024”を目指してみてはどうだろうか?
本来ならば、東京オリンピックに向けて日本中が盛り上がっていたタイミングだろう。コロナ禍で1年間延期になったとはいえ、本当に来年開催できるのかどうか、まだまだその先行きは見えない。横浜DeNAベイスターズ初代球団社長であり、現在一般社団法人さいたまスポーツコミッション会長、バスケットボール男子B3リーグ・さいたまブロンコスのオーナーを務める池田純氏は、思い切って2024年まで延期するのはどうかと提案する。
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カヌー
宮本武蔵に着眼し、五輪で頂点を目指す羽根田卓也
先人の名著には往々にして、後世でも通用する言葉がしたためられている。カヌーで日本勢初の五輪メダリストとなったスラローム男子カナディアンシングルの羽根田卓也(ミキハウス)。新型コロナウイルス禍によってコースでの練習ができない時期でも、工夫したトレーニング方法で話題となった。精神的支えとして挙げている言葉が「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす」。絶え間ない精進の大切さが凝縮されている。これは生涯無敵の剣豪として知られる宮本武蔵が、兵法の極意を記した「五輪書」にある金言。令和の時代でも役立ちそうな至言がちりばめられている同書は、羽根田がたどる栄光への後押しにもなっている。
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ラグビー
外国人枠における選手と協会の異なる主張。時代に合わせた変化が求められる トップリーグ
ラグビートップリーグ(TL)の外国人枠に関するルールが不当だとし、元ニュージーランド代表で日本国籍保持者のロス アイザックらが当該団体の日本ラグビーフットボール協会(日本協会)に規約改正を求める嘆願書を提出。浮かび上がるのは、当時のコミュニケーション不良と時代に合わせた変化の必要性だった。
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テニス
レジェンドたちも惜しむ!日本テニスメーカーの重鎮・ブリヂストンスポーツの事業撤退が意味することとは
日本でテニスを扱う代表的なメーカーの1つであるブリヂストンスポーツ株式会社(代表取締役社長・望月基氏)が、100%出資子会社であるブリヂストンスポーツセールスジャパン株式会社と共に展開するテニス事業から、2020年12月31日をもって撤退することを4月21日に発表した。
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水泳
瀬戸大也の賭け~コーチ変更と五輪延期の吉凶
競泳ニッポンで、五輪の金メダルに一番近いとされる男子の瀬戸大也(ANA)に関して4月下旬、衝撃的な報道が駆け巡った。小学生時代から指導を受けていたコーチと関係を解消することが明らかになったのだ。東京五輪が近づきつつあるこのタイミングでの決断は大きなサプライズ。新型コロナウイルス感染拡大の影響によって五輪が1年延期になったこととの関連性も指摘され、波紋を広げている。
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テニス
コロナショック、プロテニス選手の今。未曾有の事態をどう乗り越えようとしているのか
ワールドプロテニスツアー(男子ATP、女子WTA)は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって、現在7月13日まで中断とされている。この決定によって、ヨーロッパでのクレーシーズン(赤土コートのシーズン)とグラスシーズン(天然芝コートのシーズン)が消滅した。なお、ATPとWTAの世界ランキングは、3月16日の時点のまま凍結されている。
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オールスポーツ
聖なる炎と呼ぶのは日本だけ?!ちょっと残念なスポーツ用語
スポーツは全世界のマーケットで急速に拡大し発展してきたが、ここにきて新型コロナウイルスによって急ブレーキがかかった。もしかすると、すごいスピードで成長しているときには気づかないものが、見えるかもしれない。
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東京2020オリンピック・パラリンピック
「出るからには金メダルを狙う」スケートボード堀米雄斗が語る決意
スケートボードの最前線と言われるアメリカを拠点とする堀米雄斗は、地元開催となる東京五輪で頂点に立つべく才能に磨きをかけている。その才能はどうやって生まれ、どう伸ばしてきたのだろうか。日本での日々、アメリカでの生活を振り返りながら、その秘密を探ってみる。 文=原山裕平 写真=松岡健三郎
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オールスポーツ
海外で使うと恥ずかしい、ちょっと残念なスポーツ用語
わずか2~3か月で感染が地球規模に広がってしまった新型コロナウィルス。その社会、経済に対する影響は計り知れず、いまだに先が見通せない。スポーツ界も例外ではなく、各国でスポーツイベントが軒並み中止になり、オリンピックも1年延期になった。アスリート、スポーツファンの落胆は当然として、経済的損失も甚大である。
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テニス
“女子プロテニスのカリスマ”シャラポワは、日本と縁深いチャンピオンだった。そして、勝利への執念を燃やす努力の人だった
「テニスに、さよならを告げます」 マリア・シャラポワの引退は、あまりにも突然だった――。 「テニスは、私に世界を見せてくれました。自分をテストし、自分の成長を測るものでした。 そして、次の章へ、次の山へ、たとえ何を選んだとして自分をプッシュし続けます。まだ登り続けますし、成長し続けていきます」 このように2月26日に自身のインスタグラムでシャラポワはつづって、プロテニスプレーヤーとしての現役生活にピリオドを打った。32歳での決断だった。
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オリンピック
迷走する戦前生まれのリーダーたち~新型コロナウイルス禍と精神論
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、1年延期となった東京五輪・パラリンピック。このビッグイベントに関わっている重要人物たちの間から、対策への遅れや危機感の欠如を露呈するような発言が相次いだ。大会組織委員会の会長を務める森喜朗氏に、選手村の村長に任命された元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏。森氏は82歳、川淵氏は83歳と高齢で、この大事な時期において老害のそしりを免れない場面が目立っている。