#全英女子オープン
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ゴルフ
マーケット拡大の女子ゴルフ界 ~渋野に見る魅惑的なプロの味わい
女子ゴルフで今シーズンのメジャー全5戦が終了した。最終戦となった8月上旬のAIG全英女子オープンで鮮烈な印象を残したのが渋野日向子だった。大会前は不調が伝えられた中で優勝争いを演じ、最後はわずかに1打及ばなかったものの、男女を通じて日本選手初となるメジャー2勝目の夢が広がった。1744年に創設された屈指の伝統コース、英北部ガレーンのミュアフィールド・リンクスで輝きを放ち、ファンの関心やスポンサーの資金を呼び込むプロフェッショナルとしての立ち振る舞い。世界的にも女子ゴルフ界のマーケットが拡大している由縁が確かに存在した。
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ゴルフ
若手台頭が止まらない女子ゴルフと、今一つ盛り上がらない男子ゴルフ
日本における男子ツアーと女子ツアーの人気格差が加速している。女子ツアーは3月の開幕戦の「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」から7月の「ニッポンハムレディスクラシック」まで19連戦があり、1週間の休みをはさんで「大東建託・いい部屋ネットレディス」から11月の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」まで19連戦。合計38試合がラインナップされている。
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ゴルフ
渋野日向子の復活優勝は海外遠征中も欠かさず続けたフィジカルトレーニングの成果
渋野日向子が10月の「スタンレーレディスゴルフトーナメント」で1年11カ月ぶりの勝利を挙げ、その3週間後の「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」で今季2勝目を手にした。2019年に国内大会で4勝、海外メジャー大会で1勝と大躍進を果たしたものの、その後は勝利から遠ざかっていたが、この2勝で完全復活と遂げたと言ってもいいだろう。復活までにどんな道のりを歩んできたのか、あらためて振り返ってみよう。
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ゴルフ
全英女子オープンゴルフが示した“当たり前”への第一歩
女子ゴルフの今季のメジャー大会が、8月22日最終日のAIG全英女子オープンで終了した。渋野日向子が2年前に優勝したことで日本でも知られているが、今年は画期的な賞金アップで関心を集めた。その狙いの一つが男女間の賃金格差解消で、女性の地位向上にもリンクしてくる。時を同じくして、かつて無敵を誇ったアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が日米で存在感を発揮。ビジネス面でも精力的なレジェンドに象徴されるように、女子ゴルフ界にはさらなる進展の可能性が詰まっている。
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オリンピック
世界のプロゴルファーが五輪の優先順位を下げるのはなぜか。東京五輪出場辞退の理由
3月1日時点で世界ランキング5位につけており、出場圏内に位置していたダスティン・ジョンソンが東京五輪を欠場する意向であると海外メディアが報じた。報道によると、過密日程を考慮した判断だという。
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ゴルフ
渋野日向子がアイドル化したことによる女子ゴルフ界のメリットとデメリットは?
2019年に大ブレークを果たした渋野日向子が年末年始のテレビ番組に引っ張りだこだった。12月30日に「村上信五のスポーツ奇跡の瞬間アワード2019」(フジテレビ)に出演すると、12月31日は「紅白歌合戦」(NHK)でゲスト審査員。1月1日は「元日TOKIO嵐は10周年! ウルトラマンDASH」(日本テレビ)。1月2日は「夢対決2020 とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」(テレビ朝日)。1月4日は「しぶこと千鳥のナイスパーじゃな!?超豪華アスリート新年会2020-」(テレビ東京)。1月5日は「S☆1」(TBS)でニューヨークヤンキース田中将大とスペシャル対談。各局の特番を渡り歩いた。
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ゴルフ
東京五輪に配慮の女子ツアー、2試合減も渋野効果で賞金総額大幅アップの大会増の大盛況!
日本女子プロゴルフ協会が2020年のツアー日程を発表した。2019年は39試合が開催されたが、2020年は東京五輪に配慮し、2試合減の37試合というラインナップになった。
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ゴルフ
ゴルフ賞金王1億6804万9312円、賞金女王1億6018万9665円。獲得賞金は男子に軍配も、盛り上がりは女子が圧勝
男子ツアー最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が終わり、2019年シーズンの国内男女ゴルフツアー全日程が終了した。男子ツアーの賞金王は今平周吾。「ブリヂストンオープン」と「ダンロップフェニックス」で年間2勝を挙げ、2年連続で賞金王に輝いた。獲得賞金は1億6804万9312円だった。女子ツアーの賞金女王は鈴木愛。25試合に出場して7勝を挙げる抜群の安定感で、2017年以来となる2年ぶり2度目の賞金女王となった。獲得賞金は1億6018万9665円だった。
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ゴルフ
渋野日向子だけじゃない。宮里藍を見て育った、黄金世代が続々とメジャー制覇の可能性も
女子ゴルフは渋野日向子の「AIG全英女子オープン」のメジャー制覇で大いに盛り上がっているが、これに続く選手はいるのか。女子メジャーの直近10年の優勝者を調べてみると、その可能性が大いにあることがわかった。
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ゴルフ
全英制覇までの軌跡と、世界基準に近づけていた女子ゴルフ界の地道な変革
2019年の女子ツアーは黄金世代と呼ばれる1998年4月2日生まれ~1999年4月1日生まれが開幕から22試合で7勝(8月5日時点)を挙げる大旋風を巻き起こしていたが、その中の1人が世界の舞台で快挙を達成した。