#年俸
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プロ野球
京田獲得という“劇薬”が意味するもの 「穴埋め」から「競争」にシフトするDeNAの補強戦略
新たな年を迎え、各球団の陣容がほぼ固まってきた。フリーエージェント(FA)権を行使しての移籍や米大リーグ挑戦、トレードなど近年では比較的動きの多かったストーブリーグだが、その中で“地味”ではあるものの的確にポイントを押さえた補強を行ったのが横浜DeNAベイスターズだ。話題となった京田陽太内野手のトレードでの獲得をはじめ、このオフの動きには一貫した戦略が見えた。
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野球
年俸42億円の大型契約を結んだ大谷 それでも“エンゼルス残留”とは言い切れない理由
米大リーグ、エンゼルスのペリー・ミナシアン・ゼネラルマネジャー(GM)は11月8日、球団幹部や選手の代理人が集まるGM会議が行われたネバダ州ラスベガスで取材に応じ、大谷翔平投手について「彼は来年の開幕時に、われわれのチームにいる。彼は特別な選手だ」と今オフ中にトレードに出すことがないことを明言した。10月1日には1年3000万ドル(約42億円)での来季契約に合意したことも発表しており、2年契約の最終年を迎えていた大谷の去就問題は、ひとまずの決着を見た。
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サッカー
W杯では見られないすごいヤツ ~長者番付にハーランド初見参
世界のサッカー界で話題をさらっている若きストライカーがイングランド・プレミアリーグにいる。マンチェスター・シティーの22歳、エーリング・ハーランドだ。194㌢、86㌔の体格を生かして前例のないペースでゴールを量産し、移籍1シーズン目で強烈なインパクトを放っている。ただ残念なことがある。今一番乗っているアタッカーの勇姿を、11月20日にカタールで開幕するワールドカップ(W杯)で見ることができないのだ。自身の負傷欠場の影響もあり、母国ノルウェーは欧州予選で敗退したためだ。4年に1度のビッグイベントで、各チームの点取り屋は大会を華々しく彩る存在。今後のさまざまなゴール記録の更新、ひいては次の2026年W杯に向けても、覚えておきたい逸材だ。
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サッカー
移籍金や放映権料が桁違い!?Jリーグと欧州のビジネスモデルの違いとは
新型コロナウイルスが猛威を振るう中、Jリーグもシーズン終盤を迎え、激しい優勝、残留、昇格争いが繰り広げられている。7月にはメッシ、ネイマール、エムバペらを擁するパリ・サンジェルマン(以下、PSG)が来日し、川崎フロンターレ、浦和レッズ、ガンバ大阪と対戦。3試合合計で16万人を超える入場者数を記録し、スター軍団のプレーに観客は釘付けとなった。 プレミア、ラ・リーガ、ブンデス、セリエA、そしてPSGの所属するリーグ・アンは欧州5大リーグと呼ばれており、各リーグには複数のビッグクラブが存在する。欧州5大リーグやビッグクラブは、Jリーグとはビジネス面でどのような違いがあるのだろうか。データや事例を基に深掘りしていく。
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野球
エンゼルス残留か、メッツ移籍かー。過熱する大谷翔平の去就報道 C・ロナウド、メッシらに比肩する年俸80億円超の超大型契約に現実味
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手が、所属球団と契約延長について交渉したことをスポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」など複数の米メディアが6月半ばに報じた。今春のキャンプ終盤に交渉が始まり、その額はメジャー史上最高額(4330万ドル=約58億9000万円)を超える驚きの規模になることが予想されるという。
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Jリーグ
課題はマネタイズと人材不足か…日本サッカー界の薄給問題を考察
1992年にナビスコカップ(現在のYBCルヴァンカップ)が開幕し、その翌年の1993年にはJリーグが開幕。Jリーグは今年2月に開幕した2022シーズンで30周年を迎えた。1998年には、日本代表がフランス大会でワールドカップ初出場を果たす。その後、日韓、南アフリカ、ロシアとW杯ベスト16入りを3度果たしている。そんな日本サッカー界に長年根深く残る問題がマネタイズと薄給、そして人材不足だ。昨シーズン、鹿島アントラーズやガンバ大阪をはじめとするクラブ創設30周年を迎えたチームも存在する中、Jリーグクラブのスタッフやサッカースクールのコーチの多くは決して好待遇とは言えない状況が続いている。それらの問題はどこにあるのか。事例を基に深堀りしていく。
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サッカー
海外移籍で税金が下がる!日本人選手の海外流出にも繋がるプロサッカー選手の税金事情とは? <2021年間ベスト10>
2021年、VICTORYで反響の大きかった記事ベスト10を発表。スポーツを様々な角度から捉えるハイエンド読者が興味をもったテーマ、第6位はこちら!「海外移籍で税金が下がる!日本人選手の海外流出にも繋がるプロサッカー選手の税金事情とは?」(初公開日2021年4月7日 ※情報はすべて掲載時のものです。)
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サッカー
現役日本代表選手も経験…世界中で相次ぐ給料未払い問題の現状と原因
プロサッカー選手としてプレーする上で重要であり、選手を評価する1つの指標になるのが年俸(給料)だ。選手はクラブと契約を結ぶ際に必ず給料の金額や支払い方法を確認してから契約書にサインする。しかし、日本では馴染みのない給料未払いや遅延といった問題が、欧州やアジアを中心とする多くの国で発生している。日本では考えられない給料未払いだが、海外でプレーする日本人選手を含め、多くの選手が給料未払いの問題に直面している。
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サッカー
FIFAのルール改正で急増中?サッカーにおける代理人事情とは
プロサッカー選手がプレーする上で重要なのが契約年数や年俸だ。多く選手は契約更新や移籍交渉の際にクラブと選手の間に入る仲介人(代理人)と契約を交わしている。某Jリーグクラブの関係者によると、近年のJ1、J2の選手は新卒1年目の選手以外は仲介人と契約していることがほとんどのようだ。また、J3の選手でもプロ契約を結んでいる選手は代理人がついているケースが多いという。代理人は選手にとって、年俸アップや移籍先を探す際に非常に重要な存在となる。
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サッカー
海外移籍で税金が下がる!日本人選手の海外流出にも繋がるプロサッカー選手の税金事情とは?
多くのファン・サポーターの前でプレーし、ファンサービスに応え、選手によっては高い年俸を受け取っているプロサッカー選手。そんなプロサッカー選手の税金事情はどのようになっているのだろうか。細部を紐解いてみると、そこには様々な税金対策がされていた。複数の事例をもとにプロサッカー選手の税金事情に触れていく。
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Jリーグ
Jリーグでプレーするサッカー選手にブラジル人が多い理由とは
2019シーズン、Jリーグの外国人枠の規約に大きな変更があった。2018シーズンまでは登録できる外国人選手の数は最大5名かつ、メンバー入りできるのは3名+AFC(アジアサッカー連盟)加盟国の国籍を有する選手1人となっていた。しかし、2019シーズンからは外国人選手の登録数は無制限となり、メンバー入りできる選手はJ1が5人まで、J2、J3は4人までに変更となった。そして、アジア枠は撤廃されている。
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野球
1億円プレーヤー村上宗隆と2200万円の清宮幸太郎~3年目終了時のシビアな差
プロスポーツの世界は報酬額が一つのステータスで、世間に懐事情がさらされる特殊な環境だ。夢がある半面、シビアな世界でもある。日本で最も注目されるのがプロ野球の契約更改だろう。今年は実力主義の厳しさを感じさせる象徴的な場面があった。日本ハムの清宮幸太郎とヤクルトの村上宗隆。同学年の大砲2人は同じ2017年のドラフト会議を経た同期。ともに1位指名だったが、村上は清宮の“外れ1位”の立場だった。それから3年。くしくも同じ12月7日に契約更改交渉に臨んだ両者は、今やすっかり立場が逆転し、年俸の面でも大きな開きが出た。積み重ねた日々の残酷さでもあった(文中の金額は推定)。
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野球
全米が注目する田中将大の去就。メジャー市場でその“価値”が高騰する理由
7年契約を終えて米大リーグ、ヤンキースからフリーエージェント(FA)となっている田中将大投手(32)の去就が、米国で大きな注目を集めている。米放送局CBSスポーツは11月16日付で田中をFA投手2位(全体で10位)にランクし、ニューヨーク・ポスト紙は「ヤンキースには是が非でも再契約したい2人のFAがいる」と今季ア・リーグ首位打者に輝いたラメーヒューに比肩するチームに欠かせない存在として報じた。
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スポーツビジネス
サッカー日本代表4名が投資家に。「アスリート×ビジネス」の新たな可能性
選手からのビデオメッセージをファンが受け取ることのできるサービス「PasYou」の運営会社である株式会社PASUに、安西幸輝、権田修一、その他2名の日本代表選手4名が投資を行ったことが発表された。海外の事例などをふまえ、アスリートが投資家として活動することの是非について考えていく。
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野球
悲喜こもごものプロ野球シーズンオフ 年俸交渉もショービジネスの一部!/後編
プロ野球ファンとしては選手の契約更改、年俸交渉が気になる季節だ。活躍通りに上がる選手もいれば、複数年契約の恩恵で不調のわりに下がらない選手もいたり。メジャー移籍やFAの導入により、年俸の額も複雑化した感もあるが、横浜DeNAベイスターズ初代球団社長であり、スポーツビジネス改革実践家の池田純氏に年俸交渉の裏側を聞いた。
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野球
悲喜こもごものプロ野球シーズンオフ 年俸交渉もショービジネスの一部!/前編
森友哉が2億円突破!中島宏之が1億3,000万円ダウン!活躍すればドーンとあがり、そうでなければガクンと下がる。プロ野球ファンとしては選手の契約更改、年俸交渉が気になる季節だ。メジャー移籍やFAの導入により、年俸の額も複雑化した感もあるが、横浜DeNAベイスターズ初代球団社長であり、スポーツビジネス改革実践家の池田純氏に年俸交渉の裏側を聞いた。
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バスケ
なぜ八村は第4Qで存在感を出せないのか? 立ちはだかるチーム内の年俸バランス
NBA史上初の日本人対決はなるか。14日(日本時間15日)にテネシー州メンフィスで開催される一戦で、ウィザーズのドラフト1巡目ルーキー八村塁(21)とグリズリーズの渡辺雄太(25)が直接対決する可能性がある。下部Gリーグのハッスルを主戦場とする渡辺はトップチームに45日間帯同が可能なツーウエー契約を結んでおり、ウィザーズ戦でロスター入りできるかが注目ポイントになる。