
スポーツビジネス
東京五輪が目指すべきは『若者によって創られる無形のレガシー』(NSBCレポート/間野義之)
「2020年の先を見据えた、スポーツの未来を考える」をコンセプトに、スポーツをビジネスとして考え、実行に移せる人材を輩出していく学びの場『Number Sports Business College』。第24回となる講義でゲストに迎えられたのは、早稲田大学スポーツ科学学術院教授、そして東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会に参与している間野義之氏だ。11年間の民間での仕事を経て、「スポーツで日本を良くしたい」という思いからスポーツ政策でレガシー創造に励む。(取材・文:新川諒 写真:荒川祐史)
ノンフィクションライター 2018/05/05 15:24
来年の「ラグビーワールドカップ2019」、再来年に迫った「東京2020オリンピック・パラリンピック」、その翌年の「 ワールドマスターズゲームズ2021関西」を、単なる「イベント」や「お祭り」ではなく、「レガシー」という観点から考えるいいきっかけとなりました。
もっと読む……それにしても、1964年の東京オリンピックは東海道新幹線と首都高という、まさに「有形」のレガシーに満ちた時代の一大イベントだったんですね。
fangate(株) 代表取締役/一般社団法人日本スポーツマンシップ協会理事 2018/05/08 22:14
間野さんの考え方に大賛成です!
もっと読むただ、レガシーを享受する側、つまり若者に自分ごととして考えてもらう事と並行して、未来に何かを残したいと言う提供者、つまり彼らより上の年代の人たちにも未来を作る当事者意識を持ってもらうような事も考えて頂ければと思います。
2018/05/10 00:23
「おそらくですが、若者にスポーツを“させよう”、ボランティアを“させよう”とすることばかりに意識してしまったことに理由があったのではないかと思います。フランスはそこを見た上で、スポーツをしていない人たち、好きではない人たちでもオリンピックに関わる機会を創ることを考えています」
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