#東京2020
dメニュー「東京2020」掲載コラム
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東京2020オリンピック・パラリンピック
称賛されるべき森喜朗の手腕~掃いて捨てられた巨星
森喜朗が東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の座から退き、橋本聖子元大臣が就任した。 今回の一連の騒動はコロナ禍で世界中の人がストレスを受ける中、そのストレスの捌け口としてメディアリンチにより掃いて捨てられたと言ってもいいだろう。新型コロナの問題とジェンダーの問題を意図的に混同させ、オリンピック中止に追い込みたい勢力が1本とった形だ。現に、組織委員会が入居しているビルの前では、森会長辞任せよ以外に、オリンピックを中止せよと書いた看板をもって抗議している活動家もいた。
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オールスポーツ
日本のサステナビリティを担うユニクロが、日本代表ではなくスウェーデン代表をサポートする理由とは!?
もし、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が起こっていなければ、今頃は、本来なら東京2020オリンピックの開催中だった。だが、東京をはじめ日本国内で、新型コロナウイルス新規感染者数が再び増加し始め、まだまだ予断を許さない状況が続いている。そんな中、株式会社ユニクロ(代表者・柳井正氏)が、2021年開催予定である東京オリンピック・パラリンピックに向けて、スウェーデンのトップアスリート11名(パラトップアスリート3名含む)とレジェンド2名、合計13名で構成される、ユニクロ初のチームブランドアンバサダー「ユニクロ チーム スウェーデン(UNIQLO TEAM SWEDEN)」を結成することを発表した。ユニクロが、選手とチーム単位で契約するのは初めてのことだ。
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テニス
レジェンドたちも惜しむ!日本テニスメーカーの重鎮・ブリヂストンスポーツの事業撤退が意味することとは
日本でテニスを扱う代表的なメーカーの1つであるブリヂストンスポーツ株式会社(代表取締役社長・望月基氏)が、100%出資子会社であるブリヂストンスポーツセールスジャパン株式会社と共に展開するテニス事業から、2020年12月31日をもって撤退することを4月21日に発表した。
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テニス
コロナショック、プロテニス選手の今。未曾有の事態をどう乗り越えようとしているのか
ワールドプロテニスツアー(男子ATP、女子WTA)は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって、現在7月13日まで中断とされている。この決定によって、ヨーロッパでのクレーシーズン(赤土コートのシーズン)とグラスシーズン(天然芝コートのシーズン)が消滅した。なお、ATPとWTAの世界ランキングは、3月16日の時点のまま凍結されている。
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オールスポーツ
聖なる炎と呼ぶのは日本だけ?!ちょっと残念なスポーツ用語
スポーツは全世界のマーケットで急速に拡大し発展してきたが、ここにきて新型コロナウイルスによって急ブレーキがかかった。もしかすると、すごいスピードで成長しているときには気づかないものが、見えるかもしれない。
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テニス
無観客試合から見る、新型コロナが世界のテニス界に与える影響
今、スポーツ界が、新型コロナウィルスによって、かつてないほどの危機に直面している――。それはプロテニスの世界も同様だ。
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テニス
錦織圭は、2020年を復活の年にすることができるか、それとも……!?
錦織圭が、日本代表に帰って来た――。 長年日本のエースとして活躍してきた錦織が、日本代表チームに合流するのは、2016年9月以来3年半ぶりのことだ。世界のトップ10で活躍していた錦織は、ワールドプロテニスATPツアーでの個人戦と、男子テニス国別対抗戦・デビスカップでの団体戦との両立を、ただでさえタイトなスケジュールの中では実現するのが厳しいため、デビスカップの参戦を辞退してきた。
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東京2020オリンピック・パラリンピック
山本恵理、追い求める「質の自己ベスト」東京2020出場で「恩返しを」
ベンチに仰向けになり、バーベルを握る。胸まで下ろし、再び肘が伸びるまで持ち上げる。東京パラリンピックの競技の一つ、パワーリフティングは、重さだけでなく、動きの正確さも判定基準。それはまさに、「3秒間のロマン」だ。この競技で2020年の出場を目指しているのが、山本恵理選手(35歳)。生まれつき二分脊椎症という下肢障害があり、パラスポーツを身近に感じてきた山本選手は、通訳やメンタルトレーナーとして、これまでパラリンピックに携わってきた。現在は日本財団パラリンピックサポートセンターの職員として普及に奔走するかたわら、競技歴3年のパワーリフティングで今、初めて「選手としてのパラリンピック出場」に挑んでいる。なぜ挑戦するのか? その理由や、競技において大切にしていること、障がい者が生きる社会について山本選手の思いをインタビューした。(取材・構成=久下真以子)
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東京2020オリンピック・パラリンピック
高橋和樹の“教科書”は東京パラで結実する。「2人」でつくり上げたボッチャとは?
重度の脳性まひ、あるいは同程度の四肢機能障がいのある人がプレーするパラリンピック種目、ボッチャ。ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤、青それぞれ6球ずつのボールを投球し、いかに近づけるかを競う競技だ。強い決意を持ち、ボッチャでの東京2020パラリンピックの出場を目指しているのが、高橋和樹選手だ。全国大会に出場するほどの腕前を誇った柔道の事故で、高校生の時に頚椎(けいつい)を損傷し、四肢にまひを負った高橋選手。ボッチャでは、4つのカテゴリー(BC1〜4)のうち、障がいの程度が最も重いBC3クラスに属する。同クラスの選手は自己投球ができないため、アシスタントが付き、ランプと呼ばれる投球台を用いて競技に臨む。現在は、アスリートとして企業に所属し、アシスタントの峠田(たおだ)佑志郎さんとトレーニングに打ち込む日々だ。そんな2人の関係性や、パラリンピックへの思い、そしてボッチャの醍醐味について伺った。(取材・構成=吉田直人)
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東京2020オリンピック・パラリンピック
堀米雄斗にとってスケートボードは“遊び”? 「楽しんで勝つ人がリスペクトされる」醍醐味
東京2020オリンピックで新たに採用される競技の一つ、スケートボードは、ストリートカルチャーから生まれた文字どおり“新しい”タイプの競技だ。そんな新競技でメダルの期待がかかっているのが、20歳になったばかりの堀米雄斗選手。世界のトップスケーターが集うストリートリーグ で3連勝を飾り、日本人として初めて最終戦スーパークラウンに進出した堀米選手に話を聞いた。 (取材・構成=大塚一樹、取材協力=XFLAG)
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東京2020オリンピック・パラリンピック
52年ぶり五輪のホッケー代表のエース、田中健太が海外へ飛び出た想い
2018年、ホッケーの男子日本代表が新たな歴史をつくった。インドネシア・ジャカルタで行われたアジア大会で初めての優勝を果たしたのだ。同年5月、実績を加味した「開催国枠」で、1968年のメキシコ大会以来、52年ぶりのオリンピック出場を得ていたホッケー日本代表だったが、大陸予選を兼ねたアジア大会で優勝したことで、自力出場の実力があることを証明してみせた。 この快挙を機に、新たな挑戦の一歩を踏み出した選手がいる。日本の中心選手として長年エースとして活躍してきた田中健太がその人だ。30歳にして世界に挑み、東京2020オリンピックでの飛躍を誓う田中選手に話を聞いた。
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東京2020オリンピック・パラリンピック
東莉央・晟良、フェンシングで東京五輪を目指す姉妹それぞれの想い
現在、日本フェンシング協会の会長を務め、次々と改革を打ち出す太田雄貴氏が銀メダルをもたらした2008年の北京オリンピック以降、フェンシングは急激に注目を集めるスポーツになった。ロンドン大会ではフルーレ団体で銀メダルを獲得し、国内でも選手強化、育成が進んでいる。 リオデジャネイロ大会ではメダルゼロに終わったが、東京2020大会では男女ともに若手有望株が数多くいる。中でも10代から世界を舞台に結果を残し、注目を集めているのが姉・莉央(りお)、妹・晟良(せら)の東姉妹だ。切磋琢磨しながら東京2020オリンピック出場を目指す20歳と19歳の姉妹に話を聞いた。
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カヌー
「当たり前のレベルが違う」羽根田卓也の語る日本の今と五輪への展望
オリンピックは、多くの人たちがまだ知らぬ競技に触れる機会でもある。2016年のリオデジャネイロオリンピック男子スラローム・カナディアンシングルでアジア初の銅メダルを獲得した羽根田卓也選手の活躍は、日本ではほとんど知られていなかったカヌー競技の知名度を大きく高めた。“イケメン”ぶりもあいまって一躍時の人になった羽根田選手だが、銅メダルという結果は、幼少期から目指した「理想のカヌー」を追求した結果だった。高校卒業後、世界で戦うために羽根田選手が選んだのは、練習方法はおろか練習場所すらなかった日本を飛び出て、海外で武者修行することだった。文字どおり「道なき道」を歩み続ける羽根田選手に、目標の立て方と達成方法について聞いた。
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パラリンピック
廣瀬悠・順子夫妻の「愛のカタチ」 二人三脚で目指すパラリンピック柔道「夫婦揃って金メダル」
12月に都内で行われた、日本一を決める「全日本視覚障害者柔道大会」。あらかじめ相手選手と組んだ状態から試合が始まるためダイナミックな技が繰り広げられやすく、会場には多くの観客やマスコミが詰め掛けた。その中で、仲むつまじい二人の姿が目に焼き付いた。 廣瀬悠選手(39歳)・順子選手(28歳)夫妻。リオデジャネイロパラリンピックでは共に出場し、順子選手は銅メダルを獲得。2020年東京パラリンピックでは夫婦そろっての金メダルを目指している。弱視という障害を持った二人の出会いと軌跡、柔道への考え方、夫婦円満の秘訣についてインタビューした。(取材・構成=久下真以子(フリーアナウンサー))
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パラリンピック
池透暢、車いすラグビー日本代表キャプテンが歩んだ「挑戦の人生」の軌跡。金メダルは「74%」
車いす同士が激しくぶつかり合う。その激しさから「マーダーボール(=殺人球技)」とも呼ばれる、ウィルチェアーラグビー(車いすラグビー)。日本代表は2018年8月の世界選手権で世界ランキング1位のオーストラリアを破って金メダルを獲得し、東京2020パラリンピックに向けて最も注目を浴びる競技の一つとなっている。 そのチームの中心にいるのが、38歳の池透暢選手。競技歴6年ながら、キャプテンとしてチームメイトからも厚い信頼を得る池選手が、いまアメリカリーグに挑戦しさらなる高みを目指している。これまでの軌跡と、思い描くリーダー像、チームのこれからについてインタビューした。(取材・構成=久下真以子)
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東京オリンピック
私たちは東京オリンピックをどこまで知っているのか? 組織委員会に訊く大会の“成功”と“価値”とは
いよいよ来年に迫った、東京2020オリンピック・パラリンピック。この世紀の祭典に向け少しずつ盛り上がりを見せてきていることは、おそらく多くの人が感じていることだろう。2020年、世界中から集まったトップアスリートたちが、日本中を熱狂と感動に包んでくれるに違いない。だがホスト国の一員である私たちは、オリンピック・パラリンピックを“ただ楽しむ”だけでいいのだろうか? 私たちはこの大会の土台となる考え方をどれだけ知っているのだろうか? “一過性”の盛り上がりではなく、本当の意味で成功に導くために求められることとはいったい何だろうか? 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会でスポークスパーソンを務める高谷正哲氏に話を聞いた。
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パラリンピック
「日本一、パラを語れる女子アナ」久下真以子さん 人生を変えられたアスリートとの出会いを語る
「日本一、パラを語れるアナウンサー」を目標に掲げ、精力的にパラスポーツの取材を続けている、フリーアナウンサーの久下真以子さん(セント・フォース所属)。1月から放送が開始する『PARA SPORTS NEWS アスリートプライド』(BSスカパー!)のキャスター・リポーターに抜擢されるなど、その活躍の場を広げています。なぜ彼女はパラスポーツに魅了されたのでしょうか? そこには彼女の人生を変えた恩人ともいえるアスリートとの出会いがありました――。(文=野口学)
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オリンピック
「中年の星」山本博が56歳で東京五輪を諦めない理由とは?夢を叶えるために大切なこと
2004年、アテネオリンピックのアーチェリー競技で、41歳にして自身にとって20年ぶりのメダルとなる銀メダルを獲得し、“中年の星”として一躍時の人になった山本博選手。その山本選手は、56歳になった今も東京2020オリンピックを目指し、第一線で戦っている。年齢を重ねても失われない競技へのモチベーションはどこから湧いてくるのか? 教育者でもある山本選手に、夢の源泉、あきらめない心の持ち方について聞いた。(取材・構成=大塚一樹)