#ドラフト
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野球
1億円プレーヤー村上宗隆と2200万円の清宮幸太郎~3年目終了時のシビアな差
プロスポーツの世界は報酬額が一つのステータスで、世間に懐事情がさらされる特殊な環境だ。夢がある半面、シビアな世界でもある。日本で最も注目されるのがプロ野球の契約更改だろう。今年は実力主義の厳しさを感じさせる象徴的な場面があった。日本ハムの清宮幸太郎とヤクルトの村上宗隆。同学年の大砲2人は同じ2017年のドラフト会議を経た同期。ともに1位指名だったが、村上は清宮の“外れ1位”の立場だった。それから3年。くしくも同じ12月7日に契約更改交渉に臨んだ両者は、今やすっかり立場が逆転し、年俸の面でも大きな開きが出た。積み重ねた日々の残酷さでもあった(文中の金額は推定)。
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野球
ジャイアンツは本当にクジ運が悪い? ドラフト結果を検証してみた
今年のドラフト会議が10月26日に都内で開かれ、ジャイアンツは1位指名で平内龍太(亜細亜大学)の交渉権を獲得した。背番号は、かつての大エース・斎藤雅樹さんが背負った11を用意しているという。先発も抑えもいけるMAX156km/hの長身右腕という触れ込みの平内。現在のチームのウイークポイントと合致するだけに、1年目から1軍メンバーに入ってチームの弱点を補う活躍を期待したい。
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野球
「期待はずれのドラフト1位」の正念場
プロ野球は実力の世界だから、入ってしまえばドラフトの指名順位は関係ない……とは言われるが、指名順位によって球団や関係者の扱いが異なるのは当然だろう。入団するときの契約金も違えば、年俸にも大きな差がある。さらに、表に出ない約束事がいろいろあると噂で聞く。実際に、「親会社で引退したあとの生活を保障する」という例はあった。
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大学スポーツ
「大学スポーツの火を絶やすな」コロナ禍でも奮闘する学生たち
大学では秋学期が始まったものの、依然オンラインでの授業が続き、課外活動も制限された状況が続いている。ことスポーツに関して言うと、大会もある程度再開の目処はたってきたものの、依然予断を許さない状況だ。スポーツどころか、大学すらも十分に機能していないこの状況下でも、上限はあるものの有観客で実施されているのが東京六大学野球である。大学スポーツの火を絶やさぬよう、球児が日々研鑽を積んでいるその裏で、野球部所属以外にも、その活動を支えている学生が存在する。今回はその中でも新聞部にフォーカスし、コロナ禍での活動の様子を伺った。
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野球
“育成のジャイアンツ”復活で新たな黄金時代へ
ジャイアンツと育成選手契約を結んでいたエスタミー・ウレーニャ内野手が、9月17日に支配下登録された。同23日に1軍へ昇格すると、当日の広島戦で一気に1軍デビュー。同27日の中日戦で初ヒットをマークした。 ファームでは主に四番を打ち、登録時点ではイースタン・リーグ51試合出場で、打率.292、11本塁打、37打点を記録。ホームランはチームトップ、打点はリーグ1位と、堂々の成績を残していた。
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野球
高校時代に補欠だった雑草がジャイアンツに勢いをつける!
読売ジャイアンツの菅野智之が開幕戦からの連勝を9に伸ばした8月25日の東京ヤクルトスワローズ戦で、3安打を放ってエースを援護した二番・ライトの松原聖弥。この名前を見て「?」と思った野球ファンは少なくなかったかもしれない。 1995年1月、大阪府生まれ。東北の強豪・仙台育英高校から明星大学に進み、2016年ドラフト会議でジャイアンツから育成5巡目で指名を受けた。彼に与えられた背番号は3ケタの009。契約金ではなく支度金が300万円。推定年俸は240万円。
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野球
高卒2年目の甲子園のスターがプロ野球を面白くする!
昔に比べて上下関係が緩くなったと言われる野球界だが、同級生に対する意識は依然として強い。それが、甲子園で対戦した選手同士、日本代表のユニフォームを着た仲間であればなおのこと。ライバルの存在が選手に刺激を与え、成長のエンジンになる。
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野球
今年のドラフトにみる戦力均衡化
野球の国際大会「第2回プレミア12」が日本の初優勝で幕を閉じ、プロ野球界はストーブリーグの話題に本格的にシフトした。ここに来てドラフト会議で1位指名を受けた大物選手の入団が相次いで決定した。11月30日、最速163㌔の超大型右腕、岩手・大船渡高の佐々木朗希投手が新人選手の最高条件となる契約金1億円プラス出来高払い5千万円、年俸1600万円でロッテと合意した。同25日には、石川・星稜高の奥川恭伸投手がヤクルトと大型契約を結び、いずれもスポーツ紙を中心にメディアで大きく取り上げられた。今年のドラフトでは昨年に続き、最初の指名で11球団が高校生を選んだのが特徴。現時点での評価という点で、各チームの戦力均衡に適度な結果になったと見ることもできる。
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野球
山口俊投手のメジャーリーグ挑戦。遂にジャイアンツのチーム編成が方針転換か
今季セ・リーグ最多の15勝をあげたジャイアンツの山口俊投手がポスティングシステムを利用したメジャーリーグへの挑戦を明らかにした。入札がありメジャー移籍が実現すれば、ジャイアンツでは初のポスティング移籍。かつて山口投手が在籍した横浜DeNAベイスターズ初代球団社長であり、スポーツビジネス改革実践家の池田純氏は、彼の夢への挑戦を応援しつつ、ジャイアンツのチーム編成の方針に変化が見えたと指摘する。
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オールスポーツ
アスリートの流出を止める!日本版NCAAに突きつけられた課題
アスリートがより高い次元での活躍を目指すのは当然のこと。そしてその環境を日本で提供出来るのが一番。来年から始動する日本版NCAAである「UNIVAS」の取り組みに注目です。 -
プロ野球
異例のギャンブル合戦になった2018年ドラフト、1番トクした球団は?
ドラフト結果の細かい戦略分析はいつも参考になります。 ここからどんな選手が伸びてくるのか楽しみです。1 Comment
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野球
ドラフト指名戦略で大事な要素は、「選手の実力」、「チーム事情」、もう一つは……?
プロ野球ドラフト会議が今年もいよいよ、10月25日に行われる。各球団のドラフト戦略は、基本的には補強ポイントとマッチする選手をいかにして獲得するかを軸に立てられる。プロである以上、選手の実力とチーム事情が優先されるのは当然だが、もうひとつ、大事な要素がある――。(文=花田雪)
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野球
ドラフトの醍醐味は2~3位指名! 3位指名・田中広輔、秋山翔吾に生まれたドラマ
根尾選手や小園選手の評価が高過ぎではという意見も散見しますがそんなことはありません。サードではなくショートなのが重要です。外国人が守っていない事で分かる様に捕手とショートだけは育てる必要があります。十年に一人レベルの高校生ショートは抽選覚悟してでも欲しいのです。 逆に言えば、投手や外野手は外れ1位や2位以下で良い選手を取れるようにより綿密な戦略が必要になってくるということでしょう。2 Comments
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野球
広島3連覇を成し遂げた「生え抜き育成力」に学ぶ
2018年9月26日、広島カープは球団史上初のリーグ3連覇を決めた。この日のスタメンは全員が生え抜き選手。途中出場した新井貴浩もカープでプロ生活をスタートさせ、代打で打席に立ったバティスタはドミニカのカープアカデミー出身だ。12球団を見渡しても、これほど“自前”の戦力で構成されたチームはカープのほかには見当たらない。
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野球
“ミスター”はチームの象徴 ~NPBパ・リーグ編~
稼頭央がメジャーに行ったの2004年では?1 Comment
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野球
“ミスター”はチームの象徴 ~NPBセ・リーグ編~
スポーツ界には、様々な「ミスター」が存在する。ときにはチームの象徴であったり、競技そのものを象徴する存在でもあったりする。今回はプロ野球のセ・リーグにスポットをあてて、各球団の「ミスター」を紹介。(文=池田敏明)
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野球
松井秀喜との比較でわかる、清宮の凄み。理学療法士が分析するトップアスリート
まだ何の実績もない新人ゆえ、日本にありがちなアイドル扱いせずに、気長に成長を見守りたいですね〜1 Comment
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野球
DeNA、常識外れの「左4枚」は球界OBも太鼓判 その独自の戦略を読み解く
ラミレス監督は昨年から何度も『左は何人いても良い』と発言していますからね。年齢が近い若い左腕カルテットですから、相乗効果も期待できそうです。2 Comments
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