#ジュニア
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テニス
世界ランク日本歴代2位へたどり着いた2022年。西岡良仁がキャリアハイの今だから感じる日本テニス界への危機感と次世代への想い
「一つ、僕が子どもの頃から他の子たちと違ったのは、たぶん、覚悟だと思います」 なぜ、ここまで強くなれたのか――? あまりに漠然としたその問いに、彼は、迷うことなく答えた。 現在の世界ランキングは、キャリアハイの36位。 身長は、トップ100の選手では最も小柄な170センチ。 驚異の脚力であらゆるボールに食らいつき、サウスポーから繰り出す七色のくせ球で巨漢選手を手玉に取る。 日本人男子選手として、世界ランク歴代2位タイにつける西岡良仁は、ツアーきっての個性派プレーヤーだ。
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【ユニクロ独占取材】”月への着地を目指そう” ロジャー・フェデラーの第二章は有明から。ユニクロと共に手を携えた次世代育成が始まる
間接照明の光にコートが浮かび上がり、色とりどりのサーチライトが、スタンドを駆け巡った。大型スクリーンに数々の栄光のシーンが映し出されるなか、スモークの向こうから悠然と姿を現したのは、この日の主役、ロジャー・フェデラーである。今年9月にロンドンで開催されたレーバー・カップを最後に、現役生活に幕を引いた、テニス界の“生きる伝説”。その稀代のスーパー・スターを迎える有明コロシアムは、光と音、そして詰めかけた8000人のファンの想いに彩られる、幻想的な空間と化していた。
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テニス
奈良くるみの引退、そして、JWT50メンバーに新加入へ。日本女子テニスの未来に光はさすか!?
「よく頑張ったな~」 2010年代を中心に活躍した奈良くるみのプロキャリアに思いをはせる時、誰もがそう思うのではないだろうか。 奈良は、9月下旬に、東京・有明で開催された東レ パン・パシフィックオープンテニスで、13年5カ月間におよんだプロテニスプレーヤーのキャリアを終えた。 現役引退への思いは、2022年5月下旬に、韓国・チャンウォンで開催された国際テニス連盟(ITF)サーキットの2万5000ドル大会で優勝した直後にわき起こったという。
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サッカー
【丹羽大輝コラム】Vol.14「こんな機会があったらいいな」自分たちの想いをまっすぐに現役選手が本気で伝えるガチンコ真剣サッカー教室
日本代表にも選出されたこともある、日本を代表するディフェンダーの丹羽大輝選手。 Jリーグのガンバ大阪、サンフレッチェ広島、FC東京など数多くの強豪クラブを渡り歩き、今はスペインのセスタオリーベルクラブに所属。 ピッチ外でも、復興支援活動や、ファン、サポーターの方との文通など、精力的にサッカー選手の価値を高める活動をしている。 そんな彼が、Vol.14では、オフ期間に行ったサッカー教室やトークショー、そして今シーズンの意気込みを語ってくれた。
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卓球
文武両道を体現する張本美和~世界ユース4冠で厚みが増す日本卓球界
栴檀(せんだん)は双葉より芳し―。将来大成する人物は若い頃から優れていることの例えだが、卓球界でその好例になると有望視されているのが女子で14歳の張本美和(木下アカデミー)。男子の東京五輪団体銅メダルメンバーの張本智和(IMG)の妹としても知られる。7月にはPR会社のサニーサイドアップとマネジメント契約を結んだことが発表され、スターへの道を一段ずつ上がっている。試合での実績を重ねるにつれてスポンサー契約やメディア出演などプレー以外での案件が増えていくもの。まだ中学生の張本美和にとっては競技と勉学の両立に集中できるという面でプラスの契約といえる。次世代を担う逸材として、ビジネスモデルでも健闘している国内のTリーグや海外試合など、さまざまな舞台での活躍へ期待が高まっている。
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テニス
国枝慎吾が世界中で次世代育成に取り組むワケ。自身で唯一欠けたタイトルを獲るために立ち返る「原点」
「まず人数にびっくりしましたね。来るのは10人くらいなのかなと思っていたら、20人くらい居ましたよね。イギリスで車いすテニスをやる子たちが、増えてきたんだなと実感しました」。 嬉しそうな笑みを浮かべて、国枝慎吾は、率直な思いを口にした。ウィンブルドンの車いす部門開幕に先駆けて、7月3日にロンドン郊外で行われた車いすのテニスクリニック。国際テニス連盟(ITF)が主催し、ユニクロが次世代教育を目的として協賛したこのイベントには、9歳から19歳までの21名の車いすテニスプレーヤーが参加した。
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フィギュアスケート
「チルドレンファースト、アスリートセカンド」 ドーピング騒動で加速したフィギュア年齢制限引き上げを巡る思惑とは
フィギュアスケートで、オリンピックなどの大会に参加できる選手の年齢を現行の「15歳以上」から「17歳以上」に段階的に引き上げられることが決まった。年齢制限の改定は1996年に14歳から15歳以上に見直して以来、実に26年ぶり。女子で顕著だったトップ選手の低年齢化と選手寿命の短さへの対策として、長年議論の遡上に上っていたが、これまでは反対意見も根強かった。圧倒的多数で決まった今回の採決の背景にあるのは、2月の北京五輪で15歳だったロシアのカミラ・ワリエワに発覚したドーピング騒動。冬季五輪の花形種目の地位を守ろうとする国際スケート連盟(ISU)の危機感もあらわとなった。
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テニス
テニスコートのレッドクレー化は、日本テニス界の福音になるか!?
東京・世田谷の閑静な住宅街の中にある第一生命相娯園テニスコートが、日本で見られる薄茶色のクレーコートから、ヨーロッパや南米に多いレッドクレー(赤土)コートへ仕様が変更された。3月26日には、オープニングセレモニーが行われ、元プロテニスプレーヤーの伊達公子と現役プロテニスプレーヤーの錦織圭が出席してテープカットを行った。
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サッカー
【丹羽大輝コラム】Vol.12「今、現役である自分が話す」現役選手として同じ時間を過ごしているサッカー選手たちへ
日本代表にも選出されたこともある、日本を代表するディフェンダーの丹羽大輝選手。 Jリーグのガンバ大阪、サンフレッチェ広島、FC東京など数多くの強豪クラブを渡り歩き、今はスペインのセスタオリーベルクラブに所属。 ピッチ外でも、復興支援活動や、ファン、サポーターの方との文通など、精力的にサッカー選手の価値を高める活動をしている。 そんな彼が、Vol.12では子どもたちへの講演会を通して感じたことや、講演会の内容を語ってくれた。
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Jリーグ
【田口潤人インタビュー】Vol.12「「大事なものは何なのか」本質を見ることで生まれた余裕が結果へ
横浜F・マリノスのジュニアユース、ユースでGKとしての経験を積み、横浜F・マリノス、藤枝MYFC、アルビレックス新潟を渡り歩き、2020年からはFC琉球に完全移籍した田口潤人選手。今はFC琉球のJ1昇格に向けてプレーしている。Vol.12では今シーズンを振り返って、来季に向けての目標を語ってくれた。
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テニス
32歳・ベテランに差し掛かった錦織圭が見る「トップ10返り咲き」と「次世代育成」
男子テニスの錦織圭(31=日清食品)が4日、東京都三鷹市のMTS Tennis Arenaで開催されたユニクロの次世代育成イベント「UNIQLO LifeWear Day 2021 ~テニスとサステナビリティ~ with 錦織 圭」に出席した。グローバルブランドアンバサダーとして、未来を担う小学生の子供たちと交流。3部構成で実施された約4時間のプログラムで少年、少女と向き合った。
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フィギュアスケート
鍵山/宮原らが出場する「ミニ全日本」の見どころと裏側に迫る
来る8月9日~12日、滋賀県立アイスアリーナにおいて、げんさんサマーカップが開催される。今や、“ミニ全日本”とまで称されるようになった、夏場のローカル大会の中でも屈指の規模を誇るイベントだ。特に今年は、スポーツギフティングサービス、Unlimを導入して、ライブ配信とギフティングの募集を行うことも決まった。滋賀県スケート連盟フィギュア部長、築山由美氏に今年の見どころ、大会運営の苦労などを語っていただいた。
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サッカー
【田口潤人インタビュー】Vol.5「今考えると、とてもハードだった」中学生時代#1
横浜F・マリノスのジュニアユース、ユースでGKとしての経験を積み、横浜F・マリノス、藤枝MYFC、アルビレックス新潟を渡り歩き、2020年からはFC琉球に完全移籍した田口潤人選手。今はFC琉球のJ1昇格に向けてプレーしている。vol.5では中学低学年の頃、どのような生活を送っていたか、そして思い出を語ってくれた。
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フィギュアスケート
「打倒ロシア」日本フィギュアスケート界に革命をもたらす取り組みをご紹介!
先日、コロナ禍の中行われた世界選手権において、日本は男女とも来季の北京五輪の出場枠「3」を確保し、特に男子は2位~4位の上位を占める活躍を見せた。その中でも注目を浴びたのが、初出場で銀メダルを獲得した鍵山優真選手。現役高校生のニュースターの誕生に、世間も注目を集めたが、今回は更に若年層の世代の育成に注力している、木下スケートアカデミーの取り組みについて紹介する。
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サッカー
【田口潤人インタビュー】Vol.3「周りとの温度差が悔しかった」プロを目指したきっかけ
横浜F・マリノスのジュニアユース、ユースでGKとしての経験を積み、横浜F・マリノス、藤枝MYFC、アルビレックス新潟を渡り歩き、2020年からはFC琉球に完全移籍した田口潤人選手。今はFC琉球のJ1昇格に向けてプレーしている。vol.3ではそんな田口選手がサッカーを始めた小学生時代について語ってくれた。
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陸上
【ユティック陸上競技部インタビュー】Vol.1「応援してくれる人がいるんだから」後押ししてくれるもの
「1/100秒を研ぎだす美」をテーマに、1/100秒でも速く、1cmでも高く、を目指して競技に打ち込む選手達が所属しているユティック陸上競技部。福井県に拠点をおき、福井から世界を目指して、地元の活性化や地元の子供達に夢や勇気を与える活動もしている。そんなUTIC陸上競技部から、vol.1ではスプリンターとして活躍する村田和哉選手が、最近の活動や開いている陸上教室について、そしてファンの方々への想いについて語ってくれた。
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テニス
西岡良仁が大会を開催!テニス界に投じる未来への布石。
男子テニス界で松岡修造・錦織圭に次ぐ存在として世界と戦う25歳の西岡良仁。 2020年、新型コロナウイルスの影響で大会は軒並み中止となった中、日々頭に浮かぶのは 自らのことよりも将来の扉を閉ざされてしまったこの先のテニス界を背負う学生たちの姿だった。そんなダイヤの原石たちが苦境を強いられたテニス界に今、希望の一石を投じている。(著者・山口忠成)
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サッカー
【田口潤人インタビュー】Vol.2「良い時も悪い時もやり続ける」心掛けていること
横浜F・マリノスのジュニアユース、ユースでGKとしての経験を積み、横浜F・マリノス、藤枝MYFC、アルビレックス新潟を渡り歩き、2020年からはFC琉球に完全移籍した田口潤人選手。今はFC琉球のJ1昇格に向けてプレーしている。vol.2ではこれまでの経験を通して伝えたいこと、そして今後の目標について語ってくれた。