#春場所
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大相撲
大相撲春場所展望 ~荒れる春場所は訪れるのか
13日からの大相撲春場所はさまざまな視点で興味深そうだ。新型コロナウイルス禍の中で、観客を入れての地方場所で最後に残されていた大阪。2月に入り、力士ら日本相撲協会員に大量の新型コロナ陽性者が判明した。通常開催がままならない中、来場者の割合を増やして実施される。新型コロナ対策はもちろん、かつては〝荒れる春場所〟が代名詞だった場所の優勝争いや、すねに傷を持つ力士たちの様子も気になるところ。テレビ中継ではちょっとマニアックなチェックポイントもある。
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大相撲
大相撲からウィズコロナ時代のスポーツを読み解く ~初場所も有観客で無事完走
新型コロナウイルスのオミクロン株が猛威を振るう昨今、試合中止や棄権などスポーツ界も大きな影響を受けている。そんな中、大相撲初場所が1月23日に千秋楽を迎えた。新型コロナが最初に拡大してきた一昨年以来、角界は打ち切りに追い込まれることなく本場所の完遂を続けている(緊急事態宣言下で中止した2020年夏場所を除く)。初場所後、新大関御嶽海が誕生したのも当然、場所があったからこその出来事。誰が感染してもおかしくない状況でも、やり方によってはスポーツイベントも新型コロナに対応できることを国技が示している。
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相撲
白鵬、鶴竜を待ち受ける荒れる春場所
3月の大相撲本場所は例年大阪で開かれ、波乱が起きやすいことから〝荒れる春場所〟と形容される。季節の変わり目で寒暖の差が大きく、体調管理が難しいことが一因に挙げられるが、新型コロナウイルス感染拡大防止のために今年は特別に東京・両国国技館で開催される。いつもと違う3月の土俵は、モンゴル出身の横綱2人にひときわ大きな注目が集まる。2月の時点でそろって35歳の白鵬と鶴竜。ともに休場が目立ち、昨年11月場所後の横綱審議委員会(横審)で「注意」の決議を受けた。特に鶴竜は進退を懸けることを公言し、春場所は引退と背中合わせ。両横綱にはさまざまな闘いが待ち受け、大変な立場でもある。