#パリ五輪
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体操
“内村航平は「正解に導いてくれる師匠」” 体操界に現れた新星、土井陵輔の可能性とは
2人のレジェンドからの教えを胸に急成長を遂げ、体操男子にまた一人楽しみな新星が現れた。今月15日まで行われたNHK杯で20歳の土井陵輔(日体大)が、萱和磨や谷川航(ともにセントラルスポーツ)といった東京五輪代表勢を抑えて3位に食い込んだ。
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陸上
日本陸上界が抱える報奨金の大幅減額問題~選手の活躍と反比例するボーナス
陸上のトラックシーズンが本格化し、花形種目と言える男子100㍍をはじめ、楽しみな季節になってきた。今季のメインイベントは7月に米オレゴン州ユージンで開催される世界選手権。9月に予定されていた杭州アジア大会(中国)が延期になった分、余計に注目が集まりそうだが、大会を前にして残念な知らせが舞い込んだ。日本陸連が世界選手権の成績優秀者に与える報奨金が大幅に減ったのだ。長引く新型コロナウイルス禍の影響を受けた形で競技団体の苦悩が垣間見えるが、選手のボーナスカットは安直な印象も与える。若手には2024年パリ五輪を見据えて有望株が出てきており、報奨金の減額を意に介さないような活躍ぶりが待望される。
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体操
体操ニッポンの覇権奪還へ、国内での熾烈な戦いを制するのは誰か-。東京五輪金の橋本が魅せた圧巻の演技と進化とは
“体操ニッポン”の2024年パリ五輪を見据えた戦いが始まった。4月24日まで東京体育館で行われた全日本体操個人総合選手権で、男子の橋本大輝(順大)が東京五輪で個人総合と種目別鉄棒の2冠に輝いた実力を発揮。2位以下に3点近い差を付ける大差で2連覇を達成した。
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サーフィン
新嶋莉奈の挑戦~パリ五輪に向けて活発化しているアスリートサポート
春は卒業と入学・就職の季節。スポーツ界では高校や大学を旅立って新たな世界で飛躍を期すアスリートが目立つ時でもある。このほど、フレッシュな発表があった。2024年パリ五輪での活躍を期待される22歳のウインドサーファー、新嶋莉奈(にいじま・りな)が「エリエール」ブランドを展開する大王製紙と4月に所属契約を締結することが明らかになった。日本ではまだ注目度の低い競技ながら、ビッグになるポテンシャルを秘めた存在。東京五輪が昨年終わったかと思えば、早くも3年後の次回大会を見据え、将来性豊かな選手を支援する姿勢が表れている。他の競技でも同様の事象が相次ぎ、春らしい華やかさに包まれる頃合いでもある。