#男子ゴルフ
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ゴルフ
マスターズに注目と熱狂をもたらした PGAとLIVゴルフの戦い
男子ゴルフの世界最高峰の大会、マスターズ・トーナメントに今年、例年にはない一つの要素が加わって注目された。サウジアラビア政府系ファンドが支援する超高額賞金大会「LIVゴルフ」が昨年6月に始まって以降、初の〝ゴルフの祭典〟となったからだ。初優勝したジョン・ラーム(スペイン)以外にもパトロンと呼ばれるギャラリーを大いに沸かせたのが、最終ラウンドの猛チャージで2位に入ったフィル・ミケルソン(米国)だった。LIVゴルフに当初から参戦している52歳のベテラン。PGAツアーと対立するLIV勢として初のメジャー制覇は逃したものの、外見を含めて久々に存在感を示した。メジャー通算6勝のレフティーを中心に探ってみるとメジャーとLIVの新たな関係性が浮かび上がった。
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ゴルフ
若手台頭が止まらない女子ゴルフと、今一つ盛り上がらない男子ゴルフ
日本における男子ツアーと女子ツアーの人気格差が加速している。女子ツアーは3月の開幕戦の「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」から7月の「ニッポンハムレディスクラシック」まで19連戦があり、1週間の休みをはさんで「大東建託・いい部屋ネットレディス」から11月の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」まで19連戦。合計38試合がラインナップされている。
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ゴルフ
ウッズが求める競技性とミケルソンが求めるオイルマネー ~大きく動き始めた世界のゴルフ界
世界の男子ゴルフ界にできたうねりが大きくなりつつある。サウジアラビア政府系ファンドが支援する超高額賞金の新ツアー「LIV招待」が6月に始まり、既に2戦を終えた。潤沢な資金を背景に世界最高峰といわれる米男子のPGAツアーや欧州ツアーから名のある選手を少しずつ引き抜き、従来の秩序に一石を投じた。人権問題などで国際的に批判を浴びるサウジがお金の力にものをいわせ、スポーツを介してイメージ向上を狙う〝スポーツウォッシング〟ではないかと批判の的にもなっている。ゴルフ市場を俯瞰すると、与える影響は小さくない。
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ゴルフ
全米女子オープン 笹生優花と畑岡奈紗のプレーオフが地上波で見られなかったワケ
笹生優花と畑岡奈紗のプレーオフ決着となった2021年の「全米女子オープン」。プレーオフ3ホール目で笹生がバーディを奪い、史上最年少優勝という歴史的快挙を達成した。日本のゴルフファンにとっては夢のような試合展開だったが、地上波放送がなかったのでリアルタイムで視聴できなかった人も多かったようだ。
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ゴルフ
松山英樹の快挙!「マスターズ」はゴルファーにとってどれほど名誉な大会なのか?
松山英樹が「マスターズ」で悲願の4大メジャー大会初制覇を達成した。2011年にアマチュアとして初出場し、通算1アンダー27位タイでローアマチュアを獲得してから10回目の挑戦で、ついに頂点に登り詰めた。
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ゴルフ
外資の巨額マネーは日本の男子プロゴルフを飲み込むか
新型コロナウイルス禍に見舞われた昨年の終盤、世界の男子プロゴルフ界にビッグニュースが駆け巡った。米PGAツアーと欧州ツアーが戦略的な提携を発表したのだ。最高峰のPGAと、ややもすればライバルと位置づけられていた欧州ツアーという二大巨頭の協力態勢。背景の一つに、潤沢な中東のオイルマネーを絡め、世界のトップ選手を勧誘して実施が画策されている「プレミアゴルフリーグ」(PGL)の存在がある。長い歴史を誇る既存ツアーと新興勢力によるせめぎ合いの様相で、事態の推移が注目される。
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ゴルフ
女子ゴルフ“黄金世代”の裏でこっそり始まった世代交代。コロナ禍で海外勢が来日できない中での若手の台頭が要因か
2020年の国内ゴルフツアーは新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が相次いだが、男子ツアーはコロナ禍前の「SMBCシンガポールオープン」も含めて6試合、女子ツアーは14試合が開催されて全日程が終了した。
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ゴルフ
PGAツアーは再開も、日本ツアー再開の見通しが立たない原因は。スポンサーありきの収益構造と放映ビジネス。
PGAツアー(米国男子ゴルフツアー)は「ザ・プレーヤーズ選手権」(3月12日~3月15日、フロリダ州TPCソーグラス)開催期間中の3月12日に大会中止を決定し、それ以降ツアーを中断していたが、「チャールズ・シュワブチャレンジ」(6月11日~6月14日、テキサス州コロニアルカントリークラブ)からツアーを再開した。
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ゴルフ
人気挽回の糸口となるか?男子ゴルフツアーが選手たちにファンへのメッセージ依頼
男子ゴルフツアーを統括するJGTO(日本ゴルフツアー機構)は新型コロナウイルスの感染拡大防止に関する緊急事態宣言および現在の感染状況を鑑み、少なくとも2020年6月30日までトーナメントを一時休止するという決断を下した。
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ゴルフ
男子ゴルフツアーのゴタゴタの原因は特定の理事に対する不信感だった?
男子ゴルフツアーを統括するJGTO(日本ゴルフツアー機構)は3月25日に定時社員総会を開催。青木功会長の続投が決まり、理事18名と監事2名の選任も承認された。 だが、一部報道によると、総会前には選手たちの間から青木会長が指名した理事に対しての不信任、退任を求める声が上がっていたという。
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ゴルフ
日本男子ゴルフツアー人気回復の鍵は?重要なのは会長の人事よりも仕組みの改革
会長の交代も必要だが、テレビも「石川、石川」といつまでも追いかけて、妄想に走っていては一生懸命頑張っている、すべての選手に失礼なのでは、多くの選手のプレーを見たい人のほうが多いのではないのか、1人の選手には多くのファンがいるのでその人たちが本当の底を支えているのでは? -
オリンピック
世界のプロゴルファーが五輪の優先順位を下げるのはなぜか。東京五輪出場辞退の理由
3月1日時点で世界ランキング5位につけており、出場圏内に位置していたダスティン・ジョンソンが東京五輪を欠場する意向であると海外メディアが報じた。報道によると、過密日程を考慮した判断だという。
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ゴルフ
東京五輪に配慮の女子ツアー、2試合減も渋野効果で賞金総額大幅アップの大会増の大盛況!
日本女子プロゴルフ協会が2020年のツアー日程を発表した。2019年は39試合が開催されたが、2020年は東京五輪に配慮し、2試合減の37試合というラインナップになった。
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ゴルフ
2019年は日本ゴルフ男女ツアーにとって大きな転換期に。ZOZOで光明が見えた男子と、暴言騒動の女子で明暗別れるか
2019年の男女ツアーは佳境を迎えているが、男子ツアーも女子ツアーも今年は大きなトピックがいくつもあった話題豊富な1年であったと思う。
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ゴルフ
日本初開催のPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」が閉幕!ウッズ・松山の1,2フィニッシュは千葉を元気づける最高のフィナーレに
PGAツアー日本初開催となった「ZOZOチャンピオンシップ」は、台風21号の影響による記録的豪雨でスケジュール変更と無観客試合を余儀なくされたが、大会自体は大成功だったと言えるだろう。
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