#両国国技館
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大相撲
稀代の横綱“白鵬”に相応しい断髪式
大相撲で史上最多45回の優勝を果たした元横綱・白鵬の宮城野親方の引退相撲が1月28日、東京・両国国技館で開催された。断髪式では現役時代の師匠だった間垣親方(元幕内竹葉山)が止めばさみを入れ、力士の「象徴」とも言えるまげと別れを告げた。長らく頂点に君臨し続けた稀代の横綱も、涙をこらえることができなかった。「体の一部がなくなった寂しさがありますね」と、こぼした。2001年九州場所後にまげを結ってから21年あまり。正真正銘、力士生活から離れるという事実を心の底から惜しんだ。
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相撲
コロナ禍を耐えた大相撲界の試み、数字ではない貴景勝の綱とり
声出し応援の解禁もあって熱気に包まれた1月の大相撲初場所は、大関貴景勝の優勝で幕を閉じた。一人横綱の照ノ富士が全休した状況で責任を果たし、看板力士として4場所ぶりに賜杯を抱いた。同時に綱とりのポイントや新型コロナウイルス禍の角界を再考させるような場所になり、一つの転換点を迎えた。
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大相撲
終息の兆しが見えない第7波と大相撲~一夏で見えたもの
大相撲秋場所の新番付が8月29日に発表される。早いもので今年も残り2場所。特に今夏は角界にとっても新型コロナウイルス禍関連で目まぐるしさに包まれた。7月の名古屋場所では力士が大量に休場し、番付編成に絡み物議を醸した。流行している第7波の中で場所後には久しぶりに巡業が再開され、両国国技館にも変化が見られた。一夏を終えた国技を探った。