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「サッカー観戦はストリーミングが当たり前」の時代は来るか? 2017年のスポーツネット放送を俯瞰する

様々なジャンルのスポーツコンテンツを配信する「スポナビライブ」と「DAZN」。2016年に産声を上げたこれらの配信サービスは、視聴者のスポーツ観戦事情を一変させる可能性を秘めているが、同時に問題点も孕んでいる。

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コメント(3)

  • 6
    小林至

    江戸川大学教授 元福岡ソフトバンクホークス取締役 2017/02/04 14:51

    いまのところの勝者はJリーグでしょう。お見事!Bリーグも勝者ですね。
    わたしも、しばらくコンテンツを売る側として、当時は、その権利の価値を理論武装して頑張りましたが、Jにしろ、Bにしろ、この値段で売る自信はないです。お見事!!これで、とにかく、スターを創る、あるいは連れてくることですよ。
    一方、権利を購入した側の立場になると、パフォームにとっても、ソフトバンクにとっても、メリットはまだ不透明。
    特に、年間210億×10年の投資をしたパフォームは、これをどうやって元を取るのか。課金モデルでは、少なくともわたしには不可能に思えます。コンテンツの価値って、実は、オーバーナイトサクセスではないんですよ。ファンの期待の半歩先を行き、それに対してファンがついてくる、という作業を地道に繰り返すんです。
    そのほかの手段。たとえば、噂されているように、イギリス本国でのギャンブルにおける予想用の資料としての利用とか、う~ん、それでも想像つきませんね。GDPやら購買力などの数値をみて、日本市場は宝の山に見えるのでしょうね。宝の山なのは、その通りなのですが、市場環境・慣習の違いって、外国人が思う以上に大きいときってあるのです。(思ったほどではないことも、勿論ありますが)

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  • 4
    森本美行

    fangate(株) 代表取締役/一般社団法人日本スポーツマンシップ協会理事 2017/02/04 18:39

    これだけの金額でスポーツ業界がOTT事業者と長期の契約を結ぶのは世界初の出来事だ。手のひらで映像が見えるという利便性だけでなく、データ、記事等各種コンテンツ、チケッティング、コマースと様々なサービス展開に発展する可能性のあるプラットホームを手に入れたことになる。明るい未来に向けた戦略構築と同じくらいコンテンツ、つまりJリーグやbリーグの試合内容の充実、それを担保するための戦略的投資をしっかりと行っていくことが大事になってくるはずだ。

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  • 5
    高橋孝輔

    新潟県アメフト協会 理事/新潟総合学園 スポーツ推進室長 2017/02/03 11:45

    「観戦」という行為は「みんなで観る」から高い価値が生まれる。
    スマホの小さな画面では一人でしかみれないし、観戦中にTwitterもできない。
    スマホでない画面でネット視聴をするという習慣がひろまるかどうか、がカギな気がする。
    ネットTVが普及するか。

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