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広島は、なぜ清宮争奪戦から撤退したのか? 再び脚光浴びるドラフト戦略3カ条

「(セで二度目の連覇は巨人についで)2球団目になるのかな。巨人の数と随分差はあるけど、勲章になる」。リーグ連覇を決めたその日、広島カープの松田元オーナーが語った言葉だ。確かに数的な差はある。しかし広島の場合、外国人以外はほぼ自前の選手で達成した連覇であるという部分に、巨人とはまた違う価値を見いだすことができる。そしてそれを成し遂げた大きな要因として挙げられるのが、伝統の「スカウティング力」であり、「ドラフト戦略」だ。13年続いた逆指名(自由獲得枠・希望枠含む)制度が廃止されて10年。今再び脚光を浴びる、“広島オリジナル”のスカウティング力とドラフト戦略に迫る。(文=小林雄二)

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コメント(7)

  • 88
    中野崇

    株式会社JARTA international 代表取締役/スポーツトレーナー 2017/10/25 09:57

    この記事はプロを目指すあらゆる選手に読んでもらいたい。
    特に広島オリジナルその2の部分。スカウトの方は決してその競技の上手さだけを見ているわけではないし、その選手の伸びシロを決めるのが競技以外の部分にあることを十分に理解していることがよくわかります。
    身体能力について、「走り」にそれが顕著に現れることを理解されていることは我々専門家としては非常に嬉しい。
    ベンチに戻る時のジョギングレベルの走りからそれを見てとるという視点はとんでもない慧眼です。

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  • 69
    小林至

    江戸川大学教授 元福岡ソフトバンクホークス取締役 2017/10/26 10:12

    いよいよ、今日ですね。球界を離れたいまは、あそこのテーブルに座るわけではないのですが、なんかそわそわしますね。さて、本コラム、広島を応援する趣旨だと思いますので、そこにいちゃもんをつけるわけではありませんし、カープのスカウトがとても優秀でかつ熱意もあることは間違いありませんが、そのうえで、他球団を知っている身から申しますと、このコラムで掲げられている3か条は、オリジナルではありません・・・・強いて言えば③の「クロスチェックは行わない」というのは、少数派だとは思います。一方、①「野手で重視するのは脚力と体の強さ」と、②「身体の強さと性格、立ち居振る舞いも注視」そして「年代別選手表」は、過半数の球団がそうしていることだと思います。もちろん、一部、もしかしたら野球経験者でない方が決めているのでは、という不思議なドラフトをする球団も、なかにはあります。

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  • 9
    坂本 英明

    元日本サッカー協会認定 選手代理人 2017/10/25 12:05

    このスカウティングポリシーは、他の競技でも参考にすべきポイントが実に多く含まれていますね。

    予算が少ない=即戦力重視は基本としながら、素材の発掘も怠らないこと。また、技術以外の性格や姿勢も重視すること。

    そして、何よりスカウティングポリシーが長い歴史の中でも一貫しており、例えスタッフが代わっても、それを維持し続けている事が最も注目すべき点だと思いました。

    単純比較はできませんが、サッカーで言えば鹿島アントラーズ。一時的な浮き沈みはあるものの、一貫した哲学を持っているチームはやはり強いなと感じます。

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