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箱根駅伝はどう進化するべきか?『君の名は。』に感じたエンタメの変化とは

競馬の有馬記念、ボクシングのタイトルマッチ、総合格闘技が年末の風物詩なら、ニューイヤー駅伝、箱根駅伝はお正月の風物詩。さらに年末から新年にかけては、大学ラグビー、高校サッカー、バスケットボール、バレーボールとスポーツの大会が盛んに行われています。年末年始の長期休暇に家族揃ってスポーツを観る。数年前までは当たり前だったこの風景も、ライフスタイルの多様化によって変化の兆しが見られます。

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コメント(3)

  • 116
    飯田覚士

    『飯田覚士ボクシング塾 ボックスファイ』会長 プロボクシング第9代WBA世界スーパーフライ級王者 2018/01/21 16:39

    「文化になっていくためには、『世代を超えて根付き続ける』ということが重要」。なるほど!ですね。

    映画『君の名は。』が正月に放送された時のソフトバンクのCM、度肝を抜かれました!(笑)
    五輪中継期間などには、こうした特別長尺ものがあった気がしますが、一回きりの映画の放送に合わせてここまでするか!と、衝撃的でした。
    池田氏によると、こうしたCMは海外ではスーパーボウル中継などで以前からあったとのこと。これから日本でも増えそうですね。

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  • 77
    フモフモ編集長

    プロフェッショナル・スポーツ・ブロガー 2018/01/05 20:17

    箱根駅伝こそ日本のスーパーボウルであるとかねがね思っている者としては差し出がましい指摘をしたいのですが、今回の箱根でも冠スポンサーサッポロによる毎年恒例のオリジナル長尺CM公開があり、同じくサッポロからは大人エレベーター坂本龍一編が公開されました。中継スポンサーである大和ハウスもこのタイミングで役所広司さんがコミカルに歌うCMを公開しています。記事中にあったパフュームのCMは箱根でも流れていますね(ドコモも箱根駅伝中継のスポンサーです)。映像に新味はありませんが、小田急ロマンスカーのCMが山登りにかかるタイミングで流れるのも工夫をこらした一例でしょう。

    Z会のCMは「昔CMを作っていただいたご縁があって」このタイミングでの公開となったのでしょうから、君の名はのマーケティングが優れていたということではないでしょう。ソフトバンクのCMは面白味がありますが、それはソフトバンクが頑張っているという話であり、箱根駅伝のマーケティングにそういった視点がないということではないはずです(サッポロのCMがつまらなかったなら、それはサッポロに言ってください)。総じていえば、池田家にとっては駅伝より君の名はが面白かったという話であり、マーケティングにおいて特に箱根が劣っているということではなかろうと思います。

    今の人気にあぐらをかくことなく、魅力を伝えていく努力は欠かせない、という総論についてはまったくその通りだと思います。

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  • 20
    kyogo kanisawa

    喬木村総合型地域スポーツクラブ/伊那市総合型地域スポーツクラブ  2018/01/06 20:09

    昨年私ははじめてトレイルランニングの大会に出場させて頂きました。
    一番驚いたのが、スタート地点の様子。各ブランドの新しいシューズやバッグの展示ブースはもちろん、会場となった市町村の特産品販売コーナーやコンビニの出店、有名アスリートのトークショーもあり、大会参加者以外の方も楽しめるようになっていました。
    最近では野球界でもボールパークという言葉が聞かれますが、「見る」スポーツに来てくれた方にも楽しめる様な工夫もすることもエンターテイメントだと思います。

    マスメディアの力のみならず、いろいろなスポーツ会場自体のエンターテイメント化もできるといいですね!

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