オールスポーツ
VICTORY [ビクトリー]で取り上げられた、全てのスポーツ記事を一覧できるページです。フィギュアスケートやラグビーなど、主要なスポーツ以外の記事もこちらから読むことができます。
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陸上
箱根駅伝69回の出場を誇る東京農業大学の“復活”はあるのか?
2022年の第98回箱根駅伝にも東農大は出場しない。前回大会までの出場回数は69回で専大と並ぶ7位タイだった。しかし、前回7年ぶりに本戦復帰した専大は、今季ケニア人留学生が加入。2年連続で予選会を突破したため、東農大の出場回数は8位に転落することになる。
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ゴルフ
ゴルフ界に改革をもたらしたSNS ~新アマチュア資格に日本はどう対応するか
スポーツ界の中でも、プロフェッショナルに対して「資格」としてアマチュアを定義している数少ない競技の一つがゴルフだが、これまでのアマチュアのイメージを大きく変えそうなルール改定がこのほど公になった。アマチュア選手でも一定の範囲内で賞金を受け取ることができるようになったり、スポンサー契約を結ぶことが可能になったり―。発効は来年1月1日。会員制交流サイト(SNS)の発達など時代の要請に即した画期的な変更となった。時を同じくして日本の男子アマチュア界に世界的なスター候補も誕生。新ルールの用い方次第ではゴルフ界全体のさらなる活性化につなげられると注目されている。
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体操
世界体操金メダルで有終の美を飾り現役引退した村上茉愛が進む、次の一歩
10月に北九州市立総合体育館(福岡県)で開催された世界体操の種目別ゆかで金メダル、平均台で銅メダルを獲得した後、現役引退を表明した村上茉愛。有終の美を飾る形で現役生活を締めくくった。
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スケート
滑ることは生きること、栄光と葛藤の先に見えるスピードスケート小平奈緒の姿とは
18年平昌五輪後から昨季までの3シーズンは心身共に厳しい状態に陥っていた。来年2月の北京五輪のスピードスケート女子500mで連覇を目指す小平奈緒(35=相沢病院)は故障や重圧など数々の試練を乗り越えて、五輪シーズンに合わせて調子を上げてきた。今季開幕戦となった全日本距離別選手権(10月22~24日、長野市・エムウェーブ)では500mを制して、7連覇を達成。完全復活を印象づけ「去年は体に違和感があり、自分が思うようにコントロールできない部分があったので、どんよりしていたが、今年は自由に体が動く。ベクトルは上向きで、これからどんどんタイムを上げていけると思う」と手応えを強調した。
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体操
東京五輪後、日本国内で初めて開催された世界大会 その価値と課題とは
東京オリンピック・パラリンピック後、日本国内で初めての世界大会となった「世界体操・新体操選手権」(福岡県北九州市、10月18~24日、27~31日)は、当初の予定通りに観客数を制限することなく全日程を行い、約2週間にわたる開催を無事に終えた。
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体操
体操世界選手権で種目別平均台で金メダル獲得は67年ぶり快挙 18歳の芦川うららは新たな女子体操界のエースとなるのか。
女子体操界に数々の偉業を残して引退した村上茉愛に続く新たなヒロインが誕生した。10月24日に閉幕した体操の世界選手権。種目別平均台で18歳の芦川うらら(静岡新聞SBS)が14・100点で優勝した。この種目での日本選手の金メダルは、1954年ローマ大会の田中敬子(現姓・池田)以来67年ぶり。村上が敷いた“世界一への道”を継承する選手の誕生に、日本の女子体操界が沸いている。
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ボクシング
ボクシング界を揺るがす計量超過問題
この秋屈指の注目マッチだった日本スーパーライト級戦は10月19日に後楽園ホールで行われ、平岡アンディ(大橋)が11ラウンドTKO勝ちで新チャンピオンに輝いた。タレントの関根勤が放送のゲスト解説を務めるなど賑々しい話題もあった一方で、一時は試合開催が危ぶまれ、ファンや関係者をハラハラさせた。
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バスケ
今、B3が熱い! 昨季最下位のさいたまブロンコスが大躍進を遂げている理由
男子バスケットボール3部(B3)リーグが、にわかに注目を集めている。通販大手ジャパネットホールディングスなど大手企業が参入し勢力図が大きく変わる中、躍進を遂げているのが「さいたまブロンコス」だ。昨季は勝率.125(5勝35敗)で最下位の11位に沈んだクラブが、10月1日に開幕した2021-22年シーズンでは10月だけで6勝(2敗)を挙げて15チーム中5位につけるなど好スタートを切っている。
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東京オリンピック・パラリンピック
オフィシャルパートナーJTBが振り返るTokyo2020。旅行会社の枠を超えて、スポーツを通じた交流創造の推進へ
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のオフィシャル旅行サービスパートナーとして2016年から活動を続けてきたJTB。誰も経験したことのない困難のなか、大会後も続く未来を見据えて舵を取り続けてきた決断の理由とは。JTB Tokyo2020プロジェクト推進室長 久家 実氏に、新型コロナウイルス感染症拡大のパンデミックのなかで迎えた大会の振り返りと、スポーツを通じた今後の展望について伺った。
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体操
東京五輪2冠の橋本大輝が世界体操で見せた決意とキング内村から学んだこと
東京五輪の体操競技で男子個人総合と種目別鉄棒の2冠に輝いた橋本大輝(順天堂大学2年)。高難度技をつぎつぎと繰り出す思い切りの良さと、ライバルの演技に感情をこめて拍手を送るさわやかさでスポーツファンの心を一気につかんだ20歳は、24日に閉幕した体操世界選手権で銀メダル2個に甘んじたが、笑顔で勝者を称える姿には、勝った時となんら変わらないスポーツマンシップがあふれていた。
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水泳
世界水泳、21年ぶりの福岡大会開催へ 200日前イベントで語られた開催への思い
FINA世界水泳選手権2022福岡大会の開幕200日前イベントが10月25日、大会のメイン会場となるマリンメッセ福岡で開催された。
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サッカー
修学旅行や遠足、いずれはプロレスや将棋のタイトル戦まで?! 無限の可能性を秘めた「パナソニックスタジアム吹田」
2015年9月30日に吹田市立サッカースタジアム(現 パナソニックスタジアム吹田、以下パナスタ)が竣工して6年。試合の臨場感を日本一感じることができるサッカー専用スタジアムとして、リーグ戦だけでなく代表戦でも活用されるようになり、ガンバ大阪がクラブ創設30周年を迎える中、その価値がより高まってきた。一方で、オンザピッチ以外の収益、いわゆるノンフットボールビジネスにフォーカスされることはあまりなかった。サッカー専用スタジアムが増えつつある中、建設したからこそ得ることが出来た競技面以外での効果などを、ガンバ大阪管理部施設運営課主任の唐津昌美さん(50)にインタビューした。(聞き手・サンケイスポーツ2001-06年ガンバ大阪担当記者・大澤謙一郎)
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東京オリンピック・パラリンピック
異例づくし、徹底管理の五輪取材の裏側。選手の表情と肉声を拾えない葛藤と現実
選手がテレビカメラや記者を前に、勝因を興奮冷めやらぬまま雄弁に語ったり、自らの頭の中を整理するように敗因を述べたりする場が「ミックスゾーン」である。04年アテネオリンピックの競泳男子100メートル平泳ぎで金メダルを獲得した北島康介が感情を全部さらけ出すように「超気持ちいい」と心から発したコメントなど名場面も多い。オリンピックでは、基本的に選手はミックスゾーンを通らなくてはならないとのルールも存在する。その場には歓喜、落胆、怒号、葛藤など様々な感情が入り乱れる。
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大相撲
大渋滞の断髪式~コロナ禍で発生した数億円の機会損失
最近の大相撲界にはちょっと変わった光景がある。頭にまげを結っている親方衆が多いのだ。NHKのテレビ解説や動画投稿サイト「ユーチューブ」の企画などに出演したり、本場所の打ち出し後に警備担当で土俵周辺に集まったりする際に目にすることができる。これには新型コロナウイルスの影響で断髪式をなかなか行うことができない事情がある。名実ともに力士生活に別れを告げる節目の行事。チケット代をはじめとする収益は今後の活動資金に充てられる傾向にある大事なもので、税金も絡む現実的な部分もある。ここにきて徐々に再開の動きが出ているもののコロナの完全収束は見通せず、実入りの面などで若手親方衆にとって受難の時期はまだまだ続きそうだ。
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Jリーグ
ガンバ大阪勤続歴30年。裏方としてクラブを支え続ける男のこれまでとこれから 「パナスタをサッカースタジアムとしてだけでなく、地元の人たちの聖地にしていきたい」
>ファンと同じ経路でスタジアムにきて、試合が終わると、スタジアムに着くバスを待ってサポーターと一緒に帰った。 本当にこれが出来てない関係者が多いです。タクシーを使うのなら「スタジアム視察」名目で出張しないで欲しいですね。 -
Jリーグ
ガンバ大阪勤続歴30年。裏方としてクラブを支え続ける男のこれまでとこれから 「初優勝の時は、ホームタウンの居酒屋で迎えました(笑)」
2021年10月でクラブ創立30周年を迎えた関西の雄・ガンバ大阪。リーグ優勝2回、シーズン3冠、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)での優勝など、獲得したタイトルを示すユニホームの星の数は9個。切れ目なく育成組織から日本代表選手を輩出し、東京五輪2020では、GK谷晃生、FW堂安律、FW林大地らが活躍した。一方で、Jリーグ発足当初はお荷物クラブと揶揄され、J2降格も経験するなど、必ずしも順風満帆な30年間ではなかった。波乱万丈の歴史の中、創設時からクラブに携わっているスタッフがいることをご存知だろうか? 苦楽とともに歩んできた伊藤慎次営業部長(54)にこの30年間を振り返ってもらい、初優勝の裏話などを語ってもらった。(大澤謙一郎、サンケイスポーツ2001-06年ガンバ大阪担当記者)
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大相撲
稀代の横綱“白鵬翔”が駆け抜けた21年間
大相撲の横綱白鵬の引退が秋場所後、突然訪れた。優勝45回、通算1187勝など恐らく不滅ではないかと思われるほどの大記録を数々打ち立てた。その一方で、言動を問題視され、年寄「間垣」襲名時には、日本相撲協会の規則を守るなどの誓約書にサインするという前代未聞の条件が付いた。強過ぎたゆえに導かれた宿命に、急激な社会状況の変化も絡んだ稀代の横綱の力士人生。土俵を去るに当たり、さまざまな意味合いで存在感の大きさが改めて表出した。
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バスケ
サッカー元日本代表監督がBリーグの新理事に就任したわけとは。 経営手腕も試される岡田武史氏への期待
元サッカー日本代表監督の岡田武史氏(65)が男子バスケットボールBリーグの理事に就任した。9月29日の定時会員総会で選任され「“理事会をしゃんしゃんではなく議論の場にしたい”と言われ、それなら少しは役に立てるかもしれないと思った。サッカー界として吸収できることもある。自分が成長できるかもしれないというのも大きい。(理事で)最年長なので倒れないように頑張りたい」と笑いを誘いつつ抱負を語った。
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