オールスポーツ
VICTORY [ビクトリー]で取り上げられた、全てのスポーツ記事を一覧できるページです。フィギュアスケートやラグビーなど、主要なスポーツ以外の記事もこちらから読むことができます。
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モータースポーツ
2度目のインディ500制覇!佐藤琢磨の大偉業がもたらすもの
2020年8月23日に行われた第104回インディアナポリス500マイルレースの決勝レースで佐藤琢磨が2017年以来2度目の優勝を果たした。1度でも優勝することが困難なインディ500を2度も制した佐藤の大偉業にメディアでも多く取り扱われ、日本のファンも大いに沸いた。新型コロナウイルスの影響で日本も様々な自粛が求められ、スポーツ界もようやく動き出した中、佐藤琢磨は自身2度目のインディ500制覇を成し遂げ、アメリカから日本にエールを届けてくれた。
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オールスポーツ
コロナ禍で苦しむプロスポーツのスポンサード。そのひとつのヒント-“地域の時代”の「新しいカタチ」に
パラリンピックの開催まで1年。読売新聞の調査によると、パラ競技団体の多くが選手強化や代表選考に不安を抱えているという。横浜DeNAベイスターズ初代球団社長であり、現在一般社団法人さいたまスポーツコミッション会長、バスケットボール男子B3リーグ・さいたまブロンコスのオーナー兼取締役を務める池田純氏は、パラリンピックも含め、多くのスポーツ団体が直面している大きな不安、スポンサー問題について語った。
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陸上
14年ぶりの日本記録の衝撃 20歳の田中は日本中長距離界の常識を変えるか?
8月23日に新国立競技場で開催されたセイコー・ゴールデングランプリ。来夏に延期された東京五輪のメインスタジアムで日本中長距離界〝希望の星〟が強烈な輝きを放った。女子1500mに出場した二十歳の田中希実(豊田自動織機TC)だ。
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陸上
コロナ禍でインターハイが中止、陸上部員の進路はどうなるか
例年8月上旬に開催されるインターハイ(全国高校総合体育大会)は、1963年(昭和38年)から続く高校スポーツ界最大のイベントだ。夏季大会は、陸上競技、体操、水泳、バスケットボール、 バレーボール、卓球、サッカー、バドミントン、柔道など全30競技が行われる。今年は東京オリンピックと同パラリンピックのスケジュールを優先するかたちで、8月10~24日に開催予定だった。しかし、新型コロナウイルス感染拡大防止のため4月26日に「中止」が発表された。半世紀以上も続いてきた夢舞台だけに、大会が開催されないことの影響は計り知れない。高校生アスリートの〝青春〟が奪われただけでなく、彼らの〝未来〟が揺らいでいるからだ。
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相撲
屈辱と人種差別騒動に耐え忍んだ照ノ富士の復活劇 ~師匠への“恩返し”
始まりは、まだ浪速の街に肌寒さの残っていた昨年の3月10日だった。エディオンアリーナ大阪で行われた大相撲春場所初日。観客のまばらな午前中、元大関の照ノ富士が序二段の土俵に立っていた。5場所連続休場から復帰。ここが出発点となり、先の7月場所での〝史上最大の復活優勝〟へとつながった。想像を絶する番付降下から人間的な成長、新型コロナウイルス禍など、絡み合ったさまざまな糸。快挙の裏側を探った。
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ラグビー
ラグビー界のワールド級選手がなぜトップリーグに。
ニュージーランド代表で活躍するボーデン・バレットがサントリーに加入。他クラブもホットな契約を発表している。なぜ日本ラグビー界には世界的名手が集まるのか。最新情報でひも解く。
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オールスポーツ
スポーツを心から楽しむことができない…。そんな「特別な夏」をどう乗り切るか?
もしコロナ禍がなければ、今ごろは日本中がオリンピックの余韻にひたり、オリンピックで誕生したニューヒーローたちがメディアを賑わしていたことだろう。だが残念ながら、そんな夏はやってこなかった。横浜DeNAベイスターズ初代球団社長であり、現在一般社団法人さいたまスポーツコミッション会長、バスケットボール男子B3リーグ・さいたまブロンコス代表を務める池田純氏もスポーツを心から楽しむことができない日々にやりきれない思いを抱えているという。
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体操
内村も認める逸材 北園丈琉が目指す東京オリンピック
東京五輪まであと1年。新型コロナウイルスの猛威が収まらない状況で、開催自体が不透明なスポーツの祭典だが、新たに加わったこの1年という期間は、それぞれの競技において、さまざまな意味づけももたらす。体操界にとっては「ポスト内村」を巡る争いが過熱する時間になる。肩痛に苦しむ「キング」内村航平が種目別鉄棒に出場種目を絞ったことで、団体総合、個人総合の新エースは誰なのかが注目となる。いま体操関係者がひときわ注目するのが17歳の北園丈琉。「キング」内村航平も北園の体操については、「日本の中心選手になると思う。期待している」と語っている。18年ユース五輪5冠の新鋭は、小学生時代からぶれない「東京五輪で金メダル」の目標へ向け、高校卒業後に社会人の名門、徳洲会入りを決断したばかりだ。
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レスリング
ポスト吉田沙保里の現在地
オリンピックでのレスリングといえば、次々と金メダルをとる笑顔の女子レスリング選手たちが思い出される。なかでもアテネ、北京、ロンドンの三大会で金メダル、4年前のリオデジャネイロで銀メダルを獲得したのを最後に現役引退した吉田沙保里の顔を多くの人が思い浮かべるだろう。女子が五輪の正式種目になったときから活躍を続けた吉田の存在は日本の女子レスリングにとって欠かせないものだったが、どんな選手もいつかは引退のときがくる。吉田が世界一の記録を伸ばし、五輪での活躍を重ねるほど、彼女の後を継ぐもの、「ポスト吉田」が登場するのを期待されるようになっていった。
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オールスポーツ
新型コロナに負けない~公営競技から学ぶマイナースポーツの生き残り策
コロナ禍でも休止をせず無観客で開催していた”スポーツ“がある。それが競馬とボートレースだ。日本の競馬は江戸末期外国人居留地で始まり、当時は治外法権で幕府や明治政府の賭博禁止令の影響を受けずに実施され続け、形を変えながら現在の形に落ち着いている。ちなみに競馬は農林水産省管轄で、競馬が発展することで馬の改良や増殖、その他畜産業の振興に寄与することを目的としている。
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オールスポーツ
日本のサステナビリティを担うユニクロが、日本代表ではなくスウェーデン代表をサポートする理由とは!?
もし、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が起こっていなければ、今頃は、本来なら東京2020オリンピックの開催中だった。だが、東京をはじめ日本国内で、新型コロナウイルス新規感染者数が再び増加し始め、まだまだ予断を許さない状況が続いている。そんな中、株式会社ユニクロ(代表者・柳井正氏)が、2021年開催予定である東京オリンピック・パラリンピックに向けて、スウェーデンのトップアスリート11名(パラトップアスリート3名含む)とレジェンド2名、合計13名で構成される、ユニクロ初のチームブランドアンバサダー「ユニクロ チーム スウェーデン(UNIQLO TEAM SWEDEN)」を結成することを発表した。ユニクロが、選手とチーム単位で契約するのは初めてのことだ。
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陸上
新型コロナで変わる陸上界。「リモート大会」は、新しい形となるのか
新型コロナウイルスの感染者数は増え続け、今は新しい生活様式が求められている。陸上界では7月から競技会が再開され始めたが、withコロナ時代らしい、新様式の大会も広がり始めている。それは離れた場所で競い合う「リモート大会」だ。
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オリンピック
そろそろ本気で“TOKYO2024”を目指してみてはどうだろうか?
本来ならば、東京オリンピックに向けて日本中が盛り上がっていたタイミングだろう。コロナ禍で1年間延期になったとはいえ、本当に来年開催できるのかどうか、まだまだその先行きは見えない。横浜DeNAベイスターズ初代球団社長であり、現在一般社団法人さいたまスポーツコミッション会長、バスケットボール男子B3リーグ・さいたまブロンコスのオーナーを務める池田純氏は、思い切って2024年まで延期するのはどうかと提案する。
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オールスポーツ
ジャンプからスポーツ漫画が消えたなら
今日発売された「週刊少年ジャンプ」2020年33・34合併号にて、古舘春一の『ハイキュー!!』が最終回を迎えた。約8年半続いた人気バレーボール漫画が完結し、次号予告にもスポーツ漫画の新連載&読切告知がないため、この号をもって、ジャンプからスポーツ漫画が完全になくなることになる。50年以上続く少年漫画雑誌、ジャンプの歴史的にも、これは一大事件だ。
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卓球
“卓球の聖地”を作りたい! 松下浩二Tリーグ前チェアマンが語る「これからの夢」
日本人初のプロ卓球選手として活躍し、プロリーグ「Tリーグ」の立ち上げに尽力した松下浩二氏が7月8日をもってTリーグのチェアマン(代表理事)を退任した。横浜DeNAベイスターズ初代球団社長であり、現在一般社団法人さいたまスポーツコミッション会長、この春からはB3・さいたまブロンコスのオーナー兼取締役に就任した池田純氏が、文化放送「池田純 スポーツコロシアム!」番組内にて松下氏へインタビュー。退任の思いと今後の展望をきいた。
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オールスポーツ
コロナ禍であぶりだされる老害~違和感ぬぐえぬ〝リモートマッチ〟
リモートマッチ―。新型コロナウイルスの影響により、サッカーのJリーグをはじめ、観客なしで実施される各スポーツの試合をこのような呼称にすることが6月15日に発表された。英語の「remote」は「遠い」や「遠隔の」を意味し、無観客試合と結びつきにくいなどとしてネットなどでは違和感を訴える声が続出。しっかりと浸透するかどうかについて、早くも懐疑的な見方が出ている。
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相撲
術後の経過を生配信。元大関琴欧洲の鳴戸部屋が斬新なTwitterライブに挑戦
ファン、サポーターとの新たな接点を見出そうと、各スポーツチームがアイデアを絞っている。角界も例外ではなく、元大関琴欧洲が親方を務める鳴戸部屋からは、6月13日に緊急事態宣言後初のTwitter ライブが配信された。練習風景や過去の取組を配信する部屋が多いなか、この日の鳴戸部屋から配信されたのは“ライブ往診”だった。
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カヌー
宮本武蔵に着眼し、五輪で頂点を目指す羽根田卓也
先人の名著には往々にして、後世でも通用する言葉がしたためられている。カヌーで日本勢初の五輪メダリストとなったスラローム男子カナディアンシングルの羽根田卓也(ミキハウス)。新型コロナウイルス禍によってコースでの練習ができない時期でも、工夫したトレーニング方法で話題となった。精神的支えとして挙げている言葉が「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす」。絶え間ない精進の大切さが凝縮されている。これは生涯無敵の剣豪として知られる宮本武蔵が、兵法の極意を記した「五輪書」にある金言。令和の時代でも役立ちそうな至言がちりばめられている同書は、羽根田がたどる栄光への後押しにもなっている。