#ラグビー
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ラグビーW杯
ラグビーワールドカップが残したレガシー ~優勝国・南ア代表に帯同した2人の大学生の2ヶ月~
アカデミー賞に出た気分だった。2019年11月3日、国際教養大学4年の榎田剛志とジョシュ・ウェストブルックは都内ホテルのパーティ会場にいた。国際統括団体のワールドラグビーが優秀選手やチームなどを表彰するワールドラグビーアワードに出るためだ。
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スポーツビジネス
池田純氏×小泉文明氏対談・第三回「ラグビーW杯の盛り上がりを、ブームでなく文化として根付かせるためには」
横浜DeNAベイスターズ初代球団社長で一般社団法人さいたまスポーツコミッション会長を務める池田純氏とフリマアプリ大手メルカリ会長でサッカーJ1・鹿島アントラーズ社長の小泉文明氏の対談が、昨年12月東京ビッグサイト青海展示場で開催された 「レジャージャパン2019」で実現した。VICTORYではその模様を全4回にわたって紹介する。第三回はラグビーワールドカップに関して両者の想いを語った。
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ラグビー
日本でプレーするレジェンド、ダン・カーターから日本ラグビー界が学ぶべき「スタンドオフ育成」と未来
ダン・カーター。ラグビーのニュージーランド代表としてワールドラグビー年間最優秀選手賞は3回受賞、テストマッチ(代表戦)個人通算ポイント数は歴代最多の1598という偉業を成し遂げた37歳だ。昨季から日本の神戸製鋼でプレーする。
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ラグビーW杯
ONE TEAMで取り組んだラグビーW杯のデジタル戦略
「今回ラグビーワールドカップ(W杯)では、ワールドラグビーそして、組織委員会も“デジタルファースト”の視点で取り組んだことが過去最高の大会とまで言われた一因でもあると思っています。」ラグビーワールドカップ2019日本大会を振り返るにあたり組織委員会の関係者に話を聞くとそう答えてくれた。
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ラグビーW杯
2015年のチャンスを活かせなかったラグビー協会。2019年最大のトレンドとなり、与えられた2度目のチャンスを生かすか、殺すか
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で日本代表が初の8強入りを果たすまでの間、日本国民のラグビーの捉え方は様変わりした。大会前のテストマッチで1ケタ台だった試合の視聴率は本番突入後にうなぎ上り。その年の話題の言葉が表彰される新語・流行語大賞では、ラグビー日本代表のスローガンである「ONE TEAM(ワンチーム)」が2019年の年間大賞に輝くこととなる。
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ラグビーW杯
ワールドカップの大成功を一過性のブームで終わらせてはいけない
日本代表の快進撃もあり、大会前の予想を超えて大いに盛り上がったラグビーワールドカップ。だがもちろん、日本のラグビーがここで終わるわけではない。今年7月、日本ラグビーフットボール協会の清宮克幸副会長は2021年秋にプロリーグを立ち上げる構想を発表したが、具体的な内容はまだ見えていない。横浜DeNAベイスターズ初代球団社長であり、スポーツビジネス改革実践家の池田純氏と、サンウルブズの運営を手掛ける一般社団法人ジャパンエスアールの前会長で現在はアジアラグビー協会の副会長をつとめる上野裕一氏が日本ラグビーの未来を語り合った。
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スポーツビジネス
横浜ストロングスタイル制作秘話。第二回「私が戦う時」
横浜DeNAベイスターズ初代球団社長で一般社団法人さいたまスポーツコミッション会長を務める池田純氏が上梓した新刊『横浜ストロングスタイル』(文藝春秋刊)が話題を呼んでいる。その制作秘話に迫る全3回シリーズの第2回。「タイトルに込めた思い」を取り上げた前回に続き、今回は「私が戦う時」をテーマに掘り下げる。
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ラグビーW杯
森喜朗の千里眼~常に批判の矢面に立つスポーツ界のドン
ラグビーのワールドカップ日本大会が大盛況のうちに終わった。そんな大会のさなか、反響を呼んだSNSの投稿があった。森喜朗元首相が5年前に「新国立のこけら落としにラグビーワールドカップを外したことを後悔するだろう」「ラグビーワールドカップ開催に文句を言ってる人達の99・9%は見たことない素人。チケットが余ることなんかない」などと発言していたとするものだった。森氏といえば日本ラグビー協会元会長でW杯を日本に招致した立役者。現在では2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長も務める。建設計画が一度白紙に戻った新国立競技場問題の際など、とかくこわもてのイメージが強いが、盛り上がったW杯を踏まえてこれらの発言を見れば、先見の明の持ち主とも考えられる。今回のラグビーW杯は社会現象となり、日本中に大きなインパクトを与えた。
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ラグビーW杯
ラグビーワールドカップ=日テレ。あらゆるスポーツイベントの中で一人勝ち
ラグビーワールドカップ2019日本大会が事前の予想をはるかに上回る注目を集めている。9月20日(金)19時45分キックオフの開幕戦でロシアと戦った日本代表は、30-10で快勝。この試合の平均視聴率は18.3%、瞬間最高視聴率25.5%(ビデオリサーチ調べ:関東地区)だった。
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ラグビーW杯
ラグビーW杯の成功で分かったスポーツ×SNSの重要性
日本ラグビー史上初のベスト8で大いに盛り上がっているラグビーW杯。先日の南アフリカ戦では惜しくも敗れたが、多くの人に感動を与えてくれた。南アフリカ戦の平均視聴率は41.6%(瞬間最高視聴率ではスコットランド戦の53.7%が最高)を記録し、いまだかつてないほどラグビーで日本国民が熱狂した。
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ラグビーW杯
19歳女性シンガーがラグビーを好きになった理由「力強いプレーや迫力のある音が大好き」
芸能活動をする女性がラグビーファンだと言っているのではなく、ラグビーファンの女性が芸能の世界に足を踏み入れた。そういった説明がしっくりくるタレントの南端まいなさんは、話題のドラマ『ノーサイド・ゲーム』に出演する。家族ぐるみでラグビー愛好家である彼女は、物心がついたときから早稲田大学のジャージを着て旗を持って応援していたという。そのジャージにはあこがれの青木佑輔氏(現サントリーサンゴリアス・スクラムコーチ)ら名選手たちのサインがぎっしりで、プライベートで夏合宿の練習を見に行くほどのめり込んでいる。ワールドカップ日本大会を間近に控え、あふれるラグビー愛を語ってもらった(インタビュー・構成=向風見也、撮影=高橋学)
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ラグビーW杯
"ラグビーが文化として根付いてきた"ロビー・ディーンズが語る日本の今
オールブラックス(ニュージーランド代表)ではアシスタントコーチ、ワラビーズ(オーストラリア代表)では監督として2度のワールドカップを経験、世界最高峰リーグ、スーパーラグビーではクルセイダーズの監督として5度の優勝を誇るロビー・ディーンズ。2014年からトップリーグのパナソニック ワイルドナイツで指揮を執り、これまで2度のリーグ制覇を成し遂げている世界的な名将が、日本ラグビーの「文化」としての現在地、そして日本のスポーツファンに向けてラグビーの持つ魅力を存分に語った。(インタビュー・構成=花田雪、撮影=山下令)
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ラグビーW杯
ラグビーワールドカップが開幕!注目の10選手を紹介。日本の再注目は「笑わない男」!?(後編)
ラグビーワールドカップの日本大会は9月20日、開幕した。ぜひとも注目してもらいたい全10選手を前後編でご紹介したい。
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ラグビーW杯
ラグビーワールドカップが開幕!注目の10選手を紹介。ラグビー界のベッカムは生まれるか?(前編)
ラグビーワールドカップの日本大会は9月20日、開幕した。 夏場の段階から、開催会場のある地域では開幕を知らせるのぼりやポスター、建物のラッピングが目立ち、盛り上がりが可視化されていた。ラグビー観戦には、ルールを把握せずとも身体接触の迫力や曲芸的な技術を楽しめるという醍醐味がある。
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ラグビーW杯
「トップ10を狙える」名将ロビー・ディーンズから見た日本ラグビー
オールブラックス(ニュージーランド代表)ではアシスタントコーチ、ワラビーズ(オーストラリア代表)では監督として2度のワールドカップを経験、世界最高峰リーグ、スーパーラグビーではクルセイダーズの監督として5度の優勝を誇るロビー・ディーンズ。2014年からトップリーグのパナソニック ワイルドナイツで指揮を執り、これまで2度のリーグ制覇を成し遂げている世界的な名将が、日本ラグビーの現在地、間近に迫ったワールドカップ、さらにはラグビーの持つ「魅力」を存分に語ってくれた。(インタビュー・構成=花田雪、撮影=山下令)
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ラグビー
脱ラグビー”ブーム”。W杯開幕直前に仕掛け人が誓う10年目の正直
第9回大会にあたるラグビーワールドカップ*2019日本大会は、多くの日本人にとって“2度目”のW杯だ。前回大会での南アフリカ戦の大金星を契機に、ラグビーというスポーツコンテンツが広く一般に認知されるようになった。ブームの一役を担った五郎丸選手のルーティーンポーズも記憶に新しい。あれから4年。2007年の第6回大会から4大会連続で放映権を獲得している日本テレビにとっては、一過性のブームで終わらないラグビー人気を築けるかどうかの正念場となる。満を持しての自国開催直前に、日本テレビスポーツ局プロデューサーラグビー担当、渡辺卓郎氏に話を聞いた。 (*以下、W杯と表記)
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ラグビーW杯
「経験値の高い選手が揃っている」名将沢木敬介が見るW杯への期待
名将、沢木敬介。2015年のラグビーワールドカップ・イングランド大会では、日本代表のコーチングコーディネーターとして歴史的な「ワールドカップ3勝」に貢献。2016年にはサントリーサンゴリアスの監督となり、国内トップリーグで前年度9位だったクラブを就任初年度から2連覇に導いた。現場の最前線を離れたいま、2019年のワールドカップ日本大会への展望を明かす。日本代表にはイングランドで共に戦った選手も多いなか、「勝てば勢いしかつかない」とハッパをかける。(インタビュー・構成=向風見也、撮影=山下令)
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ラグビーW杯
受け継がれたハードワークの系譜 平尾誠二とラグビーW杯
アジア初開催となるラグビーワールドカップ(W杯)日本大会がいよいよ始まる。前回2015年大会では強豪南アフリカを破るなど歴史的な3勝を挙げた日本代表。自国開催でも期待が高い。ここまで成長した道のりを考察すると、強いチームに共通するキーワードが浮上し、さらには「ミスターラグビー」と呼ばれた故平尾誠二氏の存在抜きには語れない。世界三大スポーツイベントの一つと称されるラグビーW杯は、平尾氏の功績を振り返る絶好のタイミングでもある。