
野球
日本ハム新球場は、札幌ドームの未来から北海道の経済まで「共感」あってこそ
プロ野球北海道日本ハムファイターズのボールパーク構想の建設地が北広島市に決まりました。2023年に開業を目指す新球場は、札幌市が保有する札幌ドームとは異なり、日本ハムグループが主体となって建設・運営に当たります。 全体の建設費を500~600億円と見込んでいる日本ハムの「ボールパーク構想」の懸念材料と可能性とは?
江戸川大学教授 元福岡ソフトバンクホークス取締役 2018/04/06 14:39
スタジアム誘致で、(都市)自治体を対象としたコンペを仕掛けると、例外は探せばあるとは思うのですが、セオリーとしては、小規模都市が勝ちます。なぜなら、議会で球団から求められている援助を通すのは、都市の規模が大きくなればなるほど、複雑で難しいからです。MLBにおいて、ワシントンDCから、ミネソタ、テキサスへとチームが移転していき、その後、34年間、空白地域だったのも、NFLにおいて、全米第二の商圏であるロサンジェルスから球団がいなくなり、その後、11年間、空白地帯となったのも、その例です。日本では、わたしがホークス在籍時に関わった、ファーム施設の筑後への移転も同様です。福岡は、人口150万超で人口増加率は、政令指定都市でトップ。対する筑後は人口5万人弱です。
もっと読むスタンフォード大学フットボールコーチ 2018/04/06 14:04
素晴らしい構想ですね。でも、一つの球団だけの努力では、野球の未来はないと思います。目先の動員数だけに拘った経営だと、いつまでもアメリカのスポーツには追いつかないですよ。まぁ、そこを目指しているのかという、疑問もありますが。
もっと読む株式会社フットメディア代表取締役/スポーツコメンテイター 2018/04/06 23:26
ファイターズのボールパーク構想、楽しみですね。5年後の開業に向けて、次世代まで続くファンのニーズに応えられる環境を整備することが求められますね。
もっと読む入場料収入はスポーツビジネスを支える基盤の1つですが、飲食、グッズ販売など複合的に収益を上げる工夫や努力が経営基盤を安定させる大きな鍵を握ることになると思います。