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野球
日本ハム新球場は、札幌ドームの未来から北海道の経済まで「共感」あってこそ
スタジアム誘致で、(都市)自治体を対象としたコンペを仕掛けると、例外は探せばあるとは思うのですが、セオリーとしては、小規模都市が勝ちます。なぜなら、議会で球団から求められている援助を通すのは、都市の規模が大きくなればなるほど、複雑で難しいからです。MLBにおいて、ワシントンDCから、ミネソタ、テキサスへとチームが移転していき、その後、34年間、空白地域だったのも、NFLにおいて、全米第二の商圏であるロサンジェルスから球団がいなくなり、その後、11年間、空白地帯となったのも、その例です。日本では、わたしがホークス在籍時に関わった、ファーム施設の筑後への移転も同様です。福岡は、人口150万超で人口増加率は、政令指定都市でトップ。対する筑後は人口5万人弱です。 -
野球
日ハムの「ボールパーク構想」は、その後どうなっているのか? 夢球場の現在地
日本のおけるスボーツスタジアムに関する行政の支援は、米国に比べて極めて低いのが現状です。ファイターズには、先例となるように球団にとってより良い条件を引き出して欲しい。5 Comments
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野球
高野連はファンを知らない ネット裏の前売り、指定化で生まれる甲子園の混乱
プロ野球はすでにそうなっていますが、いま『気軽に野球観戦にいけない時代』になっていますね。野球ファンはより野球一筋に。ちょっと野球見に行きたいな〜と思う方にはチケットが行き届かず他のスポーツ観戦に流れていくのかなとも思います。野球に限らず先日の卓球の全日本選手権など『スポーツ観戦』が日常的になっていくのは嬉しいですが、チケット販売の問題などはどこの業界も早く手を打つ必要がありますね。7 Comments
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スポBiz
欧米のスタジアムで進むデジタルおもてなし技術 求められるは「体験の質」
日本では電子チケット、アプリの前にスタジアム内のwi-fi環境を整えなければいけませんね。これだけSNSが発信力をもっているからこそ、スポーツ観戦に行ってネットに繋がらないと投稿できないイライラが積もります。逆にネット環境がいいと、積極的ににファンの方からPRをしてくれるというメリットもあるかと思います。7 Comments
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スポBiz
隈研吾「これからの建築には飲み込む力が必要なんじゃないかな」(NSBCレポート 第13回)
社会の多様性を「飲み込む」建築の発想、今後あらゆる分野に必要だと思います。 キャッチボールできる公園、かつ他の方々の安全も同時に確保できる公園もぜひデザインしてほしいです。2 Comments
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野球
メジャーが驚きのARサービス導入へ! スマホをかざすだけでリアルタイムにデータ提供
球場に行くのが大好きで、中継があるときにはラジオを聴きながらの観戦を趣味にしていますが、この記事を読んで、自分のアナログぶりに気づかされました(笑)。彼我の差はますます広がるばかり。来季は久々にメジャー観戦したくなりました。13 Comments
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オールスポーツ
なぜ日本には“使い勝手の悪い”競技場がつくられるのか? 見直すべき国体の意義
えひめ国体は愛媛県が総合2位で天皇杯を逃したそうで大変驚いています。 国体の長い歴史の中でこの半世紀、開催地が優勝を逃したのは3例のみ。 高知県は当時の知事の方針、昨年の岩手県は震災復興を優先した特殊事情でしたので、今回の愛媛県は知事が優勝を目指すと公言して失敗した初の事例となります。 国体の開催地はエントリーする選手数からして違うのでよほどのことがない限り優勝出来る得点システムです。 大会前、最高責任者である愛媛県知事が天皇杯を目指すと公言していたにもかかわらずどうしてこのような結果になったのか、予算配分、強化に問題はなかったのか、インパール作戦の旧陸軍司令部のように現場に責任を押しつけることのないようきちんと原因を検証して貰いたいです。 愛媛のスポーツ界は国体が終わっても続くのですから。 あと、なぜ開会式で坊っちゃんスタジアムを使わなかったのか、アクセスの悪い開会式場選定による多額のバス調達費用や2005年完成と比較的新しい立派な屋根付きプール(アクアパレット)の水深が足りず8億5千万円の仮設プールを作らざるを得なかった経緯など検証が待たれます。 いつものように「喉元過ぎれば…」で済ませていると何度でも同じ過ちを繰り返すことになります。 ただ私の地元で開催された国体が大きな事故もなく終えたことには胸をなで下ろしています。 今月末開催される第17回全国障害者スポーツ大会・えひめ大会が成功に終わることを祈ってます。12 Comments
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野球
「世界に通用する日本のスタジアムを」 マツダスタジアム設計者が語る言葉の真意とは?
ここ最近のスタジアム、アリーナの建設ですが裏で聞こえてくるのは都道府県(さらにいうなら市町村)とのやりとり。ここが1番の課題。そこをクリアした横浜スタジアムはこれからの改装が楽しみです!10 Comments
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野球
誰もがマツダスタジアムに魅了される理由。設計に隠された驚きの7原則
マツダスタジアム観戦で驚いたのは前席との間隔が広いこと。東京ドーム、神宮、ハマスタとか昭和に作られた球場は席間が異様に狭くて、試合中に売店やトイレへ出るのに超気を遣うんだよなぁ…13 Comments
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サッカー
なぜ東京の中心から、サッカースタジアムは消えたのか? 日本のスタジアム史
仕方ないでしょう。都心は、富の集積度が、世界一との評あるほど価値が高く、毎日のように出来る野球と、それに加えて、高付加価値のイベントを組み合わせるくらい、よほど多目的でないと、山手線内は難しいのではないかという気がします。NYCでいえば、ブロンクス、フラッシング、あるいは対岸のNJあたり。となると、味の素スタジアムくらいの立地がギリギリのような気がします。穴場はあるかもしれませんが。行政が、周辺の活性化、価値向上を図るために、経済効果をある種、度外視して、初期投資を飲むのであれば、出来るでしょうが、東京の治安、そんなに悪くないから、正当化するのは、厳しいでえしょう。12 Comments
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野球
なぜ日本ハムは新球場を建設するのか? 壮大なボールパーク構想の全貌
開閉式の新球場、建設費が500億円として、40年償却で12億5000万円、固定資産税は低く見積もって3億円くらい、維持管理費が3億円、利払いが期間平均で7億円として、25億5000万円。上振れしたとしても最大30億というところ。これをプロフィットして出せるかどうかは、収入と支出。換言すれば、スタジアムからあがる収入と補強費とのバランス。いずれにしても、腰を据える覚悟があれば、現在の条件で間借りしているよりはずっといいですね。18 Comments
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サッカー
酷暑に極寒、富士山レベルの標高まで。世界の過酷なスタジアム
世界の過酷なスタジアム特集、面白い。次は、世界の絶景スタジアムや、面白い場所にあるスタジアム特集もぜひやってほしいな。8 Comments
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サッカー
アトレティコ新スタはまさかの大赤字! ビセンテ・カルデロンを手放した経緯を追う
運が無いのか、計画性が無いのか…。チームの調子はここ数年良いだけに、今後が気がかりですね。5 Comments
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スタジアム
新国立競技場に携わる「梓設計」に訊く、スタジアム論。
地震をはじめとした自然災害、それに伴う厳しい基準で鍛えられた日本の土木と建築は世界一だと思います。 一方、設計については、特にスタジアムについては、カスタマー・ファーストの考えが、日本にはあまりなかったこともあり、大きな差があると感じていました。 10年ほど前、スタジアム改修について、スタジアム設計で世界一のポピュラス社に相談をしたことがあります。 その顧客目線かつ大胆な発想に感銘を受けました。残念ながら、日本の建設業界の諸々の慣習もあり、正式発注とはなりませんでしたが、彼我の差の大きさには嘆息するしかありませんでした。 しかし、本コラムを拝読するにつけ、その差が縮まっているような気がしてきました。 日本の建物を造るのにあたり、海外の業者が入るのはとても困難だという現実もあり、日本の設計会社に、ぜひガンバってもらいたいです。11 Comments
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ラグビー
秩父宮に依存している日本ラグビー界が抱える「2020年問題」
箱を作るときにはとても大きな抵抗が生まれる。ケチケチ勢力を「スポーツがもたらす健康で文化的な価値うんたらかんたら」で納得させるのは極めて難しい。五輪でさえあんなに難儀するのだ。自前で勝手に建てるのでもない限りは話が通らないだろう。そして、自前で建てられる程度なら、ど田舎推して知るべし。突破口は大学にある。広大な敷地と常設の運動場。資金を投下して客席をつければ、アクセスしやすい場所に競技会場が生まれる。大学もそこで商売をできるようにすればメリットを見出だせる。ラグビーは特に大学スポーツとしての存在感がある。早稲田スタジアムであるとか、明治スタジアムであるとかを見据えて地ならしをしていくと、楽しくなりそうだ。早稲田大学に乗り込む明治大学ラグビー部とか絵になる。まぁ、早明戦は新国立でやるだろうけど。4 Comments
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Jリーグ
Jリーグ観戦において、移動コストは無視できない。各クラブはインフラへの投資を
スポーツビジネスにとってスタジアムはとても大事な要素だが大幅な改修や中心部への移転は費用面も含めてハードルが高い。そういう面で移動交通手段について考えるのも大事だ。その際リスクばかり考えずに世界で既に導入されているサービスを日本でも利用するところから考えてみてはどうだろう。我々にとってスポーツビジネスの先生であるマンチェスターユナイテッドは既にUbarと提携しスタジアムにUbar専用駐車場まで設けているようだ。地方の有休インフラ個人車の有効活用は地域経済の活性化にも繋がるはずだ。21 Comments
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オールスポーツ
適正価格か高過ぎか!? スタジアム建設費事情
スタジアム建設や改修にかかった費用だけを比較してそこからいくらが適正か判断するのは難しい。自治体、競技団体等その費用を負担する関係者にとって納得が納得のいくベネフィットがリターンとしてあればそれが適正価格になるのだと思う。3 Comments
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ラグビー
日本ラグビーを支えた東西の聖地の「これから」
「秩父宮」の問題は大きい。近郊にあるスタジアムはJリーグとの兼ね合いで芝の保全が難しくなる。熊谷ラグビー場はアクセスの不便性で古くからのラグビーファンに金銭的、時間的負担が掛かる。日本ラグビー界の聖地の今後について、もっと危機感を持たなくては。1 Comment
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野球
「北海道の魅力を道外に」日ハムの更なる挑戦を、日ハム事業本部長に訊く (後編)
北広島市に建設地が決まり、順調に進んでいるように思われる、北海道日本ハムファイターズのボールパーク構想。2023年に開業を目指す新球場は、札幌市が保有する札幌ドームとは異なり、日本ハムグループが主体となって建設・運営に当たる。今回は、今後の事業課題・新たな挑戦について、球団の執行役員である、事業統轄本部 本部長である前沢賢氏に聞いた。
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オールスポーツ
いくつ知ってる? 国内スポーツの“聖地”いろいろ
高校サッカー選手権が国立に変わったのは55回大会からそれまでは大阪の長居が高校サッカーの聖地だった。浦和南や市立、帝京、そして静岡学園、藤枝東、清水東といった静岡勢の長居での戦いを見て夢を膨らませていた。国立に移って最初の大会の決勝戦は浦和南対静岡学園で5対4という凄いスコアで浦和南が勝って2連覇を達成した。地域、学校によってはっきりとスタイルがありロマンを感じた古き良き時代だった。そう思うと昔と比べると聖地はあっても、聖地で何年、何十年も語り続けられるような試合が影をひそめた感があって寂しい。1 Comment
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Jリーグ
吹田スタジアムに学ぶ劇場空間の大切さ
行政では絶対に実現できない金額感、そして、行政に寄付することによって維持費を劇的に減らすアイデア。改めて、“たった”140億円でこの素晴らしいスタジアムを実現した方々のアイデアと努力に敬意を表したい。9 Comments
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野球
「選手を守れない」日ハム事業本部長が語る、球場移転が絶対に必要な理由 (前編)
北広島市に建設地が決まり、順調に進んでいるように思われる、北海道日本ハムファイターズのボールパーク構想。2023年に開業を目指す新球場は、札幌市が保有する札幌ドームとは異なり、日本ハムグループが主体となって建設・運営に当たる。 自前球場を持つ理由と、そのメリットとは?球団の執行役員である、事業統轄本部 本部長である前沢賢氏に聞いた。
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バスケ
様々な新リーグ発足で期待したい競技施設の活性化
スポーツ産業に於いて、ソフトとハードの融合は必須。Bリーグに限らず今後の課題ですね。2 Comments
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野球
スタジアムから地域の”ゲートウェイ”に、自前球場が必須な理由
最近、日本ではスタジアム建設や改修工事の話題が注目を集めている。2016年、横浜DeNAベイスターズは、横浜スタジアムの運営会社TOB株式公開買い付けを成立させ、球団と球場の一体経営を実現させた。さらに北海道日本ハムファイターズのボールパーク構想の建設地が北広島市に決まった。その一方、米国の方がまだまだ球団と球場の一体経営が実現しているところが多く、野球の試合開催日だけではなく試合のない日もファンや地域の人々を楽しませている。同時にそれは、スタジアムを最大限に活用したビジネスを行うことを意味する。米国の施策を例に挙げながら、日本でのスタジアム活用の可能性を探っていく。
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