#アメリカ
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ボクシング
史上初の4団体統一王者ホプキンスが歩んだ苦難と栄光のボクシング人生
井上尚弥(大橋)が12月13日の次戦でトライする「4団体王座統一」。これは文字通りWBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)、WBO(世界ボクシング機構)のメジャー4団体の王座をひとまとめにしようとする統一戦で、井上(あるいは相手のポール・バトラー=イギリス=)が達成すれば世界のボクシング史上9人目となる。 ボクシング界が“The Four Belt Era”(4ベルトの時代)を迎えたのは最後発団体のWBOが認知されて以降だから、かれこれ四半世紀前。これまで誕生した「比類なきチャンピオン」8人という数が多いのか、少ないのかはともかく、このうち6人が現役なのだから近年のトレンドと言っていい。
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フィギュアスケート
16歳で引退したフィギュア選手に一体何があったのか。
衝撃の引退発表だった。フィギュアスケート女子で坂本花織(シスメックス)が初優勝を果たした3月の世界選手権(フランス・モンペリエ)で銅メダルを獲得した米国のエース、アリサ・リュウが今月9日、自身のインスタグラムで第一線から退くことを告白した。弱冠16歳。武器とする大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に加え、これからより一層、滑りに厚みを持たせて2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪を目指すと期待していたファンは多かったはず。一体、何が彼女を引退に駆り立てたのだろうか。
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格闘技
知られざる女子ボクシングのファイトマネー~パッキャオの敗退と稼ぎ
2年ぶりの試合に臨んだマニー・パッキャオ(フィリピン)が負けた。21日(日本時間22日)、ラスベガスのリング。当初戦うはずだったエロール・スペンスJr(アメリカ)が目の病気で出場不可能となり、急きょヨルデニス・ウガス(キューバ)が代役となったが、パッキャオ自身の衰えが明白だった。 この試合でパッキャオに保証されたファイトマネーは500万ドル(約5億4900万円)で、さらにペイパービューの売り上げが加わって2500万ドル(約27億4700万円)になるとみられている。
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ボクシング
いよいよ始まる”モンスター“井上尚弥4団体統一王者への道
“モンスター”こと井上尚弥(大橋)の試合まで3週間を切った。井上はきたる6月19日(日本時間20日)、アメリカ・ラスベガスのヴァージンホテルで、自身の保持するWBA(世界ボクシング協会)とIBF(国際ボクシング連盟)のバンタム級王座の防衛戦に臨む。相手はIBF1位のマイケル・ダスマリナス(フィリピン)。この試合は王者に義務付けられている指名防衛戦(一定期間に一度、各団体の定める挑戦者と対戦せねばならない)である。
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オールスポーツ
コロナ禍でも資産価値を高めるスポーツチーム~ブランディングと会計運用
新型コロナウイルスの世界的な広がりでスポーツ界も多大な影響を受けている。大会の中止や無観客開催をはじめ、枚挙にいとまがない。各チーム単位でも入場料収入の激減などにより、苦しい運営をしいられているニュースをよく耳にする。それでも意外なことに、世界トップクラスのチームは昨年に比べて資産価値を上げていたことがこのほど、米経済誌フォーブスの調べで判明した。日本では考えられないほどの経営規模。コロナ禍におけるビジネスモデルのヒントという点でも興味深い。
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格闘技
【渡辺華奈選手インタビュー】~特別版~ 海外挑戦となる次戦へ向けての意気込み
東京都出身で柔道家としてアスリートの道を進んできた渡辺華奈選手。一度は実業団からコーチへの転身を勧められ、選手生活を終えたが、世界チャンピオンを目指すために2017年に総合格闘家として再デビューした。それからはRIZINでも活躍し、無敗記録を継続するなど、圧倒的な強さを誇っている。今年からは、さらなる上を目指し、Bellator MMAというアメリカの団体と契約し海外で戦うことを決めた。今回は、次戦へ向けての意気込み、そしてチームや応援してくださっているファンの方々に向けての想いを語ってくれた。
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テニス
西岡良仁が大会を開催!テニス界に投じる未来への布石。
男子テニス界で松岡修造・錦織圭に次ぐ存在として世界と戦う25歳の西岡良仁。 2020年、新型コロナウイルスの影響で大会は軒並み中止となった中、日々頭に浮かぶのは 自らのことよりも将来の扉を閉ざされてしまったこの先のテニス界を背負う学生たちの姿だった。そんなダイヤの原石たちが苦境を強いられたテニス界に今、希望の一石を投じている。(著者・山口忠成)
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格闘技
【太田忍インタビュー】Vol.1 「一番高いところを目指したい」MMAに転向して思うこと
2016年リオデジャネイロオリンピック銀メダル、2019年世界選手権金メダルなど、レスリングで輝かしい記録を持つ太田忍選手が、2020年12月に総合格闘技デビューを果たした。総合格闘技のデビュー戦となったRIZIN.26では、所英男選手と対戦し一本負けを喫した。現在では右ひじの靭帯断裂のため、治療やリハビリを行なっている。vol.1では、太田選手が現在の心境やレスリングと総合格闘技の違いなどを語ってくれた。
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野球
メジャー経験を経て強くなった男、五十嵐亮太
2000年代初頭には当時日本球界最速の158kmを記録し、日米通算906もの試合において、リリーフ一筋で腕を振り続けた剛腕にして鉄腕、五十嵐亮太。剛速球がトレードマークの男は、その自身のアイデンティティを23年の現役生活で誇示し続けた。それは、飽くなき向上心と好奇心、そして進化と変化に対する渇望の産物だ。アメリカで残した成績の成否によってではない。メジャーリーガーとしての“経験”が、五十嵐亮太をさらに強くした。そんな、五十嵐亮太の野球人生とこれからに迫る。
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格闘技
【渡辺華奈インタビュー】vol.2「試合に勝つ姿を見せたい」ファンの方々への思い
東京都出身で柔道家としてアスリートの道を進んできた渡辺華奈選手。一度は実業団からコーチへの転身を勧められ、選手生活を終えたが、世界チャンピオンを目指すために2017年に総合格闘家として再デビューした。それからはRIZINでも活躍し、無敗記録を継続するなど、圧倒的な強さを誇っている。今年からは、さらなる上を目指し、Bellator MMAというアメリカの団体と契約し海外で戦うことを決めた。そんな彼女がvol.2ではファンの方々への思い、そして今後の目標を語ってくれた。
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格闘技
「後悔したくない」格闘家に転身し、海外で戦う理由
東京都出身で柔道家としてアスリートの道を進んできた渡辺華奈選手。一度は実業団からコーチへの転身を勧められ、選手生活を終えたが、世界チャンピオンを目指すために2017年に総合格闘家として再デビューした。それからはRIZINでも活躍し、無敗記録を継続するなど、圧倒的な強さを誇っている。今年からは、さらなる上を目指し、Bellator MMAというアメリカの団体と契約し海外で戦うことを決めた。vol.1では、海外で戦うことを決めた理由、そして柔道家からの転身の経緯を語ってくれた。
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ゴルフ
すべてが違う今年のマスターズ~進化する伝統と格式を兼ね備えるオーガスタ・ナショナルGC
鮮やかな緑の芝に、色鮮やかに咲き乱れる花々―。毎年4月上旬、世界中のゴルフファンを魅了するのがマスターズ・トーナメントだ。男子のメジャー大会では唯一、毎年同じコースで開催され、会場は米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナルGC。大会創設に携わったのが米国の伝説的な名選手ボビー・ジョーンズで、見た目にも美しく、文句のつけようもないほどの舞台設定を誇る。四つあるメジャーの中でも最高峰という雰囲気を醸し出すゆえんだ。
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野球
VICTORY スポーツ選手が喜ぶアスリート飯 第3回 米テネシー州メンフィス『ランデブーのスペアリブ』
食べること、それはスポーツ選手にとってトレーニングと同じくらい大切なこと。食事は栄養を補給するだけでなく、楽しみの一つでもあり、緊張をほぐす役割も持つ-。 横浜DeNAベイスターズ初代球団社長で、一般社団法人さいたまスポーツコミッション会長、B3埼玉ブロンコス・オーナーの池田純氏がパーソナリティーを務めるラジオ番組、文化放送「池田純 スポーツコロシアム!」(月曜後6・45〜、Podcastで拡大版配信)ではスポーツにまつわる、とっておきの食事を紹介するコーナー『スポーツ選手が喜ぶアスリート飯』が人気を博している。VICTORY特別版の第3回は、米大リーグ視察時に出会った「スペアリブ」を語る。
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東京2020オリンピック・パラリンピック
「日本のスケートの環境を変えていければ」堀米雄斗の描く未来
スケートボードの最前線と言われるアメリカを拠点とする堀米雄斗は、地元開催となる東京五輪で頂点に立つべく才能に磨きをかけている。アメリカでの生活を送る中で、日本の良さや問題点に気づいたという。その解決策を提言する日本の若きスケーターは、スポーツギフティングサービス「Unlim」の利用を決意。そこで得られた資金で堀米雄斗がかなえたい願いとは―― 文=原山裕平 写真=松岡健三郎
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ラグビー
日本ラグビー界に「ショックを受けてほしい」。畠山健介が背負うアメリカ での使命
2019年に11年間プレーしたサントリーサンゴリアスを退団し、アメリカ・メジャーリーグ ラグビーのニューイングランド・フリージャックスに移籍した畠山健介。かつて日本代表の 中核を担った“ハタケ”は現在、異国の地で様々な活動を試みている。彼はなぜ慣れ親しんだ日本を離れ、アメリカに活躍の場を移したのか。そして34歳となった今、グラウンド内外でどのような挑戦をしているのか。
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東京2020オリンピック・パラリンピック
堀米雄斗にとってスケートボードは“遊び”? 「楽しんで勝つ人がリスペクトされる」醍醐味
東京2020オリンピックで新たに採用される競技の一つ、スケートボードは、ストリートカルチャーから生まれた文字どおり“新しい”タイプの競技だ。そんな新競技でメダルの期待がかかっているのが、20歳になったばかりの堀米雄斗選手。世界のトップスケーターが集うストリートリーグ で3連勝を飾り、日本人として初めて最終戦スーパークラウンに進出した堀米選手に話を聞いた。 (取材・構成=大塚一樹、取材協力=XFLAG)
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東京オリンピック・パラリンピック
ブラジルのトップ・パラスイマーはF1レーサー並のスポンサード!?
世界最高峰のパラアスリートたちに迫るIPC & WOWOW パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」はこれまでシーズン3を放送し、世界各国の計24人のパラアスリートを紹介してきた。その番組のチーフプロデューサーを務める太田慎也氏に、世界のパラアスリート事情を聞いた。暮らしぶり、練習環境に違いはあるのか?(取材・平辻哲也)
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パラリンピック
「自分自身を語れますか?」パラアスリートが体現する、人生の指針
「WHO I AM」。このタイトルにパラアスリートの真髄が隠されている。「『超人』と言ってしまうと『我々とは違う世界にいる違う人たち』になってしまう」。そう語るのは、WOWOWのチーフプロデューサー太田慎也氏。当初はパラアスリートを色眼鏡で見ていたというが、価値観はどう変わっていったのか? また「これが自分だ!」というタイトルに秘められた思いとは?