#キャリア
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プロ野球
石川雅規の成績に見る、200勝達成の価値
球界最年長、プロ22年目を迎えた石川雅規(ヤクルト)。彼がここまで積み上げてきた勝利数は、通算184勝に達している。石川はかねてから、「目標は200勝」と公言し、それが現役生活を続ける上での大きなモチベーションとなっていると言う。
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サッカー
7部リーグ相当のクラブでプロ契約も! 日本でセミプロクラブやセミプロ選手が増えた背景とは
1993年の開幕から今年で30周年を迎えたJリーグ。開幕当初は、オリジナル10と呼ばれる10クラブでスタートした。その後、1999年にJ2リーグ、そして2014年にはJ3リーグが設立された。30周年記念となる2023シーズンはJ1からJ3まで、合わせて60クラブが参入。その数は開幕当初と比較すると30年間で6倍となった。また、今シーズンから奈良クラブがJ3に新規参入。現在41都道府県にJリーグクラブが存在する。まだJリーグクラブのない県は福井、滋賀、三重、和歌山、島根、高知の6県となっている。そして、これらの6県全てにJリーグ参入を目指すクラブが存在する。なお、4部リーグに相当する日本フットボールリーグ(JFL)以下のカテゴリに属し、Jリーグ参入を目指すクラブは全国で100以上にものぼるという。
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サッカー
アーセナルDF冨安健洋の現在地 定位置奪取へ、プレミアで求められる「偽サイドバック」「インナーラップ」の能力
イングランド・プレミアリーグのアーセナルが、名門復活を予感させるシーズンを送っている。4月26日、激しい優勝争いを展開するマンチェスター・シティとの直接対決に1-4で敗れ、19季ぶりとなるリーグ制覇へ正念場に立たされているが、過去6シーズンはいずれも5位以下に沈んでおり、久々に充実期を迎えている。
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オールスポーツ
根深い女性アスリートの悩み ~引退後の社会とのギャップ
アスリートだった自分の存在価値って? セカンドキャリアや自身のアイデンティティーに悩む女性アスリートたちの存在は、世間的にはあまり知られていない。現役中にいくら活躍しても、引退するとその後の長い社会生活へ不安感を覚える例は少なくない。はた目では華やかな競技人生に見えても当事者の意識は異なる。そんな中、元アスリートが現役選手たちに手を差し伸べるという画期的なプロジェクトが始動した。アスリートである前に一社会人として自らを捉えることをサポートするのが主眼。女性の活躍や充実した生き方は今後の日本にとっても最重要課題の一つ。スポーツの分野から国を変えうる動きとして注目が集まる。
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テニス
世界ランク日本歴代2位へたどり着いた2022年。西岡良仁がキャリアハイの今だから感じる日本テニス界への危機感と次世代への想い
「一つ、僕が子どもの頃から他の子たちと違ったのは、たぶん、覚悟だと思います」 なぜ、ここまで強くなれたのか――? あまりに漠然としたその問いに、彼は、迷うことなく答えた。 現在の世界ランキングは、キャリアハイの36位。 身長は、トップ100の選手では最も小柄な170センチ。 驚異の脚力であらゆるボールに食らいつき、サウスポーから繰り出す七色のくせ球で巨漢選手を手玉に取る。 日本人男子選手として、世界ランク歴代2位タイにつける西岡良仁は、ツアーきっての個性派プレーヤーだ。
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サッカー
W杯前にジャパンツアーをおこなったフランクフルトの狙いとは? メインスポンサーとの契約延長で日本人選手獲得の可能性が高まるか…
サッカー日本代表・鎌田大地や、元代表キャプテンである長谷部誠が所属しているドイツ・ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルト(以下、フランクフルト)は、サッカーW杯カタール大会の開幕直前、リーグ戦の中断期間を利用して、日本で親善試合をおこなった。11月16日には埼玉スタジアム2002で浦和レッズと対戦して2対4、11月19日にはパナソニックスタジアム吹田でガンバ大阪と対戦して1対2で敗北を喫し、それぞれ24027人、16014人の観客を集めた。鎌田はW杯メンバーに選出されたこともあり、今回のジャパンツアーの帯同メンバーには選ばれていないものの、長谷部は帯同して試合にも出場するなど、久しぶりに日本でプレーする姿を見せていた。
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野球
年俸42億円の大型契約を結んだ大谷 それでも“エンゼルス残留”とは言い切れない理由
米大リーグ、エンゼルスのペリー・ミナシアン・ゼネラルマネジャー(GM)は11月8日、球団幹部や選手の代理人が集まるGM会議が行われたネバダ州ラスベガスで取材に応じ、大谷翔平投手について「彼は来年の開幕時に、われわれのチームにいる。彼は特別な選手だ」と今オフ中にトレードに出すことがないことを明言した。10月1日には1年3000万ドル(約42億円)での来季契約に合意したことも発表しており、2年契約の最終年を迎えていた大谷の去就問題は、ひとまずの決着を見た。
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テニス
奈良くるみの引退、そして、JWT50メンバーに新加入へ。日本女子テニスの未来に光はさすか!?
「よく頑張ったな~」 2010年代を中心に活躍した奈良くるみのプロキャリアに思いをはせる時、誰もがそう思うのではないだろうか。 奈良は、9月下旬に、東京・有明で開催された東レ パン・パシフィックオープンテニスで、13年5カ月間におよんだプロテニスプレーヤーのキャリアを終えた。 現役引退への思いは、2022年5月下旬に、韓国・チャンウォンで開催された国際テニス連盟(ITF)サーキットの2万5000ドル大会で優勝した直後にわき起こったという。
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テニス
ロジャー・フェデラーが、3年ぶりに来日予定! 「UNIQLO LifeWear Day Tokyo 2022 with Roger Federer」が有明で開催
こんなにも早くロジャー・フェデラーと再会できるなんて、日本のテニスファンは何と幸運なのだろうか―。株式会社ユニクロは、プロテニスプレーヤーの現役生活を終えたロジャー・フェデラー氏の偉業を称えると共に、次世代に彼の功績を伝えるため、11月19日(土)に、「UNIQLO LifeWear Day Tokyo 2022 with Roger Federer」を、有明コロシアム(東京)で開催することを発表した。
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パラスポーツ
挫折を次への推進力にー。車いすバスケットボール・土田真由美が秘める機転と不屈のメンタリティ
2009年から本格的にパラアスリートとしてのキャリアを歩み始め、今や車いすバスケットボール女子日本代表に不可欠なクラッチシューターとして存在感を発揮している土田真由美。チームとして3大会ぶり、彼女自身にとっては初めての出場となった昨夏の東京パラリンピックは、予選リーグを突破して6位入賞と一定の成果を残した一方で、世界との差があらためて浮き彫りになる大会にもなった。悲願だったパラリンピック本大会の舞台で彼女が感じた日本代表と自身の“現在地”、そして今あらためて描いている2年後のパリ大会へ向けたビジョンとは。
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テニス
プロテニスプレーヤー・錦織圭が、ユニクロの所属契約選手に! 次世代育成と社会貢献を掲げるユニクロ&錦織の新たな取り組みとは!?
株式会社ユニクロ(代表者・柳井正氏)が、2011年よりユニクログローバルブランドアンバサダーを務めている、プロテニスプレーヤーの錦織圭と所属契約を締結した。錦織は、東京2020オリンピック・パラリンピックが開催された2021年年内をもって、日清食品株式会社との所属契約が終了してフリーの立場になっていたが、新しいパートナーと共に再スタートを切ることになる。
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大相撲
東大出身力士の挑戦 ~安定と高給を捨てて飛び込んだ夢の世界
大相撲夏場所は東京大学出身力士の誕生が大きな話題を呼んだ。東大から角界への入門は史上初で、その名は須山(埼玉県出身、木瀬部屋)。そもそも学内でも存在を知らない学生が散見されるという東大相撲部とはどんな部なのか。そこから巣立ってプロの世界に飛び込んだ若者の素顔は?成長ぶりや知られざる部の歴史をひもとき、画期的な出来事の裏側を探った。
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サッカー
【丹羽大輝コラム】Vol.12「今、現役である自分が話す」現役選手として同じ時間を過ごしているサッカー選手たちへ
日本代表にも選出されたこともある、日本を代表するディフェンダーの丹羽大輝選手。 Jリーグのガンバ大阪、サンフレッチェ広島、FC東京など数多くの強豪クラブを渡り歩き、今はスペインのセスタオリーベルクラブに所属。 ピッチ外でも、復興支援活動や、ファン、サポーターの方との文通など、精力的にサッカー選手の価値を高める活動をしている。 そんな彼が、Vol.12では子どもたちへの講演会を通して感じたことや、講演会の内容を語ってくれた。
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Jリーグ
【田口潤人インタビュー】Vol.12「「大事なものは何なのか」本質を見ることで生まれた余裕が結果へ
横浜F・マリノスのジュニアユース、ユースでGKとしての経験を積み、横浜F・マリノス、藤枝MYFC、アルビレックス新潟を渡り歩き、2020年からはFC琉球に完全移籍した田口潤人選手。今はFC琉球のJ1昇格に向けてプレーしている。Vol.12では今シーズンを振り返って、来季に向けての目標を語ってくれた。
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サッカー
Jリーグで10年プレーし、引退後は整骨院を開業!元Jリーガー・松田悦典氏の現役時代と引退後のキャリアに迫る
平均引退年齢が26歳前後と言われているJリーガー。引退後には、指導者や解説者など、サッカーに関わる選手もいれば、一般企業に就職する選手もいる。今回は浦和レッズ、サガン鳥栖の2クラブでプレーし、現在は埼玉県で整骨院を経営する松田悦典氏の現役時代と引退後にトレーナーへと転身した経緯などを伺った。
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オールスポーツ
アスリートの社会貢献活動を表彰する「HEROs AWARD」の持つ意味 ~「HERO」が集い、新たな「HERO」が生まれる“好循環の輪”
アスリートの社会貢献活動を表彰する「HEROs AWARD」の表彰式が12月20日、東京・港区のThe Okura Tokyoで開かれた。
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陸上
寺田明日香、女性アスリート部門で「HEROs AWARD 2021」受賞!現役選手として取り組む社会貢献活動「A-START」とは?
スポーツやアスリートの力が社会課題の解決を加速させることを社会に可視化・発信するために、社会貢献活動に取り組むアスリートを表彰する「HEROs AWARD 2021」。その表彰式が、12月20日に都内で開催された。女性アスリート部門でHEROs AWARDを受賞した現役陸上選手の寺田明日香を取材。出産、ラグビー転向後、5年ぶりに陸上競技に復帰し、東京オリンピックを目指す中で、学生アスリート支援プロジェクト「A-START」を始動した思いを聞いた。
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競輪
「気持ちが沈んでしまうことも」1億円プレイヤーが語るモチベーション維持法
一般的なサラリーマンよりも、高水準な給料を得るプロスポーツ選手。その中でも一握りの存在である「1億円プレイヤー」の一人である競輪・郡司浩平選手。今では、約2200名ものプロ選手の中の上位9名にあたるS級S班の地位につき、順風万版のキャリアを歩んでいるように見える彼だが、それでも気持ちがしずんでしまうこともあるという。今回はモチベーションを保つ方法と、競輪選手の「ウラ事情」について語った。(ライター:郡司浩平 / 構成:VICTORY編集部)