#キャリア
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野球
メジャー経験を経て強くなった男、五十嵐亮太
2000年代初頭には当時日本球界最速の158kmを記録し、日米通算906もの試合において、リリーフ一筋で腕を振り続けた剛腕にして鉄腕、五十嵐亮太。剛速球がトレードマークの男は、その自身のアイデンティティを23年の現役生活で誇示し続けた。それは、飽くなき向上心と好奇心、そして進化と変化に対する渇望の産物だ。アメリカで残した成績の成否によってではない。メジャーリーガーとしての“経験”が、五十嵐亮太をさらに強くした。そんな、五十嵐亮太の野球人生とこれからに迫る。
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ゴルフ
横峯さくらは間もなく出産、アン ソンジュは産休。女子プロゴルファーの出産後のキャリア形成は?
日本女子プロゴルフ協会は1月18日、ツアー28勝のアン ソンジュに産休制度が適用されたことをファンに報告した。これにより、出産日から起算して36カ月が経過するまでの間を限度として産休が認められ、ツアーに復帰できるようになった。アンは昨年12月に所属事務所を通じて妊娠5カ月であること、お腹の赤ちゃんが双子であることを発表していた。出産予定日は2021年5月中旬で、ツアー復帰は2022年シーズンの開幕戦を予定している。
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総合格闘技
「格闘家としては恵まれていない」浅倉カンナがそれでも闘い続ける理由
アスリートは試合や大会で結果を残すことでファンを獲得し、ファンの熱い応援はアスリートを次なる目標へと駆り立てる――。 ただ、ファンの“応援”がアスリートの“実利”にしっかりと結びついているのは、一部の人気競技に限られている。そうしたなかで広がりを見せているのが、ファンの“応援だけでは伝えきれない想い”をアスリートが直接受け取ることができる「ギフティング」サービスだ。 RIZINなどで活躍する女子格闘家の浅倉カンナも、今年、ギフティングサービス『Unlim』に参加することを決めた一人。その理由と、アスリートとして目指す場所、そしてファンへの思いを聞いた。
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陸上
【白石黄良々インタビュー】Vol.1「競技人生が終わったらどうする」アスリートが発信する意義
ここ数年で記録を大幅に伸ばし、日本を代表するスプリンターに成長しつつある白石黄良々選手。初出場の2019年世界選手権では、400mリレー第二走者として、アジア新記録のタイムでの銅メダル獲得に貢献した。しかし、その後は怪我も経験し、多くの壁と向き合ってきた。最近は、陸上界の発展のためにも、ファンの方と交流できるイベントなどを積極的に開催している。そんな彼が、vol.1ではファンに対して思っていることや伝えたいこと、そして競技外の活動に対する考えを語った。
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ボクシング
期待される村田諒太の今後~ゴロフキンとの対戦は実現するか
11月下旬。HUBLOTブティック銀座で開催されている「HUBLOT 40th Anniversary Exhibitition-革新への挑戦-」を訪問した村田諒太は、5階級制覇50戦無敗いまだ格闘技界にインパクトを与え続けているメイウェザーの前で謎の笑を浮かべていた。
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サッカー
【安西幸輝×鈴木優磨特別対談】Vol.2 理想の人間像と胸に秘める野望について
2019年まで鹿島アントラーズに所属した安西幸輝と鈴木優磨は、次世代における日本代表の中核を担うべくヨーロッパに活躍の場を求めた。そんな彼らが今回は、将来の話、なりたい人間像や旨に秘める野望について語った。
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サッカー
【小松蓮特別インタビュー】Vol.2 「サッカー選手っていうだけで終わりたくない」小松蓮が描くキャリア像
2019年トゥーロン国際大会で森保ジャパンにも招集され、注目を集めるレノファ山口の小松蓮選手。中高時代には県三部リーグを経験し、「エリートとは程遠い」と語る小松選手は、これまでどのような経験をし、今どのような考えを持っているのか。Vol.2ではサッカー選手としてのキャリアについて語っていただいた。
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サッカー
【安西幸輝×鈴木優磨特別対談】Vol1.古巣・鹿島への思いについて
2019年まで鹿島アントラーズに所属した安西幸輝と鈴木優磨は、次世代における日本代表の中核を担うべくヨーロッパに活躍の場を求めた。彼らが鹿島を離れ、それでもなお古巣に抱く思い入れについて語った。
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スノーボード
女性活躍の時代に~スノーボード竹内智香が卵子凍結で現役続行へ
女性の活躍、あるいは男女間の格差をなくすことが世界的にさけばれる昨今、日本のトップアスリートが画期的なアクションを起こした。スノーボード女子パラレル大回転の2014年ソチ冬季五輪の銀メダリスト、竹内智香(広島ガス)だ。現在36歳とベテランの域に差し掛かっている中、将来の出産の可能性を見据えて卵子凍結に踏み切り、それを公にした。とかく女性の社会進出が遅れていると言われる日本において、生き方の選択肢を広げるという点でも大きなインパクトを与えそうな決断となった。
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Jリーグ
武岡優斗、安在和樹、小松蓮。レノファ山口の選手がコロナ禍で感じたファンのチカラや、サッカーの価値。
明治安田生命Jリーグも長い中断期間を経て7月4日に再開し、制限付きで観客収容も可能となった。しかし、以前のように観客が入り選手へ強い声援を送ることはまだできず、練習場や試合会場での選手への接触も禁じているクラブも多い。 そんな中、武岡優斗、安在和樹、小松蓮のレノファ山口所属の3選手が、ファンへ直接的にオリジナルのメッセージ動画を届けられるサービス PasYouを開始した。コロナ禍の自粛期間でサッカーから離れざるを得なくなった状況での変化や、日々の活力を与えてくれるファンの存在価値など、未曾有のこの危機に直面して感じた彼らの思いを聞いた。
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バスケットボール
B2群馬の立役者である前社長が異例の転身! B3さいたまブロンコスの新バイスチェアマンに就任
バスケットボール男子Bリーグ3部(B3)・さいたまブロンコスの経営陣に”異色のキャリア”を持つ人物が参画することが明らかになった。今年6月30日までB2群馬クレインサンダーズで社長を務めた北川裕崇氏(38)が7月1日付でバイスチェアマンに就任。オーナー兼取締役としてさいたまブロンコスを率いる池田純氏(44)のもと、新たな挑戦を始める。
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Jリーグ
森重真人のこれまでとこれから。節目の年に語る地元への思いとファンへの思い(前編)
物心がつく前から転がるボールに胸を焦がしてきた。生まれ育った広島、プロのキャリアをスタートさせた大分、そして東京。プロ15年目の森重真人は歩んできた道で、いつも応援してくれる人たちの思いを近くに感じていた。寡黙を演じてきた“モリゲ”が、まっすぐで、これまで語ることの少なかった素直な気持ちを口にする。33歳になったいま、サッカー選手としての本音を語った。(取材・文=馬場康平) *このインタビューは2月のJ中断前に行ったものです。
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スポーツビジネス
サッカー日本代表4名が投資家に。「アスリート×ビジネス」の新たな可能性
選手からのビデオメッセージをファンが受け取ることのできるサービス「PasYou」の運営会社である株式会社PASUに、安西幸輝、権田修一、その他2名の日本代表選手4名が投資を行ったことが発表された。海外の事例などをふまえ、アスリートが投資家として活動することの是非について考えていく。
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ゴルフ
女子プロゴルフ界のエースのバトンを渋野日向子に託した宮里藍。どんなセカンドキャリアを歩むのか?
飲料メーカー大手のサントリーは2020年2月からプロゴルファーの渋野日向子と所属契約を結んだ。その記者発表の場で渋野を祝福したのは、現役引退後もサントリーと所属契約している宮里藍。その様子は、2003年10月のプロ転向から2017年9月の現役引退まで女子プロゴルフ界のエースとしてツアーを盛り上げたバトンを渋野に託したかのようだった。
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ラグビー
日本ラグビー界に「ショックを受けてほしい」。畠山健介が背負うアメリカ での使命
2019年に11年間プレーしたサントリーサンゴリアスを退団し、アメリカ・メジャーリーグ ラグビーのニューイングランド・フリージャックスに移籍した畠山健介。かつて日本代表の 中核を担った“ハタケ”は現在、異国の地で様々な活動を試みている。彼はなぜ慣れ親しんだ日本を離れ、アメリカに活躍の場を移したのか。そして34歳となった今、グラウンド内外でどのような挑戦をしているのか。
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相撲
力士と観客の質の低下が招く大相撲の危機
2020年初場所もすでに終盤。冬の巡業で皆勤し場所前も好調と伝えられていた優勝候補筆頭の横綱白鵬は、初日は勝ったものの2日目から2連敗。大方の予想通り、前半戦で連敗した後の休場。横綱鶴竜も同じく5日目から休場。これでまた初優勝力士が誕生するか注目が集まっている。
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テニス
テニス界の皇帝”ロジャー・フェデラー”が投資家に。アスリートとブランドの新たな関係
先日、グランドスラムで歴代最多優勝数を誇るロジャー・フェデラー選手がスイス発のスポーツブランド「On」のシニアチームメンバーとして加入することが発表された。筆者はフェデラーのバックハンドに憧れテニスを始めるほど彼を敬愛しているが、今回の発表にはいささか驚かされた。しかし先日、「On」に参画後初めて公の場に現れた彼の口から発された言葉に非常に納得し、またこの考え方は日本のアスリートや社会にも大きな影響を与えるのではないかと感じた。
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テニス
実りの秋に、実りの日本テニス。新たなる2020年代での飛躍への布石にできるか!?
実りの秋というけれど、2019年の秋は、日本テニス界にとって大きな収穫のあった実り多きシーズンとなった。