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ラグビー
日本開催の前回大会と同程度の量が売れるとしたら… ラグビーワールドカップイヤーのアサヒビールの思惑
ラグビーとビールとの縁は深い。ファンが試合前から大いに飲むのはもちろん、選手もプレー後のロッカールームで口にする。親睦の潤滑油となる。4年に1度のワールドカップとなれば、1日あたりの消費量はすさまじい。2019年の日本大会時は、世界中のファンが各地の樽を空にした。
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Jリーグ
より競争を促進する仕組みへ 配分金見直す30周年のJリーグ
1993年5月15日にヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)と横浜マリノス(現・横浜F・マリノス)による東京国立競技場での歴史的な開幕から、今年で30周年を迎えるJリーグ。それまで日本になかったプロサッカーリーグとして発展し、全国にJクラブは増えてきた。10クラブで始まってから、今季はJ1~J3まで合計60クラブにまで拡大。大きく成長したJリーグは、さらに魅力あるリーグとなるべく、新たな成長戦略の一環として配分金を見直す改革を打ち出している。なるべく均等に分配していたものを、競争を促して互いのクラブがより切磋琢磨できるような環境を整えようという試みだ。
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オールスポーツ
【スポーツと仮想通貨#6】大手仮想通貨取引所「FTX」の破綻が与えるスポーツ界へのインパクト 大谷翔平らアスリートに求められるリテラシー
仮想通貨取引所大手の米FTXが11月11日、経営破綻した。日本の民事再生法にあたる米連邦破産法11条の適用を申請したもので、債権者数が100万人を超える可能性がある仮想通貨業界最大規模の事件となっている。12月には創業者のサム・バンクマン・フリード氏が詐欺、マネーロンダリングなどの容疑によりバハマで逮捕された。
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サッカー
【スポーツと仮想通貨#5】W杯でも盛り上がりを見せる仮想通貨業界 代表チームのファントークンがビットコインなどを“凌駕”
W杯カタール大会に沸くサッカー界だが、仮想通貨はこの世界的イベントでも大きな存在感を見せている。国際サッカー連盟(FIFA)は、暗号資産取引所のクリプトドットコム(Crypto.com)と公式スポンサーとして契約。試合会場のスタジアムやその周辺で企業ロゴやブランド名が掲出されている。
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スポーツビジネス
【スポーツと仮想通貨#4】仮想通貨と深い関係性にあるスポーツベッティング 日本での合法化に進展も
スポーツの世界で勢いづく仮想通貨をはじめとしたデジタル資産の業界とスポーツの関係性を紐解く連載企画「スポーツと仮想通貨」。第4回は、仮想通貨とスポーツベッティングの関係性を探る。
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サッカー
21歳久保建英、”勝負のシーズン”。中田、小野、香川に並べるかー
欧州で戦うサッカー選手にとって、21歳は決して若くはない。サッカーのスペイン1部リーグ、レアル・ソシエダード入りした日本代表の久保建英は、勝負のシーズンを迎える。7月19日に行われた入団記者会見。「ラ・レアル」を新天地に選んだ理由ついて「チームのプレースタイルが自分にすごく適しているというのが最大の決め手。ピッチ上での結果が全て。自分が今一番成長するために、適しているかなと思って決めた」とはっきりした口調で語った。スペインで4季目を迎えるが「何シーズン目ということを考えずに、ゼロからのスタートじゃないけど、新しくチームも変わって、個人としては結果だけにこだわって、この1年やっていきたい」と、再出発への意気込みを口にしている。
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ボクシング
メイウェザーはもうプロボクシングのリングには戻らない~ボクシングの殿堂入りで噂を払拭
「なんと言ったらいいのか……」 あのメイウェザーが泣いた。リングの中の出来事ではない。“ボクシングの殿堂”に新規メンバーとして迎え入れられ、感激のあまり涙を流したのだ。 さる6月、ニューヨーク州のカナストータという村で催された恒例の殿堂セレモニーでの一幕である。ボクシング界最大規模の「国際ボクシング名誉の殿堂博物館」(インターナショナル・ボクシング・ホール・オブ・フェイム=IBHOF)は1989年に設立され、その年に殿堂入りする選手・関係者を選んできた。そして年に一度、6月第2週の週末にはセレモニーを催し、新旧殿堂メンバーと、彼らに会うためにやってくる大勢のボクシングファンで小さな村は大賑わいとなる。
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ゴルフ
ウッズが求める競技性とミケルソンが求めるオイルマネー ~大きく動き始めた世界のゴルフ界
世界の男子ゴルフ界にできたうねりが大きくなりつつある。サウジアラビア政府系ファンドが支援する超高額賞金の新ツアー「LIV招待」が6月に始まり、既に2戦を終えた。潤沢な資金を背景に世界最高峰といわれる米男子のPGAツアーや欧州ツアーから名のある選手を少しずつ引き抜き、従来の秩序に一石を投じた。人権問題などで国際的に批判を浴びるサウジがお金の力にものをいわせ、スポーツを介してイメージ向上を狙う〝スポーツウォッシング〟ではないかと批判の的にもなっている。ゴルフ市場を俯瞰すると、与える影響は小さくない。
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スポーツビジネス
【スポーツと仮想通貨#3】仮想通貨関連企業はスポーツ界の希望となるか、一時の清涼剤で終わるのか。そこにある可能性とリスク
スポーツの世界で勢いづく仮想通貨をはじめとしたデジタル資産の業界とスポーツの関係性を紐解く連載企画「スポーツと仮想通貨」。第3回では、そこにある大きな可能性とリスクに迫る。
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スポーツビジネス
【スポーツと仮想通貨#2】仮想通貨関連企業とスポーツチーム運営 欧州サッカー界から広がる「トークン」とオーナーシップに関与する新たな動き
中国、ロシア、中東マネーが欧州サッカー界を中心に席巻してきたが、中国は一時の勢いを失い、ロシアはウクライナへの軍事侵攻により、その地位を失った。そうした中で、勢いづくのが仮想通貨をはじめとしたデジタル資産の業界だ。今回は、デジタル資産の一つとしてサッカー界を中心に広がる「ファントークン」や、深まっている暗号資産関連企業とスポーツチームの関わりに迫る。
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スポーツビジネス
【スポーツと仮想通貨#1】大谷翔平とパートナー契約を締結 米プロスポーツ界で存在感を増す『FTX』とは?日本では、突如日本在住者の新規登録停止でさまざまな憶測も
スポーツの世界で、暗号資産(仮想通貨)関連企業の進出が加速している。中国、ロシア、中東マネーが欧州サッカー界を中心に席巻してきたが、中国は一時の勢いを失い、ロシアはウクライナへの軍事侵攻により、その地位を失った。そうした中で、勢いづくのが仮想通貨をはじめとしたデジタル資産の業界。今回は米プロスポーツ界で大型のパートナーシップ契約を次々と結んで知名度、存在感を増す米FTXに注目した。
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大相撲
大渋滞の断髪式~コロナ禍で発生した数億円の機会損失
最近の大相撲界にはちょっと変わった光景がある。頭にまげを結っている親方衆が多いのだ。NHKのテレビ解説や動画投稿サイト「ユーチューブ」の企画などに出演したり、本場所の打ち出し後に警備担当で土俵周辺に集まったりする際に目にすることができる。これには新型コロナウイルスの影響で断髪式をなかなか行うことができない事情がある。名実ともに力士生活に別れを告げる節目の行事。チケット代をはじめとする収益は今後の活動資金に充てられる傾向にある大事なもので、税金も絡む現実的な部分もある。ここにきて徐々に再開の動きが出ているもののコロナの完全収束は見通せず、実入りの面などで若手親方衆にとって受難の時期はまだまだ続きそうだ。
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サッカー
W杯予選をテレビで見られない”異常事態” 中継がネット配信のみになった理由と日本サッカー界が抱く危機感
9月に始まったサッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選で、大きな変化が起こった。日本代表のアウェー戦が、地上波などのテレビ中継から消滅。視聴はスポーツ専門動画配信サービス「DAZN(ダゾーン)」によるオンラインのみという“異常事態”が生まれているのだ。
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サッカー
Jリーグクラブにおけるスポンサーメリットとは?
プロサッカークラブの主な収入源はチケット(入場料)、スポンサー、放映権、マーチャンダイジングの4つだ。中でもスポンサーはプロサッカークラブにとって必要不可欠であり、スポンサー収入がクラブ経営を支えているといっても過言ではないだろう。Jリーグクラブの場合、多くのクラブにおいて、全体の収入の50%近くがスポンサーからとなっている現状がある。
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ボクシング
ペイパービューで稼ぎまくるボクシング界~命を削る老雄たち
9月11日(現地時間)、アメリカ・フロリダ州ハリウッドで行われたイベンダー・ホリフィールドのボクシングマッチは大きな波紋を投じた。世界ヘビー級王座に4度も就いた58歳のレジェンドが、久しぶりに復帰して元UFC王者のビトル・ベウフォート(44歳)に惨敗した一戦だ。
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サッカー
現役日本代表選手も経験…世界中で相次ぐ給料未払い問題の現状と原因
プロサッカー選手としてプレーする上で重要であり、選手を評価する1つの指標になるのが年俸(給料)だ。選手はクラブと契約を結ぶ際に必ず給料の金額や支払い方法を確認してから契約書にサインする。しかし、日本では馴染みのない給料未払いや遅延といった問題が、欧州やアジアを中心とする多くの国で発生している。日本では考えられない給料未払いだが、海外でプレーする日本人選手を含め、多くの選手が給料未払いの問題に直面している。
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野球
お行儀の良いスポンサーとは? オープンハウスが東京ヤクルトスワローズを応援する理由
スポンサー……一般には後援者、発起人の意。広告界では商業放送の放送時間を買って、公共の好意を獲得したり、新しい商品の販売を拡大するために、自己の番組を提供する者をさす。これから転じて、電波媒体に限っての広告主(クライアント)を意味する。(日本大百科より)
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サッカー
FIFAのルール改正で急増中?サッカーにおける代理人事情とは
プロサッカー選手がプレーする上で重要なのが契約年数や年俸だ。多く選手は契約更新や移籍交渉の際にクラブと選手の間に入る仲介人(代理人)と契約を交わしている。某Jリーグクラブの関係者によると、近年のJ1、J2の選手は新卒1年目の選手以外は仲介人と契約していることがほとんどのようだ。また、J3の選手でもプロ契約を結んでいる選手は代理人がついているケースが多いという。代理人は選手にとって、年俸アップや移籍先を探す際に非常に重要な存在となる。
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オールスポーツ
コロナ禍でも資産価値を高めるスポーツチーム~ブランディングと会計運用
新型コロナウイルスの世界的な広がりでスポーツ界も多大な影響を受けている。大会の中止や無観客開催をはじめ、枚挙にいとまがない。各チーム単位でも入場料収入の激減などにより、苦しい運営をしいられているニュースをよく耳にする。それでも意外なことに、世界トップクラスのチームは昨年に比べて資産価値を上げていたことがこのほど、米経済誌フォーブスの調べで判明した。日本では考えられないほどの経営規模。コロナ禍におけるビジネスモデルのヒントという点でも興味深い。
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オールスポーツ
海外チームとの浸透度の格差が大きいトークンは、安心して使えるのか?日本のプロチームが代替通貨“トークンを使う事情とは。
サッカーやバスケでこういう話が多いのはチケット収入割合が小さいからなのか。 プロ野球のように試合を多くして稼ぐという発想に至らないのは企業として甘えだと思う。スタジアム運営も改善するだろうに。 -
ボクシング
井上、井岡、村田がコロナ禍で目指す巨額マネー ~ボクシング界で蠢く戦略~
新型コロナウイルス感染拡大を警戒しつつ、主催者たちは試合開始のゴングを鳴らすべく奮闘している。昨年は世界タイトルマッチに出場した日本人チャンピオンが井上尚弥(大橋)と井岡一翔(Ambition)の2人だけ。ほかに、挑戦者としてリングに立った中谷潤人(M.T)が殊勲の世界王座奪取を果たした。世界戦ともなれば当然イベントの規模が大きくなってリスク管理もより慎重にせざるを得ないわけだが、それでもやはり異例の少なさだった。今年はどうか――。一刻も早いコロナの収束を祈りながら、わくわくするようなトップ選手の計画をいくつか紹介しよう。
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ゴルフ
外資の巨額マネーは日本の男子プロゴルフを飲み込むか
新型コロナウイルス禍に見舞われた昨年の終盤、世界の男子プロゴルフ界にビッグニュースが駆け巡った。米PGAツアーと欧州ツアーが戦略的な提携を発表したのだ。最高峰のPGAと、ややもすればライバルと位置づけられていた欧州ツアーという二大巨頭の協力態勢。背景の一つに、潤沢な中東のオイルマネーを絡め、世界のトップ選手を勧誘して実施が画策されている「プレミアゴルフリーグ」(PGL)の存在がある。長い歴史を誇る既存ツアーと新興勢力によるせめぎ合いの様相で、事態の推移が注目される。
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ボクシング
巨額が動くボクシング三昧の週末!6試合で104億円の男と11試合で380億円の男がリングに上がる
ボクシングで歴史的に強者たちが群雄割拠し、世界的に人気のある階級の一つが、体重72.5kg以下のミドル級だ。近く、注目が集まる二つのタイトルマッチが米国で開催される。しかも登場するのが、米専門誌「ザ・リング」選定のパウンド・フォー・パウンド(PFP=体重を同一と想定した場合の全階級を通じた最強ランキング)でともに世界トップ10に名を連ねるゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)とサウル・アルバレス(メキシコ)。日本の村田諒太(帝拳)も世界ボクシング協会(WBA)王者に座るエキサイティングなクラスで、長く主役を張ってきた両雄が無敗の相手と闘う。本場米国では巨額のファイトマネーがうごめく華やかな世界で、ビッグな2日間となる。
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Jリーグ
ピッチ上は順調、経営は混沌。サガン鳥栖の未来は経営陣にかかっている
まだ新型コロナウイルスの影響が囁かれる程度だった2020年2月3日、他クラブに大きく遅れてサガン鳥栖が2020年シーズンのユニフォームデザインを発表した。本来なら一刻も早く発表し、グッズ売上を稼ぎたいはずなのに開幕月までずれ込んだ理由は何か。それは胸スポンサーが見つからなかったからだった。
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Jリーグ
Jリーグの混乱~ベテラン勢に戦力外や大幅減俸の危機
新型コロナウイルスの影響による4カ月以上の中断から7月に再開したJ1は、10月31日に今季の大会成立が確定した。8月に鳥栖、直近では柏で新型コロナの集団感染が起きて一部混乱もあったが、前例のない過密日程を組んで、再開前に設定した全306試合の75%以上を消化する条件をクリア。これにより、順位決定と賞金の支給が行われることも決まった。
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サッカー
推定30億越えの巨額な契約金を支払う『PUMA』が辿る、ネイマールとの新たな道のり
パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールとPUMAが新たにスポンサー契約を結んだと発表されたのは9月12日。PUMAはスポンサー料を公表していないが、海外報道では年間2300万㍀(約31億円)との推測が広がった。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)とadidasの1800万㍀(約24億5000万円)、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス、以下C・ロナウド)とNikeの1500万ポンド(約20億円)を抜き、サッカー選手個人のスポンサー契約として史上最高額に躍り出たことになる。
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バスケットボール
バスケ界のレジェンド、折茂武彦が語る “レバンガ北海道”再建への道のり
横浜DeNAベイスターズ初代球団社長であり、現在一般社団法人さいたまスポーツコミッション会長である池田純氏は、今年から男子バスケットボールB3リーグ・さいたまブロンコスのオーナーとなった。大きな“負の遺産”を抱えての船出となるが、10年前同じ状況にあったのが、現在レバンガ北海道の代表を務める折茂武彦氏。かつて日本代表としても活躍した彼は、昨年で27年間にも及んだ現役を引退。レジェンドがいかにしてレバンガ北海道を再建したのか。池田氏がインタビューした。
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Jリーグ
メルカリ資本の鹿島アントラーズに挑むのは。茨城のファン獲得に奮闘する地方クラブ・水戸ホーリーホックの苦悩と挑戦
水戸ホーリーホックのクラブ運営が面白いと話題になっている。東京からの人材を次々と登用し、2018年時点では12~13人体制だった運営スタッフを22~23人体制に増やした。これによりスポンサー収入、グッズ収入、入場料収入を全体的に底上げし、2017年まで5億円台だった営業収入を2019年には7億5200万円へと積み上げた。
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野球
いまこそスポーツ界は変革のとき!? コロナ禍で明暗を分けた「東京ドーム」と「Netflix」
コロナ禍がスポーツビジネスに与えた影響が明らかになってきた。9月10日に東京ドームが2021年1月期の連結最終損益が180億円の赤字になりそうだと発表。10年ぶりとなる赤字は、その深刻さをあらわしている。横浜DeNAベイスターズ初代球団社長であり、現在一般社団法人さいたまスポーツコミッション会長、男子バスケットボールB3リーグ・さいたまブロンコスのオーナーを務める池田純氏は、この東京ドームの赤字を在宅型のNetflixの大躍進と比較、コロナ後のスポーツ界について語った。
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ゴルフ
ゴルフ場経営者に聞く新型コロナの惨状と生き残り策
新型コロナ感染者が大幅に減少せず、世界的に見ても収束する目途が立たない状況で各種スポーツが様々な新しい取り組みで再開している中、ゴルフ場はどのように対処し、経営を維持しているのだろうか。完全な開放空間で楽しむことができるゴルフは、他の競技に比べ安全性が高く、現在までゴルフ場でクラスターは発生していない。 今回、「鎌倉カントリークラブ」「鎌倉パブリックゴルフ場」「修善寺カントリークラブ」を経営する朝日観光株式会社の手塚勇貴代表取締役専務に厳しい現状と今後の展望を伺った。
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オールスポーツ
スポーツ業界で「クラファン」大流行-。ファンはどう思うのか?
プロ野球も開幕、いよいよwithコロナの時代のスポーツ界が本格的に動き出した。だが、無観客や試合の中止が相次ぎ、経営に苦しむチームが続出。そこで流行中なのがスポーツチームによるクラウドファンディングへの呼びかけだ。横浜DeNAベイスターズ初代球団社長であり、現在一般社団法人さいたまスポーツコミッション会長、男子バスケットボールB3リーグ・埼玉ブロンコスのオーナーを務める池田純氏にも、「やるのか?」と問うてみると、返ってきたのは、一気に加速したこのクラウドファンディング頼みの経営への疑問の声だった。
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Jリーグ
サガン鳥栖20億赤字問題。クラブだけでなく、Jリーグにも責任アリ
J1リーグに所属するサガン鳥栖は、4月26日に2019年度の純損益金額が20億円以上の赤字だと公表した。鳥栖は2018年度の純損益も5億8100万円の赤字と発表しており、クラブとして非常に苦しい立場に追い込まれていることが明らかになっている。
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競泳
賞金レース導入で期待される競泳界の活性化
競泳界に大きなうねりが訪れている。賞金レースの相次ぐ導入だ。東京五輪代表選考会を兼ねる4月の日本選手権で各種目の上位選手や世界新記録などをマークした選手に賞金が出ることが決まった。日本水泳連盟の主催大会としては初めてのことだ。
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バスケ
なぜ八村は第4Qで存在感を出せないのか? 立ちはだかるチーム内の年俸バランス
NBA史上初の日本人対決はなるか。14日(日本時間15日)にテネシー州メンフィスで開催される一戦で、ウィザーズのドラフト1巡目ルーキー八村塁(21)とグリズリーズの渡辺雄太(25)が直接対決する可能性がある。下部Gリーグのハッスルを主戦場とする渡辺はトップチームに45日間帯同が可能なツーウエー契約を結んでおり、ウィザーズ戦でロスター入りできるかが注目ポイントになる。
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テニス
テニス界の皇帝”ロジャー・フェデラー”が投資家に。アスリートとブランドの新たな関係
先日、グランドスラムで歴代最多優勝数を誇るロジャー・フェデラー選手がスイス発のスポーツブランド「On」のシニアチームメンバーとして加入することが発表された。筆者はフェデラーのバックハンドに憧れテニスを始めるほど彼を敬愛しているが、今回の発表にはいささか驚かされた。しかし先日、「On」に参画後初めて公の場に現れた彼の口から発された言葉に非常に納得し、またこの考え方は日本のアスリートや社会にも大きな影響を与えるのではないかと感じた。
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オリンピック
オリンピックの裏側を覗いてみた 巨大なスポンサーが生み出す現実
東京オリンピックまで1年をきり、テレビやインターネットで盛んに宣伝されるオリンピックのチケットプレゼント。多いものでは1万2020枚、ほかにも2020枚、1000枚、100枚、50枚とたくさんの企業がプラチナチケットをぶらさげて宣伝を繰り返している。こうしたチケットをつかったプロモーションは、もちろんどんな企業でもできるものではない。ワールドワイドオリンピックパートナーと呼ばれるIOCのスポンサー、そしてゴールドやオフィシャルという呼び名で区分けされる東京大会のスポンサーに限られているのだ。
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サッカー
イニエスタ効果!? ヴィッセル神戸「営業収益96億円超」に隠されたカラクリと問題点
メルカリの鹿島アントラーズ買収など、経営面での話題が多いJリーグ。そんななか、昨シーズン途中からアンドレス・イニエスタが加入したヴィッセル神戸が2018年度にJリーグ史上最高額の営業収益を叩き出したことが注目を集めている。32億5000万円ともいわれるイニエスタの年俸の費用対効果はどうなのか?横浜DeNAベイスターズ初代球団社長であり、スポーツビジネス改革実践家の池田純氏が、スポーツデータのパイオニアデータスタジアムの前社長で現在はサッカーのネットメディア「Football ZONE Web」の企画制作を行うfangate株式会社 代表取締役の森本美行氏とこの問題を語り合った。
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オールスポーツ
横浜市がIR誘致を正式発表! スポーツや文化にも影響必死!?
横浜市がカジノを含む統合リゾート(IR)の誘致を正式発表。住民の9割が反対というこの構想を巡り、大きな騒動となっている。一見、スポーツとは無関係に思えるこの問題だが、実は「IRの誘致によって横浜のスポーツ地図が変わる可能性がある」と横浜DeNAベイスターズ初代球団社長であり、スポーツビジネス改革実践家の池田純氏がカジノ問題への直接的な言及は避けつつも指摘する。
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高校野球
日本高野連が甲子園を”タダ”で借りられるワケ
営利企業であるJリーグクラブがスタジアム使用料を全く払ってなかったり大きく減免されていたりする「ワケ」のほうが知りたいです。1 Comment
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ゴルフ
プロ野球選手の年俸1億円とは違う!? プロゴルファーの経費事情
「アース・モンダミンカップ」が終了し、第1回リランキングが実施された女子ツアー。リランキング対象選手で獲得賞金1位だったのは、「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で初優勝を挙げた渋野日向子。15試合に出場して5271万8570円を獲得し、賞金ランキングでも3位につけている。
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モータースポーツ
優勝賞金は約3億円!佐藤琢磨が参戦するインディ500は規模も賞金もケタ違い
2019年5月26日に行われたインディ500で佐藤琢磨が3位に入り素晴らしいレースをみせてくれた。2017年に佐藤琢磨の優勝で日本でも取り扱われたインディ500だが、インディ500について知らない方も多いのではないだろうか。そこで今回はインディ500というイベントを歴史、お金、佐藤琢磨、今年のレースと様々な面から見ていこう。
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テニス
プロテニス選手は、賞金だけで食べていけるか!?
プロテニスの世界では、プロゴルフにあるような賞金ランキングは存在しない。過去52週間の成績から計算される世界ランキングと、男女それぞれのツアー最終戦の出場を争う基準となるレースランキングが存在する。ただし、賞金ランキングはないものの、各選手の獲得賞金額は公開されている。
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Jリーグ
チャナティップだけでない明確な戦略による好転。Jリーグ財務診断「札幌編」
Jリーグが開示している経営情報などからクラブの経営状況を探る「Jリーグ財務診断」。第7回はJ1・北海道コンサドーレ札幌を取り上げる。2018年度決算で29億8800万円と過去最高の営業収益(売上高)を計上するなど右肩上がりで売上高を増やしている同クラブ。その好調の要因を探る。
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サッカー
優勝すると90億円!CLで動く分配金の中身に迫る
サッカーは人の心を動かすだけでなく、金も動かす。世界のサッカーをけん引する欧州のクラブシーンで頂点を決める大会、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は莫大な額がやりとりされる象徴的なイベントだ。
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相撲
トランプも大相撲のタニマチに!? 資金援助だけではない本当の役割
令和最初の大相撲本場所の土俵にドナルド・トランプが立つ!このニュースを耳にしたとき思わず『時代だなぁ』とつぶやいてしまったが、優勝力士にはドナルド・トランプ杯(アメリカ大統領杯)が授与されるようだ。トランプ大統領が大相撲夏場所千秋楽を観戦したがっていると私が聞いたのはことし3月の末。日米首脳会談に向けスケジュール調整の真っ只中だったと思うが、トランプ大統領はよほど大相撲にご執心だったようで相撲協会も対応が大変だったと聞く。
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バスケ
千葉ジェッツの自前アリーナは“夢物語”!?試される、戦略的資本提携
男子バスケットボール日本代表が開催国枠で44年ぶりとなるオリンピックへの出場を決めた。得点力のある210センチのニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)の日本国籍取得とともに、多くの関係者が要因の1つとして挙げたのは国内のBリーグの成長だった。
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プロ野球
ジャイアンツの本拠地全試合配信を契約 DAZNの放映権獲得は歴史的ターニングポイントになる!?
DAZNにとっては、悲願達成と言ってもいいかもしれない。プロ野球の読売巨人軍と読売新聞社は、DAZNと巨人戦のインターネット配信を軸とした包括的な提携契約を結ぶと発表。今シーズン、DAZNが読売巨人軍のオフィシャルスポンサーとなり、巨人の本拠地試合が全試合配信される。横浜DeNAベイスターズ初代球団社長時代にいち早くネット配信を実現してきたスポーツビジネス改革実践家の池田純氏は、この契約を「プロ野球の“映像情報環境”が本格的にネットの時代にシフトする大きな歴史的タイミングなのでは」と語る。
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格闘技
日本の格闘技界を変える存在になるのか?アジア最大の格闘イベントであるONEチャンピオンシップが考える日本格闘技界における再興の鍵とは
3月31日に東京・両国国技館で総合格闘技「ONEチャンピオンシップ」が日本初開催された。開催に先立ちシンガポール発の格闘技イベントの現状と未来について「ONEチャンピオンシップ」日本法人の社長に就任した秦アンディ英之氏と、プロ野球・横浜DeNAベイスターズ初代球団社長の池田純氏の対談が実現した。今回は、その後編。栄枯盛衰の激しい日本の格闘技界における「ONEチャンピオンシップ(以下ONE)」の未来に向けて、2人の間で交わされた熱い議論、提言とはー。
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格闘技
アジア発、巨額投資マネーで成長を続ける格闘技イベントONEがついに日本初上陸!日本での成功はあるのか?
アジアで人気を急激に拡大しているスポーツイベントが日本にやって来る。2011年にシンガポールで第1回大会が行われ、タイ、ベトナム、ミャンマーなど東南アジアで国民的人気を得ている総合格闘技「ONEチャンピオンシップ」が、3月31日に東京・両国国技館で日本初開催される。世界的なスポーツデータリサーチ会社ニールセンで日本法人代表を務め、「ONEチャンピオンシップ」日本法人の社長に就任した秦アンディ英之氏と、プロ野球・横浜DeNAベイスターズ初代球団社長として年間24億円あった赤字を解消し黒字経営に変えたスポーツ改革実践家・池田純氏の対談が横浜市内のホテルで実現。世界一強といわれてきた米国に本拠を置く総合格闘技「UFC」と並び称されるまでになっているスポーツイベントの日本上陸に当たり、その現状と未来を語り合った。今回は、約1時間半にわたった対談を2回に分けて紹介。まず、前編で「ONEチャンピオンシップ」の成り立ちや現状に迫る。
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テニス
日本初の全豪テニスで公式ボールサプライヤーをつとめた、国産タイヤメーカー。 153億円で手にしたダンロップブランドを武器に何を目指すのか!?
2019年1月に、テニス4大メジャーであるグランドスラムの初戦・オーストラリアンオープン(以下全豪)で、大坂なおみが、日本人初の女子シングルス優勝者になり、同時にアジア人初の世界ナンバーワンになった偉業の一方で、ある日本企業は、全豪そしてグランドスラムで初めての功績を残していた。
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ゴルフ
ツアーで賞金を稼ぐだけがプロゴルファーではない!?女子プロの意外な収入
2019年の女子ツアーは、開催が危ぶまれていた「KKT杯バンテリンレディスオープン」、「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」の3大会の継続が決定し、合計39試合、賞金総額39億4500万円でシーズンが開幕した。
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ゴルフ
ゴルフ界にも黒船襲来!?2200億円のビッグマネーでゴルフ視聴が変わるか
Jリーグが2017シーズンから10年間、DAZN(ダ・ゾーン)と約2100億円の放映権契約を結んだことは多くの人に驚きをもたらしたが、PGAツアーが2019年から2030年までの12年間、Discovery(ディスカバリー)と約2200億円の放映権契約を結んだことも、近い将来、ゴルフファンに大きな驚きを与えるかもしれない。
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大相撲
横綱は引退で数億円の収入!?謎に包まれている退職金と引退相撲興行
稀勢の里の荒磯親方がスーツで出勤というニュースが出ていたが力士は引退すれば親方になる。それは大関以下の有資格者も同じことだ。ただし親方になるには年寄株と言われる年寄名跡を所持している者、あるいは借り受けた者で、かつ日本国籍を有していなければならない。親方になれば、いくら大横綱でもまずは管内の警備担当からというのが角界の慣わしだ。現在の相撲協会のトップ八角理事長も親方として最初の仕事は館内警備だった。前回は横綱の給料についてお話ししたが、今回は親方になるためにかかる費用から懐事情を探ってみよう。
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相撲
年収は少なくとも1億円!?語られることが少ない横綱の懐事情
「私の相撲人生に一片の悔いもございません」北斗の拳のラオウのような台詞を残して横綱・稀勢の里が土俵人生にピリオドを打った。改めて横綱論がテレビや紙面を賑わしているが、今回は横綱とお金の話をしようと思う。
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eスポーツ
賞金総額27億!? 今更聞けないeスポーツの基本の話
2018年はeスポーツ元年とそこかしこで言われており、流行語大賞にもノミネートされています。ただ、話題性としては十分あったものの、eスポーツ(electric Sports, esports)について詳しい人は少なく、それこそeスポーツを観戦、大会出場をしている人はごく一部の人たちだけです。「eスポーツ」と言う言葉を聞いたことはあっても、それがどういったものかまでは理解していない人がほとんどなのではないでしょうか。そこで、”今さら聞けないeスポーツ”として、基本から見直してみようと思います。(文=岡安 学)
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バレーボール
世界バレー・満員御礼連発の裏で大赤字のカラクリは?
TV(TBS)とネットの決定的な差!融通の利かない前者:フレキシブルな後者。 思った通り全日本女子のみの試合放送スケジュール。 世界一を決める最も迫力あるゲームは無視!の愚策にTVは既に終わってる! #ファン玉 #女子バレー#弱すぎ http://gold-m0821.com/womensvolleyballdown1-4986.html …1 Comment
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サッカー
変わりゆくW杯スポンサー事情 7社ある中国企業に対して日本企業は?
W杯を見ていて、「帝牌、雅迪って何だろう?」って思っていました。まさに知りたかったことがピンポイントに理解できるオレトク記事でした(笑)。4 Comments
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サッカー
サプライヤーはエースナンバーを握るのか? W杯出場32カ国の10番事情
決勝トーナメントに入り、さらなる熱戦が期待されるロシアW杯。グループステージでは、前回王者ドイツの敗退などサプライズも多く、見応えのある試合が続き、寝不足になっている人も少なくないはずだ。本稿では試合とはちょっと離れて、エースナンバーといわれる背番号10とユニフォームサプライヤーの関係を考察。大金を支払って各国の代表チームのサプライヤーを務めているメーカーは、「10番」の権利も抑えているのか。(文=池田敏明)
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マラソン
東京マラソンを世界6大大会に育て上げた信念とは?テーマは『Make your drama』(NSBCレポート/早野忠昭)
ランナーそれぞれが持っている「ナルシシズム」を満足させることが成功の秘密。個々人に内在するナルシシズムをいかに刺激し、満たすことができるのか? 取材や執筆の際にも役立ちそう。 「日本の体育では、港湾労働とまったく同じことが行われてきた」という発言が印象的。2 Comments
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スポーツビジネス
東京五輪が目指すべきは『若者によって創られる無形のレガシー』(NSBCレポート/間野義之)
来年の「ラグビーワールドカップ2019」、再来年に迫った「東京2020オリンピック・パラリンピック」、その翌年の「 ワールドマスターズゲームズ2021関西」を、単なる「イベント」や「お祭り」ではなく、「レガシー」という観点から考えるいいきっかけとなりました。 ……それにしても、1964年の東京オリンピックは東海道新幹線と首都高という、まさに「有形」のレガシーに満ちた時代の一大イベントだったんですね。3 Comments
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プロレス
新日本プロレスが突き進む“映像ビジネス” その戦略とは?(木谷高明/第23回NSBCレポート)
新日本プロレス大復活劇の立役者の言葉。 「スポーツビジネスは、イコールと言ったら失礼かもしれませんが、かなりイコールに近く、“映像ビジネス”だと考えています」 確かに「新日本プロレスワールド」のスタート時、僕自身も狂喜乱舞しました。オカダ・カズチカ選手を筆頭に現在進行形のスター選手たちと、アントニオ猪木らレジェンドたちが、同一線上に存在するコンテンツビジネス。 新日にはまだまだ魅力がたくさん眠っています。今もなお、核となる固い雪玉を転がして、さらなる飛躍を期す途中段階なのでしょう。6 Comments
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スポーツBiz
『最強のスポーツビジネス』日本のスポーツシーンを牽引する豪華メンバーのビジネス論が刊行
うらやましいなぁー。このての授業?講演?で、これだけのスピーカーが集まること、なかなかないでしょう?スポーツ関係者やアスリートだけじゃなくて、ビジネスマンが多いのも魅力的。あとは、ここに求人がついてくれば、日本のスポーツ界も潤うのになぁー・・・4 Comments
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テニス
賞金額が桁外れの中東や中国で、テニスは真の文化に成り得るか
高い賞金とトッププロだけが使える立派な観戦用の施設の建設と特定競技を文化として根付かせるのは丸で別のロジック。高い賞金も施設も無くてもアフリカや南米の奥地では立派にサッカーが文化として根付いている地域もある。観る文化の前にその競技をする文化、知る文化、学ぶ文化、こうしたお金をかけずに普及させる事が大事なのは正に中国のサッカー事情が教えてくれていると思う。1 Comment
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スポーツBiz
NBA・NFLも狙う1000億円市場! リアルとリンクするeスポーツの可能性
e-sports、今後、どのような進化・普及の形態をとるのか、注目したいです。ARの更なる発展でアバターの世界もあるのだろうか?5 Comments
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オールスポーツ
ルイ・ヴィトンのクラフツマンシップが支える”勝利の象徴“、スポーツ・トロフィー
決してブランド品好きではないが、ヴィトンのアメリカズカップの限定商品だけはそのスポーティーなイメージが格好良く、たまに購入することがあった。しかしその背景知らなかったのでこの記事をとても興味深く読ませて頂いた。起源、スポーツとの関わり、初めて知って改めてルイヴィトンと言うブランドに興味を持った。2 Comments
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オールスポーツ
ルイ・ヴィトンはなぜ世界的なヨットレース、アメリカズカップをサポートしているのか?
その競技のことを理解するためには、記録や歴史だけではなく、それを取り巻く文化や価値観などかなり広い範囲まで考察することが必要です。 例えばこういう話も、やはりその競技を深く理解していくためにはとても重要な話だと思います。1 Comment
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スポーツBiz
川淵三郎氏「集めた知識と経験を元に、物事を定量的に把握することが大切」第17回NSBCレポート
BS、PLを、横(業界内外)と縦で比較して、課題あるいは上手く行っている背景を数値で把握するのは重要なことだと思います。8 Comments
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卓球
「卓球の放映権を中国や東南アジアに売りたい」松下浩二氏(NSBC第16回レポート)
Tリーグ――。 今秋、卓球のプロリーグが日本に誕生することも知りませんでした。「各チームに必ずランキング10位以上の選手を所属させる」という縛りは面白いと思います。そのために「最初はリーグ主導で」というのも黎明期ならではのことだと思います。 競技の性格上、大型会場での集客は見込めず、試合数も年間21試合プラスアルファとのこと。発足当初から、入場料収入ではなく、放映権料に主眼を置いたビジネスモデルの構築。注目したいと思います。3 Comments
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野球
ダルビッシュとイチローの移籍はなぜ決まらない? MLB移籍事情を読み解く
こんなにもたくさん行き先がまだ決まっていないんですね。。 イチロー選手はMLBで最後までやってもらいたいと思いつつ、やはり引退までにもう一度だけでも日本のプロ野球でプレーしているところを見てみたいという勝手な思いを抱いています。2 Comments
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スポBiz
「課題先進国」の日本はスポーツ界にとってチャンスか IT界の巨人SAPの描く未来とは~後編~
文中にある『社会課題を解決する手段としてスポーツを活用するチャンス』という考え方は、スポーツが発展していく上で非常に重要なキーフレーズだと思いました。 単に楽しむというだけのものから、もっと深くて多様な価値を持つものへと昇華していくことが、「スポーツが文化になること」と言えるのではないかと思います。8 Comments
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スポBiz
太田雄貴「日本人としての戦い方を模索する」(NSBCレポート 第15回)
太田会長になってからのフェンシングは全日本選手権などで「魅せるエンタメ」としての施策をうっており、新しい風を感じる。 「普及」ということを考えるなら、どんな成果が自分に跳ねかえるのか、そこを提案していくといいのではないかと思う。「勝利の快感」は一般人には成果としてカウントできない。そんなに勝てないし、そこまで頑張る気もないし。その意味でフェンシングは対戦競技であるという点で、普及は極めて難しいと思う。 あえて頑張るなら、自分の健康、具体的に言えば「痩せる」「引き締まったいい身体になる」をアピールするといいだろう。ボクシングやジョギング、記事にあるトライアスロンなど、「痩せて」「いい身体になる」ものを求める人が多いのだ。フェンシングエクササイズをすると、どんないい身体になるのか、そういう視点で効能を提案できるとチャンスがあると思う。 まぁ、あの防具を前提にすると、いい身体になるというイメージを提案するのも難しいとは思うが・・・4 Comments
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スポBiz
IT界の巨人「SAP」は、スポーツ界に何をもたらしているのか? 3つのキーワードで読み解く~中編~
なるほど。どのサービスも、素晴らしく、スポーツビジネスの更なる発展に寄与していると思いますが、シスコなどの他の大手ITソリューションや、もう少し小規模の会社でも、同様のサービスを提供しているところは既に沢山あるなかで、後編では、SAPの比較優位(comparative advantage)について、もっと知りたいですね。2 Comments
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スポBiz
ドイツをW杯王者に導いたIT界の巨人「SAP」は、なぜスポーツ産業へと参入したのか?~前編~
これを読むとサッカーの試合で勝つためには1人当たりのボール保持時間を短くすれば勝てると思ってしまう。SAPのシステムを使えば4000万件の試合データが取得出来ると思ってしまう。でも両方違う。ドイツ代表は2008年のユーロの決勝でスペインに負けた時、その差を埋めるために過去の試合のデータ分析を徹底的に行った。ボールを奪ってからシュートまでの時間が短く、タッチ数が多いと言うアンビバレントな状況において良い攻撃が出来ている事に気が付いた。時間が短くてタッチ数が多くなるためには自然と一人当たりのボール保持時間が短くなる。しかしそれはゴール方向に向かうと言うベクトルとセットだ。ただ保持時間を短くすれば勝てるなら短くする方法はいくらでもある。短くするために、選手間の距離であったり、前で受ける位置であったり、ボールスピード、ストップの技術、全ての改善のための目安として保持時間をベンチマークにした。そのプレーや走行距離、スピードを取るソフトは他社のものだ。SAP社の強みは試合中存在していた現象をデータとして認識しかつ高速で処理する事、それを活用するために関係者のリテラシーを著しく向上させた事だと思う。 マーケットシェアの拡大、ROI、利益率その他の指標を様々な視点から分析して施策に落とし込み、企業としての勝利に結びつけるためにSAPの製品をプロモーションするのにスポーツは象徴的で相性が良かった。 それも単に既存のモノとの代替ではなく、それを生かし、人の能力も生かすと言う部分がこの分野でのポジションを築いた大きな理由だと思う。4 Comments
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競馬
有馬記念は「オヤジの遊戯」ではなくなった 競馬界の改革と各公営競技のPR戦略とは
全盛期の1996年に875億円、いまでも観衆10万、馬券売り上げ450億円という有馬記念。 この450億円という数字は、たとえば、MLBの年商で、この数字を上回るのは、NYY、LAD、BOS、CHC、SFの5球団だけです。 競馬(特に競走馬)に決して適しているといえない時季のレースで、これだけの売上をあげられるのは、本コラムにリストが掲載されていますが、当代きっての芸能人が起用されるCMを中心としたマーケティングの勝利ともいえますが、そもそも論をいえば、ギャンブルのニーズを満たすことが出来るスポーツが、公営ギャンブルに限られていることにあるとも思います。 欧州のように、プロスポーツをギャンブルの対象として認めれば、ギャンブルマネーは、もう少し多様化するでしょうし、テラ銭でもって、スポーツ振興も進むのではないかと思うのはわたしだけでしょうか。6 Comments
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スポBiz
「常識を疑ってかかることが大切」岩渕健輔氏(日本ラグビーフットボール協会 理事/ラグビー日本代表男女7人制総監督)
“常識を疑ってかかる”そして“非日常を日常に変える”とても共感できる考え方です。自分も現役時代はこのマインドで取り組んできました。多くの競技者そして関係者が固定観念にとらわれずもっと柔軟な発想でスポーツに取り組むことができたら日本スポーツ界は劇的に進化するでしょうね。1 Comment
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野球
総年俸1位は“金満”ソフトバンク。では最もコスパがいい球団は?
チームの平均年俸が1億円にせまる、そんな球団が現れる時代が来るとは、想像もしていませんでした。 1勝当たりのコスパ1位チーム、そして12位チーム。納得の結果です(涙)。6 Comments
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バスケ
Bリーグ川崎の株主がDeNAに 悔しがる前ベイスターズ社長・池田純氏
悔しがるって…横浜のバスケ買収だめだったから川崎かぁ。ちょっと節操なさを感じるが、今度は川崎でも、地域とファンと、新たな約束を公言したんだから、ないがしろにせず、がんばってもらいたい。3 Comments
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Jリーグ
タイ人選手のJリーグ加入は今後も続くか。チャナティップ効果で高まるタイ人選手の注目度
フットボールに限らずスポーツの国際交流はとても重要だと感じます。日本人選手も多く海外で活躍できる今日、国内のスポーツのレベル向上、活性化にも繋がる動きに期待しています。4 Comments
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テニス
驚くほどの差がある テニスのダブルスとシングルス選手の賞金額
ちょっと意外でした。プロテニスの賞金は、男女が同じで、これはメジャーなプロスポーツでは、マラソンとビーチバレーくらいという、先進的な取組ですから、ダブルスとシングルスの差にも優位性はないのではないのかなあ、と思っていました。ちなみに他のスポーツは、FIFAワールドカップの優勝賞金が17倍、バスケットの平均年俸(NBAとWNBA)の格差は300倍、ゴルフ(USオープン)で5倍以上です。5 Comments
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スポBiz
大河チェアマンが語るBリーグの未来 必要なのは「居酒屋の飲み会をアリーナでやってもらう」という発想
結局はその土地の文化レベルの問題ですね。 居酒屋を出店する上で何よりも重要なのはその立地です。 "スポーツ観戦にはビール派"の私には最寄り駅が存在せずにマイカー必須のような立地条件でプロスポーツの興行をしようとする気が知れません。私が応援するサッカーJ2の愛媛FCのことですが(涙)。 マニアでない限り普通のパパは「運転手」になりたくてスタジアムに通っているわけではないのです。8 Comments
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スポBiz
経営人材の公募を始めたBリーグ、求める人材像とは? Bリーグ・大河チェアマン×ビズリーチ・南社長 対談
スポーツビジネスでなくとも他分野から人材獲得することは重要だと感じます。特にスポーツビジネスは、その競技、スポーツ出身者ではなくとも優秀な人材を広く募集していくことこそ、その組織の発展にも繋がると思います。4 Comments
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Jリーグ
4位と5位では収入に2億円の差! J1最終盤を盛り上げるシビアな争い
J1の賞金に、理念強化分配金を合わせた総額は、優勝クラブが22.2億円、2位11.9億円、3位7.8億円、4位5.5億円、5位以下が3.5億円。残り2節、ACLには届かなそうな5位横浜M、6位磐田も、プラス2億円の可能性があるだけに、何としても連勝したいところだろう。最終節まで、目が離せない。13 Comments
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スポBiz
「選手がパフォーマンスを上げて、初めてその選手や団体をサポートしていると言える」松下直樹氏(アシックス)
「2020年の先を見据えた、スポーツの未来を考える」をコンセプトに、スポーツをビジネスとして考え、実行に移せる人材を輩出していく学びの場『Number Sports Business College』(NSBC)。第14回となる講義でゲストに迎えられたのは、株式会社アシックス グローバルスポーツマーケティング統括部長 兼 アシックスジャパン株式会社 取締役の松下直樹氏だ。講義ではアシックスのブランド戦略について語った松下氏が感じる、これからのスポーツビジネスに必要な人材とは?(取材・文:出川啓太 写真:荒川祐史)(取材・文=出川啓太 写真=荒川祐史)
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スポBiz
「スポーツビジネスの優位点は“情熱”にある」ジム・スモール(MLB JAPAN ヴァイスプレジデント)
お金も知識も技術もない、そんな人が成功するために必ず必要なものが『情熱』。さらに『自分は運がいい』と言えること。自分自身そう思ってきました。特に勝敗がつくスポーツに至って、どのような場面でも『運』を引き寄せられるのは勝負師に必要な要素。8 Comments
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スポーツBiz
並木裕太×池田純(後編)サンウルブズは、モデルになる可能性を秘めている。
プロ野球とサッカーという2大スポーツに、それぞれの立場で関わってきた並木裕太氏(経営コンサルタント)と池田純氏(前・横浜DeNAベイスターズ)。後編となる今回は、Jリーグ理事の立場から現状のJリーグが抱える問題点について語っていただいた。(文:日比野恭三)
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スポーツBiz
並木裕太×池田純(前編)赤字覚悟でスポーツチームを持つ理由は何か?
後編を読むのが楽しみですね。1 Comment
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ラグビー
ラグビー界を支えた"iモード"と、2019年以降の懸念。提供すべきその先の「夢」
執筆しました。トップリーグの仕組みが極めて合理的、実用的に作られていたからこそ、「次」の設計は難しくなるという話です。5 Comments
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ラグビー
「正直であることしか強みがない人間なんです」上野裕一(サンウルブズ運営統括責任者)
「2020年の先を見据えた、スポーツの未来を考える」をコンセプトに、スポーツをビジネスとして考え、実行に移せる人材を輩出していく学びの場『Number Sports Business College』。第9回となる講義でゲストに迎えられたのは、世界最高峰のプロリーグ『スーパーラグビー』に参戦するサンウルブズの統括責任者を務める上野裕一氏(一般社団法人ジャパンエスアール会長)だ。講義後の取材では、横浜DeNAベイスターズ前社長・池田純氏、Number編集長の松井一晃氏を交えて、「スポーツをビジネスと考えて、働くために大切なこと」について議論が展開された。監督、経営者、編集長という、立場の異なる三者三様の“正直でいることの重要性”とは。(取材・文:出川啓太 写真:荒川祐史)
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サッカー
総額80兆円! 中国のスポーツ投資に、日本はどう対抗すべきか。特別寄稿:岡部恭英
このコラムを読むと、1990年代半ばまでの日本を思い浮かべますね。 90年代半ば、プラザ合意後の円高に端を発したバブル景気のおかげで、相対的に日本の1人当たりの経済力は、世界一となりました。経済統計的にはバブルのピーク時である1989年、日本の株式の時価総額は世界の45%を占め、個別でも上位20社のうち、首位のNTTはじめ15社が居並びました。発足当初のJリーグには、世界のスターが大挙してやってきました。ジーコ、レオナルド、ビスマルク、リネカー、スキラッチ、エムボマ、ストイコビッチ・・・・枚挙に暇がないほど。野球においても、80年代後半以降、クロマティを皮切りに、MLBの主力選手が続々とやってきました。フランコ、ミッチェル、マック、バーフィールド、などなど。ミッチェルは、前年326、30本塁打ですからね。 M&Aでいえば、任天堂がシアトルマリナーズを、ペブルビーチをコスモグループが、ソニーがコロンビアピクチャーズを、三尾地所がロックフェラービルを買ったのも、90年代前後でした。 むろん、上記の比較は、希望の党を、日本新党になぞらえるのと同様、実際は、時代背景も違うし、相違は多々あるでしょう。中国はそもそも人口規模が日本の10倍以上。そして、1人当たりGDPは日本の1/5程度で、これから発展する国ですから。7 Comments
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スポBiz
ビズリーチ・南壮一郎が語る人材育成。「スポーツ好きではなく、真のビジネスパーソンを」
楽天のときから、聡明さとヒトをひきつける魅力が光り輝いていたことを憶えています。スポーツビジネス業界の大きな課題は、南さんのような優秀な方が留まってもらえるようになることだとあらためて感じる次第。13 Comments
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サッカー
「地域密着」と「国際化」。CFGの経営参入で新たな事業展開を加速化させる横浜F・マリノス
Jクラブの課題でもある『地域密着型経営』と『国際化』。どちらが正しい、ではなくて両立できるクラブも中にはある、というニュアンスで読んで頂ければと思います。7 Comments
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野球
4年で3度優勝のソフトバンクホークス、常勝球団を支える経営サイクル
ソフトバンクが自前球場ヤフオクドームを持つメリットか…。ちなみに巨人の場合は東京ドーム年間使用料11億5500万円(1試合あたり約1750万円)といくつかの媒体で書いてあったな。7 Comments
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スポBiz
Jリーグが発表したビッグデータ活用 そのうえで本当に大事なのは…
素晴らしい取り組みを紹介している記事だと思う。ただ、「年間900万人を超える観客の年齢や観戦頻度、…」と言う書き出しは実観戦者数が900万人だと誤解を与える。900万人は延べ観戦者数だ。実観戦者数は50%弱のシーズンチケットホルダー、彼らの来場頻度、彼ら以外の来場頻度から推測すると100万人から200万人だ。ビジネス関連の記事はその辺きちんと書いてもらいたい。8 Comments
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ボクシング
メイウェザー330億円、敗れたマクレガーも110億円。世紀の決戦の意義とは
「格闘技エンターテイメント」として楽しむと割り切ったとしても、この一戦がメイ・ウェザーの正式な戦績の一つに数えられると思うと複雑な気持ちです。 というのも今回の50戦目は、伝説のボクサーであるロッキー・マルシアノの49戦無敗の歴史的な記録を塗り替える一戦でした。(マルシアノの49戦目の相手は、後に世界チャンピオンとなるアーチー・ムーアだったようです) 「BoxRec」という世界中のボクサーの戦績が分かるサイトがあります。50戦全勝という偉業を成し遂げたが、相手はデビュー戦だったと、この先ずっと記されます。 「それで良いのかメイ・ウェザー!」と言いたいですが、「この一戦で330億円稼いだ」と言い返されたら黙るしかありません。(笑)8 Comments
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スポBiz
なぜコカ・コーラ社は90年も五輪スポンサーを続けているのか?(前編)
記事中にある、コカ・コーラ社渡邉さんのコメント【消費者の方々に、いかにしてコカ・コーラ社のブランドに手を伸ばしてもらうか。そのために最も重要になるのが『共感』です。スポンサーシップを通じて、消費者の『共感』を生み出そうとしているのです】は、重要なポイントだと思います。競技団体やチームは、スポンサーを得るには、そうした「顧客」のニーズをよく理解しないといけないということですね。6 Comments
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野球
ベンチでも1日数万円? 若手野球選手の前にぶら下がる “ニンジン”とは
苦しい戦いが続くヤクルトでは、藤井亮太が推定年俸800万円、奥村展征が580万円。両者ともに一軍帯同が続き、かなりの「ニンジン」を手にするのですね。面白い記事でした。6 Comments
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野球
なぜヤンキースの英雄は、巨額を投じ球団経営に乗り出したのか?
フロリダは、4年間、在住し、その後も、幾度となく、訪れた馴染みのある場所です。フロリダは、全米4番目の大市場で、1994年にマイアミに、98年にはタンパベイにMLB球団が本拠地を構えていますが、20年を経たいまも、MLBに対する関心は低く、観客動員も、テレビ視聴も、ずっと苦戦しています。2月~3月のスプリングトレーニングの期間は、賑わうのですがね。NFLの本拠地が3つ、大学アメフトも強豪が揃う、アメフトの州であることがひとつ、他の娯楽が溢れているのがその原因といわれていますが、さて、今回、どうなるか。MLB選手の出身地としては、8番目、子供の野球熱は決してひくくないところではあります。2 Comments
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野球
引退試合は、一大ビジネスチャンス。特例制度を改革の端緒に
巨人の場合は引退試合で送別って形は21世紀に入ってからほとんどないけど、なんだかんだ毎年のように終盤まで優勝争いに絡むことが多かったので、事前に日程に組み込むのが難しい事情もあったのかなと3 Comments
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オールスポーツ
「スポーツは、もっとやれる」齋藤精一(ライゾマティクス)
試合以外での付加価値をどう付けるのか?全てのスポーツにおいての課題だと思います。 単に有名人を呼ぶのではなく、観客と一体して試合を楽しむための施策を練る。「若者、よそ者、バカ者(ここでは斬新なアイディアを出す人)が新しいイノベーションを作る」を常々思っています。1 Comment
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野球
ダルビッシュ移籍に見る日米トレード事情と、“特別な一日”の悲喜こもごも
名著『根本陸夫伝』でデーブ大久保が西武から巨人へトレードされる時に「お前は西武のドラ1の人間なんだ。ダメだったら帰ってくればいいんだから、安心して行ってこい」と送り出された話が印象深い。2 Comments
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サッカー
ネイマール移籍騒動を読み解く。「絶対ありえない移籍」を成立させる方法
小澤さんが書いているとおり、ネイマールの移籍に関して、本人以上の影響力を持っているのがネイマール・シニアだ。そして、今回の法外な違約金をPSGが支払える可能性があるのは、もちろん、カタールマネーの後ろ盾があるからである。 ダニ・アウベスが、ユヴェントスからの移籍先を、合意していたはずのマンチェスター・シティから急転直下、PSGに変更したのも、ネイマールを獲得するためのPSGの布石だと予想する。PSGには、ダニ・アウベス含め、すでに現役ブラジル代表が5人いるが、さらに数名の獲得をネイマールサイドに約束している、という話も、すべてはこれまでの常識からはあり得ないことだが、カタールマネーと、ネイマール・シニアの欲望によって、実現目前まで来ているのかもしれない。12 Comments
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サッカー
収益は浦和の約7倍! ドルトムントの精緻なブランドマネジメント
大山先生による、ドルトムントのブランドマネジメントに関する分析記事。わずか10年前には倒産危機にあったドルトムントはなぜ世界的なクラブになれたのか。読み応え十分です!9 Comments
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テニス
たった一言で、170万円&スポンサー契約 トミックが全英テニスで失ったもの
プロスポーツは興行の世界で、みんな良い子では、面白くないんですが、ネット拡散、politically correctの時代、仕方ないのでしょうか。マッケンローにコナーズ、NBAのロッドマン、MLBでは、タイ・カブ、フィル・ニークロやAロッドやマニー・ラミレス、NFLのテレル・オーウェンス、NPBでは大下弘さん、江夏さん、落合さん・・・アウトローの役割を演じた(あるいは地でいった)方々が、当該スポーツに果たしてきた役割は大きかったと思います。4 Comments
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野球
【第四回】ダルビッシュ有のプロ野球改革論 「引退したら大学で経営を学びたい」
高校ではタバコ吸ってパチンコ行っていた人すらも「大学に行きたい」と心変わりさせるアメリカの風って、きっと人間を大きくしてくれるものなんだろうなぁ…。16 Comments
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テニス
元ウィンブルドン王者、ベッカーが破産宣告? 過去にはボルグも・・・・・・テニス界のお金事情
引退しても生活レベルを落とせずに破産するアスリートは少なくないようです。ベッカーもそのパターンなのか…。もしくはビジネスでも「勝負師」としての道を選び、敗れ去ったのか…。4 Comments
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サッカー
グローバル企業が待ち望む“新たなカントナ”の誕生。グリーズマンの広告価値
グリーズマン素晴らしい選手だけど、ピッチ内外で異彩を放った(未だに放つ)カントナとは、次元が丸っきり異なる気がしますが…!7 Comments
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スポーツBiz
スポーツビジネスとカジノの連携は進むか? 専門家が語る見通し
基本的に私はスポーツを賭けの対象にして欲しくない考えです。しかしUFCはラスベガスで行うことにより大きな発展を遂げ、新しいスポーツであるMMA(総合格闘技)の認知度を一気に押し上げてくれた。恐らく日本でもカジノと格闘技は間違いなくマッチングすると思う。競技の発展と経済効果は相当なものでしょう。ちょっと調べてみたらネバダではオリンピックでもサッカーやバスケ、NCAAのバスケなども賭けの対象とされてるそうです。日本でも高校野球が賭けの対象になる日が来たりして?この問題は皆でもっと議論しなくてはですね。12 Comments
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サッカー
生涯収入500億超! メッシとロナウドの“お買い物事情”
図表化までされていて面白い!メイウェザーの散財も面白いですよ!参考までに以下のリンク。http://www.businessinsider.com/floyd-mayweather-cars-houses-toys-2014-5#he-has-a-single-bank-account-with-123-million-in-it-hes-obsessed-with-cash-18 Comments
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サッカー
庶民の給料を“秒速”で稼ぐフットボーラーたち
どう捉えるかだと思う。日本は、【お金を稼ぐ = 悪】だと取られがちであるが、私は夢があって良い話だと思う。ただ、その夢が、海を渡った所の話である点が、寂しいなぁ〜。6 Comments
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Jリーグ
高額年俸プレーヤーの“コストパフォーマンス”を測る(Jリーグ編)
サッカーは、ギャランティーと出場に応じた出来高が慣例だという話を聞きました。表はギャランティーでしょうか?それとも出来高も込み?あるいは、出来高は、選手による?慣例ではない? そのあたり、知りたいですね~8 Comments
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野球
高額年俸プレーヤーの“コストパフォーマンス”を測る(NPB編)
コスパの悪い選手でポレダ登場。クルーズ2億4000万、ギャレット1億5400万、陽3億、山口俊2億3000万、森福1億2000万、吉川光9500万。今年のG球場はさらに凄い…3 Comments
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スポBiz
“競技で稼げるアスリート”と“企業に人気のアスリート”は同じなのか
アメリカンフットボールの選手が競技のみで稼ぐランキングにこれだけ多いのは、プロへの道の険しさと平均選手寿命との関係はあるかもしれません。下記は、NCAAが発表しているプロへの道のりの数字に、それぞれのプロ選手の平均選手寿命を付け加えてみました。 【プロへの道】 =アメリカンフットボール= 高校選手数:1,093,234 大学プレーする選手:6.5% 大学からプロにドラフトされる選手:1.6% NFL選手寿命:平均3.5年 =バスケットボール(男子)= 高校選手数: 541,054 大学プレーする選手:3.4% 大学からプロにドラフトされる選手:1.2% NBA選手寿命:平均4.8年 =ベースボール= 高校選手数:482,629 大学プレーする選手:6.9% 大学からプロにドラフトされる選手:8.6% MLB選手寿命:平均5.6年 他にも、要因はありますが、いずれにせよ、プロになりますと、物凄い競争を勝ち抜いているのは事実で、その中で結果を出すことへの難しも一方で言えます。 一方で、スポンサー収入で目立ちますのは、テニスやゴルフの選手です。チームスポーツでは、バスケットボール選手がトップです。日本においても、幅広くプロ化も広がる中で、どういったランキングになるかを出してみると、面白いかもしれません。9 Comments
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サッカー
中国マネーを生かすエスパニョールの可能性
Jリーグも若干の改善を最近行いましたが、外資規制撤廃にまで達していないので、ぜひ本格的な外資規制緩和を! 日本では、「外資=悪」、「日系=善」的な、時代錯誤でかなり極端な見方をする向きもあるかと思います。 しかし、20年以上に渡って5ヶ国に移り住んできた経験から、「良い外資も悪い外資もいる」し、「良い日系も悪い日系もいる」ということに、過ぎないかと思います。 ゆえに、Jリーグ側において、外資によるクラブ買収の際に必要なのは(感情論を除くと)、他のビジネスと同様に、自分たちの納得の行く徹底した「Due diligence」のシステムを作れば良いだけの話だと思います。 あとは、根強い外資アレルギーが残る日本ですので、改革を断行する強いリーダーシップも必要ですね。 このまま黙っていれば、少子高齢化社会+人口減(=市場縮小)のダブルパンチで、日本スポーツの縮小も避けられないので、重要な経営資源である「人・金・情報」は、国内外に拘らず、良いものをドンドン日本に持って来るべきだと思います! Go Japan!4 Comments
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サッカー
サッカー選手の給料、世界では月11万円以下が約5割。多くのケースで遅配も
私もよく貧乏クラブが金持ちクラブを倒すサッカーマンガを描くのですが…これって社会的に正しいことなのか?というジレンマをいつも感じてます。 高校野球でもちゃんとした練習場もない進学校が甲子園で1勝すると地元は大はしゃぎ…。このような経済的、環境的下克上を成し遂げることによって「恵まれない環境でがんばるのが美徳」などという間違った考えを助長することになってないか、抵抗を感じるようになった今日この頃です。 結果を残した選手には相応の報酬が与えられる社会であって欲しい。J2中位にいるクラブは最低限J2平均予算を確保するべき! などと現実と向き合いすぎて熱血少年マンガを描けないカラダになってしまいました(笑。11 Comments
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野球
オールスターのネット放映権料、たった100万円! ビジネス感覚が欠乏したNPB
これが事実だとすると、これが基準としてNPBですらこの金額なのだから…という実例になってしまう。今後露出を増やすためにネット配信で積極的に露出を計ろうとするスポーツ団体にとってはあまり良い話ではない。5 Comments
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サッカー
【現地取材】いわきFC、異端の戦略。「産業として成立するなら東北リーグでもいい」
小さなマーケットに潤沢な予算。しがらみもなくなんでもやれる。どんな仕掛けをするか注目してます。7 Comments
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野球
ベイスターズは180億円、マーリンズは1800億円。10倍の資産価値を生む要因とは?
資産価値。この言葉キーワードだと思います。広告価値で親会社が保有する日本と異なり、MLBはほぼ個人でオーナーとなり、球団に親会社のアジェンダを持ち込まずスポーツ経営に邁進させ、チームの価値と共にスポーツの会社としての資産価値を向上させる。 経営がスポーツに目的を特化しているため総体的にスポーツ産業の成長にもつながりやすい。 資産なので、売られてしまう可能性はありますが。5 Comments
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スポBiz
川淵三郎×池田純。2人の革命児が語るスポーツエンターテイメントの経営と未来(1)
パワフルな方でした。私と同じ40代にはかなり各所からの軋轢と戦われたそうです。想像できました。川淵さんが、サッカーとバスケを各所まとめてプロ化させたように、そんなスポーツ競技としての可能性を感じるのは個人的にはラグビー。11 Comments
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スポBiz
サッカーは、オンラインカジノの重要な収入源である。スポーツとギャンブルの深い関係
プロとして、自分の勝敗を賭けられるのはまったく悪い気はしない。たくさん問題もあるだろうが、業界や間接的に選手自身にもプラスになるのであれば、「スポーツの楽しみ方のひとつ」としてありだと思う。 ただ、日本の文化に馴染む形にしないと、ですね。5 Comments
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スポBiz
ロナウドの年収は94億! 世界のアスリート年収ランキング(2016年6月)
サッカーに関して言えば、中国が今後グッと年俸の平均を上げていきますね。 世界で活躍するプレイヤーは、選手としての年俸以外の収入が大半を占めていることがわかります。社会への影響力がいかにお金になるか、ということですね。。。3 Comments
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サッカー
DAZNマネーをどう使うべきか? 今こそ考えるべき2100億円の10年運用。
10年2100億円というのは相場感覚から言えば大盤振る舞いの値段だけれども、これでDAZNというヨソの国の媒体が日本市場で10年戦える手駒を渡したことになる。スカパーやスポナビライブでやるなら、日本市場から吸い上げるお金も日本のなかで還流して、経済をまわすのだろうが、DAZNでは外に出ていくだけ。有力コンテンツをおさえてJ-SPORTSやWOWOWやスポナビライブを切り崩していったあとはどうなってしまうのか。Amazonの登場によって潰れる町の小売店を見るような気持ちになりそうだ。DAZNを利用するのか利用されるのか。DAZN側は日本のスポーツシーンがどうなろうが知ったことではないわけで、「市場に入り込む手駒」ではなく「コンテンツ」として大事にされる価値をこの10年で身につけなければ、利用されただけで終わる。8 Comments
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Jリーグ
Jリーグが学びたい、アーセン・ベンゲルの卓越した経営手腕。「10年後のスター」を生み出す錬金術
ここにCEOのIvan Gazidisの手腕もあると考えています。ベンゲル監督のように現場でスポットライトを浴びるわけではないですが、MLSの副コミッショナーであった彼が大抜擢された人事登用は今でも船名に記憶しています。ピッチ上のプロとピッチ外のプロ、この両輪がしっかりとすると自ずとクラブも強くなると信じています。1 Comment
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スポBiz
すべて無償。いわきFCの異色なアカデミー事業に迫る。
いわきFCには日本のサッカーを文化としてのサッカーにかえるきっかけになる可能性がありますね。とはいえ欧州では当たり前になされてることをもってきてるだけでもあるんで、福島というマーケットの小さな場所でいわきFCの色を今後どうだしていくか、注目してます。7 Comments
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Jリーグ
鹿島アントラーズの、知られざるスポンサー戦略。常勝軍団を支える事業部門の活躍
スポンサー、より「パートナー」という言い方が定着してほしいですね。良いパートナーかどうか、長く続いているパートナーかどうか、鹿島アントラーズが表現する『横展開力』はキーワードでしょう。海外では既にパートナーシップという言葉に変わってきているようです。7 Comments
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スポBiz
フロンターレの名物広報・天野春果が危惧する、Jリーグのアンバランス。「事業のクラマーさんが必要」
私が残念に思うのは地方の貧乏クラブでも成績の話しかしない経営者がよくいたこと。 それどころか「目標、J1昇格」としか言えない自治体の首長もいました。首長ならスポーツクラブを利用して街をどうしたいのかをまず示すべきでしょう。 私がよく知っている地方クラブでもJ2平均の半分の予算で恥ずかしげもなく選手・監督に「J1昇格」と言ってしまう責任ある立場の人たちがかつていました。 地元出身選手が帰れないような給与水準、環境で県外から来た選手達に「待遇をよくしたかったらJ1に上がれ」というブラックぶり。 その上、現場ががんばって予算以上の成績を上げても不平を言う始末。地元マスコミもそれに同調。厚かましいというのはこのことですね。 現場のがんばりが利益享受者の勘違いを助長している現状はブラック企業そのものです。 しかしこれからはJリーグもより人的流動性が増してこのようなクラブは淘汰されビジネスも正常化していくと思います。11 Comments
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サッカー
大企業がしのぎを削る、ユニフォームという巨大“看板”
スポンサードすると、どれ位経営に物言えるのか、日本のJリーグの20,30億円規模のクラブはかなり言うところが増えてきているが、世界もどうなのか興味ある。10 Comments
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サッカー
中田英寿は、FIFAで何をやろうとしているのか?(1)
掲載時に見落としていましたが、岩本さんだからこそ実現できたであろうインタビューですね。FIFAのザ・ベストのプレゼンターにも登壇されていましたし、サッカー界の仕事をしている姿を見るのは嬉しいですね。12 Comments
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サッカー
育成か、それとも補強か。スペイン2強の強化策に見え始めた変化
バルサが補強に力を入れだしたのは、下部組織にいい選手が育ってないためです。現在のバルサB、フベニルを見てもトップチームでやれそうな選手がいない。トップチームではタイトルをとることが求めらるので、止むを得ず補強せざるを得ない。一方で財政はよくなってきてるので大型補強ができていると。 あと5〜6年は今のような状況は続きそうです。天文学的契約解除金でネイマールやスアレスと契約延長を行ってるのも、単にあと1年とか2年で出ていかれては困るためです。3 Comments
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野球
広島カープは、“市民球団”ではない。勝敗と商売をめぐる駆け引き
日比野さんの切り口はとても面白い。確かに、カープは「市民球団」ではないです。ただ、多くの市民に「カープは自分たちの球団」と思わせることに成功しているのがすごい。4 Comments
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