
野球
ホームラン誤審が突き付けたリクエスト制度の不備 NPBは「ベスト」な取り組みを!
6月22日、オリックス対ソフトバンク戦で起きた「ホームラン誤審」。プロ野球では2010年からビデオ判定が導入され、今季から「リクエスト制度」が採用された中で起きたこの事件は、なぜ起きてしまったのか? そして、この背景にある本質的な問題とは――? (文=花田雪)
株式会社JARTA international 代表取締役/スポーツトレーナー 2018/07/07 15:18
ビデオ判定って中継局の映像使ってたんですね…。
もっと読む野球はサッカーよりもボールが小さく、ボール速度も速いので、映像の精度高まらないとビデオ判定そのものが難しいですね。
映像難しければ、ポールにセンサー設置するとか無理なんですかね。
そもそも、棒状にするからどっちを通過したかの判定が難しいわけで、ポールそのものの幅を広げてしまえば、判定はしやすくなるかも。
観客席からの視野も確保するため透明の強化ガラスで。
プロフェッショナル・スポーツ・ブロガー 2018/07/07 00:08
この試合の中継局の映像は何度も見たけれど、正直よくわからなかった。ブレてて。何度も止めて見ればポールの外にボールが見えるカットもあったが、映像だけ見るとホームランにも見えてしまうような軌道で、映像を見たことで惑わされたのは否めないと思う。
もっと読む映像のクオリティも大事だけれど、それよりも大事なのは、最終決定をくだす現場の審判とビデオ判定を担当する人が、切り分けられていることだと思う。ビデオ判定の意見を「聞き」、必要なら自分も映像を見るけれど、あくまでもそれは「参考」であり、微妙なときやわからないとき「絶対とは言えない」ときは最初の判定のままいく、という姿勢。
「私の判定はファールだ」
「ビデオからはホームランを進言した」
「絶対とは言えない映像だったのでファールのままでいく」
という流れならば、「見たことで逆に間違えた」というみっともない感じを減らせると思う。ビデオで判定するのではなく、審判の判定をサポートするためのものとして活用していきたい。