#ボクシング
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ボクシング
日本ボクシング史上最大の興行 ~ゴロフキン観戦記
終わってから2週間以上も経過するのに、関連するニュースが国内外で発信され、交流サイト(SNS)上でもやりとりされている。4月9日に実現したボクシングの世界ミドル級王座統一戦。IBF(国際ボクシング連盟)チャンピオンのゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)とWBA(世界ボクシング協会)スーパー王者の村田諒太(帝拳)が相まみえた一戦は日本ボクシング史上最大規模の興行だった。
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ボクシング
ゴロフキンが日本に遺したもの ~20億円マッチがボクシング界に与えたインパクト
激闘から10日経った今も余韻はさめない―。4月9日に行われた世界ミドル級王座統一戦。IBF王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)とWBAスーパー王者・村田諒太(帝拳)の一戦は、さいたまスーパーアリーナに詰め寄せた1万5000人の大観衆とアマゾンのプライム・ビデオで観戦した数多くの日本のファンが“歴史の証人”となった。
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ボクシング
世界中が注目する村田VSゴロフキン戦に隠れた注目の試合 ~史上最高のアンダーカード
いよいよ明日に迫った、世界中のボクシングファンの注目が日本の埼玉に集まる“歴史的ビッグマッチ“。こう書いても決してオーバーではない。村田諒太(帝拳)対ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)のミドル級世界チャンピオン対決のことである。
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ボクシング
因縁のリマッチ!激闘間違いなしの矢吹正道VS寺地拳四朗
WBC世界ライトフライ級再戦が3月19日、京都市体育館で行われる。矢吹正道(緑)と寺地拳四朗(BMB)のライバルが、初戦と立場を入れ替えて対決する。昨年9月の第1戦は、9度目の防衛戦となる不敗のチャンピオン寺地を向こうに回しチャレンジャー矢吹が堂々としたファイトを展開。激闘の末10ラウンドTKOでタイトルをもぎ取った。試合が2021年の日本ボクシング界の年間最高試合に選ばれたことからも、その中身と結果のインパクトのほどはうかがい知れる。
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ボクシング
編集部が選ぶ2021年日本ボクシング裏MVP~呪われたバンタムから逮捕騒動まで
先月末、日本ボクシング界の2021年年間表彰選手が決定、発表された。井上尚弥(大橋)が歴代最多タイ5度目のMVP(最優秀選手賞)を獲得したのをはじめ、技能賞、殊勲賞、努力・敢闘賞、KO賞、新鋭賞、年間最高試合賞の各賞が選出された。数限られた賞に選ばれた選手たちをあらためて祝福したい。 それはそれとして、ほかにも年間賞を授与したいボクサーはいる。公的な賞ではないが、以下の独自賞を贈りたい。
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ボクシング
井上尚弥が名実ともに日本ボクシング史上最高のボクサーに~白井義男から繋がる系譜
2021年度の日本ボクシング界の年間表彰選手が決定した。「最優秀選手賞」(MVP)の井上尚弥(大橋)は4年連続、5度目の受賞。これでモンスターは白井義男、具志堅用高の最多受賞記録に肩を並べたことになる。 この年度行事がスタートしたのは1949(昭和24)年。以来72年の長い歴史がある。最初は最優秀選手賞、技能賞、努力賞、最高試合の4部門だった。
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ボクシング
王座統一を目指す井上尚弥と井岡一翔の2022年 ~2人の対戦は実現するか
日本のボクシング界は8人の男子世界チャンピオンを抱えて2022年を迎えた。引き続きコロナの流行をみながらの状況とあって、誰もが思うように次戦を組めないことに変わりはない。1月21日時点で確定スケジュールが明らかにされているチャンピオンはまだいないが、年明け早々“モンスター”がファンの喜ぶ話題を提供している。
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ボクシング
大晦日、人生最大のチャンスに賭ける男 ~井岡の壁を超えることはできるのか
さすがに今年は無理か…とボクシングファンのほとんどが一度は覚悟した年末恒例の世界タイトルマッチが開催されることになった。12月31日、東京・大田区総合体育館で行われるWBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級戦。チャンピオン井岡一翔(志成)の4度目の防衛戦である。
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ボクシング
空前絶後の2021年12月を迎えるはずだった日本ボクシング界 ~夢のビッグマッチが軒並み延期に
今年の12月は、日本のボクシングファンにとってたまらない1ヵ月となるはずだった。井上尚弥(大橋)、村田諒太(帝拳)、井岡一翔(志成)の順で、日本が世界に誇るチャンピオンが相次いで試合を行い、大晦日までボクシングファンは興奮しっぱなしになるはずが、まさかこんな事になるとは…。
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ボクシング
田中恒成は再び輝くことができるのか~井岡戦で打ちのめされた心身
12月11日、名古屋国際会議場で行われる52.5kg契約10回戦は、ノンタイトルマッチとはいえ要注目である。元3階級世界チャンピオンの田中恒成(畑中)がプロで初めての再起戦に臨む。
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ボクシング
村田諒太vsゴロフキンが遂に日本で実現-地上波生中継なしの夢のカード
新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が世界的に拡大しつつある状況の中、日本はすべての国を対象に当面の間、新規入国を原則停止すると発表した。 この措置がいつまで続くか不透明ではあるが、日本のボクシングファンにとって年末に夢のカードとも言える試合がある。12月29日に世界ボクシング協会(WBA)ミドル級スーパー王者の村田諒太(帝拳)が挑む2団体王座統一戦だ。
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ボクシング
ボクシング界を揺るがす計量超過問題
この秋屈指の注目マッチだった日本スーパーライト級戦は10月19日に後楽園ホールで行われ、平岡アンディ(大橋)が11ラウンドTKO勝ちで新チャンピオンに輝いた。タレントの関根勤が放送のゲスト解説を務めるなど賑々しい話題もあった一方で、一時は試合開催が危ぶまれ、ファンや関係者をハラハラさせた。
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ボクシング
「この試合で死んでもいいと思っていた」 チャンピオン拳四朗に挑んだ矢吹の覚悟
京都のリングで番狂わせが起きた。22日、京都市体育館で行われたWBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級タイトルマッチ。プロ18戦全勝(10KO)で9度目の防衛戦だったチャンピオン、寺地拳四朗(BMB)が1位挑戦者の矢吹正道(緑)に10回2分59秒TKO負け。
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ボクシング
ペイパービューで稼ぎまくるボクシング界~命を削る老雄たち
9月11日(現地時間)、アメリカ・フロリダ州ハリウッドで行われたイベンダー・ホリフィールドのボクシングマッチは大きな波紋を投じた。世界ヘビー級王座に4度も就いた58歳のレジェンドが、久しぶりに復帰して元UFC王者のビトル・ベウフォート(44歳)に惨敗した一戦だ。
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格闘技
知られざる女子ボクシングのファイトマネー~パッキャオの敗退と稼ぎ
2年ぶりの試合に臨んだマニー・パッキャオ(フィリピン)が負けた。21日(日本時間22日)、ラスベガスのリング。当初戦うはずだったエロール・スペンスJr(アメリカ)が目の病気で出場不可能となり、急きょヨルデニス・ウガス(キューバ)が代役となったが、パッキャオ自身の衰えが明白だった。 この試合でパッキャオに保証されたファイトマネーは500万ドル(約5億4900万円)で、さらにペイパービューの売り上げが加わって2500万ドル(約27億4700万円)になるとみられている。
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格闘技
騒動を乗り越え3度目の防衛へ~井岡一翔が迎え撃つメキシコの刺客
WBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級チャンピオン、井岡一翔(志成)の3度目の防衛戦が発表された。9月1日、東京・大田区総合体育館で2位挑戦者のフランシスコ・ロドリゲスJr(メキシコ)を迎え撃つ。 ロドリゲスは34勝(24KO)4敗1分の28歳。最軽量のミニマム級の元チャンピオンから増量して階級を上げてきた点は井岡と同じである。ミニマム級時代には日本の高山勝成と激闘を演じ、これに勝って2団体の王座を統一した。すでに7年も前の話だが、現在15連勝中。むしろ今まさに脂がのってきている感がある。
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ボクシング
ボクシング界の生きる伝説“パッキャオ”最後のビッグファイトか~2年ぶりの試合で動く巨額マネー
マニー・パッキャオ(フィリピン)の実に25ヵ月ぶりの試合まで1ヵ月となった。ボクシング界の生きる伝説が綴る最新ページに世界中のファンが注目するのは間違いない。パッキャオも42歳。いつまで戦うのか本人ですら分からないのかもしれないが、ファンは目の前の試合をこれが最後のつもりで観戦することだろう。
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ボクシング
モンスター井上尚弥、注目の防衛戦―100万ドルのファイトマネーの価値
井上尚弥(大橋)の試合が目前に迫る。6月19日(日本時間20日)、ラスベガスのヴァージン・ホテルで行われるマイケル・ダスマリナス(フィリピン)戦。井上にとって、保持するIBF(国際ボクシング連盟)とWBA(世界ボクシング協会)スーパーのバンタム級王座の防衛戦であり、2度目のラスベガス戦である。