#ボクシング
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ボクシング
井上尚弥の新天地・スーパーバンタム級のレジェンド 〜元祖怪物王者ゴメス
先日、井上尚弥(大橋)がバンタム級のメジャー4団体王座を返上した。これをもってスーパーバンタム級に転向ということである。目指すところは新階級でも4団体王座統一というから壮大だ。いまのモンスターには、その野望もかなえてしまいそうな勢いがある。
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ボクシング
2023年も見逃せない!ボクシング世界戦を目指す注目ボクサー
1月6日、大阪のダブル世界タイトルマッチで幕を開けた2023年の日本ボクシング界。IBF(国際ボクシング連盟)のミニマム級戦では挑戦者・重岡銀次朗(ワタナベ)が王者ダニエル・バジャダレス(メキシコ)と議論を呼ぶ「ノーコンテスト(無効試合)」でタイトルを獲り逃したが、この重岡以外にもこれから世界への大きな飛躍が期待される選手たちをみてみよう。
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ボクシング
ボクシングファンが熱狂した2022年−締めくくりは大みそかの統一戦
2022年の日本のボクシングはすごかった。何と言ってもこれほど統一戦が開催されたことはない。ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)−村田諒太(帝拳)、井上尚弥(大橋)−ノニト・ドネア(フィリピン)、寺地拳四朗(BMB)−京口紘人(ワタナベ)。そして先日、階級のメジャー全団体王座統一戦として挙行された井上−ポール・バトラー(イギリス)は決定的だった。単純にチャンピオン2人分のファイトマネーが必要になることだけでも統一戦には金がかかると分かる。とくにゴロフキン−村田のミドル級は世界的な花形階級で、従来のビジネスモデルでは到底、日本開催は不可能な話だった。それを可能にしたのはネット配信サービス(プライム・ビデオ)の資金力。「20億円興行」と呼ばれたバブル時代のマイク・タイソン戦を上回るイベントを、コロナ時代のいま実現させたのである。放送形態の新しい波が押し寄せたという点でも2022年は記憶されるだろう。そんな画期的な一年はまだ終わっていない——。暮れに井岡一翔(志成)の試合が控えている。
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ボクシング
史上初の4団体統一王者ホプキンスが歩んだ苦難と栄光のボクシング人生
井上尚弥(大橋)が12月13日の次戦でトライする「4団体王座統一」。これは文字通りWBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)、WBO(世界ボクシング機構)のメジャー4団体の王座をひとまとめにしようとする統一戦で、井上(あるいは相手のポール・バトラー=イギリス=)が達成すれば世界のボクシング史上9人目となる。 ボクシング界が“The Four Belt Era”(4ベルトの時代)を迎えたのは最後発団体のWBOが認知されて以降だから、かれこれ四半世紀前。これまで誕生した「比類なきチャンピオン」8人という数が多いのか、少ないのかはともかく、このうち6人が現役なのだから近年のトレンドと言っていい。
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ボクシング
寺地拳四朗は“11.1さいたま決戦”で次のステップへ踏み出せるか―京口紘人の壁
WBC(世界ボクシング評議会)チャンピオン寺地拳四朗(BMB)vs.WBA(世界ボクシング協会)スーパーチャンピオン京口紘人(ワタナベ)のライトフライ級王座統一戦がついに今日、さいたまスーパーアリーナで行われる。
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ボクシング
伝説の日となるか ~11.1さいたまにライトフライ級3王座が集結
10年ぶり史上2例目となる日本人世界チャンピオン同士の統一戦ということで話題を集めている寺地拳四朗(BMB)-京口紘人(ワタナベ)戦。寺地がWBC(世界ボクシング評議会)、京口がWBA(世界ボクシング協会)のライトフライ級王座を持ち、互いにこれをかけてライバル対決に臨む。
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ボクシング
世界が注目したカネロVSゴロフキン ~トリロジーの完結
世界中が注目した一戦が終わった。日本時間18日にラスベガスで行われた世界スーパーミドル級タイトルマッチ。サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)とゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)の第3戦である。
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ボクシング
寺地拳四朗と京口紘人の統一戦が見逃せない理由~目指すは4団体王座統一
ライトフライ級の世界チャンピオン対決、寺地拳四朗(BMB)対京口紘人(ワタナベ)の一戦が決まった。11月1日、さいたまスーパーアリーナで挙行。今年4月のゴロフキン対村田諒太戦でボクシング中継に乗り出したアマゾンのプライム・ビデオが手掛けるシリーズのメインイベントだ。 寺地がWBC(世界ボクシング評議会)の王者で、京口はWBA(世界ボクシング協会)のスーパー王者。日本人のチャンピオン同士がお互いのベルトをかけて行う他団体統一戦は、10年前の井岡一翔(WBC)-八重樫東(WBA)のミニマム級戦以来2度目のことである。
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ボクシング
ゴロフキンが挑む最大の一戦~1億ドルが動く三部作の最後の結末は
海外で「今年最大のボクシングイベント」と称されるビッグマッチが17日(日本時間18日)に米ネバダ州ラスベガスで開催される。リングに上がる片方は、4月にさいたまスーパーアリーナで行われた世界ミドル級2団体王座統一戦で村田諒太(帝拳)にTKO勝ちし、日本でも鮮烈な印象を残したゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)で今回は挑戦者の立場となる。受けて立つ相手は、今年の前半まで全階級を通じた最強ランキング「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」で1位に座っていたスーパーミドル級世界4団体統一王者サウル・アルバレス(メキシコ)。因縁めいた両者の激突は3度目。さまざまな要因からゴロフキン不利の事前予想だが、両者を巡る関心の高さから手にする報酬は桁違い。英語で「trilogy(三部作)」と表現される一戦にふさわしく、その完結編では芸術的瞬間が生まれそうな気配もある。
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ボクシング
K-1チャンピオンが挑むボクシングの頂点 ~武居由樹の道はどこまで続いているのか
K-1のチャンピオンからプロボクシングに転向した武居由樹(大橋)の「勝負の日」がついに来た。今日8月26日(金)、後楽園ホールで武居はOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座に挑む。昨年3月にデビューし、5戦目で迎える初めてのタイトルマッチだ。
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ボクシング
堤駿斗が歩む井上尚弥への道 ~最強のアマ王者が目指すPFPチャンピオン
日本のプロボクシングも、アマチュアで活躍してからプロ転向し、そしてチャンピオンの座を目指す選手が本当に多くなった。近年はアマチュア以前に“ジュニア・ボクシング”で早くから経験を積む例も増えている。最たる例が井上尚弥(大橋)となるが、井上の時と同様に大きな注目を集める新人がプロデビューを果たした。さる7月13日、井岡一翔の世界防衛戦前座でプロ初陣に臨んだ堤駿斗(志成)だ。
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ボクシング
メイウェザーはもうプロボクシングのリングには戻らない~ボクシングの殿堂入りで噂を払拭
「なんと言ったらいいのか……」 あのメイウェザーが泣いた。リングの中の出来事ではない。“ボクシングの殿堂”に新規メンバーとして迎え入れられ、感激のあまり涙を流したのだ。 さる6月、ニューヨーク州のカナストータという村で催された恒例の殿堂セレモニーでの一幕である。ボクシング界最大規模の「国際ボクシング名誉の殿堂博物館」(インターナショナル・ボクシング・ホール・オブ・フェイム=IBHOF)は1989年に設立され、その年に殿堂入りする選手・関係者を選んできた。そして年に一度、6月第2週の週末にはセレモニーを催し、新旧殿堂メンバーと、彼らに会うためにやってくる大勢のボクシングファンで小さな村は大賑わいとなる。
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ボクシング
“世界チャンピオンの義務”を果たす井岡一翔の闘い ~世界戦20勝達成
13日に東京・大田区総合体育館で行われたWBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級タイトルマッチは、チャンピオン井岡一翔(志成)が元チャンピオンで現1位の指名挑戦者ドニー・ニエテス(フィリピン)に12ラウンド判定勝ち。5度目のタイトル防衛に成功した。
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ボクシング
井上尚弥が歩む比類なき王者への道~ドネア戦も地上波での放送はない
井上尚弥(大橋)-ノニト・ドネア(フィリピン)のリマッチ(6月7日・さいたまスーパーアリーナ)まで3週間をきった。2年7ヵ月前の第1戦は誰もが興奮する名勝負となったが、今回もファンは二人の偉大なファイターの対決に大きな期待をかけている。試合では、井上が保持するWBA(世界ボクシング協会)のスーパー王座とIBF(国際ボクシング連盟)王座、そしてドネアのWBC(世界ボクシング評議会)王座が争われる。勝者は主要3団体の統一チャンピオンとなるわけだ。
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格闘技
計画的か?偶発的か?ボクシング界最短KO伝
4月9日に行われた世界ミドル級王座統一戦から約1カ月。さいたまスーパーアリーナに詰め寄せた1万5000人の大観衆が熱狂し、“歴史の証人”となったゴロフキンVS村田諒太の激戦は、いまだにSNSだけではなくWebニュースでも発信され続けている。
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ボクシング
日本ボクシング史上最大の興行 ~ゴロフキン観戦記
終わってから2週間以上も経過するのに、関連するニュースが国内外で発信され、交流サイト(SNS)上でもやりとりされている。4月9日に実現したボクシングの世界ミドル級王座統一戦。IBF(国際ボクシング連盟)チャンピオンのゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)とWBA(世界ボクシング協会)スーパー王者の村田諒太(帝拳)が相まみえた一戦は日本ボクシング史上最大規模の興行だった。
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ボクシング
ゴロフキンが日本に遺したもの ~20億円マッチがボクシング界に与えたインパクト
激闘から10日経った今も余韻はさめない―。4月9日に行われた世界ミドル級王座統一戦。IBF王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)とWBAスーパー王者・村田諒太(帝拳)の一戦は、さいたまスーパーアリーナに詰め寄せた1万5000人の大観衆とアマゾンのプライム・ビデオで観戦した数多くの日本のファンが“歴史の証人”となった。
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ボクシング
世界中が注目する村田VSゴロフキン戦に隠れた注目の試合 ~史上最高のアンダーカード
いよいよ明日に迫った、世界中のボクシングファンの注目が日本の埼玉に集まる“歴史的ビッグマッチ“。こう書いても決してオーバーではない。村田諒太(帝拳)対ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)のミドル級世界チャンピオン対決のことである。