#平昌オリンピック
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スケート
滑ることは生きること、栄光と葛藤の先に見えるスピードスケート小平奈緒の姿とは
18年平昌五輪後から昨季までの3シーズンは心身共に厳しい状態に陥っていた。来年2月の北京五輪のスピードスケート女子500mで連覇を目指す小平奈緒(35=相沢病院)は故障や重圧など数々の試練を乗り越えて、五輪シーズンに合わせて調子を上げてきた。今季開幕戦となった全日本距離別選手権(10月22~24日、長野市・エムウェーブ)では500mを制して、7連覇を達成。完全復活を印象づけ「去年は体に違和感があり、自分が思うようにコントロールできない部分があったので、どんよりしていたが、今年は自由に体が動く。ベクトルは上向きで、これからどんどんタイムを上げていけると思う」と手応えを強調した。
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カーリング
妄想スポーツショー 第39回 同意の言葉の言いかえ の巻
4コマ漫画「妄想スポーツショー」、更新しました。そだねー、の言いかえのネタです。 -
カーリング
カーリングをブームで終わらせるな! チャンスの今こそ必要な施策を考える
とりあえず「4年に一回」を「1年に一回」に変えることを目標にしてみてはどうだろう。4年に一回だと一時の盛り上がりに見えるけれど、1年に一回だとそういう言われかたをしないもの。「11ヶ月も咲いてなかった桜が咲いた」「しかしこれは一時的な満開に過ぎない」「また一過性の花見ブームで終わり」とか言われないのは、1年に一回以上あるものは「継続」扱いになるからだと考える。 ならば1年に一回、カーリングが話題になる日があれば「途切れない」でいられるのではないか。ロコ・ソラーレをやっつけようと各地の強豪が向かってくるというのは、煽りやすく、興味も持ちやすい。次の日本選手権、2019年頭にネンイチペースで「カーリングの日」を作れるか、それがカーリング界のチャレンジになると思う。 集客やグッズ、スポンサー集め、ネンイチの「カーリングの日」に向かって整えていくのはイメージがわきやすく、足並みもそろうのではなかろうか。その際は、おやつスポンサー枠を設けていただき、スポンサー提供のおやつを選手と観客で一緒にもぐもぐさせていただきたい。「これからもぐもぐタイムでーす」みたいなインスタをアップしたい! 大会期間中、竹田氏のカーリング記事、とても充実していてよかったと思いました。5 Comments
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パラリンピック
パラリンピックはどう観ればいい?『無関心から自分ごとへ』東京2020まであと2年
難しいこと考えても仕方ない。勝つか負けるか、やるかやられるか、ゲームはゲームとして見ないと面白くない。パラリンピックは勉強の時間でも道徳の時間でもなく、悲劇でも喜劇でもなく、勝ち負けを競う真剣勝負。「階級」が違うだけでオリンピックと何も変わらない。 ただ、知らないモノは面白く感じられないというのは自然なことなので、まずは「仕込み」と思って見るのがいいと思う。「おっ、リオで自転車に乗ってた山本選手じゃないか」とか「おっ、今井メロの弟じゃないか」とか少しフックがある選手を見るときは、やっぱり前のめりになってしまう。知ることで面白さは増す、それはどんな見世物でも同じ。 旗手をつとめて、今大会すでに3つメダルを獲っている村岡桃佳選手はヒロインと言ってもいい存在だと思う。かわいいし、今後の仕込みのためにもぜひ今大会で一度見ておいたほうがいい。次の大回転では金を獲って、金・銀・銅をコンプリートしてくれるかも。ちなみに、リオでは日本勢の金はゼロなので、パラリンピックでも金は騒いでいいビッグニュースです!9 Comments
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五輪
韓国「メガネ先輩」の背景にある、知られざる「地域密着」ストーリー
日本のカーリングの街、北見と似たような環境なのですね。 数えてみるとカーリングの専用施設も、北海道の8拠点を中心に、日本全体でも10拠点を超えました。 競技の知名度、競技者年齢の幅広さ、施設投資費用の観点からも地域振興の起爆剤の一つとして地方自治体の注目度も高いようです。1 Comment
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カーリング
妄想スポーツショー 第37回 カー娘とレジェンドの巻
アルペンもスノボーもジャンプも、超人の領域で、「みる」楽しみはあっても、「する」ところまで行くにはハードルが高い競技が多い中、カーリングは、することも出来そうです。この大ブームでどこまで普及が出来るか、注目したいですね。3 Comments
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フィギュアスケート
平昌で、女子フィギュアはここまで進化した。究極の戦いを振り返る
女子フィギュアスケート史に残る、美しくも凄まじい五輪となった今大会。フィギュアスケート種目の中で先駆けて行われた団体戦は、日本女子チームにとっては不安を残すスタートとなったが、個人戦ではハイレベルな争いに食らいつき見事に入賞を果たし、日本中を感動させた。(文=岩岡はる)
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五輪
「下町ボブスレー」とジャマイカは、なぜ笑顔で写真に収まったのか?
メダル、自己ベスト、4年間の集大成を見せてくれた日本人選手の活躍に沸いた平昌オリンピックで、ひと味違った“注目"を集めたのが、ボブスレー女子2人乗りに出場したジャマイカ代表でした。日本製の「下町ボブスレー」使用を巡る騒動で一躍有名になったジャマイカチームと、大田区の町工場が中心になって進める下町ボブスレーネットワークプロジェクトの物語に迫ります。(文:大塚一樹)
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五輪
下町ボブスレーに関するネット情報は、どこまで本当か? 当事者に訊いた
頑張っても結果が出ないということは往々にしてあるが、何故このプロジェクトがこれほど「オモチャ」として話のタネにされるのか。 それはやはり、滑稽であるからだろうと思う。「誰も頼んでもいないソリを勝手に作って、それが使ってもらえないと嘆いている」のはやはり滑稽なのだ。 物事には需要と供給がある。 ボブスレーをやりたい、ボブスレーは素晴らしいと思う人がいて、その人がソリを求めてきたとき、ようやくそこに「ソリの需要」が生まれるのだ。勝手にソリを作って、そのあとで需要を探しても、上手く行かないのは当たり前だろうと思う。 平昌五輪で日本はボブスレーの出場枠を獲れなかった。国内では長野五輪のレガシーであるスパイラルが運営停止となった。滑る人や滑る場所は置き去りのまま、ソリだけ作ってどうしようというのか。プロジェクトの面々にとってはあずかり知らぬところであろうが、このプロジェクトを支援する人々も含めて、どこか順番が間違っていると思わざるを得ない。 スピードスケートの小平奈緒選手がオランダのバイキング社製の新型ブレードを試したとき、感覚的にはダメだと思ったが、タイムは速くなっていたので、このブレードを乗りこなそうと決めたという。道具だけで世界に挑もうというのなら、そのくらいの違いを出せないとダメだろう。 新参の壁を乗り越えるほどの性能を出すか、ボブスレー自体を盛り上げてソリの需要を生み出すか、次の4年は技術自慢・腕自慢とは違うアプローチで日本のボブスレーを盛り上げていってほしい。7 Comments
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フィギュアスケート
フィギュアは“技術”か“芸術”か? ザギトワ金によるルール改正の是非を考える
フィギアのジャッジについては、昔から、多くの議論を呼んできた記憶があります。たとえば、アルベールビルの伊藤みどりとカタリーナ・ビット。伊藤みどりのほうが、わたしのような素人目にはもちろん、専門家の批評でも、伊藤のほうがビットよりも、優っていたという声が大きかったのですが、金メダルはビットでした。時間や得点という客観的な数値でない、審査で測る競技は、それをいくら標準化された数値に置き換えようとしても、難しいのでしょうね。2 Comments
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スノーボード
平野歩夢はなぜ負けた?「かっこよさ」と曖昧な採点基準を考える
スノーボードフリースタイルのジャッジの資格を持っています。今回の採点を僕なりにお伝えすると文中にもある『総合的な印象』というのはやはりジャッジの主観です。それはスノーボードの歴史とも多く関わっているものです。ストリートから産み出されたスポーツだからと言ってしまえばそれまでです。平野選手も金メダルに匹敵する滑りでした。ひとつホワイト選手が上回った、もしくは試合巧者だったのは予選を1位通過したことです。これで決勝が最終滑走となり、最後の最後でジャッジにアピールできる順番となりました。ジャッジはそれぞれレンジ(得点の範囲)で順位をつけます。もし平野選手が3本目にどれだけパーフェクトランをしても99点までしかいかなかったでしょう。それは最終滑走のホワイト選手がそれ以上の滑りをしたら最高点の100点を残すためです。しかも過去のX-GAMESとW杯で100点を出しているホワイト選手。平野選手に勝つためには予選を1位通過し最終滑走になるしか勝つ道がない、そう挑んだ結果だと考えます。『総合的な印象』を最後の最後に見せつけ、ジャッジの主観を味方につけた勝利と言っていいでしょう。6 Comments
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スノーボード
平昌最大の快挙は、レデツカの“2冠”である。その凄さを解説する
レデツカ選手のコメントにあるように『山を下る』これすごく大事です。僕はスノーボードインストラクター資格を持っていますが、必ず最初に教えるのは『スノーボードは横で滑るのではなく、縦で山を下るスポーツです』と。特にアルペン競技はつま先が谷側を向いているので、スキーと同じなんです。もちろんこの快挙には驚きましたが、スキー、スノーボード両方滑れる方は多いですし、時にはスキー、時にはスノーボードと双方滑れるスノーボード兼用スキー板も販売されています。二刀流(2種目)のアスリートには批判や反対も多いですが、結果を成し遂げた時にはそれ以上の賞賛が送られますね。なにより自分が好きなことをする。自分の意思を通す。これがトップアスリートには大事なのかもしれません。1 Comment
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カーリング
妄想スポーツショー 第36回 豊かなおやつタイム の巻
4コマ漫画「妄想スポーツショー」、更新しました。カーリングのおやつタイムのネタです。4 Comments
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フィギュアスケート
「チーム羽生結弦」は、メディアにも完勝した。金メダル獲得の裏にあった情報戦略
あらためて、栄光を讃えたいと思う。文中にある、メディアが感動ドラマをつくりたい癖は、ここアメリカでも同じだと思う。大きく違うのは、選手側やチームがメディアを尊重して、歩み寄るため、より正確な報道がなされるケースが多い事だと思う。3 Comments
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フィギュアスケート
平昌五輪・フィギュア男子シングルレビュー。息のつけない最終決戦。4年に一度の戦いを制したのは
高難易度化が進み、男子シングル史上最もハイレベルな戦いとなった平昌五輪男子シングル。難易度よりも質を優先した完成度の高い演技でフィギュアスケートファンの琴線を震わせるベテランに、若手が複数種類のクワド(4回転ジャンプ)をベースとした技術力で戦いを挑んでいく、見応えのある名勝負となった。(文=下川カスミ)
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フィギュアスケート
妄想スポーツショー 第35回 歴史を塗り替える金銀 の巻
4コマ漫画「妄想スポーツショー」、更新しました。金銀ワンツーの日のネタです。2 Comments
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フィギュアスケート
坂本花織の新たな魅力を引き出す『アメリ』 シニア1年目の戸惑いから強くなった理由
羽生結弦、宇野昌磨が歴史的快挙を成し遂げた平昌オリンピック、フィギュアスケート男子シングル。21日からはいよいよ女子シングルが始まる。今季シニアデビューを果たした坂本花織は、1年目にして平昌オリンピックへの出場権を手にした。順風満帆にも見えるデビューイヤーだが、環境の変化に戸惑いも感じていた。坂本はいかにして新たな魅力と強さを手にしたのか、その日々を振り返る――。(文=沢田聡子)
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フィギュアスケート
宮原知子が描く“日本女性の美しさ” 苦難の日々が導いた滑る喜びと新たな魅力
宇野選手同様に、決して幼い頃からの「ジャンプの選手」だった訳ではない努力型の宮原選手。 強敵ロシア人選手たちがいますが、長年に渡るひたむきな努力の成果を信じて、ぜひ頑張ってください!1 Comment
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